Jun-のブログ一覧

とある場所にエアコンを設置しました。

先ず、準備

　【資材】
　・3相200V　30A漏電ブレーカー（エアコンの能力で変わります）
　・3.5mmケーブル　（主電源用）
　・2mmケーブル　（室外機から室内機用の電源）
　・1.6mmケーブル　（室外機と室内機の信号用）
　・ブレーカーBOX
　・ケーブル保護チューブ（オレンジのやつ）
　・圧着端子
　・エアコン配管（5mも使わないけど、20m単位でしか売って無かった・・・）
　　（ゲェー、これが高いのよねぇ）
　・アース（地面に埋めるやつ）
　

　【道具】
　エアコン取り付けキット（バキュームポンプ・フレア加工・ゲージ等）
　
　*資材と道具で約6諭吉（フゥー）　

　【エアコン本体】
　とりあえず、4馬力床置きタイプ


①まずは、室外機と室内機を設置。

②動力線は200V（感電に注意！　きちっとテスターで確認セヨ）
　　処理中はおおもとのブレーカーに”工事中”　”ONするな”　等の表示（TAG　OUT）は重要ですね。
　　
③ガス管を必要な長さにカット。
　（配管カッターはゆっくり押し付けて1回転、その繰り返し。急ぐあまりに刃を押さえつけすぎると
　　管がつぶれます）*写真は試し切り

　
　
④先端バリ取り
　（面取りカッターを使います。クルクルと回しながら使用します。このタイプは汎用性が大きいので
　使ってます）


⑤先端フレア処理
　*ナットは加工前に通しておきましょう
　（同じサイズの場所でしっかり固定し、工具を回してフレア加工します）


　　
⑥内面に傷等無いか、確認。気になる傷があればカットからやり直しましょう。


⑦ガス管の真空引き
　室外機の管ジョイントにサービスジョイントがあるのでそこにつなげて真空引きです。
　液管（小径）、ガス管（太径）それぞれにサービスジョイントがあったので、それぞれ約30分
　真空引きしました。　管内の水分が蒸発されるようです。

　真空引きの後は、真空漏れが無いか15分程放置。ゲージの針が大気側に動かなければ
　漏れはありません。


⑧配線図に従い配線します。
　　真空引きの合間に配線処理です。
　（単独運転か集中管理運転かで信号配線が変わりますので注意です。また、その切り替えスイッチ
　　があるので、室内機、室外機共に同じ設定にする）


⑨ガスを解放
　　ジョイント部に六角レンチを挿せるバルブがあるので、両方のバルブを開ける
　　ガスが流れる音がします。「シュー」

⑩いよいよメインブレーカーＯＮ
　エアコンの電源ＯＮ（おっ、動作音がする）
　冷房ＯＮ（じわりと冷たい風が）（おっおっ、いいねぇ）
　風速最大（ぎゃーん涼しか！　ってか　寒か！）

　しばらくＯＦＦして暖房の動作チェック。
　問題無さそう♪



【重要】
　2015年4月より、フロン法（フロン排出抑制法）の改正により、点検の義務化がされました。
フロン類が充填された業務用エアコン（業務用冷凍空調機器：第一種特定製品）の管理者（ユーザー様）が対象です。

　との事。

　点検表は準備しました♪