今週はじまった、朝ドラ「ひよっこ」。
楽しくていっぱい笑えて、思いがけない仕掛けにはっとして、
泣かせるドラマじゃなさそうだけど、なんだか涙がでてきちゃう。
毎朝、楽しみにしながら朝を迎えられそうな気がします。
今朝は、我が家のばあばも、いつもより一時間はやくリビングに移動しようと、
待ち構えていました。
「ひよっこがはじまるからねー((・´∀`・))♪」
「今日は、稲刈りだったね~」
・・・8時まで、もうちょっと待ってもらいましょう。
さて、今シーズンの朝ドラ「ひよっこ」!
いまのところ、何がおもしろそうかと言いますとね・・・(*つ▽`)っ)))・・・☆
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純朴で家族思いで優しくて、不器用な主人公、有村架純ちゃん。
「高校へ行かせてくれて、感謝しています」
「野良仕事も大好き。お母さんのようになりたい」
エロ封印・元セクシィ部長、沢村一樹さん。家族のために、一生懸命働く。
温かくて素朴なイイ人オーラ、全開。
ナレーターはなんといきなり、 「増田明美です」(笑)。
でました、細かすぎる解説w 視聴者の突っ込みをかわす、脚本家のセルフツッコミ、炸裂中ww
ボンネットバス 車掌 松尾諭さん シン・ゴジラで大好きになった俳優さん。癒されます☆
主人公の親友の母、羽田美智子さん。若い頃から、ずーっと大好き。
「東京を、嫌いにならないでくださいね」
赤坂の洋食屋「すずふり亭」店主の宮本信子さん、息子の料理長・佐々木蔵之介さん。イイ感じです。
マカロ・ニグラタンw ハヤシライス カツサンド! どれも美味しそう♪
今週の胸アツシーンは・・・・。
出稼ぎの父ちゃんが、稲刈りのためにかえってキターーーーー!
待ち遠しくてたまらない子供たち。
お花を摘んでプレゼントする妹。
お父さんの腕にぶら下がる子供たち。
靴(ワゴンに入っている商品を値切るw)のお土産。
お母さんはちょっとおめかし。精一杯のごちそう作り。
渋いおじいちゃんは、静かに微笑んで喜んでいる。
ああ~。 イイ時代だな~ (*´▽`)*´▽`)*´▽`)ノ
あれ?我が家も、東京五輪前夜の農村とおんなじか~?(笑)
今時は「単身赴任」なんて言うけど、東北では「出稼ぎ」って言ってたんだよね。
私はどこにでも仕事が見つかる地域に育ったから、家族が暮らしていくために離れ離れになる農村のつらさを知らなかった。
主人公のつぶやき。
「自分が総理大臣になったら…、お父ちゃんに畑や田んぼをやらせてあげたい・・・無理だけど」
泣かせるね~。そうだよね~。
農業だけで、家族みんながいっしょに暮らせたら・・・。
不作の時に、農協から借金なんてしなくてもいい農業のやり方だったら・・・。
高校を卒業する息子や娘が進学したり就職する先が、県内や地元にもっとあれば・・・。
みんな、故郷で一緒に暮らしたいよね。
生まれ育った場所にずっといたいと思う、幸せな家庭で育つ、幸せな日本人は。
東京五輪前夜
高度経済成長
集団就職 金の卵
華やかな東京をつくったのは地方の出稼ぎの人たち
東京の人と話したこともない
安い賃金、過酷な労働
米の不作で借金 農業だけでは暮らせないから出稼ぎへ
故郷では、炭焼き、野良仕事、内職、鶏を飼うなど、工夫して頑張ってる
日本の光と影。
でも、でもね。
貧しいけれど、家族みんなで寄り添って、感謝して、笑いながら暮らしている。
それって、幸せ、そのものじゃないのかな。
それが、当たり前のように思えるけど、誰もが感じられるわけではない幸せの正体、かな。
私にはそう思えるけど。
人それぞれ、幸せの感じ方は違うのだろうけど。
う~ん。幸せって、なんだろう。
家族が笑顔でいられること。
自分が誰かの役に立って、好きな仕事ができること。
楽しく充実している日々を過ごせること。
お金もあれば好きなことができるし、子供たちにも楽しいことをいっぱいさせてあげたいけど、
お金よりももっと、幸せを身体中で感じられることはある。
ささやかな楽しさ、嬉しさを一緒に共有して、一緒に味わえること。
子供たちの日々の成長や笑顔、涙の時間を分かち合えること。
子供たちがたくましく育つ姿を見られること。
それが、私の幸せなのかなって思いました。
それで。
今回の朝ドラの脚本家は誰か、気になって調べてみると「岡田惠和さん」。
いろいろなドラマを書いているそうですが、私が強烈に印象に残っているのが、「泣くな、はらちゃん(2013年)」。
私、あんまりドラマを気合いを入れてみることは少なくて、たまたま目にしてハマってしまうものがいくつかあるくらいで。
「泣くな、はらちゃん」は、たまたまお風呂上りの土曜の夜、子供たちとちょこっと見たら、不思議な感じてなんだか、次が気になって続けて見ていたドラマでした。
はらちゃんは、漫画から飛び出してきたTOKIOの長瀬智也くんの魅力で目が離せない不思議な純情無垢でピュアなキャラ。
はらちゃんの会話は、初級英会話の日本語バージョンみたいな感じで、面白い!
蒲鉾工場で働く漫画の作者、越前さんは、透明感がステキな麻生久美子さん。
でも、その漫画はオリジナルではなく、薬師丸ひろ子さん扮する人気漫画家の二次作品なのが、今っぽい。
豚児たちも大のお気に入りだったのが、生き生きとした「はらちゃん」キャラと、挿入歌♪
なんだか、可愛いのだけど、切なくて深くて味わいがあって、考えさせられちゃう。
この脚本家は只者ではないと思った記憶がありましたが、また巡り合えました。
ただね~。
「ひよっこ」があまりに面白くなりそうだから、ついつい、先の展開が気になってネットであらすじをみてしまったのですが・・・。
なんと。
父ちゃんが!
・・・鬱になりそうな展開が待っているようです。
完走できるかな。
きっと、魅力的なキャラがたくさん登場するから、最後はハッピーエンドで☆☆☆
今回の朝ドラのオープニング曲は、桑田圭祐さん。昭和っほい感じ。
そして、オープニングミニチュアを制作した方は、ミニチュア写真家の
田中達也さんと、CGアニメーターの森江康太さん。
田中達也 Tatsuya Tanaka (@tanaka_tatsuya) | Twitter
森江康太 Kohta Morie (@kohta0130) | Twitter
可愛らしくて、いろんな仕掛けがあって、毎朝、じっくり見たくなります。
それでは最後に、「ひよっこ」の脚本家、岡田惠和さん作「泣くな、はらちゃん」の挿入歌。
今、ちょうどいま。
考えさせられます、この歌の意味を。
私の世界(泣くな、はらちゃん劇中歌)