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EVオーナーズクラブの主催で今年も東北でボランティアを行うとの事で参加してきました。

今回のボランティア内容は桜の苗木の植樹です。

時間が経ち津波の脅威を忘れず後世に伝える為、津波到達ラインに桜を植えよう！と言う考えで始まったプロジェクトです。

詳しくは「桜ライン３１１」さんのホームページ（こちらです）を見て下さい。


今回は前泊をしました。

同じホテルに一緒に宿泊した仲間と出発、ホテルを後にします。


先頭は日産自動車工さんよりお借りしたe-NV200（５人乗りワゴン）のくまさんです。


途中のコンビニエンス ストアーで買い出し。


集合場所の事も小学校に到着し、当日来られた方々と合流しました。
この場所からは海岸はおろか海など全くみえませんが、後ろの校舎の１階まで津波は押し寄せ浸水したとの事です。


体育館では桜ライン代表者さんのあいさつと、桜を植える上での手順説明がありました。


その後、グループ分けを行い、それぞれに道具と資材が渡されました。



つるはしや剣スコ、のこぎり、ハサミ等の道具（これも企業さんからの寄付だそうです）や、しゅろなわや栄養剤などの資材です。

これらを各車両に積み込んで各々指定された植樹地へ向かいます。


ボアンティアの方々を同乗して植樹地まで国道を走ります。


そんな中、この様な看板が立てられていました。

「ここから～」と「ここまで～」がくねくね曲がり、アップダウンする国道に交互に沢山設置されておりました。
その時の事を想像すると。。。


途中、奇跡の一本松の横を通りました。

道中の国道は沢山のダンプが走行しており、各作業はまだまだ現在進行なんだと実感しました。


目的地に到着しました。


我々の班の植樹地はこの斜面（壁？）です。

先ずは皆で手分けして道具や資材を各所へ運搬して振り分けました。


いきなり穴が開いてますが、急な斜面でここまで掘るのは結構大変でした。

途中で大きな竹茎が横切っていたので鋸で切ったりしました。


腐葉土や水等をいれて混ぜて床を造り...


桜の木を垂直に入れて...


腐葉土を入れて、水入れて～を繰り返して植えました。

で、作業完了！

文章や写真だとあっと言う間ですが、思ったよりは大変で1本植えるだけで1日は掛かりました。


この様な斜面への植樹でしたが、つまりは当時はここまで津波がきました。

やはり、ここから海などは全く見えず「正直信じられない」と言った印象でした。

そういった意味でもこの「津波到達ラインに桜を植え、後世に残す」と言うプロジェクトは素晴らしいと感じました。


植樹が終わった後は再び小学校に戻り道具の返却と作業後の報告をしました。

その後、地元の皆様の温かい豚汁の炊き出しがあり、美味しく頂きました。


また、この様な機会がありましたら是非参加させて頂きたいと思います。