仕事がちょっとだけ一段落したので、こんな本をUPしてみました。
《 徒然草 》って日本人なら聞いたことない人いないでしょうが、全部読んだという人も少ないと思います。
第52段の石清水八幡宮参拝の段や、53段の仁和寺の坊さんの足鼎の段など説話や物語仕掛けになっていて、もっと読みたいと思うが、何せ古文は赤点だった故、苦手意識が先走り時間がないことを隠れ蓑に先送りし続けていた。
ふと図書館でこの 『まんが徒然草』を目にし、早速買い込んで座右の書にしている。
まんがのなにがいいって、やはり当時の情景・風俗がありありと脳みそにインプットされることでしょう
。全段簡単に読み通すことができます。
オッパイシーンも4か所、その他抱擁シーンもあり、オッパイフェチのじいは大満足。
そして、最後近くの第241段。
『人間というものは欲が深いものだ。生きている間に多くのことを成し遂げ、それから心静かに仏道などを修めようと思ったりして・・・ だが現実は甘くはない。
そのうちに病気になって願望を果たせず寝込んでしまったりする。そこで思うことは、病気が治ったら今度こそ本気で仕事をやり遂げようと願をかけたりするものだ。
ところがいよいよ病気が重くなると正体もなく取り乱してそのまま死んでしまうということになる。
そんなに頑張ることはないのだ。
幻のような一生の中に何事をしようとするのかむなしいだけである』と。
うんうんと頷くじいに、確定申告の期限は容赦なく迫ってきているのであります。
Posted at 2016/02/27 18:17:48 | |
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