昨日紹介した「セレナ・防水シート仕様」のシート生地に関してさっそく何件かお問い合わせをいただきました。
拡大するとどんな柄なの? とか エクといっしょなの? とか。
実物があればいいんですけど、カタログとかホームページの画像だとわかりにくいっすもんね。すみません。
で、でっかい画像でご紹介です。
素材自体は、ネオソフィールという生地とパートナーという生地のコンビネーションです。 値段はVセレクション+32,400円。
メイン材はネオソフィール。福井県にある大手繊維メーカー、「セーレン」さんが開発した合皮で、優れた耐久性と柔らかな肌触り、手入れのし易さが特徴。「フーガ」や「スカイライン」なんかの合皮部分にも使われてます。
しなやかで上質な本革の風合いと、キルティング風の型押しを加えることで、遊び心を出しています。
なので、合皮って言わなければ「この革シートの柄、おしゃれですね!」なんていう人もいるかもしれませんね。
合皮、と書くと本革の代用品みたいに思うかもしれないけどそこは適材適所。合皮には合皮の、本革には本革の、それぞれ長所と短所があり、またそもそも合皮自体とてつもなく進化しています。
大昔、合皮といえばPVC・・・Polyvinyl chloride (ポリビニールクロライド、ポリ塩化ビニル)でしたが、今どきのいわゆる高級合皮はPU・・・Polyurethane (ポリウレタン)ポリウレタンが主流です。
ポリウレタンのレザーは、柔らかくしなやかで、風合いがよく、天然皮革に近い質感があります。PVCレザーに比べると通気性があり、撥水性も高いのでお手入れが非常に簡単。 ここがポイントということですね。
ちなみに、エクに使われている防水シートのメイン材はセルクロスおよびフレーザークロス。こちらは、アクティブ感を感じさせるヘキサゴン柄。
セルクロス、フレーザークロスともにスミノエテイジンテクノ株式会社の作る、高級合皮です。機能的にはほぼ同じ。ちなみに、T31のシートメイン材は、ネオソフィールでした。
同じような機能と風合いをもった素材でありながら、型押しでキャラクターの作り分けをできるのも合皮の魅力ですね。 (ま、本革でも型押しはできますが。)
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Posted at
2018/02/01 14:15:58