ヘッドカバーパッキン交換

ヘッドカバーパッキン交換しました。

買った時からカバーボルトからの
オイル漏れに悩まされておりましたが、
最近ついに継ぎ目からもオイルが滲んできて、
重い腰を上げざるを得なくなりました。

まずはプラグコード、PCVホースなど、
ヘッドカバーについてるモノを
片っ端から外します。

ヘッドカバーボルトに印をつけます。
締める際の参考にするためです。
トルクレンチを持っている人は不要です。

ただしこれに頼り切ると痛い目を見ます。
私は新パッキンの潰れ代を考慮せず、
オーバートルク気味になってしまい、
ヒヤリとしました。

当然、ボルトが刺さっていた位置を
ごちゃ混ぜにしないように。

ヘッドカバー。
全てのボルトを外すと、
案外あっさり外れてくれました。
贅沢にもアルミ鋳造品です。
今時は樹脂製ですからねぇ。

既に走行60000km目前。
どんだけ汚れてるかと思いきや、

…あれ？(・ω・;)

初めて4G93シリンダヘッドとご対面。
スラッジどころか、オイル焼けも殆ど無し。
オイル管理に気をつかっていた苦労が
報われた気分です。

4番気筒のカムに
縦傷があるのが気になります。

ハイメカツインカムではなく、
カムギヤが独立して回される、
正真正銘のツインカムです。

…何気にちゃんとした作りしてやがる(-_-;)

カム。
それにしても綺麗。

奥に見えるのがラッシュアジャスタです。
冷間時のジャリジャリ音が気になる方、
これを換えると治るとか。

外したパッキン。
やはりというか、柔軟性が全くないです。
こりゃあ漏れて当たり前だわ。
16年間お疲れ様でした(´ー｀)

新しいパッキンはヘッドカバー側に
くっつけておきます。

取り付け。
古い液体パッキンのかすを丁寧に剥がします。
赤丸の部分に新しい液体パッキンを塗ります。

カバーボルトの規定トルクは3.4Nです。
信じられないくらい小さいので注意。
締めるときは真ん中のボルトから締めていき、
徐々に外側のボルトにいくようにします。

液体パッキンが乾くまでは、
あんまり油圧上げる運転は控えましょう。