先週の金曜日に書いた
お力添えをお願いします。 車いす駐車場に停めませんキャンペーン。
という記事に、多くの方からのご賛同をいただき、感謝しています。
また、みんカラの中でもすでに、車いす駐車場への理解を促進するべくたくさんのメンバーが動いていることは、すばらしいことだとおもいました。本当の車好きってのは、イイ車社会を作りたいという気持ちを持っている人たちなんだと、思いました。
いろいろ拝見していると、車いす駐車場に健常者が停めているを見ると腹が立つ、注意して逆ギレされた、という話も多いみたいですね。
ちなみに僕は、車いす駐車場に停めている人を見かけても何も言わないです。
本当にそこのスペースがオメーに必要なのか?とは思うことは多いけど、逆ギレされるのも嫌だし。それ以上に、ひょっとしたら見た目ではわからない(たとえば内臓系の)病気だったりすると、その人(同乗者も含めて)は僕にいろいろ説明をしなくちゃいけないんだよねぁ・・・とか思っちゃうわけです。
お人よしかもしれないですけどね、たいがいは、思い切り元気そうですから。
以前、手が不自由な方から、荷物を持ったり傘をさすのは大変だから、雨の日なんかは車いす駐車場はありがたい。けれど、手が不自由である以外は健康で、普通に歩けるので、あまり使わないっていうか、使うのに抵抗がある・・・って話を聞きました。
金曜日のブログに対しても 『自分よりもっと状態の悪い人のために、なるべく使わないようにしている』というコメントがありました。 実際に福祉車両をお使いいただいているお客様からもそういう話をよく聞きます。
お体の不自由な方々であっても、自分たちは車いす駐車スペースを使う権利があるんだ、などとは決して考えてはいない。 ・・・ということを、平気な顔して停めてる健常者に知ってもらいたいです。
でも、こんなこともありました。
ちょっと前に、千住元町のSEIYU(こういう話は具体的なほうがいいので書きますw)に行ったときに、駐車場が満杯だったので、場内の通路上に車を停めて待っていたのです。
次は僕、という状態で、車いす駐車場から一台の車が出て行きました。 すると僕の後ろに並んでいた人から『空いたんだから入れれば?』と言われまして『あそこはダメでしょう』と言ったら『やっぱりそうですかね』というので『そりゃそうですよ』・・・なんて会話をしました。
しばらくして別の場所が空いたので自分はそっちに入れました。僕の次の人も、車いす駐車場には入れずに待ってました。僕の目もあったせいでしょう。
僕が買い物を済ませて駐車場に戻った時、相変わらず駐車場は満杯で空き待ちの状態でしたが、例の車いす駐車場はちゃんとあいていました。
たぶん『あそこは空けておくものなんだ』というのが、次の人からその次の人へ・・・と、伝わったんだと思います。
逆ギレするのは『なんでお前に注意されなくちゃいけないんだ!』というのと『前の人だって使ってたじゃねーか!』ってのがあるんだと思う。 その人だって、自分の前に使っている人がいなければ、使わないんじゃないかと思う・・・っていうか、思いたい。
余談ですが、寒天ぱぱで有名な伊那食品の社員さんは、スーパーなどの駐車場では遠いところから停めること、と教育されていてそれが社風になっているそうです。
Posted at 2011/01/31 12:00:14 | |
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