
ついにプリウスのブレーキ関連がリコールになったようですが、役員さんの言うように「フィーリング」の要素も多少入っていて、構造的な欠陥ではないだろうから、対処策としては強く踏めば当然止まるとは思うんだけれど・・・
個人的には今回の発生条件「一定の踏力で軽くブレーキ」というのが、実際の使用条件で最も頻度が高いような気がするし、実際に体験したわけでは無いけれど、その状態で減速の具合に変化があったら、相当な違和感があるんだろうなぁ。
ましてや、最近はアクセルで周囲の状況にあわせて運転するのではなく、ブレーキだけに頼る人が多いし・・・まぁ、いずれにしてもオーナーとしてみれば対処してもらいたいのは事実でしょうね。
だけど、街中でABSが効くような状況って事は急制動?それか普通のブレーキングでもカナリ強めに踏んでいる?それとも、ウチのみたいにブレーキがタイヤに勝ちすぎてる?謎だ。
フィーリングといえば、R34でもありました。えぇ、のちに「ギクシャク問題」と言われた現象で、普通に走っている時は判らないけれど、渋滞など低回転を頻繁に使う領域では同乗者が酔ってしまうほどに急な加減速が発生してギクシャクするという奴です。
98年の7月、R34が納車された翌日に湘南の方にドライブに行ったら、当然の如く大渋滞にハマったのだけれど、そこで「オレってこんなに運転ヘタだったっけ?」と、思い切り違和感を感じました。
で、当時出入りしていたNIFTY-Serveの日産自動車関連のフォーラムでも、同様な現象で悩んでいる方が複数いたので、自分のクルマだけではないと判断し、色々と解決策を模索をしながら連絡を取り合いました。
この現象、初めてMT車に乗る方とか若い人は気にしないみたいでしたが、首都圏で渋滞の中を走る機会が多い方や、ずっとMT車やスカイラインを乗り継いできた若くない方(笑)は我慢できず、熱くならずに発生条件を特定し、まずは日産に知ってもらおうという方向になりました。
とりあえず、自分の場合は再現性のあるレポートをまとめ、1ヶ月点検時に整備士さん(今は馴染みのフロントさん)を乗せて再現する事を確認、Dラーの試乗車でも同様だったため、日産に正式にクレームとして挙げてもらい、しばらくしたら日産の方が調査に来たり、マトモな対応をされましたが・・・
中には「スカイラインで低回転の事を言う方がおかしい」とか意味不明の対応をされたり、嫌になってR34を売り飛ばしたり、nismoのイベントで開発主管だったアノお方に直訴したものの、「ターボ車はトルク変動が大きいから」と意図が伝わらずに一蹴された方も居たり・・・苦笑
そのうち、とある方が発売直後のPowerFCにしたら現象が出なくなったと言う事で、確実にECUの制御が絡んでいると判断。その頃になると客相も、「省燃料制御で今まで噴射していた領域でもカットが入ったため」となりましたが、H10年アイドル規制ほかの対策だけして、ドライバビリティの悪化とかは考慮してなかったんでしょうね。
結局数ヶ月後、リビルド扱いの「2371M-AA502」のリリースを、謎なルートで知りえた切り込み隊長さんが自費でECUを購入して交換、気にならない程度まで改善されたとレポートされていたので、自分も同じECUを手配しようとしたら、ちょうど対策のタイミングで、スロットルポジションセンサのチェックとECU交換のほか、クラッチの交換(ギクシャクする状態で数ヶ月乗ったかららしい)までしてもらいました。
NIFTYにいた人は、「お願い!金出すからナントカして!」というスタンスだったけれど、自分達以外の人も同じような行動を起こしていたのか、それとも経緯を知らない人が語り屋として広めたのかは知りませんが、その後「ECUの不良」として少し湾曲して広まってしまい、違和感を感じていない人までが殺到したり、リコール云々言う人が出てきたのには、少し心が痛みました。
あれは、あくまでも省燃料制御が未成熟なために起きる、「低回転でのドライバビリティの不良」であって、気にしない人にとっては何の問題もなかったからなぁ。
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Posted at 2010/02/07 14:05:01