最近ホンダから登場した2台。
ジェイドとグレイス。
この2台、ハイブリッドしか設定されていません。
ハイブリッドシステムは「SPORT HYBRID i-DCD」。
フィットハイブリッドでリコールを連発しましたが、ようやく落ち着いたみたいです。
ジェイドの燃費は24.2~25.0㎞/L。
グレイスの燃費は29.4~34.4km/L。
ジェイドは2WDのみ。
グレイスは4WDもあります。
不思議なのは「なぜこの2台はハイブリッドだけ?」。
ガソリン車の設定がないんです。
ジェイドは中国市場で販売しているときはガソリンのみ。
グレイスはシティというネームで、インド等で販売されていますがガソリンだけ。
日本市場に持ち込んだらハイブリッドオンリーになってました。
このホンダの戦略がわからないんです。
「SPORT HYBRID i-DCD」って普通に走っていれば良いですが…
走行中に加速しようとすると、「ゆっくり低いギアに変えてから加速」というプロセスになります。
これがまどろっこしい。
6速DCTがギアを変えるのに時間がかかるんです。
リコール前の「SPORT HYBRID i-DCD」のほうが、シフトショックはあっても変速はすばやくて。
どうもDCTの変速を滑らかにしたぶんだけ、シフトチェンジが遅いような気がします。
トヨタの「THS-2」はモーターで走れますので、加速時はまずモ-ターから。
そこにラグは全くありません。
旧型のホンダのハイブリッド「IMA」はCVTとの組み合わせ。
CVTが最適な回転数にしてくれますから、加速時のラグなんて皆無。
燃費では敵わない「IMA」ですが、運転するレスポンスは「SPORT HYBRID i-DCD」を圧倒してました。
「SPORT HYBRID i-DCD」はホンダ渾身のハイブリッド。
それは判るんですが、ホンダのガソリンエンジンってパワーも燃費も良いんです。
なんで搭載しなかったんでしょうね。
価格も下がるから市場をもっと広げられるはず。
特にジェイドの価格帯は、ノア・ヴォクシー・セレナ・CX-3・エクストレイルと何でも選べちゃいます。
1500ccハイブリッドで戦うには厳しい価格帯なんですけど…
この2台の販売台数が気になります。
Posted at 2015/02/28 17:10:48 | |
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