DC5 ミッションオーバーホールでカーボンシンクロ化と2速ギア比変更

やっと時間が出来たので、DC5のミッションオーバーホールに着手します。

今回はまずは純正部品アップデートとして、ある車の2速を流用して、2速を3速に近づけクロス化します。

で、ついでにと言っては何ですが、DC５後期から仕様変更で採用になった3、4速＆5、6速をカーボンシンクロ化します。


もちろん既存の仕様の1、2速も使用頻度が多く、かなりヘタってますので交換します。

まずはインプット（メイン）側をバラし、流用のシャフトに交換がてらシンクロアッセンを交換します。



見て下さい。このありさま(；ﾟДﾟ)
3速スリーブハブは虫食った様に減っています。

これではスリーブの動きも悪く、シンクロに悪い影響を出しかねません。



ホンダは各ギアのシンクロとハブ、スリーブの全てセットでしか出ませんので、こういう場合は好都合です♪

次はカウンター側。
オイルラインの小さな穴がスラッジで閉じかけてました(;^_^Aｱﾌﾞﾅｲｱﾌﾞﾅｲ
シャフトをしっかり洗浄して次の機会までしっかりオイル流動出来る様にしておきます。



2速ギアですが、かなり減りが出ています。（右：ユーズド　左：新品）
14万kmでミニサーキットでスポーツ走行ガンガンだと2速、3速を多用しますからね～



今回2速はギア比変更でそっくり交換なんで、一気にトラブルの種を根絶できます。
まさに一石二鳥(^_^)v



カウンター上のベアリングも新品交換し、ギアも替わったので、スペーサーのクリアランスを測定しました。



今回、チョイ広かったのでスペーサーを交換しました。


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さ、これでケースに収めるかな♪っと思った矢先、嫌なモノ・・・いや、このタイミングで気づけて良かった！3速のフォークのセレクターと当たるコの字部分が開いてました(*_*)



長年の疲労で開いてしまったのか、、、
最近悪い状態で筑波や富士を走ってイジメ抜いてしまったのが原因か・・・

もちろん交換。で、車に搭載して作動チェックからの試走。

まずは2→3速の回転落ちの無い事！サイコー！これぞチューンド高回転ＮＡを操るギア比って感じッス♪

当然各ギアの入りもメチャ良い感じに♪まるでＦＤ2のシフトみたい(￣▽￣)

前々からFD2のスコスコシフトにジェラシーを覚えてたので、、、

今回やってみてホント良かった！やっぱりマニュアル車はシフトフィーリング大事ですからね～

さ、早くリアウイング付けて筑波リベンジ行かなきゃダゾ！