10月に入ったある日、ぼけっとTVを観ているとマツタケの特集をしておりました。
ワタクシ、土瓶蒸しに目が有りません。
昨年10月に食べに行った、赤坂のお店を思い浮かべて、無性に土瓶蒸しが恋しくなったところで、その番組のスタジオに登場したのは、なんとそのお店の土瓶蒸しでした!!
一流芸能人達が「美味しい!美味しい!」と言いながら土瓶蒸しに夢中になっている姿を見ると、悔しくって仕方がありません。
その夜、ヨメに「マツタケ喰いたい」と言うと、「どこか美味しいお店知っているの?」と聞き返され、しばらくマツタケ談義が続いた後、「でも私、別にマツタケ食べたくないから・・・」と。
はいOK !いただきました!!
うちのヨメ、食べ物への執着がほぼ無いのです。
外食する場合でも、単に自分で食事の支度をしなくて済むので行く。と言う具合で、奢り甲斐の無い事、この上も有りません。
がしかし、一応最優先でお声掛けだけはさせていただいて、筋だけは通し、毎回断られるのを待ってから、別の方に声をかけます。
てことで、予定通りに昨年と同じ方と行く事になりました。
てか、ほぼ毎月、同じ方と食事に出かけていますが。
昨年は日程の都合で10月下旬に予約する事となり、国産のマツタケはシーズン終了してしまったので、悔やまれる1年でした。
予約の際に、国産マツタケの確約と、個室を確約。
そしてこのお店では飛騨牛のステーキが注文できるのですが、久しぶりにHPで確認すると、なんとシャトーブリアンがあるではないですか!!
最近飛騨牛って、なんだか人気ですよね?
でも、都内で飛騨牛を取り扱っているお店でも、もっぱらすき焼きやしゃぶしゃぶばかりで、ステーキ出してくれるお店って、私は知らないのです。
それなのに、更にシャトーブリアンという希少な部位が用意できるだなんて、素敵です。
と言うわけで、普段高級店では決して食事の写真撮影はしないのですが、今回は国産マツタケの季節性と飛騨牛シャトーブリアンのステーキと言う希少性から、張り切ってカメラ持参です!
長い前置きとなりましたが、当日の金曜日、まずは都内某所の職場までお迎えです。
やっべ〜!東名東京IC がお約束の様な事故で、渋滞6km です。
どうにか凌いで下道へ出ると、異常な交通量でちっとも進みません。
3連休前の金曜日であることを計算しておりませんでした。
焦りましたが、待ち合わせの5分前に職場の地下駐車場へ滑り込め、お待たせする事無く赤坂へ向かう事が出来ました。
途中でSL様の記念撮影!
予約時間の10分前に、赤坂の駐車場のいつもの場所で記念撮影!
いいですね、SL様。
予約の5分前にお店へ到着すると、店主がお店の前で待ち構えておられました。
「かっき?様、昨年は失礼いたしました。」と、こちらの日程調整の都合で国産にありつけなかったのにも関わらず、なんと丁寧なお出迎え。
「いえいえ、お陰で1年間楽しみにしていられましたよ。ハハハ(笑)」と大物ぶってみました。
坪庭に面した、こんな個室へ案内されました。
ついつい、悪い密談などしなくてはいけないような気にさせられます。
SL様で来ましたので、残念ながら食前酒の松茸酒はパスして、
先付:胡麻豆腐
前菜:右から揚げ銀杏+昆布籠 松茸琥珀寿司 海老芋田楽 かます酒焼き
胡麻豆腐の上に見事な形状のマツタケ・・・
ここで早くも国産マツタケ(長野県産)が登場し、しばらくは香りを楽しみつつの食事です。
続いてお待ちかねの土瓶蒸し
しかし夢中で食べ始めてしまい、残骸の様な写真です。
お造り:鮪 秋刀魚 雲丹
秋刀魚が鮮やかですね。
さて、ここで料理人が入室し、マツタケに火を通します。
指先は熱くないのかと聞いたら、熱い!って言ってました。
お仕事、大変ですね。
こんな感じで出来上がりました。
昨年の中国産と比較するのもどうかと思いますが、やはり香りが強く歯応えも全く違います。
贅沢を噛み締めて食す感じです。
この後に箸休め的な感じで、酢の物(小肌と蓮根の甘酢和え)が出されましたが、ちょっと甘過ぎました。
今回、唯一の残念な一品でしたので、写真も載せません。
続いて飛騨牛シャトーブリアンステーキ。
本来なら、シャトー・マルゴー1996年あたりと一緒に、ゆっくりと味わいたいところですが、ノンアルコールナイトのため、お食事も同時に運んでいただきました。
肉料理:飛騨牛シャトーブリアンステーキ
お食事:土釜松茸御飯 お味噌汁 香の物
思っていたよりも量が多くて、とっても贅沢。
ステーキはサーロイン派とフィレ派に別れるでしょうけれども、フィレの中の5種類のうち最も希少なシャトーブリアン、しかも都内でステーキでいただけるのは、本当に幸せだと思います。
前回の汐留での近江牛、その前の赤坂での神戸牛、更にその前の奥州市での前沢牛、どれもそれぞれの美味しさで素晴らしいけど、ワインも飲まずに味わった飛騨牛は格別。
松茸御飯は土釜の中にまだまだ十分にありますが、仲居さんが「食べきれない分は、おにぎりにして女性の方が!お持ち帰りできます!」と念を押され、私は持ち帰れませんでした。
デザート:栗の峰岡豆腐フルーツ添え
食感が滑らかで、栗の風味が効きメチャクチャ美味しかった。無花果も含めて。
と言う事で、贅沢な時間はあっという間に過ぎ、お会計です。
ワインまで行っていたら、ビスポークのハンツマンスーツというところでしょうかね。
次回はそろそろ地元に戻り、久しぶりにうかい牛でも食べに行かないと・・・
最近副支配人からのハガキの一言が、冷たくなってきた気がするもので(笑)
お土産に、一人に二個ずついただきました。
続いて、晴天になった月曜日。
久しぶりにF355 で大黒へ。
おなじように大黒へ入って行かれるおクルマたち。
今日は祝日でも月曜日と言う事で、結構普通にお仕事へ行かれておられる人も多いのですね。
ってことで、事前に集まる予定だと言う方は、私以外に2台です。
到着してから開け忘れていた幌をオープンにしていると、見慣れないモデナがやってきました。
今日はお出かけの用事があるので、大黒へは顔を出さないと言っていた方が、前回の赤い特別なクルマから、早くも3週程度で白いクルマに乗換えて現れたので驚きました。
エアロパーツが各処に取付けられているのですが、
この状態でエンジンルームに首を突っ込んでいると、重たいハネに耐えきれず、結構な勢いでエンジンフードが落ちて来るそうなので、これは今後の悪巧みに使えそうですね(笑)
モデナがお出かけの時間で消えた後、本日の言い出しっぺがようやく現れ、朝ご飯を食べに行きましたが、もうひと方はおしゃべりに夢中で、朝ご飯抜きになったようです。
10時半頃になっても特段興味あるクルマも増えて来ないので、ひと足先に帰る事にしましたが、このところ機嫌の悪いF355さんのセキュリティが、どうやってもエンジン始動時に吠え続けることになり、難儀しました。
まあ、ワタクシ一人ではなく、心強いお友達が二人いらしたから泣き出すこともなく、どうにかセキュリティをなだめて始動することができ、帰路へ。
オープン走行していると、エンジン好調で快音に酔いしれますが、セキュリティ不具合が頭から離れないまま、遠くの前方を見つめて運転していると・・・並走している隣のクルマが、クラクションで合図してきました。
ビックリしてその相手を見ると、クルマはアルト!
運転されている方は、真面目そうなサラリーマン風で、満面の笑み。
いかにも顧客から信頼されていそうな外見ですが、全く心当たりが有りません。
しかし、よ〜く見ると、その笑顔には見覚えが・・・
あ!いつもはすっげ〜悪そうなディアブロを、すっげ〜怖そうな服装で乗りこなしているベローチェさんではないですか!
今日はお仕事なので、アルトで大黒に行こうかなんて言ってましたが、本当にアルトでお仕事しているのですね!
しかし、見違えました。
大黒で見る時と仕事している時とでは、皆さん本当に別人のようですね!
いつもいい加減そうなのは、ワタクシくらいでしょうか。
帰り道にあるお店に寄り、セキュリティを見てもらいましたが、社外品なのでよくわからないとの事でした。
取り敢えず、音だけは消してもらうことにしました。
アンダーカバーまで外して、手間かけましたが、快く無料でやっていただけました。
根本治療しないと、またまたF355 放置プレーになっちゃうんじゃん。