• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ウパパパのブログ一覧

2015年05月28日 イイね!

電撃ネットワークな板金屋カツミさんその②

さてそんなカツミさんとの衝撃の出会いではあったが、初めての自動車板金屋との出会い

という事もあって、やってもらう作業のすべてが新鮮だ。もちろんディーラー修理等のレベル

ではないので、やれ車内あちこちに作業汚れ防止の養生などはほぼ皆無(笑)

同時にボディのスポット増しと、フレームやタイヤハウス内のひび割れ溶接もお願いしたため

興味本位から、作業を手伝う。

カツミさんが板金をされている間に、おいらは内装をベキバキとはがし、エアコンもこの際

取っ払う。車内を7Pロールバーで囲い、改造パーツを取り付ける。廃車になったエンドちゃま

から譲り受けたSP-Gと33Rのブレンボ一式を移植する。イメージは当時熱かったJTCC!



そんな作業を、同時に進めていたが、当然カツミさんのほうが速い。


切った張ったで、テキパキとボディパーツをはずしていく。フェンダー、バンパー等は結構

簡単にはずれるもので(今の車とは違うはず!)あれよいうまにホワイトボディな感じに。

そして、ひん曲がったフレーム等を、地面から伸びた大型のチェーンで引っ張り、修正を

掛けていく様子は、まさに衝撃。なるほどである。

パテ盛りしたフェンダーラインを、牛乳瓶めがねの奥で、眉をひそめた目が鋭く光っていた。

お金はなるべく掛けずにとお願いはしていたが、職人のプライドなのか要所要所は力が

入っている。残念ながら、屋根の板金は見ることは出来なかったもののそんなかんなで

地獄の180君は再び復活をとげた。当時はまだ珍しかったチタンマフラーが地響きを奏で

震える。びっくりするような安い金額を支払いながら、西荻の繁華街をけたたましく、おいらの

180が走り抜ける。ボディもビシッと仕上がり最高の気分だ!


そんなカツミさんは、おいらの車の作業の傍ら、その隣にあったガンメタのBMW。当時から

してももうかなり古い型であったろう、ボンネットが前から開くタイプだったと思う。その車を

それは大事そうに、ちょっとずつ板金をしていたのが印象的であった。





そんなカツミさんとの付き合いは続いたが、テクが上達すれば板金とは、疎遠になるもの。





そしてつい最近、今は洗車場が併設されたこの場所で、6君を洗車している。



最近、風のうわさできいたところ、約10数年前に突然居なくなってしまったそうだ。


心配ではあるが、きっとどこかで女学生を横目に見ながら、流しの板金屋をされているに

違いない。

そんなカツミさんが大好きであった。
Posted at 2015/05/28 10:17:07 | コメント(1) | トラックバック(0) | 車暦 | 日記
2015年05月24日 イイね!

電撃ネットワークな板金屋カツミさん

走りをしていた方であれば、恐らく誰しもお世話になるであろう自動車修理業者。

そう、板金屋!

私も例外ではなく、度々お世話になるのだが、その存在を知るきっかけは人それぞれだろう

今だからこそ、事故⇒保険屋にTel⇒対応⇒大きな不便もなく保険処理で解決。

こんな感じだろうか・・・

が、走りをしている野郎共にとって保険などはなるべくお金を掛けたくは無いもの。

掛けるならガス代、消耗品、改造費などなど、出したらキリが無い・・・


そんな彼らの強い味方なるものが、そう板金屋なのだ。

やれ縁石にのせ過ぎてボコ!スピンしてベッコリ!どアンダーで、グサッ!実に事故も様々

私も出来る限りの補修は自分でしてきたが、どうしても自分では出来ない範囲はあるもので

道志峠での事故で、さすがに手に負えなくなった180君をあえなく修理に出すことに。

とは言え、いったい何処に出すの?!

そりゃなるべく『①安い、②早い、③仕上がりはそこそこ』でもう十分である。

またまたエンドちゃまの出番である。(過去のブログ参照)

電話一本、あー、それならカツミさんかなぁ~、OK電話しとくー。

と、いつもの軽いノリ。

で、教えられた日時に、東京杉並の西荻窪にある、西荻自動車へと、事故後ガムテ補修
そのままの180君で、堂々横付け!今なら即、整備不良でお縄になる外観。

爆音を聞きつけたであろう、その工場から、小柄な青い作業ツナギを着たおっさんが

重そうな鉄扉を開けてヒョコヒョコと出てきた。



薄汚れた青つなぎに、黒い安全靴。歳は60前後ってとこか、差し歯とともに金歯が見え隠れ

牛乳瓶めがねに、髪型はまるであの・・・・そう、電撃ネットワークの南部さん笑!

その片手にはスタンガンならぬ、サンダーならぬ、板金ハンマーだったろうか、もうなんでも良い。

ファーストインプレッションは、このおっさん、大丈夫か!?



おいらの180をみるやいなや、エンド君から聞いてるよ~ぉ?まーた派手にやってるね!

オッケーオッケー、大丈夫、任せて~、と。

値段はあれかい?やーすくやっとくから、心配するなと、安心して良いんだか悪いんだか。

近所にある女子高からの帰り道だろうか、数人の女子高生にクスクス笑われながらも

おいら会釈・・・。おっさんニヤニヤ。そんな出会いであった。

後編へ続く・・・!
Posted at 2015/05/24 20:54:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | 車暦 | 日記
2015年05月14日 イイね!

深夜の首都高で背筋が凍る

5月。そう思い出すのは、納車間もない愛車180SXで夜の首都高に繰り出した時の事。

あれはおいらが21歳、16歳の彼女を隣に乗せ、さらに後席にはその友人の女の子という
今では考えられない両手に花ー!笑。は、さておき、おいらも乗り出しの180でイケイケ
彼女も友人も、そりゃ夜のドライブでワクワクってなもんですよ。

そう、当時湾岸MIDNIGHTが流行っていたこともあり、これはもう首都高だと意気込む訳
ですハイ。

では早速いってみよー!と、それは素ノーマルの180を街中からフルロールさせながら
なんとなくわかる、首都高入り口へGO!当時はナビなぞありましぇーん。でも、あら不思議
先輩の横で、感覚も合わせて覚えているもんでしたあの頃は。

年齢的にも、経験的(浅い)にも怖いものなどありはしません、発進のたんびにキュッキュ
とスキール音立ててれば満足。ノーマルでもフルブースト、アクセルは全開です。

2輪時代に多少鍛えてあった速度感が役に立っているのかいないのか、怖さはない。
あるのは無知無謀が故に、TPOをわきまえずひたすらガンガンいくだけの強気さ加減。

当時加熱気味とはいっても、クリアな瞬間はあるもので、その時もあのトンネルの入り口
の遥か手前からやけに空いているなー、とは感じていた。が、このあとの起こる悲劇を
このときは全く予測することはできるわけがない!

ゆるい右コーナーのあとそのトンネル入り口はゆるい左コーナーとなっており、先は見づらい。

しかもこれが、下っているのだ。

手前の右コーナーですでにイケイケだったおいらは、多少オーバースピードであったことは
解っていた。が、これまた、どうにかなるだろうと、そのまま左コーナーへ多少ズルズルいわせ
ながらも、ステアリングを切り込んでいく。

アウトインアウトは基本だ。

そのときもこれが不幸中の幸いであった。

公道ではあったが、このセオリーは守っていた。が、浅はかすぎた・・・。







その先に嫌な予感。すごーーーーーーーーーく、いやーーーーーな予感のテールランプ
がトンネルの壁に反射して見えるそのえもいわれぬ光景。

まさかの最悪のシナリオ。

オーバースピードのままフルブレーキ!するも、ステアリング切ってるじゃんとケツが浮くのが
解る。ノーマルシートでも背筋が凍るほど解るそれは、とっさに最悪の事態を予測させる。

この16歳の子2人に万が一のことがあったらと、後悔する時間などまったくないはずなのに
その、それは恐ろしい時間はゆるりと過ぎていく。

片側2車線のイン側から、スピンが始まる。

キャッキャ騒いでいた子らも事態に気が付き、もう何を言ったのか言わないのか覚えていない
そのなんとか、その時、浅い経験ながらも出来るすべてを注ぎ、5体のすべてで操作する。




奇跡が起こった。





たまに起こるから奇跡であって、常に使うことは出来ない。





清水和夫さんの言葉を、おいらはこれ以降(たぶん…)胸に刻むこととした。





約一回点半して180は止まった。しかも無傷。いや傷は胸の中にふかーーーーーく付いた。


はず。


手は、それはもう汗びっしょり。体のいたるところから変な汗がでた。経験したひとならわかる
はず。彼女と友人も、安堵のため息を放つ。

本当に良かったと思った。と、同時にここは公道であることと、自分の油断に対し、深く反省
した。本当に!さらには、他者を巻き込まず、これも幸いであった。


帰り道はひどく、ゆっくりしたスピードで流す。皆、その瞬間を共有したせいか、楽しかったー
とは決してならない。なにかこう、重苦しい空気が車内にあふれる。


彼女と友人をおろしたあと、ひとり家路につく。


あの瞬間を思い出しただけで背筋が凍る、今でもゾッとする。そうあのトンネルを見るたび
思い出す。ウパ青年21歳の春であった。

Posted at 2015/05/14 18:24:52 | コメント(2) | トラックバック(0) | 車暦 | 日記
2015年05月11日 イイね!

見えない何か

私の異動の日が刻一刻と近づいてきた。

約5年間率い、そして作り上げてきたチームを他の誰かに委ねるというのは実に複雑な心境だ。

新入社員から育てた部下においては、一緒に連れて行って欲しいと嘆願されたが、これも
また私個人では嬉しい反面、どうにもならない人事の現実がある。

小集団ゆえに結びつきは強いもので、今になってそれに気が付いた。長のつく立場というのは
なってからというもの、実に孤独だなと日々痛感するものだったが、実はそうでも無かったのか
よく考えると、どんな小さな問題でも、都度私に相談してくれていたことを思い出した。

それに対し、たとえ望む形で返して上げられなかったとしても、行動と対策などで必ず返して
あげることを信条に励んできた。その結果、信頼関係が築かれ今の一体感のある環境が
出来上がったのだとおもう。

ふと一人になった時、ブワッと人知れず涙があふれる。

地味で一見頼りないな外見ながらも、時には体を張り全力で部下を守ってきた。時に感情的に
なりはしたが、そんな私に皆ついてきてくれた。

ひたむきに取り組んできた証なのだろう、後悔は無い。ただ、やはり残していく皆が心配なだけ。

私の次の職場は、良い土壌を持ちながらもチーム内部が腐敗しかけている環境の建て直し
を名文に、辞令をいただいた。それに対しては今までどおり全力で取り組もうと思う。

着任してこられた、後任の方がいつしか良く出来たチーム、そして環境だなと、どこかで気が
ついてくれたら本望だろう。

性格なのだろうか、後ろ髪惹かれる想いながらも、どこかにとまってはいけないと自分に牽制
する、もう一人の自分がそこにいる。

さぁ、そんな私を今後もパートナーとして支えておくれ6君!よろしく頼むよ!
Posted at 2015/05/11 12:49:12 | コメント(2) | トラックバック(0) | 仕事 | 日記

プロフィール

「半壊しかけていたPCをSSD化してやっとこさ復活!噂通りこの速さは脅威的(-"-)」
何シテル?   02/26 22:38
16歳で高校在学中に原付免許を取得。禁止であったバイク通学を始めたのと同時に、近所のバイク屋さんを通じ当時加熱していたミニバイクレースにのめり込む。秋ヶ瀬、桶川...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2015/5 >>

     12
3456789
10 111213 141516
17181920212223
24252627 282930
31      

愛車一覧

フォルクスワーゲン ゴルフ (ハッチバック) フォルクスワーゲン ゴルフ (ハッチバック)
これ一台で何役もこなすスグレモノ TSI(ECO)&DSG(FUN)を両立する 派手さは ...
トヨタ スプリンタートレノ ミサイル号 (トヨタ スプリンタートレノ)
とある事から知り合ったかたから譲って欲しいとの 話に。何でも部品によっては入手困難だそう ...
トヨタ MR2 この時代の主流は自動的にリア駆動だ?号 (トヨタ MR2)
コントロールはめちゃムズ(笑)クルンクルンよく回ります
日産 180SX 改造ならぬ改悪になっていった号 (日産 180SX)
細部まで手を入れたエンジンの金切り声をあげながら高回転まで回っていく感触は今でも鮮明に覚 ...

過去のブログ

2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation