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2017年07月02日

ミシュラン・エナジーセイバープラスのファーストインプレッション

ミシュラン・エナジーセイバープラスのファーストインプレッション フリードのタイヤ交換後の慣らし期間も終了し、思う存分走ってきましたのでファーストインプレッションを書いてみる事に。

タイヤのデータ
銘柄:ミシュラン・エナジーセイバープラス
サイズ:195/55R16 87V
タイヤ重量:8.1Kg/本
ホイール重量:9.3Kg/本
製造国︰イタリア

ドライバビリティ
今までピレリ・チントゥラートP1ヴェルデを履いていましたが、比較するとゆったりとした性格のタイヤです。
ハンドル切り初めのレスポンスやコーナリング中の挙動も穏やか。
全体的にコンフォート寄りの性格になっています。

16インチにインチアップしたと言うのに、15インチのピレリ・チントゥラートP1ヴェルデの方がハンドリング特性は上ですね。
初期レスポンスはピレリのほうが上で、中間レスポンスは同等か若干エナジーセイバープラスの方が上。
これはインチアップしたからこうなっているのであって、同じタイヤサイズであればエナジーセイバーのハンドリング特性は緩やかという事になります。

直進安定性についてはビシっと真っ直ぐ走りますが、ピレリに比べるとハンドル微調整時の初期レスポンスが若干穏やかなために直進安定性が低い印象を受けます。
しかしエコノミータイヤでここまでの直進安定性を比較できる銘柄はピレリくらいしか知りません。
エコノミータイヤと言い訳しない、しっかりとしたハンドリングと直進安定性ですね。


インフォメーション
路面状況がしっかりはっきり分かります。
濡れているのか、乾いているのか、砂など異物の上を走っているのか。
土砂降りの中でも路面状況がしっかり分かりるので、どんな路面でも安心してハンドルを握れます。
また、ドライでもウェットでもインフォメーションが変わらないのもイイ。


ドライグリップ
ドライグリップは大変に優秀。
時速100キロからのフルブレーキでもABSが作動しません。
チントゥラートP1ヴェルデは踏み込みに応じて制動力が発揮される印象でしたが、エナジーセイバープラスは最初にグッと制動力を発揮して、後は踏み込みで調節する感じ。
ブレーキパッドと同じく、好みが分かれそうな特性です。

チントゥラートP1ヴェルデもエナジーセイバープラスもエコノミータイヤなので限界は低いのですが、絶対グリップに関してはほんの僅かな差ではありますがチントゥラートP1ヴェルデの方が上。
またインチアップの弊害か、限界を超えると唐突にズリズリ流れ出します。
流れ出しても挙動が緩やかなので復帰は楽なのですが。


ウェットグリップ
ドライでもウェットでも、グリップ特性は変わりません。
土砂降りの中でもドライ路面と同じように走れ、雨のドライブで不安を感じる事はありません。


ハイドロ性能
深い水たまりに突っ込んでも特に抵抗を感じること無く通り抜けることができる、素晴らしい排水性を持ちます。
土砂降りの高速道路でもリラックスして走れる程にハイドロ性能とウェットグリップが良いですね。


快適性能
至極快適なドライビング体験ができます。
ロードノイズは極めて静かで、荒れた路面でも普通に会話ができます。
参考までに一般道走行時のオーディオボリュームは8。
チントゥラートP1ヴェルデが11でした。

またクッション性が大変に良く、段差などを優しくいなします。
路面のうねりなども車体に伝えること無く、まさに快適車内空間が出来上がり。

高速走行時の車体安定性は相当なもので、高速道路を時速100キロで走行していても時速60キロから時速80キロで走っているような感覚でスピードメーターを確認する頻度が増える程。
本当にリラックスしてドライブできるので、ドライバーと乗員の快適性が非常に高いタイヤです。


総評
このタイヤを選んで良かった。

エコノミータイヤなのに妥協している部分が一切見当たらない、欠点の無いタイヤ。
強いて言えばハンドリング特性の機敏さがピレリに負けているというところですが、使ってみた感じはコンフォート寄りのタイヤなので比較対象ではない感じ。

ピレリ・チントゥラートP1ヴェルデはスポーティなハンドリングが売りのエコノミータイヤ。
ミシュラン・エナジーセイバープラスは快適性が売りのエコノミータイヤと住み分けができているようです。

エコノミータイヤでも快適性を選びたいという方には非常に推奨できます。
「タイヤなんて何を選んでも同じ」と思っている方にこそ使ってもらいたいタイヤですね。

ライフに関しては想定ライフ5万キロのピレリ・チントゥラートP1ヴェルデがトレッドウェア(摩耗指数)420に対しエナジーセイバープラスはトレッドウェア400ですので、5万キロは走れないかもしれませんが4万5千キロくらいは余裕で走ってくれそうです。
何よりもミシュランの強みは耐摩耗性能の高さもそうですが、経年劣化耐性の高さもありますから、ロングライフに期待しちゃいますね。

フリードに関してはインチアップしたから当然なのですが、軽快さが売りのフリードの走りが重くなるという結果に。
フリードの良さがスポイルされた感じですね。
インプレッサのように重厚な走りが売りのクルマはインチアップしてもむしろ良い所が出てきますが、フリードには15インチのままの方が相性良かったかもしれません。
タイヤ交換時期になるとどのような判断をするかは分かりませんが、今のところはフリードの次期タイヤはインチダウン決定です。
ブログ一覧 | タイヤ・ホイール | 日記
Posted at 2017/07/02 17:21:17

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この記事へのコメント

2017年7月6日 21:22
酸素は適合サイズのあるエナジーセイバー無印を履いた!
燃費がアップ!
静粛性がダウン!
グリップがダウン!

とゆう予想を今のタイヤ比でしていますが、これは意外と何もダウンしない可能性があるかもしれませんね。
コメントへの返答
2017年7月6日 21:44
ミシュランからの履き替えですとオフロードタイヤからの履き替えでマッド性能が落ちるくらいでしょうかね?
あまり変わらない予感がします。

石の噛み込みは減るかも知れません。

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