目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
レカロフルバケの選び方(ちょっと長め・・)
レカロに変えましたが、12SRの純正シートに不満があったわけではありません。
それどころか、このマーチを購入した時に気に入ったのがシートとシートのデザインだったし、うまく作られているシートで気に入っていました。
それに今、純正シートは家の座椅子になっています(笑)
ではなぜレカロに変えたかというと・・
市内のオートバックスにレカロの試座コーナーがあります。
そして店に行くたびに座っていたのですが、自分のために作ったのではないかというほどのフィット感があり、座っていて楽だし気持ちの良いシートがありました。
それが「TS-G」だったわけですが、一度はレカロを入れてみたいということでTS-Gを導入することになったわけです。
初めてのレカロなので車に合うかどうかの不安もあり、中古美品を購入しました。
K12マーチにレカロフルバケを導入するときに悩んだポイントなどをご紹介できればと思います。
●試座レビュー
オートバックスの試座コーナーには幾つかのモデルがありましたが、そのなかでもスポーツモデルである3種類を試座してみました。
・TS-G
フルバケ。背中が丸まるポジションで、純正シートの背もたれを寝かし気味にしている方におすすめ。純正シートに座った時に腰のあたりにスペースがある方はこのシートが合うのではないでしょうか。
・RS-G
フルバケ。背中が起きているポジション。純正シートに比べてあまり目線を下げたくない方に合いそう。
・SR-7
セミバケ。12SR純正と似たすわり心地だった。リクライニングできるので寝れる!
●生地レビュー
レカロの歴代モデルには幾つかのバージョンがあります。
色が違ったり生地が違ったりですが、基本的に「TS」や「RS」などの頭文字が同じであれば、本体の形は同じと考えて良さそうです。
例:「TS-GS」「TS-G GK」「TS-G アルカンターラ」は全て形が同じ。
試座コーナーで幾つかの生地を試せました。
・カムイ
起毛してあるので体が滑りにくい。そんなに蒸れない。
・ベロア
体がかなり滑りにくい。どちらかというと保温性が高い。
・メッシュ
どちらかというとサラサラな触り心地。通気性がかなり良い。
通気性と蒸れにくさを選ぶか、体のホールド感を選ぶかで生地を選択すれば良さそうです。
とはいってもどの生地もバランスよく作られていると思う。
●K12マーチにフルバケを入れるときに
フルバケを入れると他の部品にも影響が出ました。
特にポジションを下げた時には、ステアリングの前後・高さの位置が問題になってきます。
スペーサーを入れてステアリングを手前に持ってくるのと、純正チルトよりさらに下げる必要が出てきます。
ステアリングは視界や死角にも関係するので、スペーサーやポジションダウンキットを同時に用意しておいたほうが良さそうです!
●中古で購入するときの注意点
新品での購入だと全てが揃っているので、すぐに取付できるはずです。
しかし、中古で購入すると部品やネジなどが無い時がほとんどだと思います。
私も必要部品が不明で困ったので、備忘録も兼ねて残しておこうと思います。
・フルバケ本体
まずはこれがなければ始まらない。好きなデザインを選ぶ!
・シートレール(ベースフレーム)
K12マーチ用のシートレールが必要。レカロ純正の型番で違いがある。
型番:2081.027
現行品。ステアリングセンターのズレが少ない。シートレールに挟むアダプターがあるので、それをつけるとそれほどポジションは下がらないらしい。
アダプターを外せばポジションダウン。
型番:2081.024
旧型品。ドア側に20ミリ寄る。ポジションがいい感じに下がる。
私は旧型の「2081.024」でしたが、ステアリングのズレもあまり気になりませんでした。というか元々K12は中心がズレてるよね・・
・サイドアダプター
フルバケをシートレールに固定する部品。フルバケを挟むようにして取り付ける。
中古で購入するときに気をつけたいのが、サイドアダプターとシートレールを止めるネジが付属しているかどうか。
・サイドアダプターとシートレールをつなぐネジ
レカロ純正のサイドアダプター用ネジセットが売っているので、それを購入すれば安心。
私は時間が無かったので、ホームセンターで購入しました。
ダブルナットで固定できるタイプを選びました。
●取り付け時の小ネタ
・シートレールと車体のネジ穴が合わない!
スライドレールレバーのロックを解除しながら位置合わせすると簡単。
・サイドアダプターとフルバケの高さ調整
サイドアダプターには前後合計4つの穴があります。
K12マーチの場合は左右に十分なスペースがあるので、シートレール固定後でも調整が可能。
・後部座席が広くなった
フルバケ自体がコンパクトなので、後部座席が広くなって快適になりました。
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