以下、長文の独り言ですので注意。
スバルがラリーを撤退する。 それは衝撃的だった。
スズキも休止する。 鳴り物入りで入ってきたのだが、結果が出せずに終止符を打つ事となる。
華やかだった80年代はトヨタはもちろん、日産、マツダも参戦していた。
S2000(昔はS1600)と言うカテゴリーには競合犇めく各国のサプライヤーが、若手の育成という事で艶やかに、そして蜜に様々なカラーを纏って参戦していた。
フォーミュラーもそうだが、興味を持ったのは学生時代。その頃はベルガーやナニーニがステアを握り、ブロンクビストにビアシオンが泥臭い中トロフィーを掲げていた。
そんな非現実の日常に憧れを抱いていた。
映画に興味を持ったのも、その一抹の憧れからだったのかもしれない。
小さい頃は「Mr・BOO」や「拳聖」、「ダーティー・ハリー」に「スターウォーズ」を観ながら‘あちらの世界’に浸っては主人公を気取っていた。
タバコやお酒を覚えたのも、スクリーンのナイス・ガイが必ず手にしていたからである。
パソコンが使えなくなって本棚に眠っていた書物やアナログ媒体を目にしていると、幼い頃に夢を見ていたモノを思い出すようになった。
ドライバー達が世界各国に渡り歩いて、しのぎを削るなんて‘男’として最高のロマンがあるんだな!と。
なにせ、その競争率もさることながら「運」を含めた全てのものを味方にしないと、決して実らない厳しい現実なので、憧れで終わらせるのも得策なのだろうが「その為に何かしたか?」と問われると・・私は何もしていない。
今、アジアの各国を毎年観光として訪れている。
ギラギラとしたアジアの活きた生の空気が好きだ。 私もアジア人、同じ血筋の者なので変な話だが英語圏よりも安らぎすら覚える。
埃や臭い、危険なものなど確かに日常では味わえないモノが溢れている。
いや、溢れこぼれているのだ。
今回は香港・マカオに行ったが、香港はイギリスにマカオはポルトガルに支配されていたのは承知。 しかし英語を話さない人、ポルトガルを話さない人が居るのだ。
人様々なので理由こそ尋ねはしないが、決して全てが便利ではない‘そう言うアジア’が好きなのだ。
朝食を取りに、独りで外へ出向き決して衛生的とは言えない屋台で現地の人と同じモノを食する。 これが醍醐味である!と信じている。 事実同じような料理を、日本でも有名になった店で食したが・・・愕然とした。
おいちくない・・
「TDL」子供の夢がたくさん詰まって最高のテーマパークだ。 私とて子供の頃には心躍らせたものだ。
そう、全てが完成されて出来上がったモノだから、きっと心配なく気軽に楽しめる。
私には、この刺激の無さが物足りないのだろう。
皆は必死で免税店での買い物。 夜店でニセのブランド物を買いあさる。
そこで買った財布を自慢げにポケットから取り出す。 身に着けている物が人間を評価する物のように、着飾るツールを必死に買い漁る。
それを尻目に独りその場から抜け出して旨い物を探しに行く。
言葉こそ飾りのような気がする。 英語なんて話せやしないが、身振り手振りで行くものだ。同じ人間、同じアジア人。
そう思うと親近感すら沸いてくるものだ。
オバマ新大統領が誕生し、新しい世界が動き出そうとする。
しかし、そんな事はお構い無しにノンビリと時間が経っている地域も存在する。
凄い速さで全てが動いている現代日本。 そこに取り残されまいと、必死に生きているのが私の現状。
そんなか、私とピントが合った魅力で魅惑なアジア。 まだまだ、しゃぶりつかないとね。
Posted at 2009/01/21 14:27:10 | |
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