--------試乗を終えて
試乗を終えて見積もりを・・・と2Fへ案内され
PCでホームページを見ながら説明がありました。
・・・
・・・
・・・
なんなんだろう?
私の心には何とも言えない違和感があった。
車にではなく、Tesla社に対して。
決して失礼があったわけではないけれど、メールの段階から何かが引っかかる。
外資系企業だから馴染みがないだけかもしれないけれど、そうではなかった。
まず、
車はいいけれど今のままでは日本では受け入れられることは難しいと感じた。
以下、わたしの文章力不足でdisってるように感じられたら、それは違います。
disるという単語も好きではないです。
ちょっと批評するとdisってると捉える昨今の風潮は不快です。
いいことばかり書く試乗記なんて信憑性に欠けます。
わたしは生の声を伝えて、参考にしていただければと思ってます。
実際ムカつくことは家族間で抑えてます(苦笑)
①営業姿勢
決してお客様扱いをしろと言っているのではないけれど、
日本の商習慣に合っていない。
あまりにもTesla社主導だから。
まず、試乗予約の際にアンケートをメールで求められました。
質問事項は多くないけれど、メールでの返信は結構面倒くさかったです。
当日に紙で答える形式にしないのは、時間&コスト削減ですよね・・・。
試乗アンケートも後日メールが届くそうです。
メール&電話がかかってきた方が担当者かと思ったのですが、違う方でした。
試乗当日も名刺もなかったので、担当がいないのかもしれません。
担当なし=ノルマなしなので、しつこくないのはいいのですが・・・
わたしは少なからず本気で検討していたので、質問も山ほどあったけれど
重箱の隅を突いてばかりな客になるようで控えました(笑)
来店時、いきなり狭いカウンターで免許証提示を求められスキャンされ、同意ボタンを押すよう求められる。
・・・日本ではまずはお茶。そして、県外から来たらお化粧室の心配などしない???
カタログを見ながら軽く説明があって、試乗して雑談を交えながらオプションを相談し、楽しくクルマトークしながら理想のクルマに近づけていく。
時間はかかるけれど、その商談で営業さんの人柄を知り、営業さんがノルマで困ってる時、こちらも決めちゃおうかな~なんて気になって。
カタログがないんです。あってもリーフレットだと思う。
そして良いことしか言わないんです。
自社のクルマに自信があるのは良いことですが、車について詳しくないと感じました。
もっというとソフトウェアは好きだけど、車は特に好きではないと。
主人が最小回転半径を聞いても、Web上の絶対違う数字を示される。
反論するのも何なのでスルーしましたが、
まるで笑顔のあるロボットみたいな接客です。
ボディサイズを気にしたら、モデル3を案内するなどの提案もなく・・・。
他社のクルマのスペックはある程度知っているけれど、
車好きならではの雑談が全くない。
同じく自社のクルマに自信を持つA〇diさんは、
自慢話は数多くあれど他社の良さ・性格も認め、我が家がR8の話をしたら裏話などしてくれて(バレバレ・笑)。
②アフターサービス
バッテリーの保証が8年ありますとだけアナウンスされました。
経年劣化は対象外と。
こちらのページ、すごく良いこと書いてあるのに何故にスルーなんだろう。
顧客にとってアフターサービスはすごく大事なのに。
輸入車は特に。そして何かを隠してるような感じが・・・。
ガソリン車より部品が少ないとはいえ、本当に90%オンラインで直るの?
エアサスやファルコンウイングドアが壊れたら出張サービスで直せるの?
その間私たちは待ちぼうけ?
バッテリーの不具合なら流石に入庫だと思うけど、その場合は無償で牽引してくれるのかな?
修理後自宅まで届けてくれるの?代車は?
アフターサービス拠点の連絡先は記載されてるけど、大阪と名古屋だけで
東日本の顧客は名古屋入庫?
数々の経営危機を潜り抜けたロメオさんの言葉は、含蓄がありますψ(`∇´)ψ
応援してるからね~!!!!
③充電スポット
テスラスーパーチャージャーだと30分?でフル充電らしいです。
リーフなどの充電も付属アダプターをつけて充電可能ですが、
30分で100kmと言ってたかな?
我が家の自宅から、地図上にマークされているテスラスーパーチャージャーは
都内に数カ所・
北朝鮮0ヵ所(笑)
デスティネーションチャージャーは、3時間で最大200km (80アンペア,出力16kW) 分充電可能。
韓国の方が充電スポットがありましたψ(`∇´)ψ
東名高速では御殿場と浜松にありますと説明がありましたが、
ななななんと!!!
確認したら
1回高速を降りてすぐのところにあるそうです。
いやいや問題ですよ~庶民には❗️面倒くさいし❗️
しかも都内もホテルの駐車場内にあるから、日常的にホテルを利用する方ならいざ知らず、結局はリーフ方式+自宅充電に頼っちゃいますよね?
たしか自宅だと
20アンペア消費して、一晩でフル充電2000円とか言ってたかな?
Webでは、
400kWh、約1,600km走行分の
充電代が毎年無料
お客様のアカウントにスーパーチャージャー利用クレジットが提供され、
毎年400kWh(約1,600km)分の充電代が無料となります。ロングドライブをお楽しみください。
年間クレジットを使い切った場合でも、ガソリンよりもずっと安い費用でスーパーチャージャーをご利用いただけます。
とあるけれど、
なんか不安。
紙に書いてないと安心できない・・・。
売り方次第で、もっとイメージが変わってくるのに惜しい!!!
以上、こんなこと書くと好感度上がっちゃうけど、
リーフを買った方がわたしは幸せになれる。
テスラのCEOイーロン・マスク氏は天才起業家だと思う。
だけど、あまりにも合理的で顧客への思いやりに欠けていると思う。
これはわたしの主観だけれど、
テスラ社は彼にとってマネーゲームなのではないだろうか?
株価が上昇した時に売却して莫大な利益を得、ロケット事業に投資する。
「ガソリン車にできて電気自動車にできないことはない」
「水素は愚か」
果たしてそうだろうか?
ガソリン車の鼓動するようなエモーション。迅速な燃料補給。
水素は比較的簡単に無限に作れる、燃料補給スポットさえ確保できればと思う。
TOYOTAのMIRAIは海外では「7000万円の間違いだろう」と評価された。
わたしは
自動運転の技術は評価しても、LEVEL2以上は一般公道に導入すべきではないと考えている。
人は過信する生き物だから。
確かに大型スクリーンは便利だけど、
運転の基本はミラーと目視だから。
リーフはバックミラーにバックモニターが付いている。
Porscheのサイドミラーもバックミラーに付いている。
便利さに慣れてスクリーンばかり見ていたら
いざスクリーンが壊れたときに対応できない。
アルファロメオに
「ハートがなければただのマシンだ」というキャッチコピーがあった。
これは情熱的な走りを謳ったものだけれど、
日本車には、顧客への思いやり(ハート)がある。使い勝手・安心感。
日本車の良さも実感した貴重な試乗でもあった。
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Posted at
2018/01/12 22:56:15