2022年12月28日
Posted at 2022/12/28 12:32:53 | |
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メモ | 日記
2022年03月23日
レカロって本当にいいですか?
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/7336831.html
興味深い回答でした。
No.6ベストアンサー
回答者: LB05 回答日時:2012/03/09 01:45
おクルマの研究で食ってる者で、過去にシートも研究ネタの一つでした。
直接の回答ではありませんが・・・・『レカロ神話』を切り崩すネタを2つほど。
日本車がレカロ製シートを採用し始めた頃のことです(日本に於ける最初のレカロ標準車は、JJ=いすゞ・初代アスカのイルムシャーでしたか)。
当時ユーザのアンケートを集めてみると、意外にもあまり評判がよろしくない。理由は何だろう?と細かく調べると、体重や体格と関係していました。
レカロの設計体重は日本製シートよりやや大きく、小柄な日本人にはクッションが『硬過ぎる』、またレカロが標準とする体格よりも日本人は小さく、『サイドサポートが邪魔で乗降性が悪い』『座ってしまうと意外にブカブカで、サポートがイマイチ』等々・・・・中には、『乗り難くて腰を痛めた』というヒトまで出る始末・・・・(ドイツでは杖や腰痛ギブスの様な医療器具として認められているレカロで腰を痛めるとは!!!)
レカロ=よいシート、と盲信していない『シートの知識がなく、純粋な判断が出来るヒト達』にとっては、レカロは理想的なシートではなかったという結論です。
また、運転操作性の研究をしていた時のこと。
レカロは『直立姿勢に近い脊椎形状』を理想として、シートバックをその様に成型しています。確かに解剖学的にはこれは理にかなっているし、疲労度が最も少ない姿勢と言えるのですが、『機械としてのクルマの操作性』を追及していくと、レカロ=理想では無さそうだ、という事になりました。(シングルシートのフォーミュラーカーや耐久レーシングカーなどでは、ドライバが最も運転し易いと感じる姿勢そのものに合わせてシートを成型しますが、この様に作られたシートのシートバックは『直立姿勢』にはならず、ずっと『ネコ背』になります。直立姿勢では何故ダメか?これは人体の骨格モデルから説明がつくのですが、その話は御質問から外れるのでいずれまた。)
この点でもまた、レカロは理想的なシートではなかったという結論になります。(但し、レカロの名誉の為に?付け加えると、レカロでも競技専用とされているフルバケットの、通称『スルメレカロ』は、明らかに直立姿勢を無視してネコ背で成型されています。ワタシが気付いた内容は連中もよく判っていて、ロードカー用では疲労軽減を優先しているということなんでしょう。)
以上、レカロは別に理想でも万能でもありませんよ、っという話です。(全く個人的な都合で発言してしまうと・・・・運転姿勢は、スパルコが最も『クルマという複雑な機械の操作』には向いていると思います。ただスパルコの場合、あの表皮を何とかしないと・・・・決してレカロにはなれないでしょうねぇ。)
最後に、御質問とは関係ありませんが、ついでにレカロに関するマメ知識など。
※レカロは、シートバックの形状とかスポーツ走行時のホールド性などより座面クッションとそのバックアップスプリング(ダイメトロールと呼ばれるダイアフラムスプリングです)が生み出す振動特性にこそ大きな価値があるのですが(比較的体格の良いヒトがレカロシートを異常に疲れないと感じるのは、実はこの振動特性に依るところが大きいです)、ま、シートのホールド性にしか目が行ってない若いヒト達には、この価値は気付き難いでしょう。
※レカロシートを日本で一気に普及させた立役者?いすゞのJT150/190とJT191(初代FFジェミニと2代目FFジェミニ)のレカロシートは、ホンモノではありません。
いすゞ自動車・乗用車開発本部があった藤沢工場の近所の国松工業(現・アイテス)がライセンス生産したモノです。
但し、いすゞの当時の小型車研究実験部ではレカロシートが平均的日本人に合わない事を当初から見抜いていたフシがあり、座面をやや短くするなど、オリジナルの設計に対して日本人体型に合わせた改良が加えられています。
その他の設計はレカロオリジナルを忠実にトレースしており、ワタシが絶賛してやまない座面の振動特性なども、オリジナルの特徴をよくキープしていました。
平均的日本人体型のヒトにとっては、オリジナルレカロより国松製レカロの方がよいかもしれません。
Posted at 2022/03/23 21:54:40 | |
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メモ | 日記
2016年12月07日
Posted at 2016/12/07 13:26:52 | |
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メモ | クルマ
2015年01月26日
ディスカバリーチャンネルの「名車再生!クラシックカー・ディーラーズ」、今日のクルマはジムニー。単なるレストアでなくリフトアップ、リアブレーキのディスク化などで「ミニ・モンスター」化。なかなか面白い。
スズキSJ410 前編
スズキSJ410 後編
Posted at 2015/01/26 22:50:08 | |
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メモ | 日記
2014年10月31日
11月5日放映予定
ディスカバリー・チャンネル 名車再生! ウィリスジープ
クラシックカーの買い付けを担当するマイクとメカニックのエドがタッグを組んで、クラシックカーをよみがえらせるシリーズ//ウィリスジープを再生できるのか?マイクはアメリカに渡り、第二次世界大戦中に使われたウィリスジープを購入する。見た目も走りも悪くはない。しかし調べてみると、修理しなくてはいけない箇所が大量にあった。アメリカまで足を運んで仕入れた経費を考えると高値で売らなくては赤字になってしまうのだが…。
Posted at 2014/10/31 10:14:26 | |
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メモ | 日記