ヘッドライトの黄ばみ対策方法:ウレタン塗装なら長寿命
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
600番の荒削りで黄ばみを落とした後に、1000番→2000番と下地処理を行います。
その後、ミッチャクロンにウレタン塗料の上塗りです。
ミッチャクロンは超薄塗りで塗装するので、厚塗りするとタレるので禁物です。
2
ウレタン塗装は厚塗りによって深みと艶が出ます。
タレない程度に厚塗りが光沢を深めるポイントです。
塗装の吸着を良くする為に、下地処理でコンパウンド磨きは行いません。
古いヘッドライトでは、下地の段階でコンパウンド処理の磨きを行うと、加熱によって細かくひび割れて来たり、コンパウンド処理の光沢によって、ウレタン塗料の吸着が悪く剥がれやすくなります。
無理に下地処理の段階で光沢を出さず、ザラザラな状態でもウレタン塗料の厚塗りによって細かいザラメの部分まで染み込み透明に変化します。
深みと光沢は自然に出るので心配ありません。
3
装着後の状態です。
ヘッドライトは取り外し室内の作業場で行った方がホコリの付着を防止できるので本格的な作業が可能です。
仕上げに極細目で磨きだしを行うのですが、塗膜が薄くなってしまうことや、今回は最終処理の磨きだしを行わなくても綺麗に深みと艶が出たので終了です。
乾燥中にホコリなどが付着しデコボコやザラザラした場合、最終処理の磨きだしが必要となります。
これで2年以上は光沢が保たれ、4年ほどは黄ばみが防止できます。
ウレタン塗膜を厚め残すように処理できれば、数年後に多少の黄ばみが発生しても、汚れ落としの半練りWAXで簡単に綺麗に再生できます。
作業自体は簡単ですが、ウレタン塗料の重ね塗りと乾燥の繰り返しなので時間はかかります。
注意点は穏やかな天気を狙い、チリやホコリを付着させないことです。
冬場はホットガンなどを併用し乾燥時間を早めます。
乾燥時間が長引くと、チリやホコリを拾ってしまいます。
作業時間は一日かかります。
ヘッドライト再装着後は光軸調整が必要となります。
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