みなさんこんにちは!みぃきゅーぶです!!
梅雨時期もそろそろ終焉を迎え始め、ポツポツではありますがセミの鳴く声も聞こえ始めてきました。
そんなおり、とあるブロガーさんのブログを読んでいると、徳島県にユニークなかかしを作っている場所があると知って、これは面白そうだと思い早速探しに行ってきました。
当日は天気も良いとのことだったので、ウキウキしながら出発。その二時間後には雨が降ってきました。意味が分からん。
そんなに悪い道ではありませんでしたが、いわゆる山道をぐんぐん走ります。
本当にかかしがいるのかな?そんな不安を胸に抱えながらひたすら進みました。
走れど走れど、一向にそんな気配がなく不安に思っていたころ、とある集落で何かを一心不乱に見ている人を発見したので、場所を尋ねてみることにしました。
僕「すみません。このあたりにかかしが住む集落があると聞いたのですが、どの・・・」
!?
僕「はぁはぁ・・・一体なんなんだ?顔が色白だったぞ!」
僕「あの小屋で休んでいる人に聞いてみよう」
僕「すみません。このあたりにかかしが住む・・・」
!?!?
僕「うわぁーー色白だーー!!穏やかな顔で色白だーー!!!」
てなわけでやってまいりましたかかしの里。
かかしの里がある場所は、徳島県三好市の山里である標高800メートルの名頃(なごろ)集落。空に近いので、別名「天空の里」ともいうそうです。
記事を一部抜粋させていただくと
人形を作成したのは、12年前に大阪から故郷に戻った綾野月見(あやの・つきみ)さん(64)。今は父親との2人暮らしだ。人形作りのきっかけは「故郷に戻ってから畑に種をまいたけれど、何も生えてこなかった。それで、かかしを作ってみようと思った」という。畑に野生の動物を寄せ付けないためだったが、11年になる人形作りは、実に350体に上るという。
本当にすごく良くできていて、表情にも一人ひとり個性もあり、全部が同じかかしに見えないといのが驚きでした。
こちらのお父さんかかしなんて、足がフニャフニャになりながらも家族を守っているというような感じが見て取れますね。
ぴーす。
たくさんのかかしを見ていると、僕もかかしになりたい。みんなと一体化してみたいという衝動にかられ、その極意を学ぶべく一体の長老かかしとコンタクトを取ることに成功しました。
どうです?優しく落ち着き払った貫禄は。
もう色々と悟っていらっしゃいますよね!
昼間から缶ビール片手にしておられるのも、この方だからこそ許された特権なのでしょう。
僕「今回はどうぞよろしくお願いいたします」
長老かかし「うむ。よくきたな若造」
僕「早速ですが、かかしでいられる秘訣はございますか?」
長老かかし「それを聞くのか若造。そう簡単にはなれるものではないぞ」
僕「そこをなんとかお願いします」
長老かかし「飲みかけじゃが、いる?」
僕「けっこうです」
長老かかし「あ、そう」
僕「なんとか教えてください」
長老かかし「そうじゃのう・・・。何より大事なのは無になることじゃ」
僕「無・・・ですか?」
長老かかし「そう、無じゃ。無の境地じゃ」
僕「ありがとうございました長老!!」
長老かかし「生ぬるいけど、いる?」
僕「けっこうです」
長老かかし「ではゆけ!!若造よ!!!」
僕「はい!!!」
こうしてかかしとはなんなのかを学んだ僕が、全身全霊をこめてかかしになったのがこちらです。
どこにいるか当ててくださいね。レベル95くらいの難問ですよ。
そうこうしていたら雨も強くなってきたので車に退散。
ハイドラで剣山の名水ポイントもゲットして、東みよし方面へ北上。
道中にあったうどん屋さんで、うどんをいただいてきました。
僕のちくわ天ととろろのトッピング。
相方のなす天ととろろのトッピング。
お店の方と少しお話をさせてもらいながらいただいたうどんは本当に美味しかったです。
雨も降っていて肌寒かったので、温かいうどんで正解でした。
写真にもある柚子が入った唐辛子味噌を入れて食べると、すごく相性がいいのか抜群なうまさになりました。また機会があったら行ってみたいです。ごちそうさまでした!!
今回のかかし村は本当に楽しくて、雨だったのが本当に悔やまれました。これからも増え続けていくとのことで、またいつか新しいかかしを見に行ってみたいです。
このあたりは二重かずら橋もあるのですが、雨のため断念。次は天気の良い日に剣山の景色も含めて来て見たいと思っています。
Posted at 2015/06/29 14:32:30 | |
トラックバック(0) |
日常の出来事 | 日記