2010年02月23日
慣れたらつまらない?
ちょっと考えごと。
先週末の日記で 慣れればダイジョーブ って話を書きました。 慣れればダイジョーブってことは 慣れないとちょっと・・・ ということですな。 ただ、 どうやっても慣れない という厄介な商品は論外として、中には 慣れちゃうとツマンない ってモノもあるなぁ・・・と思いました。
このところわけあって12SRで通勤してて思うのですが、この車、もうどれだけ乗ったかわかんないくらい乗ってるのに、運転するたびに あぁ楽しいなぁ と思えて、本当に飽きないんですよね。 もちろん不満がまったく無いわけじゃないですけどね。
ファントゥドライブという言葉があります。 運転して楽しい とかそういうことです。 個人向けの商品を扱っている自動車会社で、これを言わないところはまず無いと思います。 で、追求するわけです。
ファントゥドライブとは? お客様はどういうときにファントゥドライブと感じるのか? そう感じてもらうにはどういう特性を持たせればいいのか? なんてね。
ドライバーが期待しているよりもイイ反応を車がすると『おっ♪』なんて思えて、それはファントゥドライブってやつじゃん、なんて思えるでしょう。 でも、アクセルを踏んだときの予想以上の加速、とか、ハンドルを切ったときの予想以上の回頭性、みたいに、しばらくすると慣れちゃうようなものでは面白くなく、かといって、その加速や回頭性がいつまでも慣れないようなものだとしたら、それはそれでイヤな車に思えてくると思います。 反応が過敏でいつまでも慣れない車・・・ ファントゥドライブ ではなく、 フアントゥドライブ になっちゃうw 逆にぜんぜん思ったように反応せず、刺激のないのは フマントゥドライブ か。
常に新鮮な喜びや楽しさを感じられて、それでいて違和感がなく、人間の感情と機械の反応がシンクロする瞬間があるような車だと、いつまでも飽きることなく楽しめるような気がしますね。 かならずしもスポーティな車じゃなくても、こういう感じは作りこめるんじゃないかと思います。
日産の標準車でもなく、ニスモでもなく、オーテックならではというファントゥドライブってのはそんな特性かもしれないな~なんて思ったり思わなかったり。
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Posted at
2010/02/23 18:17:05