春以降、容量が低下したように感じたので2度目の容量計測をしてもらいました。バッテリ製造後28か月、走行距離43181Kmで、容量は35.6Ah(89%)から36.4Ah(91%)へわずかに回復し、70Km走りきれるようになりました。1度目は85%から94%程度まで大きく回復しましたが、これはメーカーが大きな安全率を取って容量低下量を大きめに推定していたのに対して、実際にはこれより大幅に少なかったためで、2度目は1度目の実容量低下量をもとに推定されていたので回復量が少なかったものと思われます。このことから、一度容量計測を行えばそのあとは頻繁に計測を行う必要はなさそうです。前回の計測結果と合わせると、容量低下は製造後時間、走行距離それぞれの√に比例するとして予測できることが確認できました。データシートには電池容量経年劣化10.24%、電池容量サイクル劣化8.65%の記載がありますが、これらは製造後時間と充・放電量から予測された劣化量で、容量計測を行わなければこの容量を100%として充放電するものと思われます。実際の劣化量9%はこの推定値の約1/2です。私はほとんどがEV走行ですが、他の方と比べて極端に劣化が進んでいることもないようで安心しました。多分エンジン走行でもそれなりに充放電を繰り返すためと思います。充放電積算電流量は41376Ahで、他の方の値に距離補正したもの44411Ahと比べると逆に少なめです。リーフでも新しい容量の大きなバッテリに対しては8年16万キロで70%の容量保障をはじめましたが、それまでのものは従来と同じ保障です。三菱ではすべての電動車に対してこの保証を適用しているのは立派なものです。10年20万キロも不可能ではなさそうですね?