E-M5Ⅱを新調したので“新しいカメラバッグ”が欲しい。
でも、
カメラバッグ新調より先にしなければならないことがある。
カメラの“湿気(カビ)対策”です。
E-M5Ⅱは防塵・防滴カメラですが、
湿気(カビ)対策は必要になります。
カビが発生したらどうなるか(主にレンズに発生します)
・画像がボケたり、白っぽくなったりする
・修理(カビの除去)が必要になる
・保証は利かないので、修理代が必要になり新たな出費が発生
・最悪の場合は、全て買い替え
(何も対策なしで発生しない場合もありますが、不安が続く)
当初は、タッパータイプのドライボックスに乾燥剤を入れる安上がりな方法を考えましたが
「乾燥剤などのこまめなチェックが必要」なので面倒くさがり屋には不向きだとか。
そこで、今までマニアだけの装備と思っていた防湿保管庫を調べると
「コンセントに差込むだけで簡単、100%完璧ではないが安心」らしい
防湿保管庫を買うのなら、どのサイトでも
「現在所有しているカメラ機材の容量よりも増える可能性があるので大きいサイズを選びましょう」
と指南してます。
増える予定はレンズ一本(たぶん)なので最小クラスを検討、
「レンズは資産、ボディは消耗品」の言葉が頭をよぎりますが、
大きいサイズの防湿保管庫は「レンズ沼」「ボディ沼」にハマりそう。
置く場所も考えなくてはなりません。
防湿保管庫を買う時点で、すでに「沼」にハマっているのかも?
最小クラス(30ℓ前後)の値段は、1万円を切る素姓の分らないメーカーから、
3万円弱の“東洋リビング”や“トーリ・ハン”の有名老舗メーカーまで沢山あります。
除湿方法は2通り
・乾燥剤吸着方式(耐用年数は半永久的)、除湿にかかる時間が長い?
― 値段高めで防湿保管庫の老舗が採用 ―
・ペルチェ除湿方式(耐用年数?)、短時間で除湿(安定値)
― 値段安めの海外メーカー等が採用 ―
また、乾燥剤の交換や温度・湿度計の電池交換が必要な機種もあります。
私の希望
・安心して使用できるメーカー
・最小クラス(30ℓ前後)で、コスパが良いもの
・コンセントに差込むだけの、基本メンテナンスフリー
・プレハブ系住宅なので、除湿時間(反応時間)が短いのが良い
結果、
「面倒な乾燥剤の交換が不要な コンセントに通電するだけで作動する 電気式自動制御の防湿庫」
「機械が常に安定した湿度を自動制御」
「電気代目安:1.6円/一日」の文字に惹かれ
カメラでマイクロフォーサーズを選択したのと同じ、
(王道のキャノン、ニコンや東洋リビング、トーリ・ハンは、へそ曲がりなので選びません)
新規参入(2013年)で少数派・情報量が少ない、
「IDEX D-Strage」(アイデックス ディーストレージ)を選択
・企画は日本、保証は3年(設計では10年目安)
・除湿ユニットは台湾製、キャビネットの製造組立は中国で、品質検査は一台ごと日本国内
・初めての防湿保管庫なのでよく分かりませんが、値段がそれ相応?
なにより、日本のメーカーで日本語でのサポートが一般常識内で出来ることもあります。
値段の安さならHPがない素姓の分からないメーカーがありますが、
電源を24時間・365日入れっぱなしで使用する電化製品、
さすがに怖くて買えません。
IDEX デジタル防湿保管庫 D-strage type S 30L DS-31C 15,800円
Amazonで左クリックして、翌々日に到着
当然ですが、液晶不良やガラス扉のズレ、本体の凹みなどもなし
(純粋な中華製はよくあるらしい)
中は、LED照明付き
上段にスライド棚(波形レンズマット付)、下段はマットのみ、
子供のイタズラ防止程度のカギ付(横のフックは自分の)
設置して1週間
不具合はありません。
除湿中の機械音は全くなし、無音です。
湿度計の横“しずくマーク”が点滅してたら“除湿してます”の意思表示。
レンズとストラップを付けたままの“E-M5Ⅱ”と“シリコンブロアーブラシ”を入れてます。
まだまだ余裕があり、カメラバッグも十分入りますが入れません、入れたらダメです。
なにより、邪魔者扱いされてたカメラの置き場所が確保できたので一安心。
良いのか悪いのか分かりませんが、部屋の温度変化が大きいので頻繁に点滅してます。
(湿度設定は44%、45%~47%での点滅をよく見ます。画像は扉を開けたので51%)
お値段以上“IDEX D-strage”になるのか?
新参者なので耐久性が???
保証期間外に除湿ユニットが壊れたら
「除湿剤」か「東洋リビング モバイルドライ 除湿ユニット」
を入れて“ただの保管庫”として使うかな・・・
そんなことにならないよう期待します。