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2012年04月06日 イイね!

読書:1203 最近のお読み物(漫画)後編/ぼくらのよあけ・トトの世界 の事

CANON PowerShot G12
<まふ満開とゐつてやろしからふ@近所の自分内基準木>

 3月の読書備忘録続きです。今月は小説31冊、漫画80冊、雑誌沢山、てところ。
 毎度無駄に長大になるので、漫画と小説他で分けました。今回は漫画編後編。

 読書:1203 最近のお読み物(小説)/ブクログ始めました の事
 読書:1203 最近のお読み物(漫画)前半/空が灰色だから の事
 読書:1203 最近のお読み物(漫画)後編/ぼくらのよあけ・トトの世界 の事
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 3月後半の漫画部門ベストを三つあげるならば…「ぼくらのよあけ」、「トトの世界」がダントツ。続いて、「自殺島」、「3月のライオン」、「ちはやふる」。あと「ねこむすめ道草日記」、「ゴロンドリーナ」も良かった。

 ぼくら~は宇宙系近未来ジュブナイルの大名作。2巻完結ながら、忘れかけていた幼年期のあの夏を思い出させてくれます。そしてとにかくオートボット(万能家事ロボ)が健気でね…
 トト~は野生児を中心に、人間とは文明とは何か、人間性の究極を問いかける問題作。後半はホントにかなりいろいろ衝撃的でアレですが、グロウツ系が得意、もしくは割と平気な方には是非。

 自殺〜、3月〜、ちはや〜も、連載中ということで完結している上二冊よりは落としましたが、相変わらず安定の素晴らしさです。完結すれば名作まちがいなし。ねこむ〜も妖怪もののキュートな佳作。闘牛ものというのが目新しいゴロン〜もイイ。
 って、ぜんぜんベストスリーじゃないし。





 これは素晴らしい。近未来SFジュブナイル。高度に発展した地球のAIと、外宇宙から飛来し地球に潜伏中の自律型宇宙船、そして団地の子どもたちの物語。
 詳細なSF的設定に、幼年期のさわやかさ、現代的な問題も絡み、情感に訴えかけてきます。オートボット(AI搭載家事ロボ)が健気で泣ける。

 「ぼくらの」というタイトルでちょっとジアースのアレを想起して身構えてしまったけども(笑)万人に広くおすすめできる佳作です。続きが楽しみ。



 近未来SFジュブナイル。高度に発展した地球のAIと、外宇宙の惑星(虹の根)から飛来し、地球に潜伏中の自律型宇宙船(二月の黎明号)、そして団地の子どもたちの物語。続編。

 上下巻で完結というこの短い範囲で、伏線をきちんと回収、皆のわだかまりも解決、そして見事なラストを迎えました。

 小学校高学年という、子どもたちの関係性。男子はストレートで馬鹿で周りが見えない。女子はウェットなコミュニティのしがらみに囚われ周りを見過ぎる。それぞれの持つ、思春期・成長期特有の悩み。親も大人としての責任を果たしつつ、かつては自らも、少年であり、少女であったことを忘れない。SF的要素以外にも、そんな細やかな人間関係の描写を丁寧になぞってくれているのが、また物語に深みを。

 そして本筋のAI(人工知能)の技術的特異点に就いてのテーゼ。ここでの特異点は、人工知能が嘘をつけるか否か。つまり感情を持つか、ということ。作中年より28年前に墜落する宇宙船を見逃し、その事実を報告しなかった、嘘をついた人工衛星H3のAI。その流れをくむ、オートボット(万能家事ロボット)ナナコのAI。別の技術体系にある二月の黎明号と接することにより、特異点を越えた二つのAIが下した結論は…(涙


 とにかく素晴らしかったです。
 団地に響く子供たちの歓声。通り雨に濡れた路面のホコリっぽい匂い。灼けたコンクリートに落ちた濃い夏の影。そんな幼年期の思い出がフラッシュバックする佳作でした。私も団地の子だったんですよ。
 正直、2巻で終わらず、ずーっと続いて欲しかった気もしますが、むしろコンパクトにまとめたからこその余韻もあります。本当に素晴らしかった。超おすすめできます。

 そしてそして、オートボットのナナコがとにかくもう……
 ほら、ぼくって対人恐怖症気味じゃないですか<知らねえよ。
 だからこういう健気な機械とか切ない人外物語には超弱いんですよ。
 もうね、ナナコ最高!うちにもオートボットを!特異点を越えたAIがあれば、人間なんていらんのや!




 1~4巻読了。
 凄い作品でした…
 猟奇殺人者である父親によって監禁され、犬と共に獣として育てられた野生児トト。過去の事件から人間嫌いになった女子高生マコトが彼と出会い、マコトと周囲の理解者と共に生活することにより、野生児から人間へと変化していく。
 しかし、彼の出生には大きな秘密が。主人公たちは、得体の知れぬ大きな悪意により、凄惨な陰謀に巻き込まれてゆく。

 テーマはコミュニケーション。人間だけが持つコミュニケーションツールの「言葉」と原始のコミュニケーションツールである「嗅覚」。そしてサブテーマとして「味覚」…
 オオカミ少年として育ったトトは、言葉を持たない代わりに、人間離れした原始の、犬並みの嗅覚を備えている。監禁から解放され、マコトたちと出会うことにより、言葉を会得していく。その過程は、まさに人類の進化の歴史。嗅覚を失い、言葉を得ることによって、ヒトは何を得、何を失うのか。

 その壮大なテーマにからむのが、トトの出生の秘密にまつわる陰謀。なぜ監禁に至ったのか。本当の父母は。なぜトトは狙われるのか。
 そして、人食を犯したトトの父の秘密。「味覚」は臭覚の減退した人類が、代わりに得た感覚の一つか。そして味覚の追求の果てには…正直悍しい。しかし、猟奇と狂気の果てにしか見られぬ、ある種の煌めきもある。美しいとは言いたくはないが…

 個人的に、さそう先生の絵は、非常に容赦がないと思います。生と死に容赦がない。聖と邪に容赦がない。性から逃げず、道徳に媚びない。非常に重い内容。そして衝撃のラストでしたが、この容赦のなさによって、見事に描ききっていたかと。

 ある種、人間性の究極をえぐる作品。広くオススメはできませんが、特定の方には深く評価されると思います。




 7巻読了。
 現在屈指のサバイバル漫画続編。
 タイトルは「自殺島」。無人島に自殺未遂者が政府によって集められ、サバイバル生活を強いられる、という設定のためのネーミングですが、その内実はサバイバル指南、そして生命讃歌。

 自殺を選ばざるを得なかった彼らが、いかにして人間として再生するか。またはしないのか。アクション・サバイバル漫画として優れていると同時に、食物連鎖、生と死について…深淵かつ根源的なテーゼが提示される。

 これぞ新しき人間の証明。




 少年プロ棋士と素敵三姉妹、そして愉快な仲間たち続編。

 でもねもうね、将棋なんてどうでもいいんですよ(失礼)。ひなちゃんのクラスのイジメ問題ですよ。正直まったく納得は行かないけど、ある程度全体を見られる経験豊富な学年主任が乗り出すことによって、表面上は解決。したけども。

 もし自分の子供がいじめられたとしたら…相手の子供をころs…ぶんなぐる……いや手を出すのは悔しいけど負けだから、文明の利器と大人の悪知恵を持ってして、徹底的に証拠を集めて追い込むしか無い。といったところ。昨今のシリアルキラー的な考えを持ついじめっこたちに、上っ面の説諭が聞くとも思えないし、そんなやつらとかかわるのもゴメンな感。自分自身の幼年期にはそういうスタンスで逆に無視してきたけども。

 と、読みつつ、それでも諦めないひなさんの、本来の意味での強さに感動してヒートアップしていたのですが…

 ふと思い至ったのが、もし自分の子供が他人をいじめていた場合。その時どうする…
 うん、やっぱり人の親になるのは無理だ(笑


 まあそれはそれとして、フィクションでもこれだけ辛いのですから、現実の学校はもっと厳しいのでしょう。作中の担任も、最初からことなかれ主義ではなく、心底怠惰だったわけでもなく、内面に葛藤を抱えたままいじめをスルーしていたわけで。最終的には精神が自壊するほど追い詰められてしまったわけで。
 義務教育はもうちょっと緩くして、フリースクール方式にしたほうがいいのか。しかしそれではプレ社会生活としての役割が…

 教育問題はホント大変です。ひとまず学校の先生の給料と社会地位を上げて、昔のように選ばれた有用な人材を増やしていく方向がベターなのか…




 競技カルタはスポーツだ。
 少女コミックからこれほどのスポ魂が生まれるとは…
 あまりに青春直球ど真ん中で、とにかく胸に迫る。
 変なラブコメ要素が無いのもまた潔い。名作也。







 1~4巻読了。
 ほのぼの妖怪日常物。怪異という程でもないちょっとした事件と、それにまつわるドタバタコメディ。たまにしんみりホロリ。
 キュートなキャラと濃い書き込みの半田舎の景色が、独特の情景、雰囲気を醸している。

 「妖怪もの」というジャンルはは、こうなかなかに情感をそそるものが多い。やはり、妖怪とは人間あってこそ、人に認識されてこその存在。自然と人間の間(はざま)、その不安定な立ち位置が魅力なのかな。
 結局一番恐ろしいのは人間の悪意と大自然の脅威。当然、自然とは不可分だし、社会的生物として他の人間と関わらなければ生きていけない。そこに、人に最も近い位置にある「人外」への憧憬やある種の恐れが、あらまほしきものとしてするりと入り込んでくるのか。

 なんちゃって。




 ゴロンドリーナ=つばめ。珍しい本格闘牛漫画。

 舞台はスペイン。日系人?の少女が主人公。同性の恋人にふられ、車道に飛び込み自殺を図るも、元闘牛関係者に救われる、という場面からスタート。少年のような外見、そして迫る自動車を前にしての度胸を買われ、闘牛士への道を示唆されて…

 正直闘牛の描写はこれから。だが個人的には非常に興味深い。細かい描線をつらねる繊細なタッチも素敵。闘牛士の立ち姿が美しい。

 そう、ちょっとゴヤのエッチング、タウロマキア(闘牛技)を想起させるかも。






 まどマギアンソロジー。1、2巻読了。
 ギャグシリアス半々といったところ。
 しかし、やはりアルティメットその後はせつないのぅ…





 15、16巻読了。
 だんだん島の秘密が明らかになってきた。そして先生が…
 サービスシーンが増量され、ちょっとアレかも知れませんが、相変わらず面白い。続きが気になる。




 日常家事メインの歳の差カップル疑似家庭もの続編。3、4巻読了。

 主人公が大学の地学の准教授。そちら関係の挿話が全て興味深い。「へぼ」食とか、ラオスのインセクト食とか。
 私も大学の第一志望はそっちだったので…って虫食じゃなくてフィールドワークのある学部。落ちて経済学部に流れてしまったんですけども。

 ラヴ(クラフトではない)方面では、メンデルの法則がらみのお約束展開も…うさドロ的収束を迎えたら…ちょっとショックかなぁ。




 8〜13巻読了。
 真世界の人たちがあっさりしすぎててちょっと笑った。でもそれがこの作品のいいところ。
 悪の組織の話なのに、悪人がだれひとりいない、という(笑



 学園祭ネタはどうしてこう面白いんだろう…青春ですなぁ。

 ちなみに、私は高校の三年間、学園祭はクラスの出し物に参加してません…まあそういうことで察してください…(笑




 1〜6巻読了。
 現代に転生したルシファーとミカエルを中心に、天使と天魔(堕天使)が入り乱れ相争う、アポカリプティックハルマゲドンバトル…という設定なんですが、シリアス要素は一切ない、のほほん日常系コメディ。天然ボケのルシファー、その他キャラも可愛らしすぎて困る。
 と思っていたら、最終巻はかなり怖い展開に。でもでも最後はちゃんとアレな感じでまとめられてはいます。

 しかし我が国の表現者の方は、こういうグノーシス的な展開がお好きですよな…純粋悪とか絶対善とか、そういう単純な二元論の胡散臭さに敏感なお国柄なんですかね。いや単にデビルマンの影響大だったりするのかな。「るくるく」とかね。




 東京都内に、ヴァンパイアバンド=吸血鬼特区。吸血鬼の公女とに使える狼男の主人公。
 今巻は狼男部隊の老兵たちの益荒男振りが素晴らしかった…葉隠や…

 という感想をTwitterにあげたら、作者の方から読了のお礼が届いたのでした。ワールドワイドウェッブ!!(笑




 可哀想≠河合荘。
 変人の集まる寮にある程度一般人の主人公が入居して…ってこのパターンはもはや王道ですな。今作はダメな大人女子が複数いて、シモネタ逆セクハラが多いのが魅力?か。あと主人公が故意にせよ無意識にせよ、あまり空気を読まないところもトレンドっぽい。絵は非常にうまい。



 主人公と口下手無感動系ヒロインが接近。今時こんな初心な展開珍しい(笑
 あとどMな先輩の言動にはわりと共感せざるを得ないところがある。




 女子系自転車漫画。「鎌倉女子高自転車部」に続くJK自転車部再び。
 こちらも主人公は初心者。おそらく小笠原から出てきた、都会初心者でもある。ジャンルはポタリング系になりそう。
 豊玉陸橋、石神井川、豊島弁財天。1巻から割りとディープな東京スポットを巡り始めてます。車道歩道の問題さえクリアすれば、都会ほど自転車ですよね。

 個人的にはゴリゴリのアスリート系よりも、こちらの方がいい。参考にもなる。




 ハルヒシリーズのコミカライズ・本編版。
 分裂編スタート。絵柄も展開も、わりと淡々としているのが原作に合っていていい。

 あと、個人的にはハルヒより佐々木さんでしょ。ねえ。




 1〜2巻読了。
 小説のコミカライズ版。ブリキ絵と比べるとかなりシンプルですが、雰囲気はあるかな。デフォルメキャラは可愛い。
 ちなみに私は女々さん派です。




 ふむ、少女漫画にしては硬派で面白いよ、と言うことでゲット。

 まあ何事も「イケメンに限る」てことは変わらないですか。いやとことんガリ勉ヒロインてのは面白いけど、ちょっと主人公他が無駄にバイオレンスすぎるような気も。
 主人公同士が正式につきあい始めるのが8巻から、というのは少女漫画にしては破格の進展の遅さかも。




 こ、これは危険だ…
 夏の日陰に密かに咲く百合の花。





 1〜2巻読了。
 割と有名(お笑いで言えばビビる大木クラス)なマンガ家の父を持つ姉弟。その父がネームだけを書いて逃亡。幼少より父の執筆活動を見守り技術を身につけていた姉弟が代作をせざるを得なくなって…という作品。
 頑張る姉弟が実にけなげでいいんだけど、とにかく父が駄目人間過ぎる(笑



 今月はこんなところ。
 とにかく長くなるので…来月からは月二回にします。


Posted at 2012/04/06 11:07:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | 読書 | 趣味
2012年04月05日 イイね!

読書:1203 最近のお読み物(漫画)前半/空が灰色だから の事

au IS04
<日向は満開です@近所の自分内基準木>

 3月の読書備忘録続きです。今月は小説31冊、漫画80冊、雑誌沢山、てところ。
 毎度無駄に長大になるので、漫画と小説他で分けています。漫画はさらに二回に分割。サムネール付タグは便利でいいのですが、どうしても文字数がかさんでしまうよううです。

 読書:1203 最近のお読み物(小説)/ブクログ始めました の事
 読書:1203 最近のお読み物(漫画)前半/空が灰色だから の事
 読書:1203 最近のお読み物(漫画)後編/ぼくらのよあけ・トトの世界 の事
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 さて、3月前半の漫画部門ベストを三つあげるならば…「空が灰色だから」、「花もて語れ」、「夕焼けロケットペンシル」そして「鎌倉女子高自転車部」あたり。4つになってしまいましたが。

 空が〜は不思議系不条理系病み病み系……なんとも言いがたい読後感をもたらす怪作。乱歩先生言うところの「奇妙な味」であふれています。超オススメ。
 花〜は2012年のマンガ大賞にノミネートされました。朗読漫画という新しいジャンル。とにかく迫力の朗読シーンが凄い。心が震えます。
 夕焼け〜は、文具店のほのぼの日常。鎌倉〜は最近はやりの自転車入門漫画。どちらも絵が明るくて綺麗。特に鎌倉〜は湘南、134号線沿いのあの空気感がいい感じに表現されてます。時代は自転車ですな。


 ちなみに、ブクログを利用するようにもなりました。ウェブの読書記録管理サービスです。有名所では読書メーターがありますが、あちらはレビューが255文字しか書けませんので、冗長駄文傾向の強い私には向かないかなぁと。ブクログは無制限です。ブログ転載用のサムネール付きコードも吐いてくれるので、下記のように見た目も整います。
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 ぬおー!コレは凄い。
 「心がざわつく」のキャッチコピー通り。この絵柄でこうくるか!という衝撃。
 「ねこぢるうどん」初読時のそれに近いかも。あちらはひたすらダークでしたが、こちらはもっと情感にダイレクトに訴えてくる。直球で泣かされもするし、ぞくりと背筋が冷えるような不気味な…なんとも言えぬ読後感も。
 乱歩先生言うところの「奇妙な味」であふれている。評価が高いのも頷ける。




 3巻読了。
 凄い凄い凄い。朗読という一見地味なテーマが主題の作品。しかしその奥深さ、情感への喚起力に唸る。
 1,2巻も十分素晴らしかったのですが、この3巻で爆発。これまでは朗読という世界への導入。主人公が朗読会に参加し、朗読というものを知り、成長を重ね、今巻でついに朗読会という公開イベントに参加。怒涛の展開でした。

 主人公の新社会人女子はいわゆる要領の悪いタイプで、都会の暮らし、新しい環境に馴染めず、悶々としていたところに現れたのが、朗読という世界。2巻で彼女に救われた、元ひきこもりの社長令嬢がこの3巻から、本格的に準主人公として登場。
 要領が悪くとも朗読には特筆すべき才能のある天才肌の主人公、内向的ではあるものの論理的思考を持つ理詰めの準主人公。この二人の友情、そしてライバル関係がまた素晴らしい。

 そしてなにより朗読シーンが強烈。朗読作品の力(「やまなし」「花咲き山」等)に、漫画的表現力が加わり、なんとも言いがたい圧倒的な迫力。心を揺さぶられます。これが「漫画」ですよ。なんらかの賞をとると思います。






 を、これは素晴らしい。
 小さく廃業寸前の文具店が舞台。妻に逃げられたダメニート父を手伝う健気な小学生女子の細腕繁盛記、そして切なく淡い恋模様。
 スッキリとしつつもキュートな絵柄。丁寧な心理描写、もどかしくも切ない展開。フラッパーは情感に訴える、いい作品が多いですな。

 最終巻である今巻は、特に切なくてよかった。この作者は出会いと、そして別れをしっかり描いてくれています。ちゃんとした「別れ」のシーンがあるかないか、個人的には重要だと思います。

 あと常々将来は古本屋をやりたい、と書いていますが、その片隅にはちょいグロちょいオサレ系の文具コーナーを作りたいな、とも思っておりました。
 今作の文具店は、そんなオサーンの小さな夢を具現化したような素敵なお店でもあります。いい作品でした。




 超絶爽やか女子自転車もの。
 繊細な描線、とにかく明るい画面作りが好印象。陽射しにみちみちた鎌倉、湘南、134号線の雰囲気がすんばらしい。やっぱり死ぬまでに一度は住んでみたい地域ですよな…夏の渋滞は残念ですが…それも自転車があればわりと解決しますしね。
 そして、鎌倉女子高に新入した主人公が、自転車に録に乗れない所からスタート、というのもまたいい。
 「のりりん」なんかもそうですが、これから本格的に自転車を始めよう、という人向けのハウツーもの的作品が多くて、個人的にはなんか助かる。でもおそらくお財布的には助からない(笑
 今後が楽しみオススメな一冊。




 1〜11巻読了。
 トンデモ設定の恋愛もの。若返ってしまう病気、対応策は主人公とのキス、という。
 実はこの作者さんの作品は苦手の部類なんですが。トンデモがあっても、心理描写が丁寧なのが良い所なんですよね。わりとグッとくる




 1〜4巻読了。
 最近おきにいりジャンルの本屋さんもの。

 ふむふむ、片親家庭の父が経営する本屋を手伝う小学生女子が主人公なのか、感心感心……
 ってエロ本屋さんやないかッッ!!つうか父よりエロ本に精通しとるだとッ…山岡はん、あんたなんつうことをしてくれましたんや…

 まあそれはそれとして、将来は古本屋さんを営みたいです。




 農業高校卒、実家が現大規模酪農家の作者の実体験に基づくアグリカルチャもの続編。
 やはり面白い。前作でも書きましたが、現在並行連載中同作者同ジャンルの「銀の匙」よりも、よりぶっちゃけていてイイ。
 うちの実家もわりと大きめの農家で、従事する叔父や叔母は、ほとんどスーパーマン的働き者なんですよな。農家、お百姓さんは最高。まさに国の基であります。




 9巻読了。
 名門女子校での百合系女子とドS系女装男子のドタバタハイテンションコメディ。ラブは無し。
 毎巻パロネタを楽しみにしているのですが、今回はHUNTERXHUNTERネタだけ。ですが、相変わらずキレてる。つうかこれ怒られるよ(笑




 7巻読了。
 狼神の化身と行商人の小銭稼ぎ珍道中小説のコミック版続編。毒麦と異端研究修道院編。

 原作が優れているので、ストーリーはまちがいなし。かつ作画も相当いい。中世風世界とか光栄の大航海時代とかが好きならばはまるでしょう。




 3巻読了。
 お人よしマル暴と超能力少女の同居日常コメディ続編。
 秘密機関の超能力実験の検体として人間扱いをされて来なかった少女が、マル暴とはいえ人間味のある主人公と知り合い、徐々に人間性を取り戻してゆく、ハートフル…ということは一切無く、そんな設定をほうり投げて、ひたすらゆるゆるの日常ギャグが続いてゆく。そこがいい。
 基本一話完結。ほのぼのとした雰囲気、ギャグの冴えもある。主人公以外の主要キャラが非常に立っているのもいい。実にアニメ化向きとも言えよう。




 ラノベ原作。学園精神入れ替えもの?
 何者かの影響により、部活内の複数の男女間でランダムに精神が入れ替わってゆく。一対一での入れ替えはよく見ますが、複数間てのが新しい。なんだか非常にくすぐったい。




 七峰くん再登場。ベテラン復帰ラッシュは、彼がパパンのお金で立ち上げた漫画制作会社の後押しだった…さいとう・たかをプロとかに近いのかな。
 編集長の言うように、そういうのも有りだと思う。ただ、ジャンプ連載ということで、七峰くんが結局自己中の悪役になってしまったのがちょっと残念かな。
 あと、東先生と川口先生の友情と亜城木くんとの縁の話は泣いた。 やっぱり熱い作品だぜ。




 驚くほど未来日記。サッパリ系イケメン主人公とイカレピンクヒロイン。超常能力者による異能バトルというのも。
 主人公がゆっきーさんよりも10倍凛々しいのとが違いか…リアル世界征服が目的、と言うのも、未来日記よりは地に足ついた感じがするか。あでも面白いですよ。





 1〜2巻読了。
 高卒ニート女子のモラトリアムな日常。
 厳密には求職活動を行いバイトもしてるのでニートとは言えないのかな。そんな設定もあるので、そこまで逼迫せず、のほほんとした若者特有のモラトリアムな雰囲気が楽しくもくすぐったい。




 歳の差擬似家族ものの最高峰。いちおう9巻で完結。それも衝撃の完結をしていたのですが、この10巻はサイドストーリー&後日談として出ています。

 ダイキチとりんの出会いから、時系列をなぞる形でサイドストーリーが。本編を読んだ時の感慨が蘇ってきます。イイ編成ですな。
 そして最終話のみが後日談。やっぱり年齢差はあっても異常にお似合い。正子さんからアレな血はきっちり受け継がれているんだなぁと(笑

 そして特筆すべきは巻末の対談。アニメ化にあたってのもの。読み応え有りでした。
 作者もアニメのあの出来には大満足なご様子。さもあろうというものです。あれは素晴らしかった…また見ようかな。つうか是非二期もやっていただきたいですわい。




 ゾンビっ娘ブーム?の火付け役続編。
 ついに人肉嗜食欲求が抑えられなくなる混濁期。主人公に襲いかかり肉をむしりとろうとするんですが…うむ、愛の力で解決されてしまった。
 ゾンビ生成方法の違いなど、多分それなりの理由があるんでしょうけども。現状ではちょっと御座なりか、とも。今後に期待しましょう。




 過去の凄惨な事件で、タイトル通りの狂気の精神状態にされてしまった二人が主人公のダークサイコバカポーデテクティブラノベ(どんなだ)のコミック版。

 小説は冗漫かつ韜晦と諧謔に満ちた虚言癖の主人公の独白が最大の魅力(?)なのですが、そこは漫画ではちょっと表現しづらい感じです。
 さらっとした狂気、という意味では原作通りなのかも知れませんが、もうちょっととてつもなくイッちゃってる狂人の内面を、例えば表情などで描いてくれたら嬉しかったかも。

 絵もうまいし女子は可愛いし、小説版では謎というかビジュアライズされていなかった、みーくんのルックスも詳らかになりますし、原作ファンのかたには満足度が高いかと。つうかやっぱりイケメンだよな。と。



 3月後半へ続きます…


Posted at 2012/04/05 15:01:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 読書 | 趣味
2012年03月01日 イイね!

読書:1202 最近のお読み物/My Favorite Things の事

CANON PowerShot G12
<0809みなとみらい@横浜>

 今月の読書備忘録などを。2月分です。小説48冊、漫画144冊、雑誌沢山、てところですね。

 今月の個人的ベストを三つあげるならば…「フルメタル・パニック!」、「半分の月がのぼる空」、「午前3時の無法地帯」あたり。特にフルメタル〜は素晴らしかった。現在自分内ラノベランキング第一位です。
 あと再読の「ベルセルク」については、もう語ることもありません。まあ未読の方はひとまずお読みになられてください。
 

 某所でオススメ漫画についてコメントしましたので、こちらにも抜粋してみます。

 個人的な最高は「ゴールデンラッキー(害基地4コマ)」。漫画表現史上最高の知性と痴性の極北、最高到達地点。ホントに。でも物凄く人を選びます。10人ほどの、これは、という近しい方にお勧めした所、誰一人受け入れてくれませんでした(笑 
 普通に一番好きなのは「ふたつのスピカ(涙腺崩壊宇宙飛行士ジュブナイル)」。二番は「ベルセルク(超絶書込、途中まで最強ダークファンタジー)」。三番は「ルサンチマン(我ら非モテの聖書「現実を直視しろ。おれ達にはもう仮想現実しかないんだ!)」。
 変態紳士的観点からは「放浪息子(男の娘最高峰)」と「青い花(百合娘最高峰)」が双璧。次点が「惡の華(変態ジュブナイル)」ってとこです。
 忘れてた!ゴッキーの下に、「ねこぢる」名義の全作品が来ます。「うつし世はゆめ、よるの夢こそまこと」…奇妙な味をまさに体現していたのでした。(過去形なのが悲しいです


 なお、Twitterに上げた文章なので、表現が直裁かつ短絡的なのはご容赦を。
 例によって写真に意味はありません。ただの埋め草、と申しますか仕事用にピックアップしたものの流用です。
 120229 Labour Bureau Pamphlet Cover Sample
 
 
CANON PowerShot G12
<0912みなとみらい@横浜>

小説

・H・P・ラヴクラフト「ラヴクラフト全集1」再読
 「闇に囁くもの」は何度読んでも不気味だな…あからさまな恐怖は一切ないんだけども、とにかくじーりじりと真綿で首を絞めるがごとく状況が悪化していく。ラストのぶっ飛び具合は断然インスマウスだけど、こっちもかなり好き。ミ=ゴ

・H・P・ラヴクラフト「ラヴクラフト全集2」再読
 「太古の昔,全宇宙を支配していたという邪悪な神々は絶えてしまったわけではない。再びこの世を掌中に収める時が来るのを今なお待ち受けているのだ。本書は,悪夢のようなクトゥルフ神話を生んだ鬼才ラヴクラフトの全集第2巻である」

・賀東招二「フルメタル・パニック!」1~10巻読了(長編1~5)
 対テロ傭兵団のエリート少年兵が隠れた特殊能力を持つ一般少女の護衛につくため、日本の高校に入学。傭兵団の隊長も少女の三角ボーイミーツガールストーリー。
 長編短編が交互に発刊されるスタイルで、短編は戦地と日本の常識の差に四苦八苦する学園コメディ。長編はパトレイバー級の人型ロボットが中心のシリアスなマーセナリーアクション。8歳から戦地にある主人公。ロボ有りラブ有りデッドオアアライブ有り。長編は普通に名作。
 Wikipedia見たら、ハリウッドが2009年に映画化の版権買ってるらしい。というのも頷ける本格派です。
11~20巻(長編5短編4)読了。
 短編までもがシリアスに。長編はほとんど欝展開に近い…けども、誰も諦めてないからこれはラストのカタルシスへの伏線と見よう。つうか面白い。あと短編9巻で、オチが見えたような気もする。SWエンドかな。
21~22(長編11~12)巻読了。
 うおー!熱かった。そして泣いた…そりゃー予定調和ですけども、長編12巻を費やしたボーイミーツガールの結末をコレ以外にしたら世界がそれを許さないでしょう。いや素晴らしかった。今の所最高のラノベ。

・大黒尚人「フルメタル・パニック!アナザー」1~2巻読了。
 そのフルメタ10年後の後日譚。別作者で最新のラノベの風潮、つうか萌えを導入すると…こうなった…いや悪くないけども、いかに前作が素晴らしかったか、と言うことか。

・橋本紡「半分の月がのぼる空」1~8巻+別冊読了。
 苦手な難病もの。ラノベなので主人公が直情的に過ぎてたりヒロインがドSだったり医者と看護婦が頻繁に患者を暴行したりするけど、やっぱり泣ける。
 そしてこのジャンルを読んだあといつも思うのが、程度というか時間の長さの差はあれど、人間はかならず死ぬわけで、難病でなくとも、大事な人との別れは必ず来る。だからお若い方には今を一生懸命生きていただきたい。的な。非常にらしくないな。だから苦手なジャンルなんです(笑
 あ、あとプロレスマニアというかルチャな描写はナイス。ソル・デ・レイ・ケブラーダ!


CANON PowerShot G12
<0903みなとみらい@横浜>

・御堂彰彦「“不思議”取り扱います付喪堂骨董店」1〜4巻読了
 アンティーク、呪われた骨董品にまつわるストーリー。1章毎に完結するショートショートスタイル。
 呪いの品にまつわる依頼人は大体取り返しがつかない状況で、致命的な結果を迎える。骨董店の店主もバイトも呪いの品に関わる人間で、現状では明らかではないが、後暗いところがあると思われる。
 と、全体的に救いがなく、人死にもザクザク出ているが、飄々とした文体で不思議と暗澹とした印象はない。ラノベ的な狂騒や萌えとも無縁。雰囲気的には、軽めの笑うせえるすまん、男子版魔法使いの娘といったところか。例えばビブリオ古書堂の事件手帖的な文学性もある。
 こうなると、結局ラノベというジャンルは出版レーベルに由来するということか…銀英伝も徳間デュアル文庫から再刊された以降はラノベ扱いされることもあるし。あとカラーの口絵。
 本読み変態の自分としては、どんな萌え文学、官能小説も広辞苑も百科事典もスマホの説明書もカルト教団の機関誌も読めるけど、やっぱり基本的には真面目でかつ面白くないと困る。今作はそういう意味で普通に面白いです。
 あと一話につき必ず一つは叙述トリックがあるのも楽しい。そうきたか!的ミステリィ体験がある。

・裕時悠示「俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる」1~4巻読了。
 アンチ恋愛脳の主人公×ヒロインのカウンター青春ストーリーのはずが…なんだよ、結局ハーレム展開かよ。と、思わなくもないものの、幼少期のトラウマからそういう男女間の機微に嫌悪感を抱く描写には若干の共感が。

・入間人間「トカゲの王」1巻読了
 異能伝奇バトル物。主人公はリアル中2。かつ深刻な厨二病。能力は目の色を変える事だけ。誰かの策謀で凄惨な事件の暴虐に巻き込まれ、血反吐をまきのたうち回り泣き叫び…上っ面な残虐描写の垂れ流し。お決まりの超覚醒も無し。でもそこがイイ。

・神崎リン「イチゴ色禁区」1~3巻読了
 日本を裏面から支配する神道ネットワーク。その巨大組織に属す主人公。歴史の奥に隠された秘密、もたらされる闇との対決。設定は非常に興味深い。んですけども…話のベースが小学生へのセクハラとスネデレで成り立っていて…そういうのもあるか

・松智洋「パパのいうことを聞きなさい!」9巻読了
 原作は真面目な擬似家族ストーリーだなぁ。YJの漫画版やアニメ版から入るとちょっと戸惑う人もいるのでは。
 主人公も三姉妹も成長して、ますます家族になってきてる。完全に父親目線で読んでしまいますよ…あれ?目から汁が…


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漫画

前段は特にインプレッシブだったものを基本時系列で。
上三つに関しては特記項目。


・三浦建太郎「ベルセルク」1~5巻再読
 うう…心が抉られる。魂が震える。何度読んでも、黄金時代編は…凄みがある。圧倒的な破壊と暴力、絶望の深淵。他に類の無い逆境にあっても、ひたすら抗う主人公。ベルセルク前半はファンタジー・バイオレンス巨編として冠絶している。
6~12巻再読
 遂に触が始まった…「大いなる祝福の刻!彼なりし亜の刻、亜なりし彼の地へよくぞ集った、人の造りし神ならざる神の子羊達よ!」作者がこの一編を描くために、悪魔に、いやゴッドハンドに魂を売っていたとしても、僕は全く不思議に思わない。
 圧倒的、とにかく圧倒的。ゴヤ、ボス、ブリューゲルらが夢見た、悪夢に見た、暗黒妄想の世界が、それら史上の偉人らの作品を超えるクオリティで現代に現出している。魔女っ子編までは将に、最強。
13~20巻再読
 怒涛の触を乗り越え、狭間の世界での戦いの日々スタート。聖誕祭編、モズグス様迄の流れは本当に素晴らしい。「信仰とは望んでいる事柄に対する保証された期待、見えない実体についての明白な論証」byポール。宗教家の本質が彼にはある。
 それはつまり、盲信、他人にとっての狂気こそが実態。得てしてそこには最悪の残虐が伴う。それにすがるヒトの弱さを否定するものではないですが、出来れば一生近づきたくない部類の存在、ということで。
21~36巻読了
 やっぱ面白!リアルタイム時はミレニアム・ファルコン以降は蛇足かな…とか思っていたけど、こうして通して読み返すと、まあ圧倒される。なんつっても画力。圧巻の書き込みの質量。この物量作戦の前ではどんな設定も説得力を増すわけで。
 魔女っ子と狂戦士の鎧他でガッツも丸くなったよなぁとか思うけども、これはあれだ、黄金時代編と同じく、この先への前振りなんでしょう。むしろ怖い。それにしても、ファンタジア…魔と人との融合。ダイバの言うように魔としてのアイデンティティの喪失に繋がるのではなかろうか、とも思うけど。でも使徒は知らんけど妖魔あたりは家族も作るんでしょう。暗黒皇帝ベルドとかアシュラムとかの理想に近いのかどうか。
 つうかグリフィスとガッツはどう決着つけるのか。やはり続きが気になって気が狂う。俺のベヘリットが血の涙を流す。しかし今のペースだと…スタートが89年となると…あと20年はかかりますか。

・ねむようこ「午前3時の無法地帯」1~3巻読了
 うわ、これは久しぶりにキた。イラストレーター志望女子が、間違いでパチンコ専門のデザイン事務所に入社。午前様も徹夜も当たり前、仕事に振り回され、生活もプライベートも崩壊する、DTP土方の生活がリアル。
 自分語りになっちゃうんですけども、当方の最初の職場が印刷メインの小さな代理店で、最初は営業で入社。某新興自動車用品店と某超大手酒メーカーの直営居酒屋管理会社を担当。どちらも宵っ張り。特に用品店がひどくて…店舗営業と社内会議が終わる午前3時からが我々下請けとの打合せ、という。玉稿を頂戴し、朝のうちにデザイナーに投下。その後の印刷終了までの殺人スケジュールは言わずもがな。と、ここまではま大したことはないのです。
 問題は、あまりの殺人予定にデザイナーさんが逃げる逃げる。仕方が無いので、営業の私がMACで代わりに直す。いつしかデザインスキルがついちゃう。仕事を受けてくれるデザイナーさんがいなくなる。短絡シャッチョーが「じゃあユーが作りなよ!でも営業もやってね」となる。
 次に逃げたのが用品ブツ撮りのカメラマン。横で見てた私が代わりに撮るようになる…つまり、私独りで深夜原稿取りにいって、そのまま朝までブツ撮りして、その日のうちにデザインアップ。深夜終日営業の製版所に持ち込んで、電車が無いので仮眠or自家用車で帰宅。という地獄のデスマーチが完成。深夜早朝の首都高を106Xsiで珍走して、何度も死にかけたのはこの頃です。
 まあ当然そんなの身体がついていくはずもなくて。20代の体力を持っても無理だったのでした。で、そういうDTP土方のリアルさをこの作品は良く表現してくれてました。そして…そういうリアルナイトメアな日常の中にも、くりえいちぶなひょーげん者、つう仕事特有の楽しさやりがい的なアレも確かにある、ということも。まあほとんどストックホルム症候群のようなものだとしても。でも人には勧められないですなー。もっと楽で実入り良い仕事はあるはずです。


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・吉田基已「夏の前日」1~2巻読了
 才能ある美大生と年上の女性画廊経営者の恋愛模様。率直な性愛描写と臆病な情操描写が素敵すぎる。
 それにしても…俺、来世ではイケメンになるんだ。だから残り少ない人生、せいぜい善行を積むことにする。今日もパンダのWWFに小銭入れてきた。

・幸村誠「ヴィンランド・サガ」11巻読了
 ウォー!さいっこうに面白くなってきやがったぜ…長らく続いた農奴編終幕近し。また激動の時代に。12巻が待ち遠しくてたまらないぜ…エノス!!

・カズミヤアキラ「少女幻葬ネクロフィリア」1巻読了
 またネクロノミコンか。暗黒の禁書にしては人口に膾炙し過ぎですよな。つうかネクロフィリアは屍姦て意味じゃないか。
 それはそれとして、悪魔崇拝者の両親に虐待された姉弟、姉は親に殺され、親は異端審問官に殺され、弟はかろうじて生き残り新米神父に。しかし死んだ姉を屍体蘇生させるため、父の業で悪魔と契約。ゾンビとしてよみがえった姉は定期的に屍体を食さねば腐乱。解決?のためにはネクロノミコンが必要…という。ダークで…イイ

・荒川弘「百姓貴族」1巻読了
 漫画家の前身が北海道の半酪農家だった作者の経験。現作の銀の匙より端的でぶっちゃけてる。現状ではこちらの方が面白い。あちらはストーリー展開的にコレから。

・久住昌之×谷口ジロー「孤独のグルメ」1巻再読
 再読。やっぱり面白い。それにしても…複数の情報筋からの意見ですが、ごろーちゃんと当方は言動が似ているらしい。当方は酒を飲むけども。

・花形怜×ひらまつおさむ「珈琲どりーむ」1~5巻読了
 風邪で寝てると読書が捗る。コーヒーマニアの老舗茶舗の跡取り若旦那とお茶嫌いダメ親の経営する喫茶店を切り盛りする娘のウンチク系ラブコメ。コーヒー好きならゼッタイ好きになる作品。つうかコーヒー飲みたい。
 各話ごとに薀蓄コラムもあって非常に勉強になる。ちなみに二話目の薀蓄はコピ・ルアック(要検索。僕は飲んでみたい(笑。そして、実はコーヒー消費量世界一はフィンランドらしい。一年1200杯日本の三杯。当方は余裕でクリア。

・影崎由那「碧海のAiON」1~9巻読了
 最近多い女子酷い目系。悪魔から不死身にされた主人公。人魚から奪った力で人に徒なす人魚を狩る。絵柄は非常にキュートなんですが、主人公の戦い方が…一度相手に殺されないと相手を狩れないという縛り。作者はSですな。
 最も因縁ある人魚の末妹が味方になったり(この人魚が一番可愛い)、人魚側の攻撃準備が整いつつあったり、いよいよ最高潮!(文字通り最高の潮)というところで、311。恐らくそれが大地震と大津波だったのは確かで、現在は一旦日常編に戻り、小康状態。

・西尾維新×暁月あきら「めだかボックス」1~13巻読了
 導入は学園日常ドタバタ系ラブコメかと思ったら、ぶっ飛び系学園異能バトルギャグに変化。つまり共学版魁!!男塾に。つまりつまり突っ込んだら負け(笑。敵味方あるけども、純粋悪はなく、殴れば友達。王道ではある。
 王道ではあるが、敵も味方もキャラクタがもれなく変態で、なんとなく不気味でちょっと不愉快で、全体に展開もストーリーもそこはかとなく粘着質なのは西尾さんの力か。武装錬金ぽくもある。でもそういうの嫌いじゃない。いやむしろ大好き。

・ニトロプラス×種子島貴×たなか友基「鬼神咆哮デモンベイン」1~4巻読了
 またネクロノミコンか(笑。あでも原作含めデモンベインは我が国におけるクトゥルー神話の普及に大いなる貢献を…ふふ…ルルイエの浮上もそう遠くは……ショッゴスについての噂を聞いたことはおありかね?


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・小玉ユキ「坂道のアポロン」8巻読了
 陽性で強靭極まるマッチョメン、それが千。だがしかし…目立つ伏線はないものの、緊張感のあるコマ使いとすれ違う視線の演出でどんどん緊迫感が高まっていって、そしてあの事件。苦しいな。人の絆なんて、心なんて、ちょっとしたことで離れてしまうのですな…
 病院屋上、洗濯シーツ舞う中の漢同志の抱擁号泣見開きは、ここ最近でもっとも破壊力のある一枚であった。涙腺的に。だがしかし、スマホ臭BL臭皆無なのがまたエライ。
 いやそれにしても良い作品。とにかく雰囲気がいい。60年代特有の空気感てやつなのかな。なんだろ、バンカラだけど品があると言うか。アニメもちゃんとやれば名作確定。問題はジャズセッションの完成度だけ。

・森恒二「デストロイアンドレボリューション」2巻読了
 高校生超能力テロリスト続編。相変わらず息詰る描写。同士が増え、ワンネスパワー保持者が増え、テロ組織としての内実も変容、優秀で魅力的な敵も登場。スピリチュアルな世界にも踏み込みはじめた。この先、どう転んでも白熱すること間違い無し。やっぱり凄い作家さんだ。

・ゆうきまさみ「ゆうきまさみのはてしない話」1~2巻読了
 大昔に既読ですが文庫版が出ました。1987~2003年までのニュータイプ誌連載のコラム。
 この人大昔から絵柄が変わらないのがいい。昔から洗練されてると言うか。内容は決行硬派で勉強になる。

・光永康則「怪物王女」17巻読了
 今巻は1話完結形式の日常怪異編でストーリーはほとんど進まず。でもそういうのも大事。それにしても、表紙扉のニ行聯句、アトラク=ナクア、インスマウス、宇宙からの色…いいクトゥルー神話漫画ですな。

・那州雪絵「魔法使いの娘二非ズ」2巻読了
 アーバナイズされた陰陽ゴーストバスターズ2巻。相変わらず淡々とした怪異譚そして押さえた描写。なのに非常に強い。抑えているからこそ怖い。前も書いたけどシンプルな陰影描写がキリコぽいんですよな。

・きづきあきら「ヨイコノミライ」1~4巻読了
 仲良し高校漫研を悪意を持って引っ掻き回す、漫画セミプロ賞金稼ぎの女子。きづき先生はエロ可愛黒い悪女を描かせたら当代屈指。それにしてもラストは…女子怖い。

・柳原望「高杉さん家のおべんとう」1~2巻読了
 タイトル通りのグルメ漫画かとおもったら、最近流行の歳の差カップル疑似家庭ものでした。ヘタレ三十路準教授と無口節約中学生が面白い。
 さて、ここで一つ懸念。最近この手のジャンルが身につまされるのですが、アラフォー無頼を気取っていても、もしかしたら、なんらかの暖かさに飢えているのか…いや、それはない。だいたい無頼を気取ってないし(笑)。まあ、疑似家族物と言う物は、一種の社会の縮図として普通に面白いと言うことか。

・塩野干支郎次「ブロッケンブラッド」1~5巻読了
 大人気女子中学生アイドル(実は短大卒23才)ノイシュヴァンシュタイン桜子こと謎の美少女クリスチーネ幸田ことお天気魔女予報士ホーエンツォレルン楓子は錬金術に拠って生み出された人造魔法少女である。日夜悪の錬金術師と戦う彼女の正体が男子高校生守流津健一であることを知るものは少ない…
 な…何言っているのかわからねーと思うが、おれも何をされたのかわからなかった…頭がどうにかなりそうだった…催眠術だとか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
 的なぶっとんだ設定なんですが、画力とギャグの冴えで非常に面白い。ほとんど様式美的なボケと突っ込みのテンプレート。だがそれがイイ。そのcrazyなスタイル、冗長過ぎるネーミングセンス…もしかしたら作者は竹中直人御大往年の大名作、普通の人々、恋のバカンスのフォロワーなのかも。ショスタコーヴィッチ一郎太的な。

・樹なつみ「ヴァムピール」1~5巻読了
 死者に取り憑き、生者の負の生命力を喰らう超常者ヴァムピール(いわゆる吸血鬼)。主人公格が複数あり、ヴァムなりそこねの半死者、半死者に取り付き残ったヴァム、ヴァムと共存する死者、ヴァムの穢れを祓える一般人の精神科医。そして敵対する完全体のヴァム、などなど。
 かなり複雑な展開・構造になっていますが、すっきりと読めます。絵もうまいし、内容もシリアスかつオカルティック。大好きだ。

・勝木光「ベイビーステップ」20巻読了
 真面目で理詰めなテニス漫画続編。主人公とヒロインがつきあいはじめてプール行ったりしますけども、基本はテニステニステニス。なんか読んでて勉強になるくらい打ち込んでいるのが非常に好感が持てる。私も座禅組むか。


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ここからは普通の時系列。

・谷川ニコ「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」1巻読了
 これは痛い…喪女子の自虐ストーリー。性別をひっくり返せば高校時代の自分で…なんだかかさぶたをむりやり剥がされるような気分。最高です。
 「(戯れるリア充を横目に)私の寿命一年減らしていいから、あいつら事故死しねーかな・・・」

・ヒロユキ「マンガ家さんとアシスタントさんと」6、7巻読了
 相変わらず主人公はまっすぐで明朗な変態だなぁ。むしろ潔い。
8巻読了
 をを、スーパーアシスタントとの外堀が埋まりつつある。いや、一番手は葵さんか…だがヤツは男だ。だがだが、それがどうした!

・菅野マナミ「ひまわりさん」2巻読了
 しっとり書房漫画続編。先代ひまわりさんのエピソードは美しくもはかなかった…なんかどんどん面白くなってきたような気がする。

・ろびこ「となりの怪物くん」8巻読了
 主人公同志がやっとつきあった…少女漫画にしては破格の進展の遅さですな。

・なもり「ゆるゆり」7巻読了
 全編書き下ろし、だと…なもり先生は神か。

・藤木俊「はじめてのあく」12巻読了
 黒澤さん無双であった。つうか真世界の人々あっさりしすぎ。

・黒田bb「Aチャンネル」1~2巻読了
 ああこういう作品だったんだ。保健教諭が変態すぎていい。あと黒田bbさんは名前が格好いい。

・鎌池和馬×近木野中哉「とある魔術の禁書目録」9巻読了
 法の書編中盤。今作は絶対に重いテーマをひっぱってくるから気が抜けない。

・藤堂あきと「パーツのぱ」1~4巻読了
 秋葉原の昔ながらのPCパーツ屋さんの日常。専門用語が多く最初はちょっとあれだったけども、キャラクタの性格が掴めてからは面白くなってきた。ひさしぶりにWINマシンが欲しくも。

・山崎毅宜「白球少女」1~3巻読了
 元天才野球少女がいかにして甲子園を目指すか…という内容かとおもったら、3巻たってもマウンドにすら立ってません。変態ドタバタ学園アクションでした。でも面白い。

・永野護「FOOLforTHECITY」1巻読了
 ファイブスターズの永野さんの処女作。って87年か!たしかに時代を感じさせるけど、いい近未来ロケンロールストーリーでした。

・さいとうちほ「SとMの世界」1~2巻読了
 ドナスィヤン・アルフォーンス・フランスワ=マルキ侯爵とレオポルト・フォン・ザハー男爵とはほぼ無関係。異世界スリップもの。少女漫画少女漫画してる。

・瀬口たかひろ「あみーご×あみーが」1~2巻読了
 少女サッカー漫画。これから、というところで打ち切りなのかな。なでしこブームの今ちゃんと完結して欲しいかも。

・有馬啓太郎「うりぽ」1~2巻読了
 宇宙人子育てもの。あれ?この辺は熱に浮かされててあんまり覚えてない…あとで要再読。


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・藤原ここあ「妖孤×僕SS」6巻読了
 ようやく百鬼夜行ショックから、読者の方が立ち直った。って自分のことですが。展開もおきらくのほほん日常になって…るけど、また次巻で激動しそう。でももう不意打ちはないから大丈夫(それもどうか

・山内泰延「男子高校生の日常」5話読了
 「女子高生は異常」のメガネは「シルバーデビル」、冬服は「ギガンテス」、セーラーは「アークデーモン」。というあだ名が判明。どんだけ(笑
 全体に面白くはあるけども、アニメは三倍面白い。四コマは動画になると化ける。

・やまむらはじめ「神様ドォルズ」9巻読了
 空守村に戻ってあれやこれや。相変わらず、登場人物の精神状態というか思考回路がパンクすぎてまったく感情移入し難い。特に幹部と隻の方たちが…むしろサイコでいい味出してる。

・渡辺航「弱虫ペダル」21巻読了
 インターハイ最終日最終ストレート間近。相変わらず熱い。そして冴えわたる顔芸。今朝の夢で出てくるくらいですわい。

・七月鏡一×藤原芳秀「JESUS砂塵航路」11巻読了
 藍東学園にどんどん濃いキャラクターが集まってきた。このなんでもありのフリカッセなスターシステム…手塚御大の海底超特急マリンエクスプレス的な祝祭感がある。

・入間人間×山根真人「電波女と青春男」1巻読了
 小説のコミカライズ版。ブリキ絵と比べるとかなりシンプルですが、雰囲気はあるかな。デフォルメキャラは可愛い。

・タアモ「恋愛ロケット」1巻読了
 バストアップの絵が印象的。甘くて優しい世界だ。

・大武政夫「ヒナまつり」2巻読了
 お人好し○暴さんとぶっとび超能力少女の同居物語。被害者はおもに○暴さん。ギャグのレベルが銀魂的に高い。これアニメ化するんじゃないかな。

・志水アキ「ニート女と小学2年生」読了
 短編集。社会に適合できない人間が、少しのきっかけと努力で、ほんのちょっとだけ前向きに頑張っていける。そんなお話。まともな感受性の持ち主だったらきっとほっこりと心温まることでしょう…
 私は社会不適合者表現が見につまされて痛くてちょっと辛い。

・浜田よしかづ「つぐもも」1~7巻読了
 付喪神とのドタバタ日常&ゴーストバスターズもの。とにかく絵が上手い。MACの能力とアナログの良さが融合。ムーブマンもグッド。あ、内容ですか?それはその…はははは

・五十嵐藍「鬼灯さん家のアネキ」1~4巻読了
 義理姉妹4コマ。姉から弟への一方的セクハラ、というわりとアレなジャンル。詳細は伏せますが、Mの兄弟にはおすすめできるよ!佐藤くん!


定期購読雑誌
・スピリッツ、イブニング、モーニング、モーニングツー、ヤングジャンプ、ヤングマガジン他
・Number
・ベストカー、ENGINE、CARMAGAZINE
・ファモーソ
 
 

Posted at 2012/03/01 15:42:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | 読書 | 趣味
2012年01月27日 イイね!

読書:1201 最近のお読み物/書痴見習い の事

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 今月の読書備忘録などを。一月半分です。小説67冊、漫画189冊、雑誌沢山、てところですね。
 今月の個人的ベストを三つあげるならば…「血潜り林檎と金魚鉢男」、「るくるく」、「シュガーはお年頃」あたり。特に血潜り〜は素晴らしかった。阿部洋一さん、奇才です。
 

 ついでに、100回目くらいのラヴクラフト全集の「インスマウスの影」再読から、私の自己紹介に丁度いいフレーズがあったので、抜粋しておきます。

「〜まだその男の細かいところをよく注意して見ないうちから、おのずと嫌悪の念がわたしの胸一杯に湧きあがってき、どうしてもそれを抑えることもできなければ、また、どういうわけでそんな気持ちになるのかもわからなかった。
 〜その男をもっと念入りに眺め、自分が嫌な印象を受けたのは、いったいどういうわけだろうとしきりにそれを考えてみた。この男はやせぎすで、背はかれこれ六尺を超える猫背の男で、みすぼらしい紺の背広を着、〜年のころは、かれこれ三十五ぐらいであろうが、その間の抜けた、無表情な顔をしさいに見ない人の目には、首筋に妙に深くたるんだしわがあるため、年よりもふけて見えたことと思う。頭の形は幅が狭く、はれぼったくてうるんだ黒い眼はめくばせでもするようにまたたき、鼻はひらべったく、額とあごはひどく貧弱で、耳は異常に発達の遅れた形をしていた。あごひげの届かない、長くて厚ぼったい唇と、きめの粗い青ざめた頬には、ただ縮れた黄色い毛がぽつんぽつんとまばらにはえているだけであった。そしてその顔の表面は、まるで皮膚病のために皮でもむけたように、ところどころ妙に調和がとれていなかった。手は大きくて血管が盛りあがっており、めったにない土気色を帯びていた。
 指はからだ全体に比較して驚くほど短く、いつもしっかりと握りしめている癖があるらしかった。この男がバスの方へ歩いて行くとき、わたしはその辺によろよろするような歩調をじっと眺め、この男の足が人並み外れて大きいのに気がついた。〜この男の身辺には、なにか、汚ならしい感じがあったので、ますますわたしは嫌になった。明らかにこの男は、好んで魚市場のあたりで働いたり、うろついたりする癖があるとみえ、魚市場独特の匂いが、たっぷりと身についていた。男の体のなかに、いったいどういう外国人の血が流れているのか、わたしは見当もつかなかった。
 そのようすの奇妙な特徴は、確かにアジア人にも、ポリネシア人にも、地中海沿岸の人間にも、また黒人にも似ていなかったが、それでもどういうわけで人々がこの男のことを自分とはちがった〜人と見ているのか、そのわけだけはわかった。わたしなら、そのちがいを、この男に外国的な要素があるためと見るよりは、むしろ、この男が生物的に退化しているためであると考えるのだが。〜」


 これは1936年に発表された作品。まるで予言されていたかのようだ…
 
 
 なお、Twitterに上げた文章なので、表現が直裁かつ短絡的なのはご容赦を。
 ちなみに写真に意味はありません。埋め草です。
 
 
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小説

・太宰治「玩具」読了。
 私は誰にも知られずに狂い、やがて誰にも知られずに直っていた...みんなそうですよね(笑

・ジョン・ミルトン「失楽園」上巻読み始め。
 と言うことでマンガとラノベだけだと脳が腐るので手元に会った失楽園(国産の方じゃない)再読。セイトゥン△。パンデモニウムPsychoDeath!

・H.P.ラヴクラフト「ラブクラフト全集1」読了。
 スマホを忘れたので、実家と自宅と会社、それぞれに常備している御大全集の復習を。インスマウスの影は毎シーズンごと読まないとね。信徒の義務です。独白系オーバードライブ文学としては、太宰の『駈込み訴え』と双璧だと思います。
 「20世紀アメリカが生んだ鬼才,幻想と怪奇の作家,ラヴクラフト待望の全集第1巻!〜中略〜深遠な大宇宙の魔神の呼び声が,読者を太古の昔から永劫の未来につづく暗黒世界のとりこにすることはまちがいない。」(序文より)
 「インスマウスの影」。じわりと首筋にまとわりつくような不快感を覚える導入。ザドック・アレンの長口舌、突如の狂騒。緊迫の深夜の脱出行、そして最後の猖獗...おもむろに始まる後日談。落ち着いたかとおもいきや、本番はここから。やがて明らかになる因縁、悍しい事実。幾何級数的に加速する狂気。最終盤はもう何がなんだか。ぽーんと暗黒の深淵に読者を置き去りにするが如きラスト。悍しく...いやむしろ美しすぎる。これこそSAN値0。
 僕もヰハ・ンスレイへ...一緒に海へ...「ラ・ル・リュー!クトゥルフ・フタグン!ラ!ラ!いや、わたしはピストル自殺なんかしない−そんなまねは断じてごめんだ!」俺も人間を辞めるぞ!ギョギョー!
 「壁の中の鼠」。本家神話中では一番おぞましいかな...やはり後半の夢幻のうちの暴走独白が最高。さあ、ド・ラ・ポーア家の食事の方法を教えてやろうではないか。

・坂口安吾「明治開化安吾捕物帖」0、1話読了。
 UN-GOの原作読み始め。実際は開国直後の明治の日本が舞台だったのです。海勝麟六は勝海舟だったりして。古い作品ですが、軽妙な語り口で読みやすいし面白い。青空文庫で読めますのでオススメです。

・かじいたかし「僕の妹は漢字が読める」1〜2巻読了。
 これまたラノベ・オルタナティブ。近未来の日本、ラノベ風表現がメインストリームとなった世界。文章はオールひらがな、極度な口語体。そして萌え要素こそが正統派、という(笑。
 字面的にはようじょとかおぱんちゅとか色々酷いんですけども、妙に熱い文学論があったり、それだけではない美点も有り。なんとなれば、表現というものは時代にそって常に変化するものであるから。この設定はあながち的外れではない。

・平坂読他「僕は友達が少ない」ゆにばーす読了。
 別作家陣によるリスペクト・アンソロジーてやつか。違和感が無いので最初分からなかった。つまりちゃんとみんな残念(笑


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・竹井10日「10歳の保健体育」1〜3巻読了。
 こ、これは酷...物語シリーズのダメなところだけを抽出した感じ......
 いや違う!古くはギリシャ神話に雅歌、源氏物語、金瓶梅、デカメロン...最近は村上春樹とか、結局オゲレツなことを題材に文学というものは発展してきたのだ!どんな高尚な文学も、9割はBoyMeetsGirlつまり相聞。ラノベはある意味正統進化ということか...リア充爆発しろはその反動。一方正統クトゥルー神話はラブ皆無(ラブクラフト作ですけども)。そこがイイつうかタイトルで察しろよ、ということで(笑。
 酷さで言ったら悪徳の栄えとかデカメロンとかパミラとかパルムの僧院とかの方が酷いですしね。ちなみに、私が尊敬する人物の一人はノアルスイユ先生です(嘘

・三上延「ビブリア古書堂の事件手帖」1、2巻読了。
 古書からプロファイリングするアームチェア・ディティクティヴ(安楽椅子探偵)。鎌倉の歴史ある古書堂が舞台。一癖二癖もある古書にまつわる人物、度を超したビブリオマニア(書痴)なヒロイン。雑多な古書に関する記述。うん、大好きな要素ばっかりです。
 スタートからしばらくは、結果ありきと言うか、懸題の古書へと収斂する設定と展開に無理を感じたのですが、やがて違和感は解消。しっとり落ち着いた展開が続くものの、登場人物の内面、過去が詳らかになるにつれ、ストーリーは深化発展。面白いです。
 実は当方、学生の頃は将来図書司書か古本屋になるつもりだったのですよ。バイトも長く本屋さんでしたし、お給料もそのまま本屋に還元しているような状況でしたし。ナニを間違ったかDTPデザなんかになっちゃいましたけど...一応レーベルからラノベに分類されますけど、これは普通の文学ですね。いいお話です。本好きな方でしたら絶対面白いと思いますよ。

・松智洋「パパのいうことを聞きなさい!」
 1〜3巻読了。
 タイトルがアレだけども、いい作品だから、と言うことで読んでみる也...うむ、確かに佳作。
 大学生の主人公が事故死した(?)姉夫妻の連れ子と実子を預かり共同生活を。おおきいおにいちゃん向けかとおもいきや、かなりまじめに直球な擬似家族もの。うさぎドロップに匹敵する...とは褒め過ぎかな。でもこの主人公もダイキチと同じくらい熱いイイ男です。家族愛を確認するシーン等グッとくる場面多々有り。でもやっぱタイトルがなぁ...
 4〜8巻読了。
 キャラが増えてきて完全にハーレム展開の様相を呈してきた...無茶な設定も多いけど、特に三姉妹の心情の表現が細やかで、時にグッと来る。あでもヤンジャンのコミカライズ版を見たけど、完全に微エロ路線...アニメ心配かも(笑

・渡航「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」
 1〜2巻読了。
 リア充を恨む「ぼっち」高校生が主人公。今度こそ、残念な話が読める、と思ったのに...豈図らんやじゃなくて案の定ハーレム展開。ラノベてやつは...
 やはり我々にはラヴクラフト御大しかないのですよ。Lovecraftなのにラブは無し。女性すらろくに登場しないと言う。だがしかし深遠なる怪奇、宇宙的恐怖への尽きせぬ情熱には溢れていて...イア!クトゥルフ・フタグン!人類爆発しろ!銀の鍵の門を超えろ!
 3巻読了。
 風邪で死んでいる間、目が開けられる時はスマホで本読んでました。を、ハーレム展開になりそうでならない。隠れイケメンで実は高スペックな主人公ですが、好意を好意と受け取れず、無事?拒否した。やるな。


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・水瀬葉月「C3-シーキューブ-」
 1〜11巻読了。
 2011秋アニメの原作。呪われすぎて人化した道具がテーマ。主人公は過去何千何万と殺した汎用拷問機械、徳川に仇なす妖刀村正等など。その壮絶かつ忌まわしい過去をふまえたうえで、それに向き合い、自らの呪いを解消するべく現世で善行を積む。のが主題。
 対抗勢力として、呪具を破壊する者、呪具を神格化する者、呪具を研究対象とする者が登場。そしてそれらが全て、自らの理念に狂信的で破壊的。戦闘シーン他は激しくそしてグロいです。アニメ、イラストを見れば瞭然ですが、それら呪具はだいたい可愛らしい少女だったりします。ラノベの常でラブコメ展開ものほほん日常展開も沢山あるのですが...それだけに、重い主題とのコントラストが際立ちます。
 呪具はあくまで道具。どれだけ血を吸おうとも、罪は使用者に、道具に罪は無い。これが主人公のスタンス。そうだとしても、被害を鑑みれば破壊すべき。という対抗勢力の意図もわかります。そして、道具を組織に置き換えた場合、また悩ましいな、と。
 例えば東電、Ωの問題...とか考えてしまうのは、恐らく本文の本分とずれているんだと思いました。考え過ぎ(笑ちょいグロ萌えオカルトとして優れた作品である事は間違いないでしょう。
 12〜13巻読了。
 いつものパターンからずらしてきた!個人的には、やっぱり日本刀というものは別格な気がするのですよ。武器として工芸品として。ムラマサブレードと言えば男子の憧憬でありましょう。

・西尾維新「恋物語」読了。
 ついに物語シリーズセカンドシーズン完結。サードシーズン突入も決定しているようで何より。
 さて、怒濤の2ndでしたが、ラストはいきなりの変化球。まさかこの人が語り手とは...ネタバレになるので別項にします。

 まあ貝木泥舟なんですが。胡散臭い得体の知れない詐欺師に過ぎないと思っていた彼ですが、実は人間らしい若い男なんだな、と。迂遠極まるツンデレ。2ndシーズンは非常に情感に訴える佳作ぞろいで、それらに比べると若干説明的でしたが、アレです、ペテン師...嘘つき視点の文章と言うものは、どうしても面白くなるものです。
 職業的な、もしくは真性の嘘つきと言うものは、自分自身すら騙すから。もちろん読者も騙すから。アクロイド殺しなんかもその伝ですな。と言うことで、いくつかの謎が残ったまま、蛇神様事件は解決。無事にサードシーズンに移行準備ができた感じでしょうか。
 しかし、2ndが良過ぎて、化物語で萌えウハウハ楽しんでいた頃にはもう戻れませんな。当然これから始まる偽物語も、相当に大きいお兄ちゃん向けにいろいろサービスシーンがたっぷりなのは確定なんですけども...そこが原作付きの作品の悩みどころですなぁ。にんともかんとも。

・川原礫「アクセル・ワールド」
 1〜2巻読了。
 異世界電脳バトル物。主人公が明確な肥満体でスクールカースト最底辺、被虐自虐被NTR中学生というのが共感が持てる(それもどうか)。と思ったら、二巻からは普通に選ばれし勇者(但し電脳世界に限る)パターンにはなりましたが。
 量子コンピュータを直接脳に接続する世界。特に適正を持った15歳以下の少年少女が特定のプログラムを介して処理速度を加速(アクセル)させ、仮想現実世界で超常的処理能力を持ち、互いに相争う。現実ではいじめられっこでも、仮想現実では勇者になりうる。つまり、「現実を見ろ!俺たちには仮想現実(バーチャル)しかないんだぞ!」(byラインハルト=越後@ルサンチマン)。蓋し箴言也。
 3〜6巻読了。
 色々入り組んできた。そもそも、当初はタイマンバトルだったのが、モンハン的組織戦に。対立勢力も複数。イレギュラーな悪役も登場。戦士達は所詮小中高生、みな短絡的で逆に面白い。主人公の内向性もアムロ、シンジを超えてて、むしろなお良し。
 6〜10巻読了。
 をを...6〜9巻、呪われた鎧の話は熱く重く切なかった...中身は小中学生なのにね。確かにご都合主義もありますけども、ほとんど気にならない。
 そして、この話も欠損家族児童達のストーリー。皆心に消えない傷と闇を持っている。思えば最近の作品で、まともな家庭にある主人公って...阿良々木くんぐらいかな?変態でロリリギで半吸血鬼だけども。あでもその周りはそれこそ破壊的家庭ばかりだけども。みんな病んでるんですな...


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・御影瑛路「あなたが泣くまで踏むのをやめない」1巻読了。
 タイトル買いですごめんなさいごめんなさいごめんなさい。内容はラノベだとしても、主人公の行動が幼すぎてちょっといまいち感があったかな。毒舌Sキャラも、ガハラさん、夜空さんほどの域には達していないか。

・平坂読「ラノベ部」1〜3巻読了。
 高校の軽小説部が舞台。はがないのプロト的な側面。文学論芸術論的考察もあり。「自分と異なる価値観の人間がいると言うことを想像もせず、読んだことすらないものを主観によってくだらないと断じ、他人の趣味を低俗だと無神経に罵倒する...」要自戒

・谷川流「涼宮ハルヒの驚愕」上下、秘話読了。
 シリーズ10、11巻。初回特典の秘話が手に入ったので再読。やはりSFとして優れていて真面目そしてそして秘話(佐々木さんとの中学時代の前日譚)を読んで...キョンは佐々木さんに謝れ!土下座して謝れ!あんないい娘をおまえは...

・秋山瑞人「イリヤの空UFOの夏」1〜4巻読了。
 臓腑を抉られたよ...どちくしょうめが...だから鬱展開はいやなんだ。リアルな中2病も。理屈ばかりで実際は無力。だがそれだからこそイイ、という本読みとしての自分も否めないわけですが…
 前半は不思議少女との青春学園もの。後半は転じて最終兵器彼女。前半持ち上げて、中盤でとことん落として落としてきます。その辺はもう作者の人が性格悪いんじゃないかと、変な方向に怒っちゃうくらいの筆の冴え。そのいたたまれなさ救われなさは...SFの形態を取っているけど、不治の病ものの辛さに近かいか。
 不可避の死を前にして、ある者は顔を背け、ある者は同情し、ある者は共依存...残るのは苦い喪失感。でも現実ってそういうものですよね。と、なんで娯楽でこんな嫌な思いをさせられねばならんのだ、と思わなくもないのですが。もっと辛いのを、もっと苦しいのをという側面も...文学的精神的Mと言うのは業が深いもので。嫌だからこそ、不思議と心に残ると言う...

・空埜一樹「死なない男に恋した少女」1〜7巻読了。
 シリアルキラー快楽大量殺人者のヒロインと無限細胞増殖体質(不死)主人公のサシデレ(文字通り刺して殺してデレる)ラブコメ?昨今鬱展開の作品が多く軽くて笑えとちょっとM心(嘘だよ)を充足して欲しいと思って選んだのですが...
 ラノベらしくハイテンションな会話劇とバトルはあるものの、ベースはむしろ硬派。つまり罪と罰。最大の禁忌、殺人者に救済はあるのか。いやあって良いのか。贖罪の道を模索して良いのか。それを踏まえて、前を向くしか無い。原罪と言うものはないにしても、人が人として生きると言うことは、それだけで罪を重ねていく道、とも言える。いやそうでもないのか...そこを踏まえた上で、ベスト、いやベターを尽くして前に進もう、そんなメッセージに泣いた。

・アサウラ「ベン・トー」8巻読了。
 相変わらずバカで変態で熱くて変態。バトル描写も弁当描写も変態描写もさらに執拗かつ変質的に。イイヨイイヨー。そして、何つっても今巻は槍水先輩がCute。可愛過ぎて生きるのが辛いレベル。一見アレなのにコレだもんな...ふぅ罪な先輩だぜ。


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漫画

・宇仁田ゆみ「よにんぐらし」1〜4巻読了。
 日常系子育て漫画。野生児3(父娘息子)と気配り奥さんの生活。宇仁田さんらしくさらっとしつつも情感の機微を押さえた筆致。いい作品です。ただ...主人公家族は30前にして一家を構え、綺麗な奥さん可愛い子供という...ある意味究極のリア充か

・大和田秀樹「ムダヅモ無き改革」
 1〜4巻読了。
 バカ過ぎ熱過ぎ!だがソレがイイ!
 主人公は小泉さん。国際政治は麻雀で解決。天和地和当たり前、イカサマ有りの劣化ウラン牌有り。プーチン兄貴に俺達のティモシェンコ女史に魔王の顔した天使ことベネディクト16世も登場と。
 確かに飛び抜けたおバカ設定満載で、読んでてもひたすら笑えるんですけども、翻って我が国の政治家の現状を鑑みるにつけ......麻雀だけども熱く真面目に体を張る、作品中の政治家諸氏がうらやましく思えてしまったりも。ちなみに一番好きな技はコルホーズ・リーチです。
 5〜6巻読了。
 神々の黄昏編終了。いやーなんと言うアホさ加減。突き抜け過ぎて熱くこみ上げるものすらあったですよ。特にラスト、一文字一牌を1ページずつ使った「ファイナルライジングサン!(国士十三面待ち)は凄かった。漫画史に残りますな。

・アサウラ×柴乃櫂人「ベン・トーzero Road to witch」1巻読了。
 本編の前日譚。いかにして氷結の魔女が生まれたか。これ見る限り、やっぱり先輩は魔導士に恋愛感情はなさそうだな...つうか白粉、白梅、佐藤の変態トリオが 出ないと魅力半減ですわ。

・小玉ユキ「坂道のアポロン」1〜7巻読了。
 直球青春ストーリーだ。舞台は1966年の九州。東京から転校してきた秀才君と地元のバンカラ番長、地味だけど可愛いその幼なじみ、同じく転向組の美人先輩他の一方通行片思い。
 接点なさ気な主人公男子二人がジャズで歩みあい通じ合う。セッションシーンはかなりの迫力、音が見える。良い感じです。少女漫画だけど落ち着いたタッチだし、恋愛風景も60年代風、ウジウジ悩んだり、駆け落ちもあるけどわりと節度があったり。爽やかですわ。

・高津カリノ「WORKING!!」10巻とおまけ読了。
 10巻は既読だった。でも相変わらず面白い。ちょっと恋愛モードに入りつつあるけども、多分深刻化せずにギャグモードに戻るでしょう(笑

・藤木俊「はじめてのあく」11巻読了。
 これは未読だった。週刊漫画はサイクルが早くていいね。作家さんは大変だろうけど...それでもクオリティの下がらない、選ばれた天才が書いているわけでもあるのでしょう。大したものです。

・星野之宣「エル・アライメンの神殿」読了。
 WW2の戦記モノ短篇集、かと思いきや、架空戦記もの。
 もちろん兵器はかっこよく書かれています。ティーガー最高!但し、巻末の国辱漫画を見るまでもなく、その根底には反戦非暴力の思想有り。
 表題作は、ロンメル麾下の兵がエジプト、エル・アライメン付近の砂漠で機甲師団とはぐれ、砂漠に隠された地下神殿を発見。聖獣を祀ったものらしく、各年代に渡り建て増されていたことがわかり、最上層の猫から、ワニ、馬、牛...と木乃伊は大きくなり、と同時に、壁画の内容もピラミッド建造の秘密に迫って行き、最後の階層で目にしたものは...ってまるでH.P.ラヴクラフト御大の作品。神殿、無名都市、長時間の影を想起させます。

・末次由紀「ちはやふる」15巻読了。
 原作はさらにタイヘンなことに...太一最高の男なのに、最高に不遇だぜ......(涙。でもこれ読んじゃうと、ここまでアニメ化して欲しいよなーとか思うな。


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・荒川弘「銀の匙」2巻読了。
 どんどん面白くなってきた。1巻はまだ導入ということで、若干説明的展開があったけども。掘り下げてきた。しかし...一次産業は貴重。みんな感謝して御飯食べましょう。
 個人的には、魚類と甲殻類は最近捌けるようになったけど、哺乳類は厳しい。この作品もそうですし、「自殺島」「山賊ダイアリー」などなど、食物連鎖の基本を再確認してくれる作品が増えたのはいいことですな。お子様の教育上も有益でしょうし、なんとかシェパードとかの人にも読んでもらいたいですよ。つうか農耕濃厚農高ピザ!ピッツァ喰らいてぇ!!

・名島啓二「波打際のむろみさん」
 1〜4巻読了。
 深きものキター!人魚及びその他の恐怖と男子高校生との交流。ほんわか系人外ラブ(クラフト?)コメ的な。
 随所に挟む、無駄に悠久な歴史ネタオカルトネタが楽しすぎる。今まで一番好きな漫画キャラは結界師の加賀見くんでしたけど、それに匹敵するかも。ちなみに小説キャラはテケリさんです。て人外ばかりか(笑
 5巻読了。
 全国四千億の深きもの待望、魚人漫画続巻。相変わらず人魚のむろみさんが良い感じにすれてくだけて実に魅力的。時代は人外だな。異論は認めない。

・鎌池和馬×冬川基「とある科学の超電磁砲」7巻読了。
 一方通行戦終了。熱血でいいんですけども、クローンとは言え万単位で殺人て...さすがは超越者。精神力のほうがとてつもないぜ。

・渡辺航「弱虫ペダル」20巻読了。
 インターハイ三日目最終日。相変わらず熱い展開が続きますな。自転車レースの興味よりも、登場人物、特に敵役の顔芸が素敵過ぎる。どっかでまとめサイト無いかな...

・ヤマザキマリ「テルマエ・ロマエ」4巻読了。
 これまでの一話完結から長編展開に変わった!
 ルシウスが日本の温泉宿でなんだかんだと従業員として就業中。偶然ローマ史研究科の妙齢の婦人も働いているので諸事無問題という...このストーリーが映画化されるのかな?上戸さんはこの役か。

・さと「りびんぐでっど」1巻読了。
 完全に表紙買いです(笑。
 所謂ゾンビっ娘もの。さんかれあほどシリアスor変態展開はなく、ゾンビギャグとして普通に(?)面白い。首とか手とかはもげますし、人肉嗜食欲求もありますけども。

・乙橘「少年メイド」1〜4巻読了。
 少女漫画です。タイトルも危険です。が、内容はわりと真面目。
 母子家庭で母に死に別れた小学生男子が叔父の家に引き取られ、独立不羈の家訓のために、ただ扶養されるのを善とせず、得意の家事全般を請け負うことに。そして服飾デザイナーの叔父が用意した制服がメイド服だった...という。
 繰り返しですが、所謂男の娘物ではないです。多分。そして多分に真っ当な擬似家族物です。叔父が駄目人間ですけども。甥のベットに毎晩潜り込んでますけども(笑

・紺條夏生「妄想少女オタク系」全7巻読了。
 フランス第11回ジャパンエキスポ少女マンガ部門グランプリ受賞作品。
 最近多い腐女子ラブコメ。とにかく塚本先輩が漢の中の漢過ぎる。柔道オリンピック指定強化選手だし、男女ともに尊敬される人格者だし、ガチBLだし...え?


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・山田恵庸「エデンの檻」
 1〜7巻読了。
 をを...これ週刊少年マガジンで連載してるんだ...すげぇ。
 導入はよくある?修学旅行の飛行機が孤島に落下、サバイバル生活スタートというもの。ただその島がロストワールド。恐竜は出ないものの、過去絶滅した凶悪哺乳類他が跋扈。
 強制サバイバル物の常で、ぬるい日常では糊塗されていた、各人の深層心理、本質がえぐり出されて行って...エグい殺人強姦他シーンがわりと多数。ちょっとご都合主義もあるけども、なかなかに読み応えアリ。少年誌では結構ギリギリの表現。問題作ですな。
 8〜14巻読了。
 一気に読み進めてしまった。これは面白い!
 ジュラシックパーク+15少年漂流記。つうか知らなくてスイマセンでしたって感じです。自殺島に並ぶサバイバル系の傑作。HEP先生のおっしゃるように、女子連がキュート過ぎますがまた良し。

・平坂読×いたち「僕は友達が少ない」
 4巻読了。
 やっぱりこっちだな。仕事の合間に読んでるんですが(コラー!)普通に噴きだしてしまう。原作も面白いけど、隣人部の面々の残念さ加減はこちらの漫画版のほうが秀逸。そしてアニメはちょっと萌え描写がくどすぎてよさを撓めていたですよ。
 1〜4巻読み直し。
 新刊が出たので一から読みなおしてみた。やっぱり面白いですよ。隣人部の変態が織り成す残念コメディ。これはGG先生宅にもデータを送りつけねばなりますまいて...(笑

・草野紅壱「お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!」5巻読了。
 タイトル長いよ!内容は、まあ、アレです。ハーレム展開に拍車が。修輔爆発しろ!

・あさりよしとお「るくるく」全10巻読了。
 これは凄い...父親が天使に襲われ天涯孤独になった赤貧少年の家に、悪魔の姫と仲間達が居候、家事他を担当するように。この姫・瑠玖羽がまず可愛い。慣れない人間界の家事を不器用にも甲斐甲斐しく行って。お付きの悪魔もコミカル。と、当初はほんわか悪魔っ娘日常系。対抗勢力の天使達、古仏教(クトゥルー神話の古のものが本尊)等が登場するものの、やはりドタバタコメディ。
 しかし、後半になるに従って、瑠玖羽(Lucifer)の正体・目的が明らかに。正邪の定義、神の概念とは何か。ストーリーはいわゆるグノーシス的な転回を見せるように。ラストは正直驚きました。ってネタバレになりますのでこれくらいで。
 まず、キャラクターが可愛い、絵がシンプルで見やすい、実は深いストーリー。ちょっと神学に明るい方でしたら、読んで損は無いと思います。あと筆者近影がインパクト大。要検索です(笑

・深山和香×香月日輪「妖怪アパートの幽雅な日常」1巻読了。
 あ、これ原作あるんですね。そっちも読みます。
 事故で家族を亡くした大学生が主人公。居候している叔父宅から激安のアパートに移るが、そこは物の怪と人とが共存していて...SF(すこしふしぎ)のオカルトもの。そういうジャンルは大好物です。絵もシャープな描線で素敵。ストーリーも叙情的でちょっと切なくて。妖怪ものの佳作の要素を十全に満たしております。続きが楽しみです。

・シギサワカヤ「箱舟の行方」読了。
 大人の恋愛オムニバス。嫌みの無い描線、心理描写の黒駒の使い方がおしゃれ。とそれはいいとして、大人の恋愛つっても結局は浮気不倫NTR。ま当事者同士はいいんでしょうけど、どうも性分的に当事者の周囲、裏切られる方に投影してしまってね...

・タアモ「たいようのいえ」4巻読了。
 ヒロインの父の過去話が酷かった...そりゃー平常から目から光が消えますよ。いわゆるrape目にもなろうってもんです。女性は怖い…

・木尾士目「げんしけん二代目」11巻読了。
 瀬戸君がスパークした!いいよいいよ...斑目さんが色々と不憫で困る。


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・桐原いづみ「アキラとひより」上下巻読了。
 大きなクールビューティー(実は天然)と小さなキュートガール(実は押し強い)の学園ドタバタコメディ?日常系かな。最後までほんわかしたまま終了。今週はちょっとダークな恋愛ものが多かったから、一服の清涼剤ですわい。大人は怖いよ。

・はっとりみつる「コンチェルト」読了。
 おおう...いやもとからこの人の書く、ちょっとラフに輪郭のぼやけた女子の表現は好きだったんですけども。青年誌連載な分だけ破壊力増大。ぐっどくるぜ。

・大場つぐみ×小畑健「バクマン。」
 15巻読了。
 ネットの不特定多数の意見を糾合して漫画を作成する七峰のやり方はやっぱり無謀だったか...芸術はやっぱり個人の才能に拠って立つ部分が大きいでしょう。それにしても友情っていいね。熱いぜ。
 16巻読了。
 相変わらず熱血。そういえば、まんが道も燃えよペンもサルまんも熱かった。週刊連載は戦争なんですな。

・伊賀大晃×月山可也「エリアの騎士」
 1〜9巻読了。
 アニメ化に付き原作再読。
 最初に偉大な兄・先輩を死なせちゃうってのはパターンだけど、やっぱりやられると哀しいし、残されたものの奮起に感動してしまいますな。蹴球マンガとしてはわりと真面目で面白いのですよ。
 10〜28巻読了。
 寝ないで読破してしまった...もう独りの主人公、天才幼なじみは15歳でなでしこジャパン入りして、主力として活躍中。つまりキング沢なわけで。漫画よりも先にワールドカップ優勝、バロンドール。現実は漫画より奇なり。

・森永あい「僕と彼女の×××」1〜7巻読了。
 よくある男女入れ替わりもの。どちらも顔はいいけど、バンカラ暴力肉食系女子×内気ヘタレ草食系男子てところが新しい。入れ替わったほうがしっくり来るという。相当ギャグよりのラブコメ。キャラに破綻した変態さんが多くてイイ。

・那州雪絵「魔法使いの娘ニ非ズ」1巻読了。
 魔法使い表記の内実は陰陽師。前作「魔法使いの娘」の続編。
 紆余あって独り立ちした主人公がゴーストバスターズとして働き始める。あいかわらず淡々とした絵柄なんですけども、なんだろ、キリコのような余白とベタが、妙に不安で...怖いんです。

・谷川流×ツガノガク「涼宮ハルヒの憂鬱」15巻読了。
 原作7巻陰謀編完結。思えばハルヒは真面目なラノベだなぁ。

・山田馬也「かたぴら・おぺれった」1〜2巻読了。
 1巻は読んでたはずだけどすっかり忘れてた。演劇てこんなに素敵...なはずはないでしょうけども。

・チカ「これは恋のはなし」1〜3巻読了。
 最近流行の歳の差恋愛もの。てっきりおおきいおにちゃんウハウハ系かと思ったら、ものすごく真面目ないい話でした。
 大人になれないおっさん、子供ではいられなかった少女。脇もそれぞれ魅力的でいい。

・押見修造「惡の華」5巻読了。
 漫画史上に冠絶するド変態中学生主人公二人よりも、正統サブヒロイン佐伯さんのほうがイカレテルだと...厨二病よりも中2女子の恋愛妄想のほうが恐ろしいのか...これぞリビドー。現連載作品中で一番好きかも。

・押見修造「スイートプールサイド」1巻読了。
 「惡の華」作者の04年のデビュー作。
  画力の飛躍的進歩にまずびっくり。そして内容は...まあ毛です。毛にまつわるエトセトラ。変態性は揺るぎない。押見先生は変態ジュブナイルの旗手ですな。そういうジャンルは多分無いでしょうけども。


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・手原和憲「ミル」3巻読了。
 化け猫と冴えない大学生のほのぼの日常。
 猫形態が可愛いのはもちろんとして、人化するとおとなしめの女子高生、そして中身は89歳のおばあちゃん。最高じゃないです。人外最高!と、中身の老成のおかげか、妙に淡々としつつも妙に切ないのがイイ。

・安倍夜郎「深夜食堂」8巻読了。
 深夜のみ営業、鯔背なマスターがなんでも作ってくれる食堂。酒は一人三杯まで。うん、これぞ大人の世界。ひとまず、オニオンスライス載せオイルサーディン直火焼きはためしてみねばなりますまい。

・藤原ここあ「妖孤×僕SS」1〜5巻読了。
 な、なんだと......アニメ初回が面白げだったから原作読んでみたけど......
 いやべつに最近の若者の道徳について一席ぶつつもりもないんですけども、それでも、導入からあんなに可愛らしい主人公が、15にしてアレがアレ、あまつさえお子が欲しいとか欲しくないとか…そして鬱展開もなるべくは読みたくなかったかも。でも絵はきれい。

・林家志弦「おねがい☆ティーチャー」1〜2巻拝読中。
 ということであの夏の前日譚?と呼ばれる作品を予習中。だって動画書き出し時間かかるんですもの。と、やっぱりこれ完全に設定かぶっていると言うか続き物ぽいですね。「最優先事項よ!」てあの夏でも言ってたし。

・阿部洋一「血潜り林檎と金魚鉢男」1巻読了。
 鬼才!不勉強にして存じ上げず申し訳なかった!
 頭が金魚入の金魚鉢の吸血鬼。血の匂いに反応して出現、頭部の金魚が飛び出し、被害者の血を吸う。吸われた被害者は暫時後身体が金魚化してしまう。それに対抗するのがスク水女性「血潜り師」首の吸い跡から被害者の体内にダイブし、金魚の毒を退治し、金魚化を防ぐのが目的。この設定がまずぶっ飛び。そして絵柄が凄惨なストーリーに反してなんとも抒情的かつキュート、そしてコミカル。これは凄い作品ですよ...

・紺野あずれ「こえでおしごと」
 6巻読了。
 をを...まじめなお仕事漫画になってる!いや元から設定以外は真面目なんですけども。即ち、声優さんの裏事情。どんな職でも、働いてお金をもらうってのは大変なんですよね。専門職になればなるほど、仕事の成果=当人の評価、となりがちで。
 7巻読了。
 女子高生声優さん奮闘記。業界のアレコレが学べます。でもアダルトゲームメインだけどな...実際そういう例はあるのかしら?法的にはNGですよね(笑

・二宮ひかる「ハネムーンサラダ」1〜5巻読了。
 男1人×女2人。まあ大人のファンタジーってやつですか。
 それでもこの△円満エンドがいやじゃない、いやむしろほっとしたのは、単行本5巻に渡って各人の心情、葛藤とかコンプレックスとかトラウマを丁寧に描出しているからか。主人公はわりと流されてるだけだけど、むしろ女子二名の方がアレ。特にインフェリオリティーコンプレックスバリバリで愛されることに怯える方が...
 個人的な持論なんですけども、甲斐性のあるイケメンさんは二人と言わず沢山幸せにしてあげればいいんですよ。とぞ非モテ思へり。

・二宮ひかる「ベイビーリーフ」1巻読了。
 ハネムーンサラダの前日譚。主人公と先輩、14×13歳時のあれこれ。
 二宮さんだから、一般紙の割にそれはそれはアレなんですけども、行為描写が不思議とさらりとして、なんだかむしろ微笑ましい、いや痛々しい。無理に急いで大人になる必要もないのにね…そして…ある種の恋愛は、「呪い」になるらしいですぜ。旦那

・二宮ひかる「誘惑」「恋人の条件」「ふたりで朝まで」「最低!!」「初恋」「復讐のように」「犬姫様」「乱れる」「おもいで」「アイであそぶ」読了。
 今日は二宮さんの過去作一気読み。女性作者ながら男性心理が的確で驚く。そして女性心理はますます分からなくなり...男は単純てことか

・二宮ひかる「シュガーはお年頃」1〜3巻読了。
 元不良少女(被性的搾取経験有り)と天真爛漫少女(娼婦志望)のガールミーツガール。
 もね、設定が既に重すぎるんです。そして爛漫少女の妄想がひどい。元不良少女の過去についての妄想なんですが、恐らくそれが正鵠を射ているであろうことが後々判明して...そして衝撃のラスト。
 もう辛くてたまらない。初読時はとにかくドヨーンと落ち込まされるんですけども。でも人はいつか死ぬし、人生は楽しいことだけじゃないし。せめて精神だけでも救われれば。最期に理解者がいれば、それはそれでハッピーエンドなのかもしれない。かも。いやどうなんだろ...とにかく、みんな幸せになって欲しかった...神は死んだ。違うか。神はいないが悪魔はいる。というところか。

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・西川魯介「なつめヴルダラーク!」読了。
 ヴルダラーク=人狼。メガネフェチの神たる作者。その魅力は今作でも爆発。
 そして人狼かつ吸血鬼たる主人公。ケモナー最高!あらゆるフェティシズムの表現がここにある。

・西川魯介「あぶない図書委員長」読了。
 メガネ最高...あれ?いや当方は元来メガネ属性は無かったんですけども...これが刷り込みか。それだけの不況能力がアル破壊力でした。

・西川魯介「屈折リーベ」読了。
 メガネ愛は変わらず。いや今作がむしろ原点。それに加え、即興詩人な主人公が面白い。人生は詩だよ。

・斉藤岬「DRUG-ON」1〜5巻読了。
 人の願望を叶えると言われる泉。それを守護するものと泉の力を求めるものの戦いの記録。
 泉の力は求めるものに歪んだカタチでしか報いず、力なきモノに死を、生存しても人外の力と暴走を与える。多くの謎と無限の連鎖。けれんみの無い絵柄が無常観を喚起して素敵

・藪京介「私立聖カトレア幼稚園」1巻、「私立聖カトレア小学校」1〜2巻読了。
 保母さんていいよね...と思って読んだら、園児はほぼ全員変態、女子高生目当ての教師、仮面夫婦、母子家庭、父子家庭、某暴組織家庭に...なんか社会の闇の縮図みたいな設定で...思わず良かった。

・かとりまさる×安藤慈朗「しおんの王」1〜8巻読了。
 将棋の鬼が未来の将棋の鬼を生み出すために、家族を惨殺する...
 まあ無いよねーという設定なんですけども、迫真の将棋シーン、棋士同志の対決で持って行かれる。特にヒロイン三人(若干一名男の娘)の強い目線が印象的。
 将棋も碁も、あとちはやふるのカルタも、試合後には脳の酷使で体重が数キロ減るという究極の頭脳戦。かつ徹底的な対人競技。真面目に描けば必ず傑作になりますな。
 ちなみに原作のかとりさんは林葉直子さんのペンネーム。

・森繁拓真「となりの関くん」1巻読了。
 一方こちらは超脱力系。
 高校の教室にて、となりの席の関くんが、ひたすらひたすら一人遊びを繰り広げ、ヒロインがそれにひたすら突っ込み続ける、という。しかしそれが面白い。どんなバカでも突き詰めれば芸術足りうるのですな。うんうん。

・私屋カヲル「こどものじかん」11巻読了。
 相変わらずやっちゃってますなー。と思えば、教育問題に関する割と真面目な低減もあるわけで...アレな表現を抑えたら、小学校版「鈴木先生」になったろうに...あと白井先生のようなAC(アダルトチルドレン)問題は毎回身につまされる。

・私屋カヲル「青春ビンタ」1〜6巻読了。
 ひ、ひどい...新世代のハレンチ学園てところか。
 でも絵がうまいし、おゲフィンながらも下劣にいたるぎりぎりのところで節度がある...かな?(笑。そんな中でも、いいエピソードもかならず挟むんですよコレが。

・やまむらはじめ「天にひびき」1〜4巻読了。
 指揮者版のだめ。
 やまむらさんは飄々さっぱり系主人公と天真爛漫あっさり系ヒロインがお得意ですな。そして重要魔乳キャラ。
 神様ドォルズはいつ鬱展開がくるかとひやひやするけど、こちらは安心して見ていられ...大丈夫ですよね?

・中村明日美子「ウツボラ」1巻読了。
 妖艶耽美。一筆書き?と見紛うシンプルな描線でサラっと輪郭をなぞっただけ、のような絵柄。それでいて非常に印象が強い。
 内容は耽美系中年小説家と美しい双子少女のサスペンス。内容もともあれ、絵が素敵過ぎる。才能だなぁ。

・菅野マナミ「ひまわりさん」1巻読了。
 書房の女性店主と店主ファンの女子高生、その妹、同級生の図書委員の百合書房漫画。てどんなジャンルだ(笑。
 事件のないビブリオ古書堂て感じかな。準主人公が本に興味はあるけど難読なところも。で、やっぱり古本屋っていいね。転職したい。

定期購読雑誌
・スピリッツ、イブニング、モーニング、モーニングツー、ヤングジャンプ、ヤングマガジン他
・Number
・ベストカー、ENGINE、CARMAGAZINE
・ファモーソ


 あ、ビートさんのオイル交換とブレーキ交換が終わったので今晩引取りに行ってきます。
 明日は江ノ島・三浦ツーリングだ!
 
 

Posted at 2012/01/27 17:49:34 | コメント(2) | トラックバック(0) | 読書 | 趣味
2011年12月07日 イイね!

読書:-1112 最近のお読み物/もろもろ始めました の事

CANON PowerShot G12
<110226 Touring@Izu Plunus Kawadu>

 しばらくサボっていた、読書備忘録などを。10ヶ月分ぐらいほうっておいたのかな…
 基本的にログはTwitter上でつけていたのですが、1年以上はとっておいてくれないようで、いくらか漏れがあるようです。まあしかたなし。

 この間、メイン読書マシーンが携帯のbiblioさんからスマホのIS04に移ったりして、太宰先生一気読みも発表順に読みなおしたりしています。

 あとは画面サイズが大きくなったので、スマホで漫画を読めるようになったこと。集計してみますと、漫画731冊、小説151冊というところでした。
 なんだかんだと月に80冊以上読んでいる計算に…ああ恐ろしい…読まずに批判する訳にはいかない、とラノベも読むようになったので、脳軟化が加速しているます。ハハハ。
 あでも、猫物語以降の物語シリーズは素晴らしいですよ。かなりグッと来ました。

 漫画では海皇紀の完結。45巻という大冊ながら、ぶれなく爆進、そして大団円。素晴らしい作品でした。
 完結といえば結界師も良かったし、鈴木先生も強烈でした。そしてなんつっても志村貴子さんの作品。これなしではもう生きられません(笑

 
 Twitterの文章なので表現が直裁つうか短絡なのはご容赦を。
 ちなみに写真に意味はありません。
 


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小説

・太宰治「女人訓戒」
・太宰治「如是我聞」
・太宰治「女の決闘」
 やっぱり女性心理について書かせるとうまい。ついつい引きこまれます。異色なのは如〜。志賀直哉に生暖かくけなされた腹いせの宣戦布告文言。こんなに熱く怒ったりするのか、そして最後は結局自虐オチか、と(笑

・太宰治「おさん」
 むぅ。怖い。夫に裏切られ、あまつさえ心中されても、至極冷静な妻の心理描写が怖い。

・太宰治「お伽草紙」
 太宰版大人のおとぎ話。上手すぎる!よもや舌切り雀で泣く日がくるとは。そしてカチカチ山の狸は私。37の愚鈍で野卑で醜い狸…泥の舟なう

・太宰治「ヴィヨンの妻」
 まいどながら、女性を主人公にすえると上手いね。しかし実体験ありとはいえ、先生はNTRネタがお好きですよな。

・太宰治「嘘」
 「私は微笑した」。またしても女性心理の描写。今回は外部からの伝聞という形式ながら、それだけにうまい。しかし太宰先生は心底の女好き…いやむしろ恐怖畏怖しているのか…

・太宰治「姥捨て」
 「世間の人、はみんなそうして生きている。当たり前に生きるのだ。」また心中ネタ。自分目線だと随分と厨二というか夜郎自大というか…だがそこがいい。つうか、学生の頃は普通に感銘を受けたものですが…成長したというか、老いたというか…

・太宰治「黄金風景」
 「負けた、これは、いいことだ。そうでなければ、いけないのだ。彼らの勝利は、またあすの私の出発の、糧となる。」

・太宰治「桜桃」
 駄目人間として生きてゆくのって、つらいなぁ…「自分の思っていることをハッキリ主張できる人は、ヤケ酒なんか飲まない…」
 「子供より、親が大事…」短編だけどこれが一番切ない。

・太宰治「思ひ出」
 キーは「あんま」と「みよ」。季節は思春期=恥羞期か。痛いなぁ。中二病とはよく言ったものですな。

・太宰治「親という二字」
 「親という二字と無筆の親がいい」。短編。秀抜。金なんざみんな酒に溶かして呑んぢまへ。

・太宰治「駆け込み訴え」
 ああ、なんという疾走感。独白調の暴走系文学(そんなんあるのか?)の最高峰。ジュダはつらいよ。

・太宰治「善蔵を思う」
 「心の王者」か。自意識の罠は、自愛の才人にこそ鬼門なのでせふか。翻って、早期に自己を、路傍の石と言うか厠の虫である、と自覚できたことは、当方にしてはまずまず上出来といふところ乎。

・太宰治「佳日」
 泣き笑い。太宰さんにしてはめずらしく、ラストでホロリ。ポロリではない。

・太宰治「かすかな声」
 5ページの掌編。警句。「不平を言うな、黙って信じて、ついていけ。オアシスありと、人の言う。ロマンを信じたまえ。」

・太宰治「花燭」
 「破局の次にも、春は来る。桜の園を取り返す術なきや。」か。今の所、今作が一番好きかも。と思う自分はやっぱり甘いのか。つうかラストで鳥渡泣いてしまった、草加駅での特急通過待ち。

・太宰治「家庭の幸福」
 「曰く、家庭の幸福は諸悪の本。」シニカルよのぅ。

・太宰治「貨幣」
 「然して貨幣を、女性名詞とす。」やっぱこれは何度読んでもぐっとる。地下鉄内で読むのは危険だ。マスクして
てよかつた(笑泣)

・太宰治「鴎」
 「みんな、卑屈なのかなあ、と思う。」なに言ってやがる。このポオズ屋め。と思わなくもないけど、その悲しみは伝わる気もする。

・太宰治「川端康成へ」
・太宰治「玩具」
 「私は誰にも知られずに狂い、やがて誰にも知られずに直っていた。」

・太宰治「帰去来」
・太宰治「逆光」
・太宰治「饗応婦人」
 貨幣と饗応婦人が切ないわ…やっぱりオッサン的には、太宰先生の女性心理描写が、なんかこうくすぐられるです。良くってよ。

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・太宰治「逆行」
 諧謔韜晦。これで太宰がイケメンでなければ…男子たるもの酒場で喧嘩するくらいでなければなりませんな。

・太宰治「ダス・ゲマイネ」
 芸術家ってやつは…天才として己の才能を享受すれば良いのに、頭が良すぎるが故に生きづらいんでしょうなぁ。「人は誰でもみんな死ぬのさ。」

・太宰治「グッド・バイ」
 若くイケメン金もある既婚編集者が、外見だけは絶世の美人を利用して、10人の愛人と別れようとすると言う。ゲス極まるお話ですが、ある意味これが一番太宰先生の衒い韜晦のない自己投影なのかも。だがしかし、いいとこで遺稿未完。惜しすぎるよ。

・太宰治「渡り鳥」
 16ページの小品。うち半分以上が自我の肥大した勘違いディレッタントの酔酒独白。饒舌なドライブ感がたまらなひ。モオツアルトを聞けばモオツアルト。ベエトオベンを聞けばベエトオベン。自分も呑み屋での大言は厳に慎むべし。

・太宰治「葉」
 「死ねば一番いいのだ。いや、僕だけじゃない。少くとも社会の進歩にマイナスの働きをなしている奴等は全部、死ねばいいのだ。それとも君、マイナスの者でもなんでも人はすべて死んではならぬという科学的な何か理由があるのかね」アイタタタ…だが笑えぬ。

・太宰治「猿面冠者」
 韜晦に隠された果てしなき美意識。才人とはかくあるべし。

・太宰治「彼は昔の彼ならず」
 ろくでなしほどよくモテる(ただしイケメンに限る)。木下青扇は太宰作品中でも屈指のおもしろキャラですよな。

・太宰治「ロマネスク」
 自叙伝的作品の多い中、わりと正統派の名作。三部構成入れ子構造、ちょっとメタ展開が洒脱。

・太宰治「道化の華」
 虚傲。懶惰。阿諛。狡猾。惡徳の巣。疲勞。忿怒。殺意。我利我利。脆弱。欺瞞。病毒。と自称するほどの大げさな内容ではないんですよな…最初はちょっと共感したけども…若さ故のポオズなんですかのぅ…

・太宰治「私の著作集」
・太宰治「わが半生を語る」
 どちらも文学性のないインタビュー的小品。だがしかし、これが自殺直前の記録だと思うと…ぐっとくるモノが。太宰先生もも芥川先生も、結婚していなければ、せめて子を成していなければ、夭逝せずとも済んだのではないか。とぞ思ふ38の秋

・ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟」
 第5章の4「謀叛」と5「大審問官」について再考察。超思いっきり掻い摘むと、宗教も科学もどちらも絶対ではない。どちらにつくにせよつかぬにせよ、自分の頭で良く考えてから決めろ。その過程があれば、最も忌むべき盲信or自棄のスパイラルから逃れられる。

・H.P.ラヴクラフト「ラヴクラフト全集1」
 夏がくーれば思い出すー遥かなルルイェー悪魔の岩礁ー
 暖かくなると「インスマスの影」を読まなければならないんです、わかってくださいよ、一冊で十分ですよ…

 ラ・ル・リュー!クトゥルフ・フタグン!ラ!ラ!
 いや、わたしはピストル自殺なんかしない−そんなまねは断じてごめんだ!
 私はいずれあの怪しい影に包まれたインスマスにでかけるのだ。
 そしてあの沖合いにうずくまっている暗礁目指して泳いで行き、暗黒の深淵を潜り抜けて、巨大な石を積み上げた、太い柱の立ち並ぶヰ・ハ・ンスレイに到着したら、深海の魔神の巣窟の中で、驚異と光栄とに包まれたまま永遠にそこを棲み家とするだろう。

・佐藤大輔「皇国の守護者」1〜9巻
 2巻まで読了。月曜に届いて一気に読破。北領戦役編終了。コミカライズ版も相当に面白かったけど、やはりこういう作品は小説の方が情報量が多くてグッド。絶望的な撤退戦で頭角を現す、複雑な内面を抱えた知将。そんな主人公新城直衛はちょっとヤン似かも。
 3巻読了。今日一日休み時間他で一気に読ませる筆力は凄いな…内容は北領失陥から第一次反攻まで。半分は政争。龍とか猫(剣牙虎)とかアンドロギュロスの副官とか、ファンタジーな設定がちょっとあれかな、と思ったけど、今はむしろそれがグー。
 4、5巻読了。昨日伊豆行から戻って深夜まで読んでしまつた…眠い。つうか展開急変。新城さん両手どころか両手両足に花状態。しかも相手が両性具有にお姫様に幼女に義姉…更に剣牙虎の雌もいるか…これなんてエロゲ?と思わなくもないけど、面白いからいいのだ。
 既刊9巻まで読了。内乱編は完結。そして一番大事な人が……いや、伏線はばっちりあったし、だれかは、と思ったけど。そっちだったか…結構ショック。んで、9巻がでたのが2005年。6年の間隙。こりゃ続編はしばらく出ませんな。
 一週間足らずで新書9冊を読破させる筆力はなかなかでした。ただ、ちょっと銀英伝とかぶる部分が多いような。そしてキャラクターの魅力はそちらのほうが断然上な気も。新城さんはドSですしのぅどちらかといえばM気味な当方はやっぱりヤン提督派。



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ラノベ

・伏見つかさ「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」1〜9巻
 2巻まで読了。とうとうラノベさんにまで手を広げてしまつた…と申しますか、電波女やとある魔術といい、なぜみなハーレム展開になるんだろう。主人公は平凡風という共通項も。不思議。
 9巻読了。むぅ……いや、面白いんですけども。面白いんですけども、くどい主人公の一人語りとハーレム展開の連続に食傷気味なのは否めず……よし、また青空文庫古典名作読破に戻ろう。うんうん。

・西尾維新「物語シリーズ」1〜10巻
 萌ラノベとあなどるなかれ。あ、やっぱり過剰で躁病的なノリは多々有り。だがしかし、特に猫物語辺りは傑作。破壊された家庭の被害児童再生のストーリー。最近多いか、1Q84とか輪るピングドラムとか。ポスト・バブル、アフターΩ、アフター911。つうかアフターダークというか。

 「化物語」と言うことで原作を読み始め。ほほぅ…アニメから想像していたのよりずっと落ち着いていて、ある意味真っ当な小説。ラノベならもっと凄(酷)いのは沢山ある。それにしてもアニメもまたある意味偉大。主に萌え・微エロ方面の表現力は文章に倍加するのだなと(笑
 「化物語」上下読了。面白かったぜ…元来独白調会話調の文章は好物ですが。これはさらにハイテンションかつ地口秀逸。当然のことアニメ版より情報量膨大。割と不可欠な台詞や説明が結構省かれていたのだなと。台無し、とまでは言いませんが、萌え要素があちらは多すぎますな(笑

 「傷物語」読了。をを…化物語から一転、正統派のラノベ(バトル系)なった、と思ったら、途中から転調。正調吸血鬼譚の様相に。超越者であるからこその悲しみ。死こそ安らぎ。その切なさこそがヴァンパイアものの醍醐味。
 あと、こっちが映画化で偽〜がテレビ化というのもなんとなくうなづける感じ。結構アレです。吸血鬼ものですしね。
 ちょっとずるいと思うのは、ある作品(化)中で一般認識として表現される前日譚(忍、障り猫)が未発表で、後に発刊されるという方法。あれだけぼかしておいて、そんでこれがそうですよって出されたら、そりゃ読むしか無いでしょ!面白いからいいんですけども。
 あ、これじゃ意味が分からん。傷物語は化物語の続編なんですけども、内容は過去、化物語中で何度も言及されている、主人公が春休みに遭遇した、吸血鬼(後の忍ちゃん)のお話なのです。と言うことで、さらなる続編偽物語に進みます。

 「偽物語」上下読了。傷〜で抑えめだったギャグ路線復活。化〜アニメの萌え路線好評を受けてか、微エロ路線大増量。来年1月からの今作のアニメ化も心配と言うか楽しみだぜ…(笑)と、七割型おちゃらけてても、残り三割きっちり絞めてきますな。家族って大事なのねー

 「猫物語(黒)」途中。ぐぐ…正直、前半部はこれまで以上のおふざけモードで、さすがにコレはいかがなものか、なんて中空の誰かに向けて苦言を呈したりしていたのですけども。けども。途中からケッチャムもかくやと言う…忍野さんが委員長ちゃんこそがモンスターだ、て理由が…

 「猫物語(白)」読了。傑作。ここ数ヶ月で一番良かった。猫物語(黒)の続編ではありますが、むしろ物語シリーズ第二部の冒頭との位置づけ。それまでのお笑い路線がなんだったんだろ?と言うほどの本格文芸になっていて…こっからが本当の物語シリーズのスタートかな?
 委員長ちゃんの再出発の物語でもあって。それはつまり、破壊された家庭の被害者、端的に言えば親に虐待された子供の再生ストーリー。そうやって育った人間は、心と記憶の方を環境に合わせてしまうのです。同系の1Q84よりも個人的な評価は上かも。
 一気に読み通した直後と言う贔屓目もあるにせよ、ホント素晴らしく、けどもそれだけに辛くもあり…子供は家庭を選べませんからね…事実そのものを記憶から削除してたりするものです。でもそんな歪な状態は必ず破綻するんですよ。罪ですよなぁ。
 あんまり感動したので密林のレビューも見てきたけど…最高傑作で素晴らしくて泣けたけど、羽川にはいまいち共感できないな、という意見が多く…良かった、日本はまだまだ平和だった!みんなイイ家庭で育ってるんですなと安心しました(笑

 「傾物語」読了。物語シリーズ8作目はなんとSF、それもループもの、しかも異常に壮大な展開、さらに感動。タイトルは「まよいキョンシー」ですが、忍ちゃんと阿良々木くん二人の話。泣けます。つうかなんなんだ…この西尾さんの懐の深さは…前期シリーズとは別物です。

「花物語」読了。シリーズ9作目。まああれから寝ないで三冊読み通してしまったわけですが…中学生か(笑)“あの”神原駿河が語り手、しかし豈図らんやこれが真っ当な怪異譚。サスペンス風味有りのスポ魂あり友情あり。怪異に関わる事の、正しい意味での痛さが切ない…
 しかしホントにシリーズ7作、猫物語(白)以降のこの本格派への移行の意向は一体どういう…化、偽あたりのハイテンションギャグ&萌え&エロス路線は、この後期シリーズへの壮大な振りだったとしか。
 前期の躁病的なノリを、やっぱりラノベだよな、と敬遠する向きもいらっしゃるでしょうに…どんなツンデレ編成だ勿体無い(笑)アニメから入った方、前期読みの方はもちろん、SF(すこしふしぎ)系の良質な作品をお求めの方にもお勧めしたい佳作です。

 「囮物語」読了。シリーズ10作目。う、うわぁ…千石ちゃんが、千石ちゃんが…あどけなき狂気の執拗なる描出。現代のドグラマグラというか孤島の鬼というか…いやこのひたひたくる恐怖はジョナサン・キャロルかな。我らが影の声クラスの衝撃ですわい。続きどうなるんだろ…

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・逢空万太「這いよれニャル子さん」1〜8巻
 正調ラブ(クラフト)コメ。宇宙的ハイテンショントーク。
 8巻読了。ををー、物語シリーズ読んでたから、ニャル子さんのハイテンショントークがまともに見えた!最初だけ(笑)相変わらずのラブ(クラフト)コメぶりでした。最高。アニメ化を見越してか現行深夜アニメのパロディ多し。
 キモくてもオタクではない私でも、これだけ笑えます。そのパロ星辰じゃなくて精神は大したものです。宇宙的貪欲さ。と言うことでアニメ化が楽しみですな。

・アサウラ「ベン・トー」1〜9巻
 狼たちの矜持をかけた熱い戦い。誇り無き者は去れ!…でも半額弁当争奪戦だけどな。
 1〜2巻アニメからして馬鹿熱でしたけど、原作はさらに馬鹿で熱い。そしてちょっと感動しちゃった…半額弁当がテーマなのに…ホンキのバカは熱いんだぜ(笑
 3巻読了。でも半額月桂冠弁当も確かに美味しそうなんですけども、サトーは通常戦闘では結構負けてるので、敗者の救済こと、どん兵衛&半額惣菜コラボの方が頻出するんですよ。しかもそっちの描写の方が、こう、胃にグッと来ると言うか…今晩はどん兵衛様だなw
 4巻読了。間違えた、昨晩の次点で4巻まで読み終わってました。一見ハーレム展開に見えて、実はそうでもない、ちょっと新しいタイプなのかも。だからあんまりもやもやしない。まあなんつっても主人公の変態性と半額弁当争奪バトルが素晴らし過ぎるのでOK
 5巻読了。いい話だ…青春やね。だだバカなだけでなく、熱くそして時に切ない。そして美味そう。今宵はどん兵衛のそばだな…<弁当じゃないのか
 5.5、6巻読了。また良い話や…姉妹愛にほっこり。メインの栗おこわ弁当と同じくらいほっこり。あと主人公の佐藤はバカで変態だけど、ホン・トーにNice Gay。じゃなくてNice Guyなんじゃよ。
 7、7.5巻読了。短編挿話集。みんな仲いいな(笑 

・静川龍宗「うちのメイドは不定形」
 これはいいクトゥルー神話ですねー。ショゴスのメイドさんが生み出されるとは…まあ数多の地球上の生命体の原型の原質細胞がショッゴスなわけですから。なんら可笑しくはない。変態度ではニャル子さんですけど、正調クトゥルー神話としては断然こちら。

・鈴木大輔「お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよね」1〜4巻
 4巻読むのに2時間ぐらいで済みました。これが相対性理論か…あ、内容はアレです。恋愛ファンタジーです。鈍感主人公のハーレム展開と見せかけての確信犯じゃなくて故意犯。

・本田誠「空色パンデミック」1~3巻
 1巻読了。 をを…いわゆるセカイ系のラノベのメタ・ラノベ。 突発性大脳覚醒病(通称空想病)。脳内妄想に取り憑かれ行動に移してしまう先天的病気がメインテーマ。 古くはキンドーさん劇場、今は東村アキコ劇場。あれの小説版というところか。
 序盤は設定の説明で煩雑な構成になってますが、全体的にラノベらしくないさらっとした筆致。空想病のキャッチーさもあって面白い。 ただ…それだけじゃない、全編に通底する不気味さが気になる…
 空想病は先天的だけど、症状によっては伝播、劇症の場合は広範囲に猖獗するわけで。 メタ小説の常で、現状の設定が展開次第ではひっくり返される可能性がある、という事。 その先行き不透明さが、変態本読みにはたまらない、なので(笑
 2、3巻読了。 うむ、面白かった。主題の空想病。脳内妄想を現実と誤認してしまい、それに添った行動をとってしまう。場合によっては他人もその妄想内に巻き込んでしまう病気。これが秀逸ですな。自覚しているハルヒというか。
 3巻でそこにさらなるメタ視点が加わって、煩雑な入れ子構造に。 現状の展開は空想なのか、空想中の空想なのか、現実なのか…このもやもやした不透明さがたまらない。 そこにメタ・セカイ系というかオルタナティブと言うか、
 ラノベの作法に則った厨二展開がたたみかけるわけで。ああなんだか嬉し恥ずかしな感が… 作中で主人公が独白するとおり。 「本当に酷い。なんでもありだ。その上、事態はなんにも進展していない。」 まさにこれ。良い意味で(笑

・谷川流「涼宮ハルヒシリーズ」1〜9巻
 小説とコミックと四コマを一応既刊分読破。あれだ、良質なSFなんだ。となるとライトノベルの分類が更に分からなくなる…畢竟可愛い女の子の挿絵。そこに尽きるか。後伏線を超丁寧に回収するとこ。分かりやすさ取っ付きやすさがライト

・支倉凍砂「狼と香辛料」1〜17巻
 狼と香辛料だけは中世の交易がテーマ。魔法も剣も超能力も無しで、 たとえば大航海時代で戦闘をせずにスループ作って交易と冒険ばかりしていた人におすすめ。だがしかし、見方を変えれば、主人公とヒロイン(狼神の化身)が 17巻にわたってイチャイチャし続けている作品とも言えなくも。

・井上堅二「バカとテストと召喚獣」1〜13巻
 断然、秀吉派…いやアキちゃん派です

・平坂読「僕は友達が少ない」1〜7巻
 断然、幸村派…いやペガサス派です

・時雨沢恵一「キノの旅」1〜4巻
 断然、エルメス派です

・入間人間「電波女と青春男」1〜8巻
 断然、前川さん派…やっぱり女々たん推しで

 と言うことで、ちょっと100冊ほど読んでラノベについてわかったこと。 1.可愛い女の子のイラスト 2.ハーレム展開 3.基本SFちょっと厨二病もしくはセカイ系 これは外せないらしい。



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漫画

・志村貴子「放浪息子」1〜12巻
 なんという切なさ…ニトリくんとチバさんの将来が心配だけど楽しみで仕方がない。
 平成18年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門・審査委員会推薦作品だよ

・ハロルド作石「BECK」1〜34巻
 再読中。やっぱ面白いなー。つうかまたバンドやりてー。オサーンバンドくもうぜー。あとハッピー三国志読みたい(笑

・ハノカゲ「魔法少女まどか☆マギカ」1〜3巻
 1巻読中。中表紙からしてまったくもって笑いなしで、ほんのり涙なしの、アンハートフルファンタジーだよー
 
・田丸浩史「ラブやん」1〜14巻
 あれ…?スタートは完全なる駄目人間観察のギャグ漫画だったんだけど…なんか後半はだんだん…これ完結したら僕泣いちゃうかも。ちょっとルサンチマン読後感に近いような……ああ、俺とオマエは同じ目をしている…的なやつか(笑

・鬼頭莫宏「ぼくらの」1〜11巻
 9巻まで読了。まどかマギカに通ずる理不尽な強要と契約、宇宙的恐怖があると聞いて読んだのですが…辛い。鬼頭さんのすっきりした絵柄でこの内容をやられるとさらに辛い。でも非常に面白いのもまた確か。日本のマンガは凄い。
 全11巻読了。なんだこれは。こんなの読まされてオッサンとしてはどうしたらいいのだ!なんて会社のトイレで滂沱する怪奇。突き抜けた中二病、その先になにがあるのか。生き物として死は不可避。人生とはつまり、いかにして生きるか=いかにして死ぬか。か。
 ふう、ちょっと冷静になると、つまり十五少年漂流記と漂流教室とエヴァンゲリオンをミックスして、一番爽やかな画風で最悪な鬱展開を淡々と描いた、と言うことになるのかな。でもそれだけにダメージがでかいぜ。くっー
 つまり「221B戦記」ということか。「やめろ、人生は最後の武器だ、無駄玉を撃つんじゃない!」

・藤木俊「はじめてのあく」1〜7巻
 ああ…これがサンデーのラブコメ枠ですよ。壊滅した悪の秘密組織の残党の姉弟が一般住宅に居候してって変化球な設定ですけども。最近ふたつのスピカ、ドロヘドロ、マギカ、ぼくらの、とハヴィなのばっかだったからこういう平和なのは気が楽でグー

・森恒二「ホーリーランド」1〜18巻
 4巻まで読了。やぱりお出かけする気には慣れないので今日は読書と家事でも。つうか最初はヤンキーバトルマンガだと思ったけど、だんだん世界が歪んできてますなぁ。...
 全18巻読了。いやー凄かった。特に最後半は泣かされた。そしてラスト……でもあそこまで強くなったら、むしろ伝説にするしかないすよな…。ストリートファイト版頭文字Dという感じだけど、人体という複雑な物体をきちんと表現するだけで、芸術度は増しますな

・伊藤悠「皇国の守護者」1〜5巻
 3巻まで読了。仮想戦記物。息詰る撤退戦の描写がシリアス。剣歯虎がかわかっこよすぎ。つうかシュトヘルの作者さんなんですが、なんか昔のこちらの絵の方がととのってるのはなんでだろ?
 5巻まで読了。面白かった!なにかに雰囲気がにてると思ったら、新城少尉はちょっとヤン・ウェンリーぽいのか。相手がゲルマニックな帝国で、士官が貴族なとことかも。..

・渡会けいじ「鴨川ホルモー」1〜3巻
 小鬼を率いての四元素対抗戦という着想は大好き。でも…恋愛にかまけて他人を振り回して了とするリア充ストーリーは大嫌いなんじゃよー。ちくそう…(血涙)なんてね。次は断片的だった「海皇記」を一気読みで補完しますわ。海最高!

・ハワード・フィリップス・ラヴクラフト作、宮崎陽介・原田雅史画「ダンウイッチの怪」
 ンガイ・ングアグアア・フグリ・ショゴグ・イアハ・ヨグ=ソトース…
 ってぜんぜん関係ない写真がリンクされてた!むしろ怖いわ!つうか、見るからにおどろおどろしい絵柄でコミカライズするよりも、さっぱりした普通の絵で淡々じわじわと狂気が臨界を越えてゆくようなラヴやんものを読みたし

・羽海野チカ「ハチミツとクローバー」1〜10巻
 うひーなんちゅう甘酸っぱさ。大学〜30代までのちょい遅青春ラブコメ…って私の大学にはこういう風景は一切なかったな。ハハハ。でもいい話だった。なんとなれば、主要人物が全員片思いという怪奇。この設定に尽きる。

・川原正敏「海皇紀」1〜45巻
 12巻まで読了。やっぱ面白いなー。オーシャンファンタジーとしては我が国屈指じゃないんでしょうかね。デップさんのラヴちっくなアレも相当グッドですけど、内容の充実度では断然こちらですな。つうかマンガのツマの白ワインがもう消える…だと?
 45巻読了。圧巻の大団円。これだけの大冊でありながら、テンションを保ったままぶれずに完結。そして美しいエンド…これほどの…これほどの見事な完結は初めてかも。鋼の錬金術師だって、エピローグの壮大さでは劣るか。とにかく「見事」の一言。素晴らしかった。

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・村上かつら「ラッキー」
 1巻の1話の導入だけ読んでる…のに…号泣だよ!なんだよこれ!(泣
 目から漏水してしかたがない。こんなのずるいよ…あ、TAROの塔始まった。気を取り直してそちらに以降。

・西炯子「娚の一生」1〜3巻
 35歳元原発開発職女性と51歳哲学大学教授の恋愛話し。つうかラストが大地震で原発他がやばくて地熱でドンて…タイミング悪すぎ。でも内容はグー。あれだ、恋愛に年齢なんて関係ないんやー。結局顔と肩書きなんやー……orz

・日丸屋秀和「ヘタリア」1〜3巻
 枢軸連合をメインの国家擬人化マンガ。当方世界史選択だったのでこういうの大好き。思わずニヤリとしたり。でもいわゆるステレオタイプな決め付けでもある訳で、各国の当事者にしてみたら、若干お怒りのこともあろうかと。特に韓国の扱いが…(笑

・松本トモキ「プラナス・ガール」1〜3巻
 放浪息子経由で…ついに男の娘ものに手を出してしまった……確かに危険な可愛さはある。だがしかし、ここは強言したいところですが、が、安易な萌え系には当方の触手じゃなくて食指は動かなかった!放浪息子は作品として優れていたのだ!

・板垣恵介「範馬刃牙」1〜24巻
 2巻まで。やはり、やはりッッ!vs100kgの蟷螂とのシャドーこそ、前半バキのハイライトと言えようッッ!
 8巻スタート。ということで男、いや漢!の世界に戻るッッ!あ、TXの所サンの番組で巨大サメでるよ!でるッッ!
 24巻まで読了。正直な所、ピクル編前半でなんか辛くなってきて拝読を止めていたのですが、ご本尊&ご子息ご登場で流れがッ!変わるッッ!でも徳川さんがまたぞろトーナメントを開始しそうな気配…やっぱり最終決着までは…最低5年ッッ!ストライダムッッ!

・ヤマザキマリ「テルマエ・ロマエ」1〜3巻
 ほう、実写映画化か…阿部寛氏は国産としてはベストでしょう。まさかジローラモさんにやらせるわけにも。ただ上戸さんはなにを…焦点がぶれないとよいのですが。

・遠藤海成「まりあ†ほりっく」1〜8巻
 5巻まで。あ原作は普通に面白い。むしろ知的ですらある。アニメがあんまりハチャメチャで、ちょっと気になって読んでみたのですが…って、ノイタミナまでの時間をつぶしているつもりが!けふは火曜ではないか!いや私の勘違いなんですが。しかもCTHULHU論議キター!ちなみに当方はニャル様はニャルラトホテプ派。クト様は断然ク・リトル・リトル、若しくは九頭竜派でございます。イアイア。

・幸村誠「ヴィンランド・サガ」1〜10巻
 10巻読了。をを…地味だけどすんばらしい。とにかく祈るのは、このストーリーがふさわしい決着を見る事だけ…今の所はパーフェクト。

・志村貴子「青い花」1〜6巻
 5巻まで読了。な、なにこれ。あ、あたし、切ない…的な(違。先月放浪息子を読むまで、志村さんを知らずにいたのですが、大いなる損失でした…どちらも若干もゃもゃする題材ですけど、画力とストーリーテリングの確かさは飛び抜けておりますな。
 6巻読了。う、う、うわぁー…なんだこの切なさは…志村さんの作品はときに心臓に悪いですよな。僕、ドキドキする(笑)

・那州雪絵「魔法使いの娘」1〜8巻
 魔法使いつうか陰陽師の義理の娘。オカルティック日常モノとして、シリアスとの案配がグー。ちゃんと人も死にます殺します。続編もあるそうで、この魅力的なキャラクターとまたあえるのがうれしい。お給金が入ったら買います。

・伊瀬カツラ「オナニーマスター黒沢」
 噂のweb漫画。タイトルがアレすぎて敬遠していたのですが…これは凄い。まず絵が上手い。そしてストーリー。特に息詰まる後半の展開は、将にデスノート(L編)のそれに匹敵す。現実味では上。暗い学生時代を送っていた同志は必読すべき。

・高橋慶太郎「ヨルムンガンド」1〜9巻
 武器商人と少年兵の話。ざくざく人死にが出るけどスタイリッシュ。ちょっとジーザスの雰囲気なのかなぁ。あれプラスちょい萌えって感じかな。

・田辺イエロウ「結界師」1〜35巻
 3巻まで読了。サンデーでの連載終了を受けて単行本でまとめて読み直し。連載時から元から好きだったけど、こんなに面白かったっけ?斑尾が欲しい今日この頃。
 12巻まで読了。松戸先生と加賀美君の関係がうらやましすぎる…魂ぐらいならいくらでも差し出すんだけどなぁ……ネクロノミコンがあれば呼び出せるかな?
 34、35読了完結。最後は眺める者と墨村母が全部持っていっちゃいました。と申しますか特に最終巻は駆け足のきらいが無きにしも。ちょっともったいないかな…あと10巻ぐらいは書く事があるような。と思うと似たジャンルの「鋼の」はホントに凄かった、と。あれぞ大団円。

CANON PowerShot G12
<110226 Touring@Izu Plunus Kawadu>

・朝田光・瀬口たかひろ「死に至る病」1〜2巻
 キルケゴールです。「絶望は死に至る病」の。多重人格物の統合への道。性描写多め内容重め。統合され消滅する側の人格についてはあんまり考えた事が無かった。ビリーミリガンとか読むと、超頭のいい犯罪者の刑逃れの狂言じゃないの?とか思ったりしますが…

・秋山はる「オクターヴ」1〜6巻
 5巻まで読了。まったくノーマークで、面白いからとご推奨いただきゲット。てまた百合じゃないですかー。僕そういうのじゃないんですよー、なんていいつつ、やっぱり面白い。でも女性同士の恋愛脳の激突が、我々つか男の理解を遥かに超越していてちょっと怖い。
 6巻読了。おおう…大団円。こちらは丸く収まった…でいいのかな?いやしかし最終巻はお二方七割方服をお召しになっていないという。でも愛があるならそれでいいじゃない。的な(笑)あでも一読するにたるお話でした。百合物の最高峰の一つでないかな。

・蒼樹うめ「ひだまりスケッチ」1〜3巻
 のほほん極まる「ひだまり」は「まどマギ」との落差が…血だまりスケッチ…

・やまむらはじめ「神様ドォルズ」1〜9巻
 日曜から読み始めたんですけど…隔離された村の伝奇的継承+可愛い絵柄とロボアクション。うーん、のっけから人死が出て先生と生徒がアレで先生がまわ…されて死んでアレで…もしかして終盤は欝展開なのかな…「ぼくらの」的な。

・武富健治「鈴木先生」1〜11巻
 1〜8巻読了。なんという饒舌な教室。ドストエフスキィ的舞台装置。鈴木先生の言説は真理ではなく飽くまで持論。教育と宗教の違いは、複数の主張の存在、議論による擦り合わせが認められている事か。つうか学校の先生には絶対なりたくない。じゃなくてなれないな。
 9〜11巻読了。全てに過剰。時に不快。ある種の狂気。ド先生的熱情。しかしそれが教育と言うものなのでしょう。「自分で考える」知識ではなく知恵と言うのは。まあ凄いマンガでした。つうか下手な小説より文量は多いし。問題作寄りの名作決定。

・ツガノガク「涼宮ハルヒの憂鬱」1〜14巻
・ぷよ「涼宮ハルヒちゃんの憂鬱」1〜6巻
・ぷよ「長門有希ちゃんの消失」1〜3巻
 小説とコミックと四コマを一応既刊分読破。あれだ、良質なSFなんだ。となるとライトノベルの分類が更に分からなくなる…畢竟可愛い女の子の挿絵。そこに尽きるか。後伏線を超丁寧に回収するとこ。分かりやすさ取っ付きやすさがライト

・うすね正俊「砂ぼうず」1〜14巻
 2巻まで読了。うわー、これ面白えー。あれですな、ちゃんとマッチョつうか人体を描ける絵師さんは、ソレ以外のどんなものもきっちり美しく仕上げられるんですなー。漫画は絵が50、ストーリー30、設定20の100点満点。絵は大事。
 うひょー!おもしれー!砂漠の近未来ガンアクション。飄々とした北斗の拳(銃版)もしくは汚いスターウォーズエピソード4(タトゥイーン編)。雰囲気としてはすっきりしたドロヘドロかな。マッスルをきちんとかける絵師さんは貴重ですわ。

・渡辺航「弱虫ペダル」1〜17巻
 1〜4巻読了。こっちも面白ー。熱い暑い厚い。僕も学生時代諸般の事情で友達がいなかったから、こういうのは泣けるなぁ。スポ魂ものとしても秀逸。

・宇仁田ゆみ「うさぎドロップ」1〜9巻
 既刊8巻まで読了。なんか松ケン主演で映画化らしくて。ってええ!!!いきなり10年経過したのもびっくりだけど、その後の展開が!ちょっとショックですわ…でも読まれなかった戸籍がキーなのかな?はやく9巻買ってこよ。
 9巻完結読了。うわああああああ…うんでも良かった。泣いた。ネタバレはしません。でもちょっとゲシュタルト崩壊。hahaha。

・羽海野チカ「3月のライオン」1〜6巻
 読み始め。少年将棋マンガですか。なるほどなるほど…てあれ…こんなに今宵は寒の戻りで冷えるのに、目から汗が出てくるのはなんでだろ……対局シーンより一般生活の描写が胸に迫るぜ…
 しまっつ!「3月のライオン」読んでたらまたワインが一本消えてしまった。しかし…当方も家族を捨てて独りで暮らしてはやウン年。もちろんプロキシじゃなくてプロ棋士とは比較にならないお気楽デザイン稼業だけど、その寂しさにちょっとぐっとくる…かも(笑
 6巻読了。ゴゴゴ…(涙)二階堂最高だけど、やっぱりヒナちゃん…僕は諸般の事情で義務教育はずっと独り。どちらかと言えば桐山だったけど…いじめは暴力、犯罪ですよ。こればっかりは被害者にならないと…全てのいじめっこに告ぐ。呪というものはあるんだよ。

・芦奈野ひとし「ヨコハマ買い出し紀行」1〜14巻
 うおぉー!わかるわかるぞー!西の岬は黒崎の鼻と油壺のハイブリッドで、最後に残った砂浜も黒崎の鼻。おじさんのガソリンスタンドは剣崎のエネオスか!ミサゴの入江は江奈湾の干潟と毘沙門洞あたり?そしてロボなのにどこか耽美な雰囲気が最高。

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・森薫「乙嫁語り」1〜3巻
 20世紀中期ごろ?の中央アジアの遊牧半遊牧民の日常風景。刺繍ラブ、絨毯最高、そして絨毯最高。あと弓最高。

・木々津克久「フランケン・ふらん」1〜7巻
 をを…これは…萌え系ハーバート・ウェスト。嫌いじゃないいやむしろ好き(笑)唐沢なをき先生の「ホスピタル」がお好きな方にはオススメでありましょう。あれの温水プールもつ煮込みネタは吹いた。いや吐瀉という意味でな…も若干あるか

・とだ勝之「ホームセンターてんこ」1〜5巻
 良いDIY推奨ちょい萌え学研絵漫画でした。広くオススメ。ひとまずマイドリルは必須ですな。

・大岩ケンヂ×滝本竜彦「NHKにようこそ!」1〜8巻
 思うところあって読み直し。やはり後半のシリアス度はちょっと来るものが。主に経済的理由で物理的にはひきこもってはいませんけども、精神的対人的には…あと某アウェクンな感じの所とかは、そちら者としては見逃せず。

・木尾士目「げんしけん」1〜10巻
 新シリーズ開始ということで読みなおしたのですが……あれか、いまどきのヲの方ってのはこうなんだよなー、と再確認。我々のころは…それはそれは……唯一のこころのヲアシスは、総受班目前前前会長だけですよ。

・諌山創「進撃の巨人」1〜5巻
 最注目のファンタジーアクション。プロットの独創性壮大さ、絵柄はこれから確立するんでしょうけど魅力的。ヒジョーに楽しみなんですけど、でも…主人公のアレ化には若干の不安も。禁じ手でないかなぁ
 4巻読了。巨人と人類の圧倒的戦力比。若干の光明が見えるものの絶望的状況。そこからひたすら足掻く登場人物の言動。そんな中、ちょこちょこ挟まれるズレがギャグ要素が逆に重い。エレンの巨人化には展開的にはやや懸念は残り続けるところですが、やっぱ面白い。
 5巻読了。をを…相変わらずものすごい疾走感だぜ…作画はむしろさらに雑になっている気がしますし、ストーリーもとっちらかりつつあるような感もあるのですが。読んでる間は些事は気にならない。これがノッテル作品のパワー…初期のベルセルクのワクワク感が

・はっとりみつる「さんかれあ」1〜4巻
 時代はゾンビっ娘。異論は認めない。リビングデッドとはいえ、腐敗するし食人衝動は抑えられないしで、凄惨な方向に進んでいるんですけども。絵柄とキャラクターの脳天気…変態度?でホンワカ展開が続く…

・押見修造「惡の華」1〜4話
 3巻読了。へ、変態だ…最高峰の真面目な変態少年少女漫画に乾杯。しかしまさか佐伯さんまでが…
 4巻読了。表紙のショッキングワンフレーズ吹き出しパターン終了。そこは残念。中身はより内面をえぐるSorM方向へ…「惡の華」よりもむしろ「悪徳の栄え」なんじゃなかろか。主人公の呼称はクソムシの他に、クズ、クズ鉄、クズ六など、バリエーション豊かに(笑

・望月峯太郎「万祝」1〜11巻
 おもしれー!現代海洋アクション。つうかJK宝島。当初はパンチラ漫画かと思って切ろうとしたけど、カトーとサメと海洋表現の魅力にひかれて続けてよかった続きが気になる!あでも…ドラゴンヘッドのトラウマが…開いた風呂敷の心配…はしないよ!

・ろびこ「となりの怪物くん」1〜6巻
 ふむ、少女漫画にしては硬派で面白いよ、と言うことで読んだけど…まあ何事も「イケメンに限る」てことは変わらないですか。いやとことんガリ勉ヒロインてのは面白いけど、ちょっと主人公他が無駄にバイオレンスすぎるかなぁ…

・岩本ナオ「町でうわさの天狗の子」1〜8巻
 1〜7巻読了。小学館漫画賞受賞ということで。天狗ハーフの女子高生って設定は生きてはいるけど、それよりもゆるい日常系て感じかな。三郎坊以下がいいキャラでグー。
 8巻読了。一転こちらはむしろ硬派なのかな?少女漫画じゃなくてファンタジーだけども。人間関係、じゃなくて人間人外関係が丁寧。あと絵柄が不思議と叙情的。あとあとどちらかと言えば残念な容姿のキャラクターも丁寧に描かれているのがなんか嬉しい

・森恒二「自殺島」1〜6巻
 1、2巻読了。
 今一番好きな漫画家は、もしかしたら森恒二さんかもしれません。ホーリーランド最高です。寝る前に腕立てするか(笑
 3〜5巻読了。これはホント凄い。さいとうたかを御大の「サバイバル」以来のお役立ち。人は人として存在する以上、多くの命の犠牲の上に立って(生きて)いるということ。某海犬さんたちにも読んでいただきたい。自分は素潜り漁はOKだから、あとは弓を覚えよう。
 6巻読了。そして当方的現在大本命。やっぱり凄いぜ…隔絶した孤島の自然vsヒト、そしてヒト間の二陣営、という二軸の対立構造による緊迫感の表現が抜群。そして、なんつっても「狩る」という行動から、生き物として生きることの意味を再認識させるのが…哲学だぜ。

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・高津カリノ「WORKING!」1〜9巻
 秋アニメらしいので読んでみた。ほのぼのバイト漫画かかと思ってたら、登場人物がほぼ全員変態でした…こういうの大好きです(笑

・小畑健「バクマン。」1〜14巻
 2巻まで読了。ジャンプ本誌でぽつぽつと読んでいたので読み直し。こんなに面白かったのか…小畑さんの絵はもちろんですが、ストーリーがいいじゃなーい。所で原作の大場つぐみはラッキーマンのガモウひろしでいいのかな?アレものすごく大好きだったんですよ。
 なんか七万円コニャックパワーでAM4:00に目が覚めたの一気にここまできた。そして泣いた。こんなに熱血なのかジャンプ編集部。まあ美化してるところも多々あるんでしょうけど。これほどのアレは…燃えよペン以来かな。PCP読みてー

・荒川弘「銀の匙」1巻
 北海道の農業高校が舞台。随所に鋼錬モチーフのキャラが出てきて面白い。どしてこういう専門系キャンパス話ってのは面白いんだろう。もやしもんとか動物のお医者さんとか。適度にアカデミックでウンチクで青春でラヴもあるからか。そして学園モノより大人。

・落合尚之「罪と罰」1〜10巻
 れは凄かった…原作は言わずと知れたド先生のアレ。舞台を現代日本、大筋は同じ。あの大作をかっちりとマンガにした時点でまず大成功。つまり、中二病をこじらせたイケメン元天才君が人を殺して悩んで自首して贖罪してイケメン故に救済される、事。
 原作と違うのは、主人公弥勒君がラ君よりも突き抜けていない事。もっと一般人。その代替として殺人者≒英雄の像により近い須藤が登場。ピカレスクな彼が魅力的。そして最大の違いは、土台にキリスト教的原罪と救済のシステムが無い事。
 耶蘇教のやけくそな設定を排除したかわりに、より一層人間の内面を抉ってみせた。つまり原作には欠けていたエロスとタナトス。そしてもう一人の主人公首藤の結末。この二点において、ある種原作を越えたのかも。凄い作品でした。
 でもあれだ、結局「イケメンに限る」て大筋は、洋の東西を問わないのか、と…orz

・大乃元初奈「夏生ナウプリンティング」1巻
 印刷屋さんの4コマあるよー、と言うことで。小さな社屋デザインから印刷まで家庭的かつ社長の道楽。なんか弊社に似てるかも(笑)違うのは平均年齢が1/2以下ってとこか。今時印刷土方に若者なんざいませんぜ。

・なもり「ゆるゆり」1〜6巻
 百合ですけどゆるいです。タイトル通り。しかし…なもり先生にあらせられましては天才なんじゃなかろうかと。これからクルと思います。時代が。

・丸川トモヒロ「成恵の世界」1〜12巻
 これはいい宇宙的庶民派ラブコメ。宇宙人・宇宙人ハーフ・擬人化戦艦・擬人化戦闘機×人間。やっぱり個人的には人外との交流が大好物だ。

・小島アジコ「となりの801ちゃん」1〜3巻
 昨今の腐女子事情。昔とは違って擬態は完璧な方が多いですよな。だが中身は…早すぎたんだ…腐ってやがる(笑

・タアモ「たいようのいえ」1〜3巻
 女子高生おさななじみとIT土方20代の同居話。全然今時のわかものぽくない二名ゆえ、展開が超くすぐったい。だがそれがイイ。

・関崎俊三「ああ探偵事務所」1〜15巻
 おー面白かった!最近読んだ完結作品トップは海皇紀と鋼錬。そこに割り込んでくる。元来探偵物好き(体は子供は嫌い)ですけど、シリアスとコメディの案配が抜群でした。ちょっとHだし(笑。ハードボイルドつうかハーフボイルドってとこかな

・加藤和恵「青の祓魔師」1〜7巻
 原作は繊細な絵柄と割と熱血展開と相当リアルなオカルト表現と丁寧な心理描写とタマにあるほっこりお笑いタームが素敵なのに。どうしてアニメの方はああ…色々はしょりすぎると、こういうバトル系は厨二作品に成り下がってしまうのですなぁ…

・いわさきまさかず「ケメコデラックス」1〜9巻
 面白かった。ちょいSFどたばたキュートギャグてとこか。とにかくヒロイン?のケメコのカリスマ性が凄過ぎ(笑

・安倍夜郎「深夜食堂」1〜7巻
 これは面白い。0時から翌朝7時までオープンの食堂。強面だけど情に脆いマスター。基本メニューは一品だけ。仕入れと気分で出るものは基本的にフリーオーダーという。あれ?そういうお店近所にありますよね…もうちょっと人柄がアレだったら(笑

・「ブレイクブレイド」1〜10巻
 4巻読了。ガンダム+オーラバトラー的な…ルーンマスカーは違うか。人がみな魔法が使える世界。主人公の血筋だけが魔力が無く「能無し」と蔑まれて…発掘された旧世界のロボが魔力無しの人だけに使える、という導入。リアル能無しとしては結構グッときた。

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・光永康則「怪物王女」1〜16巻
 献辞に英文。That is not dead which can eternal lie, and with strage eons even death may die…てアブドゥル・アルハザードの二行聯句やないか!

・清水栄一、下口智裕「鉄のラインバレル」1〜18巻
 中学生で厨二病でリアル嫌な奴で、でも男女ともにモテモテで。かつてこれほど共感を覚えなかった主人公があるだろうか!いやない。あ、でも読み進めるにつれそれも変わってゆくのですが。そして終盤の超展開。嫌いじゃない。ロボはかっこ良い。

・平野耕太「ドリフターズ」1〜2巻
 面白い!描線が太くて勢いのある絵が最高。内容は、島津豊久、織田信長、那須与一、ハンニバル他が死ぬ直前にファンタジックな異世界に転生。その地で国王、ジャンヌ・ダルク他、恨みを持ちつつ転生したものと戦う、てやつ。そういうの大好き。
 あと、当方も平野先生と同じく、漫画表現史上最高の信長は「抜き胴で真っ二つになってもお茶をたてる信長(@へうげもの)」です。ノブ、カッコヨス!!ちなみに「ドリフターズ」は「漂浪者」の意の方です。ビバドド!

・あらゐけいいち「日常」1〜7巻
 をを、最新刊の内容はすでにアニメで使われていたのか…ということは二期までには結構時間がかかりますな。なもり先生ほどの生産性があれば別ですが(笑)原作のタッチは抒情感があってよいですなぁ。

・鷹木骰子「バンパイアハンターD」1〜5巻
 これは素晴らしい。絵が芸術的。天野喜孝さんのイラストの雰囲気を良く活かしてる。作画さんはもともとデザイナでこれがマンガ処女作とは思えんな…そして、初期のDは本当に名作ぞろいなんですよ…死こそ安らぎ、かりそめの客…

・漫☆画太郎『罪と罰』
 ひどい表紙詐欺(笑)古くからのF先生ファンからしたらそれもまたお楽しみではあるのですけども。巻末の原作との比較解説が、ギャグの追加だと思って読んでいたけど…あながち的外れではないのかも…

・水瀬マユ「むすんでひらいて」1〜4巻
 ぐはっ…暇(じゃないけど)に飽かせてなんつうもんに手を出してしまったんだ…高校恋愛オムニバス。ぬるめの国産ビバリーヒルズ青春白書といったところか。暗黒…いやむしろ虚無だった己の学生時代を照らすにつけ、頭の中でオロカメンが「リア充爆発しろ」と叫ぶのさ。だがしかし、最近はそういう精神的負担がむしろ面白く感じられるようになってきた今日この頃。又一つ変態紳士として克己できたようです。愚地克己じゃなくて「こっき」です(笑

・momo「たまゆら」1巻
 アニメのコミカライズ。あのふわふわした雰囲気が良く現れておりますわい。要所にはさむ、Rollei35のスナップショットがやはり効果的で…ううう(涙

・七月鏡一・藤原芳秀「闇のイージス」1〜26巻
 1〜6巻読了。拳児、ジーザス以来の黄金コンビ。超大好きな作家さんです。今時大上段にハードボイルド。衒いも照れも無し。大藪春彦さんの小説で情操教育を受けた、我々ぐらいの年代の方にはど真ん中でありましょう。面白い。

・七月鏡一・藤原芳秀「暁のイージス」1〜6巻
 イージスを読んで泣かざる者、男子に非ず。勿論女子にもオススメ。出師の表に匹敵する熱さでした素晴らしい…テロに代表される、復讐の連鎖に対する満額回答がここにはある!!即ち不殺と家族だ(涕泣

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・林田球「ドロヘドロ」1〜16巻
 読み初め。なるほど、これは面白い。魔術師が練習しにくる世界。その魔法は人を別の生き物に変えるもの。主人公はトカゲ頭人身。ヒロインは餃子マスター。確かに大葉餃子が食べたくなる(笑。しかしこの殺伐さとグロさとのんきさと微笑ましさの共存はどこかで…自己レス。黒いジブリかな。
 15巻読了。こ、これは凄いぞ…読初にもった黒いジブリと言う印象は変わらず。独特かつ確立した世界観、執拗な残虐描写とほんわか空気感の両立。バイオレントでドロドログチョグチョなのに、妙に貞操観念が高いのは、ラヴクラフト御大作品に通じるところも。
 is04さんに林田球「ドロヘドロ」入れて読み直し中~やっぱ面白い。面白過ぎ!そしてどんどんニカイドウが可愛く見えてくる怪奇。アクマ化手前だというのに!
 16巻読了。相変わらずのハイクオリティ。痺れるねぇ…悪魔化したニカイドウが素敵過ぎるし、ハイパーテンション大葉餃子の美味そうなこと…味付けキノコステーキも森のマッシュルームコーンも合川の頭も美味しそう。<コラ
 題名通り全編ドロドログチャグチャのスプラッターなのに、どこか飄々としているのが不思議でそして魅力的。そう、それが、ドロヘドロ!(笑)おまけの悪魔の経典も必読ですな。

・板垣恵介・RIN「どげせん」1、2巻
 ををを…ジャパニーズ・土下座はアート。いや格闘技。マーシャル・アーツや!カレーラーメン美味そう。

・「ベイビーステップ」1〜19巻
 18、19巻読了。なんというリア充…だがそんなに嫌じゃないのは、テニスシーンがしっかりしてて、えーちゃんが真面目だからかな…と思ったら、19巻のラストでデート開始とか…いやいややっぱり許さん!リア充原子に還元しろ!

・七月鏡一×藤原芳秀「JESUS砂塵航路」1〜10巻
 やっぱ面白いぜ!ジーザス!<それが俺の名だ、地獄に堕ちても忘れるな。
 サンデーで連載していたジーザスの続編。間にイージスを挟んでの復活。ある種シェアワールド、主要キャラ倍に増えてます。お色気度もアップだよ(笑

・平野耕太「ヘルシング」1〜10巻
 1〜4巻読了。ドリフターズがデラ面白かったので、前作に触手じゃなくて食指を。1巻が1998年。作者のこの12年の画力の進歩にまず驚く。でも筆圧というか絵の勢いは昔から。内容は大好物の吸血鬼モノ。ヘルシングはヴァン・ヘルシングだったのね。
 6巻まで読了。4巻でミレニアム(ナチスの残党)が出てからの暴走ぶりはすんばらしいな…私は戦争が好きだ。のテンプレ元ネタは圧巻。いろんな液が飛び散る辺り「魔獣結社」を思い出した。イイゾ、もっとヤレ。
 狂信者と狂信者、人外と人外、戦争狂と戦争狂、三陣営どこにも共感できないのに、いやだからこそこんだけスプラッタでも面白いのかな。偶に挟むデフォルメギャグパートが好き(笑)あと魔獣結社はすんごい名作です。古本屋でお見かけの際には是非。
 7~10巻読了。なんという大団円。300万人以上犠牲になっても大団円。これでいいのだ。吸血鬼というものは存在自体が反則で、どうしても敵のインフレが起きてしまいますけども。こういう対軍隊的な展開は有りですなー。しかし面白かった。婦警最高!

・あずまきよひこ「よつばと!」1〜11巻
 1〜10巻読了。うをーなんだこの気持ち…萌えでなく感動でなく…癒しだ。これは癒しの塊やでー。あとダンボーの元ネタってこの作品だったのですね。
 11巻読了。あまりにほのぼのしすぎて、俺のシックスセンスが耐えられない…なんか一生読んでいたい。つうか、最初はよつばだけデフォルメされてて、その他の人物と作画が違いすぎるから、宇宙人かロボットなんだと思っていたのは秘密です。

・羅川真里茂「ましろのおと」1〜4巻
 これは素晴らしい。三味線学園青春ストーリー。三味線は日本の津軽の四季を描出するものですから、絵画化しやすいのかな…そして羅川さんは画面造りが上手い。音が見えます。ちなみに今までで一番音楽を感じた漫画は哭きの竜です(笑

・東村アキコ「きせかえユカちゃん」1〜4巻
 1巻は2000年。当時はちゃんと少女漫画してたんだ…と思ったら加速度的にキャラが暴走。3巻では劇中寸劇、いわゆる東村スペシャルが確立しつつある。なるほどー。んで当然面白い。主人公小6で162って当時のうちの妹ぐらいあるな。



雑誌
・スピリッツ、イブニング、モーニング、ヤングジャンプ、ヤングマガジン 他
・Number、CG WORLD
・ベストカー、ENGINE、CAR MAGAZINE
・ファモーソ



 
※業務連絡
 12/8(木)は当方近所の好好さんにて、BRTの忘年会的な飲み会を小規模に開催致します。
 平日ですので何かとございましょうかと思われますが、我こそは、という方は是非。
 現在参加予定者は、おがちゃん、おくチャン、D3、GGさん、sivaさん(予定)、KJさん(予定)となっております。
 中華創作料理 好好HP



Posted at 2011/12/07 13:27:47 | コメント(1) | トラックバック(0) | 読書 | 趣味

プロフィール

「('A`) <対酒当歌 人生幾何 譬如朝露 去日苦多 慨当以慷 幽思難忘 何以解憂 唯有杜康」
何シテル?   08/17 11:14
いや、そんな! あの手は何だ! 屋根が! 屋根が!………無い
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