１２月、初冬の林道へ

心配していたバッテリーもOKで一発始動、積載車に積まれていつもの整備工場へと運ばれて行ったのが１１月２８日、それから3日後の１２月１日、車検を受けて久しぶりにJ55が公道復帰しました。軽油の匂い、細くてでっかいステアリング、カラカラと乾いたエンジン音。クラッチを踏み込み１速に入れて繋ぐ、トルクでフ〜ッと動き出す、アクセルに足を乗せる程度に踏み込むとガラガラガラガラ〜っと動き出す。懐かしい感触とともに再始動の時を迎えました。








それから初めての休日、越えたい峠、走りたい林道が自然と頭に浮かんでいた。








県道９３号をゆったり流して蝉の溪谷までやって来た。
いつ来ても綺麗だ。
色づきも少しだけ残っている、過ぎ行く季節に駄々をこねて必死で枝にしがみついているみたいだった。








少し走るとまた秋の彩りに足を止められる。
狭小県道９３号でも幅の広いところだったので少しの間だけ停車させてもらう。








こちらの名も無い溪谷もなかなか綺麗でした。








すれ違う車も無く、のんびりトコトコやって来ました田口峠。
















多分、のんびりトコトコ走りたくて、このルートが頭に浮かんだんだろうなぁ。











林道の延伸状況が気になってやって来ましたがゲート封鎖、残念ながら確認できず。
今日も砂防ダムの色彩は美しかった。








そして復帰祝いのダートへ。
すっかり落葉した初冬の林道行です。
ハブをロックしてショックの減衰力をソフトに切り替える。
四駆に入れて時速２０キロのWOODLANDTRAILです。








何度か真っ白に冠雪していましたが今日は所々に雪が残る浅間山。
天気が良くなかったので見えるか心配でしたがよかった。
これを眺めたかったんです。








そしてここで林道喫茶開店。












荒船山の特徴的な稜線も綺麗にクッキリ。
いい場所だなぁ〜。







今日はインスタントドリップコーヒー（？）。
このサイズのカップだと薄くなるので２個分の豆を１つにまとめてチョビチョビいれるとちょうど良いです。








コーヒー飲みながらボケ〜っと車を眺めているとリーフに見慣れないロゴが。。。
車検のスチーム洗浄で汚れが取れたようで今までメーカー不明だったリーフのブランドがハッキリしました。
モトレージ製だったとはちょっと嬉しいような気分です。








コンクリ法面にカラマツの葉が積もって彩りを添えていました。
ダートもカラマツ色。











いつもヌタヌタのエリアは氷が張っていた。
土もカチコチ。








タイヤもしっかり四駆らしくお化粧ができました。








お天気は今ひとつパッとしませんでしたが見たかった浅間山も最後まで綺麗に見えました。











ここは古辻さんとダート耐久の締めくくりに走ったのが初めてだった林道。
その後アガサさんとご一緒したり、関西の隼さんDANさんを関東勢のライドさん、とくさんと一緒にお迎えしたりと思い出の多い林道です。
支線も多いので後日またのんびりと辿りたいところ。

今日もお山に感謝です、合掌。。。