TEIN STREET ADVANCE DAMPER  

[型番] GSMC0-21AS3

TEINのストリートユースダンパー。

総走行距離が100,000kmを超え、純正の足回りもだいぶお疲れモードだったので、リフレッシュ&乗り味の変化を求めて装着。

他のメーカーも検討しましたが、決め手は Made in YOKOHAMA なところと、錆対策に自信ありとメーカーが謳っていたところ。

ただ、装着直後から左フロントで異音発生。車高調装着するといろんな音が聞こえ始めるものですが、そのまま取れてしまうのではないかというくらいの不快音だったので、墓場に葬ってやろうかと思いました。各部の緩みなどを確認しても特に異常はなしだったのですが、気休めにスプリングを手でグイッと回してみたところ、嘘のように静かになってくれました。面倒見てくれたビルダーさん曰く「車体と接する部分がテーパーになっているから、負荷の掛かり方が微妙に違っていて、座りが悪かったのかも。まぁ、ありがちなことですね」とのこと。今のところは再発もなく、大人しくしてくれています。

乗り味は、純正よりは多少ゴツゴツ感は出てきます。ただ、付属スプリングのバネレートが、F: 5kgf/mm、R: 4kgf/mmなので、そんなに大きな変化はない感じですね。まぁ、もともと純正の足が硬めということもあると思います。どこかのタイミングでスプリングのハイレート化を目論んでいます。

せっかく16段階の減衰調整機能が付いているので、いろいろ試しましたが、最弱だとフワフワし過ぎて怖いです。やっぱり硬めが気持ちいいので、F / RともにMAX状態から4つ戻しで乗っています。リアの減衰調整はジャッキアップしないといけないので、面倒です。

車高は、メーカー推奨値で装着しても結構下がります。特にお尻は思いっきり下がります。スプリングシートを最大車高で固定しても、タイヤハウスとのクリアランスが指4本から2本入らないくらいになりました。

あと、分かっていたことですが、M'z Customのエアロがますます地面と仲良しになりました。調子に乗ってスピード出していると、どこからか雄叫びが聞こえてきます。今までは、フロントさえ気を付けていればほぼ大丈夫でしたが、今度からはサイドスカート、リアスカートにも神経を使います。車輪止めは完全に敵です。さらに、いつもお世話になっているディーラーの整備工場に入れなくなりました（笑）

まぁ、私の環境では多少の問題はありますが、製品自体はコストパフォーマンスが非常にいいと思います。サーキットのようなハード走行では明らかに機能不足ですが、峠をちょこっと流したりする分にはタイヤの接地感も増すので、乗りやすくなりますし、普段使いでも不快な感じはあまりないと思います。

装着時距離：106,727km