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2016年11月24日 イイね!
市販車のブレーキングを考える


マドをそっと開けてみる~♪
冬の風のにおいがした~♪



雪が降る季節になりました。
「さて、冬枯のけしきこそ、秋にはをさをさおとるまじけれ」と徒然草の第19段にあるように、冬は秋とは違った風情があるように感じます。
これが「もののあはれ」ってやつなんでしょうか?


あぁどうもおばんでございます。
パスワードを忘れてログインできなかったり、髪を切ったらあだ名が鳥の巣からタワシへとランクアップした自分です。





当たり前のことを当たり前に書いていく、お久しぶりの誰得シリーズ本編でございます。
今回は皆様ご存知の『荷重移動』を、一見関係なさそうな『ブレーキング』に結びつけるとどうなるかについて書いていこうと思います。

え?「荷重移動とブレーキだあ?荷重移動はコーナリングに使うもんだろ?」って?
確かにその通りなんですが、実は荷重移動の使い道はそれだけではありません。
効果的にブレーキをかける時にも使うことができます。
なぜなら、荷重移動というのは結局のところ、タイヤのグリップ力を引き出すための手段であることから、乗り物の基本的な動きである進む・曲がる・止まるの全てに使うことができるためです。
が、兎にも角にもしっかり止まれない(減速できない)と曲がるものも曲がりません。
もっと言うと、曲がるのは進入速度を誤らない限りどうとでもできます。
だからこそ減速の基本を先にやってしまおうという狙いです。
しっかり止まれなければ、しっかり曲がることはできないんですからね。


愛車をカスタムしていらっしゃる方々から怒られるかもしれませんが、基本的にただ車高を落としただけであったり、サスペンションを硬くしただけの市販車は(程度の違いはあるでしょうが)制動距離がほぼ確実に延びてしまいます。
なぜなら、前輪への荷重の移動量が減るということは、ブレーキがタイヤの回転を止める力(以下、制動トルクとします)が荷重の移動量の減少によって小さくなったグリップ力に比べて相対的に大きくなってしまうため、前輪が滑りやすくなるためです。
簡単に言うと、車高を落としたりサスペンションを硬くするとブレーキによって発生する制動トルクとタイヤのグリップ力のバランスが崩れて制動距離が延びてしまうんですね。
これは物理的にしょうがないことなんですが、この問題はある程度までは解消できます。
それが今回やっていく内容なので、怒らずに干し柿でも食べながらご覧ください。


はじめに、今回の大きなテーマは『どうすればより安全に止まれるか』について書いていきます。
実は今回の内容なんですが、前までは「このやり方は急制動以外では使う必要や場面はないだろう」と思っていたため、続きは書かないとしていたのですが、よくよく考えてみると雪道などの滑りやすい道で普通に止まる時にも使えるんじゃないのかという事に気づきました。
今さら思い直すなんてバカで計画性のない人間ですねぇ。





それでは、どうすれば荷重移動をブレーキングに活かせるかについてですが、やり方は非常に簡単です。
それは、



ちょっと待つ



・・・・・・簡単すぎて申し訳ないんですが、これだけです。
もちろんABSがついていても、です。
実は、ブレーキはただ踏めばいいってものでも、蹴り飛ばせばいいってものでもないんですね。
そりゃあこれから止まろうって時にちょっと待とうなんて書くと、なんで待つ必要があるんだと思うかもしれません。
一見矛盾しているように見えますが、これにはちゃんとした理由があります。
この理由と意味がわかる方はこの先を見る必要はありませんので、ご自身のお時間を有意義にお使いください。
まさに釈迦に説法、孔子に論語、英語だと(ちょっと意味が違いますが)Preaching to the choirですから。




理由を書いていく前に、以前からこのシリーズでブレーキと荷重についてアレコレ書いてきたのをおさらいしてみましょうか。


1. ほとんどの市販車のブレーキは前輪から滑り出す
2. タイヤは多少滑らせたほうがグリップする

3. ブレーキをかけると前側が下がり、加速すると前側が上がる
4. ほとんどの市販車は進む力よりも止まる力のほうが強い

5. タイヤのグリップ力=路面とタイヤの摩擦係数×荷重(垂直抗力)
6. 荷重=車重(質量)×時間あたりの速度の変化量(加速度)
7. 加速度=速度の変化量÷速度の変化に要した時間
8. 総荷重量=車両総重量



大体こんなとこでしょうか?
他には、荷重の移動量を決める要素であるホイールベースの長さや、タイヤの性能曲線は弧を描くこと、止まる際のスリップ率(前後方向の滑り率)から見るABSの役割などなどが関わってくると思います。
しかしながら、普段の運転では流石にここまで覚えおかなければならない必要はないでしょうし、もしあったとしても、何かの話のタネとしてごま塩程度に覚えておくだけにしたほうがいいかと思います。
普段の運転で一番大事なのは、これらを極力使わない・使わなければならない場面にならないようにすることなんですからね(;^ω^)


まずは1の「ほとんどの市販車のブレーキは前輪から滑り出す」から。
ではなぜ市販車は前輪から滑り出すように作られているんでしたっけ?
スピンしちゃうと危ないからでしたね。
この詳細は以前にも書いたので今回は簡単に流しますけど、これは運転だけでなくチューニングやセッティングなどを通しても非常に重要なことになるので最初に持って来ました。
市販車の全体における大前提と言い換えてもいいくらいです(・_・)


次に2の「タイヤは多少滑らせたほうがグリップする」ですが、詳しい説明が面倒なのでこれはまぁそんなもんかと思ってください。
納得できない方はフォーミュラEを思い浮かべるといいかもしれません。
あれは電気自動車なので排気音は静かですが、そのぶんスキール音やロードノイズが目立ちます。
レースなどでグリップ力を無駄にすることは基本的にはないでしょうから、スキール音が鳴る=タイヤを限界まで使っていると考えることができるかと思います。


今度は3と4の「タイヤのグリップ力=路面とタイヤの摩擦係数×荷重(垂直抗力)」と、「荷重=車重(質量)÷時間あたりの速度の変化量(加速度)」に移ります。
ここで重要になるのは荷重をかけすぎてグリップが失われるまでの時間です。

2ではタイヤは多少滑らせたほうがグリップすると書きました。
ですが、多少滑らせたほうがグリップするからとはいえ、急な操作をしたらすぐにグリップが完全に失われてしまう(音が高くなる)のはなんとなくわかりますよね?
急ブレーキをしたらすぐにタイヤが完全に滑ってしまいますが、その短時間の間にも確実にグリップが失われつつある時間は存在します。
しかしながら、確かに存在するからといって、ごく短時間でその範囲内に留めておくように操作するのは難しいです。
こればかりは練習や経験、そして路面状況を読み取るなどの経験からなる予測がモノをいうので、全ての方が確実に毎回できるわけではありません。
特定の場所でABSをわざわざ外しているような腕自慢の連中でも油断してフラットスポットを作っちゃうことがあるんですから。(ABS付きの車でもフラットスポットができるそうです)

さてここで一つ簡単な問題です。
平坦な乾燥路をAさん、Bさん、Cさんの車が走っているとします。
いずれの車も時速100kmになるまでフル加速してからすぐに急ブレーキをしました。
Aさんは一気に床までブレーキを踏み続け、Bさんは先にブレーキを少し踏んでから床まで踏み込み、Cさんはポンピングブレーキをしました。
この場合、誰が最も短い距離で止まれたでしょうか?
(※ただし、車両の装備、性能、重量やサスペンション形式などの差は考えないものとし、前後共に油圧式ディスクブレーキが装着された車両とします。また、いずれの車両にもABSは装着されていないものとします)





えーと・・・・・・簡単すぎましたか?
ご活躍されていらっしゃる方々はわかりきっているかもしれませんが、答えはBさんです。
制動距離はB<A<Cの順に長くなります。(路面状況によってはAとCの順番が逆になることもあります)
なぜこうなるかというと、これには荷重を構成する要素である加速度とタイヤのグリップが関係しているためです。
加速してからすぐに一気にブレーキを踏むと時間あたりの速度の変化量が大きくなるのは加速度を求める計算式を見ればわかるかと思います。
加速度が大きくなると、タイヤに大きな荷重がかかります。
ここで大事なのは、その大きな荷重がどこにかかるかなんですが、どこにかかるかっていうと・・・・・・そりゃあ主に前のタイヤですよね?
ブレーキをかければ前に傾きますし、離せば前が上がりますし。
でもよく考えてみてください。
タイヤって確かに荷重をかければグリップ力が増えますが、どこまでもグリップしましたっけ?
もちろん違いますよね。
1で書いたように、ほとんどの市販車のように前輪が先に滑り出すように作られているというのは、前輪のグリップ力の限界がほぼそのまま制動距離の限界になることを意味します。
そのため、市販車で制動距離を短くしようとした場合、前に荷重をかけて前輪のグリップ力を高めながらも、前輪を完全に滑らせないようなセッティングやチューニングをする必要があります。
こう考えると市販車のブレーキセッティングとかチューニングってめんどくさいですね。
別の見方をするならば、(少なくともスポーツグレードの)市販車のブレーキと足はそれだけ詰められて作られているということでもあります。
足とブレーキは切っても切れない関係ですから。


もうちょっと突っ込んだ説明として、タイトル画像のように車やバイクのサスペンションは必ず地面から見て斜めに取り付けられているというのがあります。
結論から先に書くと、このサスペンションの取り付けの傾き(キャスター角)がなければブレーキをかけても車は傾かないので、タイヤが滑りやすくなります。
なぜなら、地面と垂直に取り付けられたサスペンションだと減速時にバネが縮まない&ブレーキはタイヤの回転を止めるためのものだからです。
この場合、慣性力にしたがって車体は進行方向に対して水平に進もうとするため、車体は地面と水平方向の直線運動にしかなりません。
つまり、地面と垂直方向に取り付けられたサスペンションだと地面に対して水平方向に変形するしかできないんですよ。
あくまでブレーキはタイヤの回転を止めるためだけにあるものなんですから。
となると、これではグリップ力を高めるための荷重を十分に得ることができませんよね?
上から押さえつける力である荷重と垂直抗力は実質的に同じものなんですから。
さらに、タイヤだけを見た場合、荷重があまりかかっていない状態というのはタイヤが滑りやすい状態になっているため、滑って止まれなくなる危険性が高くなります。
このため、サスペンションに最初(取り付け時)から傾きを与えておくことで、減速によって発生する前後方向の慣性力を上下の回転運動に変えてタイヤにかかる垂直抗力を増やし、グリップ力を高めてしっかり止まれるようになっているんですね。
以上のことを簡単にまとめると、キャスター角があることでブレーキをかけるとサスペンションが縮み、サスペンションが縮むことで前に荷重が移動し、荷重が移動することで車体が傾き、車体が傾くことでさらにサスペンションが縮み・・・・・・といった流れになります。


さらに、ブレーキのピストンサイズは前後で違うという要素もあります。
なぜなら、ブレーキはパスカルの原理とテコの原理を用いてブレーキフルードがピストンを押すことで制動トルクを高めていますよね?(わからない方はとりあえず油圧ジャッキの仕組みと同じだと思ってください)
そこで、ちょっとパスカルの原理とはどういったものだったか思い出してみてください。
「静止流体が密閉容器の中に入れられている状態で各分子が静止している場合、あらゆる地点の圧力は等しくなる」といったものでしたよね?
また、圧力を求める公式は

圧力=力の大きさ(N)÷力を受ける面積(平方メートル)

でしたね?
このことから、もしピストンが複数個あったとしても、それぞれの面積が同じならば全てのピストンにかかる力も等しくなります。
この時に上のキャスター角で書いたモデル(前後に車体が傾かない=ピッチングが発生しないモデル)で考えた場合、ブレーキをかけると前後に同じ制動トルクが発生してしまうため、安全のために前輪を先に滑らせようという目的を達成できなくなってしまいます。
そこで、油圧で押されるピストンの面積を前後で異なるサイズにする(前の面積を大きくする)ことによって、ピストンにかかる圧力が前後共に同じ量であってもフルードがより大きな面積のピストンを押すことになり、ピストンを押す力の大きさを増やすことができるため、前輪が先に滑るようにできるのではないでしょうか?
とはいえ、これはあくまで自分の想像なので、本当のことや詳しいことはお近くの本職の方に聞いた方がいいと思います。
こんなチンケでしょうもない仮説よりもっと興味深いお話が聞けるでしょうから。
もしかしたらピストンサイズの違いは単純に、荷重が前にかかることでグリップ力が高まるからピストン面積を大きくしてるだけなのかもしれませんけどね。


話を戻しまして、図を用意するのが面倒だったのでわかりにくくかったかもしれませんが、以上がブレーキをかけた時は車体の中心あたりを支点にして車は前後方向に円を描くように傾く理由でした。
この理由を今回のテーマに当てはめた場合、一気にブレーキをかけると一気に前に傾くため、ほとんど前のタイヤしか止めるのに使っていないこととなります。
また、ポンピングブレーキも前のめり→前が浮く→前のめりを繰り返すので、こちらもほとんど前のタイヤしか使えていないことがわかります。
でもタイヤは前後についているものですし、せっかく後ろにもついてるんですから、それをただ転がせておくのは何だか勿体なくありませんか?
というわけで、後ろのグリップ力も増えるようなブレーキをしてみようじゃないかというのか今回の狙いになります。
トラクションをかけるためだけに後ろのタイヤがあるわけではないんですから。
そして、車はブレーキを踏むだけで前後のブレーキがきくようにできているんですから。



え?じゃあバイクはどーすんだって?
とんでもなく適当ですが、バイクの場合は後ろのブレーキを足元でチョチョイのチョイってやればいいんですから別に今更詳しく書かなくたっていいんじゃないんですか?
ブレーキによる姿勢制御といった面では原理も同じですし、バイクに乗ってる方は自然と体で覚えるでしょうし。
いかんせんバイクは速度が落ちるほど直進性における不安定さが増していく乗り物ですからね。
ほら、ジャイロ効果ってあるじゃないですか。
それに、バカで計画性のない自分ごときがわかるくらいですから、多分バイクの場合は教習所レベルで教わるんじゃないんでしょうか?

バイクは前のめりになりすぎたり、短時間で一気に前に傾かせると乗ってる本人が落車しちゃいますよね?
だからといって前輪のブレーキを緩めてしまうと、今度はその緩めたぶん制動距離が延びてしまいます。
これじゃあ危ないので、後輪のブレーキも使って姿勢をなるべく水平に保つことで、前後のタイヤをしっかり使いながら安全に止まれるようにしていますよね?
んで、これを誰でも簡単にできるようにしたのがホンダのコンビブレーキとかいう電子制御システム・・・・・・なんですよね?
本当のところはバイクは乗ったことないのでわかんないですごめんなさい(;'A`)




ここまで読んで、「ん?じゃあ車でもバイクと同じように前後のタイヤを使ったブレーキングができちゃうんですよとかほざく気かこのバカは」と思った方。
大正解なんですけど、車でバイクと同じことをやるのは流石にムリです。
ですが、8で書いたように「総荷重量=車両総重量」ですので、タイヤにかかる重さの合計は常に一定なため、前にかかる荷重を減らせば自動的に後ろの荷重が増えることになると思いませんか?
あっ、もちろん空力などの外的要因は無視した場合ですよ。

バイクも車もブレーキは必ず前輪のほうが強く効き、前輪が先に滑り出すようにできています。
前輪に比べて効きは弱くできていますが、車はブレーキを踏むだけで後輪にもブレーキがかかります。
この理由を以前に「後輪が先に滑ると危ないから」と書きましたが、実はもう一つあります。
上で書いた荷重のかかり方です。
キャスター角の存在によって、減速時は前輪にかかる荷重は後輪よりも大きくなります。
そこでさらに考えていただきたいのですが、減速の荷重移動によって静止時よりも前側に荷重が移動した状態だと、前側にかかる荷重が増えるため、前輪のグリップ力が一時的に増えることになりますよね?
ということは、この時だけは前輪に大きな制動トルクをかけても滑りにくくなっていると思いませんか?
なぜなら、荷重移動によって一部の荷重が増える=その部分のグリップ力が一時的に増えることになるんですから。

キャスター角の存在によって車は車体の中央あたりを中心に円運動をするため、車体はタイヤを追い越そうとするように傾きます。
さらに、この法則に8の「総荷重量=車両総重量」であることを当てはめると、前方向の傾きを少し抑えてあげる(一気にブレーキを踏まない)ことで後ろのタイヤにいつもよりちょっとだけ荷重が増えるため、その増えた荷重の分、後ろのグリップ力をもう少しだけ引き出せるのではないでしょうか?
ただし、この時気をつけてほしいのは、前輪が完全に滑ってしまうことです。
制動トルクの大きい前輪が完全に滑ってしまうということは、元々制動トルクが小さくできていて、まだ転がっている後ろのタイヤに全グリップ力&全制動力の大半を預けてしまうことを意味します。
せっかく前に移動させた荷重が抜けてしまうんですから、これじゃあ制動距離は延びてしまいますね。



制動力を構成する要素であるグリップ力と制動トルク。
この2つには密接な関係がありますが、あくまでもグリップ力と制動トルクは別物です。
制動力を十分に発揮させるのに必要なのが荷重と摩擦からなるグリップ力です。
ですが、(抵抗を無視した場合は)いくらグリップ力を高めてもブレーキをかけなければ制動トルクを得ることはできません。
反対に、ブレーキをかけて制動トルクを増やしても、グリップ力が低ければ(荷重がかかっていなければ)制動力を発揮させることができません。
ですので、荷重移動と聞くとコーナリングに限ったことかと思うかもしれませんが、ブレーキを効果的にかけようとする時にも欠かせない要素になります。
正直めんどくさいでしょうが、これがただブレーキを踏めばいいってものではない理由です。




今回も長くなりましたが、簡単に今回の要点をまとめると、


ブレーキングでは一気に目的の踏み残りしろまで踏まずに
乗り物に準備する時間を与えよう



ということでした。
こうすることで前のめりになるのをある程度は抑えることができるので、前後のタイヤを効率的に使って止まれるんじゃないかなと思います。
しかし、何よりも大事なのは必ず止まるということです。
止まらなければならない場面では、すんごい前のめりになったとしても必ず止まらなければなりません。
あくまで今回のは効果的に止まるための一つの手段、もっと言えば非常停止用の手段だと自分は思っています。
ですので、本来は使わないに越したことはないとも思っています。
止まれるならば、ゆっくりブレーキを踏めば乗り心地もいいんですから。
それに、多分今時の車にはEBD(電子制御ブレーキシステム)という便利な装置がついているでしょうから、今時の車ならばただブレーキを思いっきり踏んだほうが短い距離で止まれるかもしれません。
電子制御とか技術の進歩ってのは凄いもんですね (´,,・ω・,,`)



あと、念のために付け加えておきますが、特定の場所でいきなりこれを使ってブレーキでタイムを詰めようとするのは絶対にやめてください。
それは最後の最後まで残しておいたほうがいい手段ですし、失敗した時の大きなリスクに比べてリターンが少ないです。
コースにもよるかもしれませんが、コース全体で減速する時間と距離を考えてみると、割に合わないことがわかると思います。
素直に直線で速度を稼ぐようなラインに変えてみるほうがもっと効果的ですし、何より危なくありません。
それに、長いコースだと疲れますしね。

あくまでも今回のテーマは『荷重移動を使って安全に止まってみよう』です。
決して『ブレーキングでタイムを詰めてみよう』ではありません。
ブレーキングでタイムを詰める前にはまだまだやれるであろうことがたくさん残っています。
それに気付いていないだけです。



ちょっと書き方が強くなりすぎたかもしれませんが、今回は以上です(・ω・)ノシ
Posted at 2016/11/24 04:41:08 | コメント(2) | トラックバック(0) | 考えるシリーズ | クルマ
2016年10月11日 イイね!
佐渡の旅 後編どうもこんばんは。
腐れ縁の玄関先でシャイニングというホラー映画の「Here's Johnny!(お客様だよ!)」をやったらドアに顔を挟まれた自分です(´・ω・`)

南のほうはそうでもないかもしれませんが、夏から秋への移り変わりで気温が下がってきましたねぇ。
ニュースでも紹介されていましたが、今の時期の気温の移り変わりは、一雨降るごとに秋が深まることから一雨一度(ひとあめいちど)と言われることがあります。


さて今回も前回に引き続き佐渡への旅(おつかい)のことを書いていきます。
白雲台から空自の基地の前を通って両津へ戻ってきた所からスタートです。
今回は前回以上に長いので、滅茶苦茶ヒマな時にでものんびり見ていってください。




早くも初日からどこに行こうか思いつかなくなった昼過ぎ。
まだ帰りのフェリーまで時間はたっぷりあります。
どこに行こうか頭を悩ませていると、そういえば何の気なしにフェリーの中で見たポスターやフリーペーパーのことを思い出しました。
それによると、佐渡には四国のように多くの神社や寺があり、八十八箇所を巡るイベントがあるそうです。
一日そこらで佐渡ヶ島全域にあるお寺を八十八箇所も回るのは無理なので別の見所を探してみると、現在地の両津から南側にある小木港や赤泊港にかけて七つのお寺があり、それらのお寺には七福神の絵が奉納されているとのことでした。
ということで両津あたりから七箇所(+α)を順不同で回ってみることにしました。
え?八十八箇所全部回れ?(ヾノ・∀・`)ムリムリ


まずは手始めに寿老人の清水寺(せいすいじ)から行ってみます。


境内に続く階段を登ると、斜面に建つ本殿があります。


辺りにはモミジが多く、紅葉の頃だと一層風情がありそうです。



周りに墓地がある福禄寿の慶宮寺(けいぐうじ)。
こちらもモミジが多いです。



次へと向かう途中にあった妙宣寺。


ここには江戸時代に建てられた五重の塔があります。



大黒天の世尊寺(せそんじ)。



世尊寺の近くにあった大膳神社。
神社について書かれているフリーペーパーが本殿の入り口にあります。


本殿の左側には佐渡に現存する中で最も古いとされる能の舞台があります。
画像からは見えづらいのですが、松の絵の左上には丸い鏡の板が取り付けられています。
案内によると、これは日輪を表しており、このような鏡の板は大膳神社の舞台でしか見られないそうです。



道中にあった人面岩。
上の岩がモアイの横顔に見え・・・る?



やけに狭い小道を通ってたどり着いた恵比寿の智光坊(ちこうぼう)。
鬼が門の上から参拝客を見守っています。



弁財天の称光寺(しょうこうじ)。
この寺は宿根木(しゅくねぎ)の一番奥にあり、昔から宿根木とは深い関わりがあるようです。
案内によると、海側から宿根木を抜けて称光寺へと続く道は世捨小路(よすてこうじ)と呼ばれており、参拝や墓参りをする際は一般的に海側からこの小路を通ったそうです。
生きている方は海側からお寺へ向かいますが、反対に、亡くなった方の霊はお寺から世捨小路を通って海へ向かうとされています。


ここでは昔のまま保存されている建物を見ることができるうえ、道路向かいがダイビングスポットとなっており、そこの海底には2メートルの地蔵があるそうです。
これらの建物は観光スポットになっていますが、これらの中には実際に人が住んでいらっしゃるので訪問される際はなるべくお静かに。
また、一部の建物では中を見ることができたり(有料)、焼きサザエカレーなどを提供してくれる食堂もありました。


変わった軒下の飾りをつけた家。


大正時代の郵便局。


昔の塩の販売所(ただし今は普通の民家)。


その昔、衣服を洗っていた洗い場。


井戸(右)と手動のポンプ(左)。
ポンプは実際に使ったことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?



次の目的地へ向かう道中、山の麓あたりの大きな地蔵を発見したので寄ってみます。
入り口の石碑や看板には幸福(しあわせ)地蔵と書かれていました。
ずいぶんと大きいので何メートルあるのか調べてみると、その高さは17.5メートルとのことでした。


近くで見てみようと思い、地蔵の所へ歩いていると500円玉サイズの虫が増えてきました。
大きさからするに「アブかな?」と思いつつ足元付近に到着。


何らかの大きな虫が辺りを飛び交う中、地蔵を見上げていると何かが手のあたりに見えたので目を細めてみます。
「何だか見覚えのある柄の手さげ袋だな」と思いながら目を細めて見ていたのですが、いかんせん自分の視力が悪いので細かいところまで見えません。
ならばと目の代わりにカメラでズーム&撮影してみるとそれは・・・


スズメバチの巣でした(;゚ω゚)
それも、成人男性の上半身くらいはありそうなほどの大きさです。
となると、先ほどから近くを飛び交っていたデカい虫は全てスズメバチだったのでしょう。
本当は地蔵をもっと近くで見たかったのですが、刺されると非常にシャレにならないことになるので即座に撤退し、無事なんとか刺されずに逃げることができました。
この時はまだ7月だったので、そんなに攻撃的ではなかったのが幸いでした。
巣やハチに近づきすぎたり手出しをしない限り、見張り担当のハチやエサを取りに行くハチは辺りを飛んで威嚇&警戒するだけで襲ってはこないような感じがしたのはおそらくこのおかげだと思っています。
個人的には特に8~9月になるといつも以上に凶暴化する(忙しくてピリピリしている?)ため、巣から離れていたり、巣やハチに手出しをしていなくても襲ってくることがあるように感じます。


ハチから逃げた後は布袋の大連寺(だいれんじ)へと向かいます。
左右の格子の中には阿行像と吽行像があります。


お参りついでに布袋さんにもご挨拶。



最後は毘沙門天の禅長寺(ぜんちょうじ)。



七福神巡りを終えてからはあてもなく南側を回り、北雪という酒蔵に寄ってみます。
この酒蔵では試飲ができる上、保冷庫があるので涼みながらお酒を見ることができます。
定番の日本酒から焼酎などがあり、中には越淡麗という新種の酒米で作られた日本酒や、YK35という定番の酒米を使って遠心分離で抽出した日本酒(一升で1万円)や、海外のレストランとコラボした日本酒もありました。

途中でしばらく青にならない信号(10分くらい?)を抜けて海岸沿いを走らせていると、赤亀岩というなんだか不思議な形の岩がありました。



さらに進むと、小島に建つ津島神社がありました。




境内にカエルの親子がいたのでご挨拶。



その後は再び両津に戻って一眠り・・・といきたいところでしたが、中々寝付けなかったので夜中に残りの北側を回ってみました。
途中で遭遇した野良猫と戯れながらのんびり急な山道を通り、特に何事もなく淡々と佐渡ヶ島(ほぼ)一周を達成。
パンフレットによると北側には夫婦岩などの観光スポットがあるようですが、真っ暗だったため看板くらいしか見えませんでした。
そうそう、北側には賽の河原というちょっとアレなスポットもあるみたいです。
青森の恐山のように靴の裏についた小石やお供え物を持ち帰ると、帰りの車内では同乗者が増えて賑やかになるかもしれませんよぉ(ФωФ)



その後は秋田では見ることのない(山形の天童あたりでは見る)コンビニのセーブオンめぐりをしているうちに朝になったので、いよいよ道の駅に向かってみます。


すると、


なぜか駐車場のど真ん中に牛がいました。
どうやら道の駅の隣に佐渡牛乳の工場があるようです。
ちなみに、佐渡乳業の牛乳パッケージにはこんな感じでトキの絵が描かれています。



せっかくなので佐渡乳業の本社をナビで探してみると、意外と近くにあったので向かってみます。
建物の前には会社直営の売店があり、そこでは牛乳などの他にソフトも買うことができます。
普通のバニラソフトもありましたが、この時は物珍しさにカマンベール味を購入。
チーズっぽさはほとんどなく、非常に濃いバニラアイスのような味でした。
ここの売店ではポイントカードのハンコを10個集めるとソフトと交換することもできます。



そこからは天領盃という酒蔵に行き、YK35を使った酒を買ってみます。
ここでは無料の甘酒を飲みながら店内を見ることができます。


続いて真野鶴という日本酒を製造している尾畑酒造へと向かいます。
こちらの酒蔵は裏口が駐車場となっているため、そちらに車を置き、作業場から店内に入っていきます。
ここでは飛び入り&個人でも酒蔵見学ができるうえ、ビデオでも酒蔵についてのアレコレを見ることができます。
見終わった後とは早速試飲・・・といきたいところでしたが、一人旅なので運転のことを考えると流石に飲めません。
ということで、今回は見た目買いはせず、嗅覚のみを頼りに土産用の酒を選別することにしました。
店員の親切なお姉さんからお猪口くらいの大きさのカップにお酒をそそいで嗅いでいきます。
柿の焼酎や様々なお酒の香りを嗅がせていただき、最終的にエールフランスやベトナム航空で提供されている定番の大吟醸と、匂いが面白かった蔵元限定の原酒を購入。
他には、廃校となった旧西三川小学校を酒蔵として再利用し、そこで製造した学校蔵というシリーズのお酒もありましたが、この時はお金がなくなりそうだったので見送りました。


大吟醸や原酒、学校蔵などの種類には各々に違った香りがありました。
昔嗅いだような日本酒の香り、大吟醸のフルーティーな香り、今まで嗅いだことのある日本酒とは微妙に違う香り・・・・・・
その中でも左の原酒の香りは特徴的で、鼻の中で香りが変化したように感じました。
薄学なので詳しいことはわかりませんが、おそらく原酒である&お酒の鮮度がいいからだと思います。


酒を買い込んだ後はいよいよ新潟港へ戻る時間になったのですが、少しだけ時間が空いたので両津港近くにあるロータリーという喫茶店へ入ってみました。


入ってメニューを見ると、自慢のカレーライス(辛口)と書かれているのが目に入りました。
小腹が空いていたので試しに注文すると、出てきたのはサラダ付きのいたって普通のカレーライス。
どうやら見た目や量が自慢ではないようです。

味に期待しながら一口食べてみると・・・(゚д゚)ウマー
個人的には今まで食べたカレーの中で一番好みの味でした。
具はほとんどなく味は少し辛めでしたが、野菜の甘みと香辛料のバランスがいい感じのサラサラとしてあまり油っぽくないルー。
そして口の中をリフレッシュしてくれるサラダ。
「こりゃ確かに自慢のカレーですわ」と思って食べていたら、いつのまにか皿が空になっていました(^ω^)


食べ終わった後はフェリー乗り場の土産コーナーで色々と買い込みます。
画像は撮り忘れてしまいましたが、親切な土産屋のお姉さんにつられて凍らせると雪見だいふくみたいになるトキのふぁふぁミルク餅や、

(※画像は楽天より)

農林水産大臣賞を獲得した島チーズケーキ、

(※画像は食べログより)

佐渡のスーパー(フレッシュマツヤとかマルイなど)では、蒟蒻などと一緒の所に巻かれて売られている特産品のいごねりなどを物産店で購入。
いごねりはトコロテンのような食感で、黒い蒟蒻みたいな色をしています。
そのままでは味がついていないので、トコロテンのように醤油などをかけて食べるのが一般的だそうです。
両津のフェリー乗り場ではこのいごねりなどが売られている自販機がありましたが、自分が行った時は自販機が動いていませんでした。

(※画像はWikiより)



帰りも往路と同じときわ丸に乗船し、佐渡ヶ島を後にしました。ヾ(・ω・ )バイバイ

Posted at 2016/10/11 04:02:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旅行記 | 日記
2016年09月04日 イイね!
佐渡の旅 前編

どうもおばんでございます。
東北全ての道の駅を走破してから少し経った頃―――
忙しいながらも普段通り毎日を過ごしていると、突然招集がかかったため秋田県某所へ向かうことになりました。




-----------------------------------------
( ^ω^)ノシ「お待たセ○○○!!!!

 _,,_  パーン
( ・A・)
 ⊂彡☆))ω^)

(;・A・)「うるせぇ!!今夜中だぞ!」

(#)ω^)「ゴメンゴメン、んで何の用?」

( ・∀・)「突然ですが、君にはとある島へ行ってもらいます」

( ^ω^)「島かぁ・・・・・・飛島とか?」

( ・∀・)「残念、正解はここです」

   ∧∧ □
  (・∀・)ノ ッパ
 ノ/  /
  ノ ̄ゝ

( ^ω^)「新潟~両津?新潟はわかるとして、両津って何県だ?」

( ・∀・)「佐渡ヶ島」

( ^ω^)「ゑっ」

( ・∀・)「正確には佐渡ヶ島の右のくびれな」

(;^ω^)「はぁ?んなとこで何しろってんだ?」

( ・∀・)「お前は道の駅行ってりゃいいだろ、オレには別の用事があるんだよ」

(;^ω^)「特に行きたいわけでもないんだけど・・・そこでお前は何がしたいの?」

( ・∀・)「お前は道の駅好きだろ?んで、俺は佐渡の酒が飲みたい。Win-Winの関係じゃないか。というわけで今から車乗せる船予約するから財布と車検証出せや」

(;^ω^)「わざわざ現地まで行かんでも酒が欲しいなら通販で買えばいいでしょうよ、自分まで巻き込まんでくれ」

(#・A・)「あぁ?ゴチャゴチャうるせぇな、現地で買うから意味があるんだよ!ほら、船予約するから早く車検証出せよ鳥の巣頭!時間ねぇんだよ!」

(#^ω^)「あぁん?だから行きたくねぇっつってんだろこの鳥頭」

   ∧∧.∩      ∩_ ・∵’、
  (    )/ ⊂/"´ ノ )<イテェ
 ⊂   ノ   /   /vV
  (   ノ    し'`∪
   (ノ

( ・∀・)「予約完了っと。んじゃ、用事済んだことだしオレ帰るから」

(;ω(#)「ん?今から一緒に酒買いに行くんだろ?時間ないって言ってたのになんで帰るんだ?」

( ・∀・)「何をおっしゃる。こっちは『一緒に行く』なんて一言も言ってないぞ?」

(;ω(#)「ははぁ、なるほどねぇ」

( ・∀・)「わかったか?じゃ、土産よろしくな」

(Фω(#)「・・・・・・お財布握りしめて待ってろよ」
-----------------------------------------




というわけでやって参りました朝の新潟港。
早速カウンターで手続きを済ませ、乗ったのは新潟~両津を結ぶ『ときわ丸』。
「道路じゃない国道ってなんだよ(哲学)」と疑問を持ちながら国道350号線を通って佐渡ヶ島へと向かいます。
※後に知りましたが、このような国道は『海上国道』という名前があるそうです。
新潟~佐渡の他には、大間~函館間の航路(国道279号線)などがあります。


この船には絵が飾られていたり、




催し物を行うステージがあったり、




佐渡の方言が書かれている壁紙がありました。


また、中には軽食を提供する店があります。
何を頼もうか選んでいると、ときわ丸限定の『ときわバーガー』なるものがあったので頼んでみました。
中にはほぐしたカニの身とクリームコロッケが入っています。


デッキでバーガーを食べながらウミネコと格闘していると、後から新潟港を出てきたジェットフォイル(人だけが乗れる高速船)がときわ丸を倍くらいの速さで追い越していきました。
アナウンスによると、ときわ丸の最大推力は19.1ノット(35km/hくらい)で、ジェットフォイルは47ノット(87km/hくらい)だそうです。
そのためフェリーの乗船時間が2時間30分に対して、ジェットフォイルは半分以下の約1時間となっています。


出航してから約2時間後。
ついに佐渡ヶ島が見えてきました。



いよいよ佐渡に上陸。
まずは両津港から車で20分くらいの『トキの森公園』へと向かいます。


最初に資料展示館へ向かってみます。
入り口前でチケット(400円)を買っていざ入場。
このチケットは後で紹介する『トキふれあいプラザ』の入場券と併用できます。
社会科見学とおぼしき小学生と先生方や、外国人(たぶん英語の発音的にドイツ人)に混じってトキの剥製や標本などを見てきました。


中にはトキの剥製があります。
奥のイスが置かれている場所ではトキについてのビデオを見ることができます。


剥製の他にはトキの卵(鶏卵くらいの大きさ)があったり、


数種類のトキの羽を直に触れる所がありました。


また、トキの重さを体感できるぬいぐるみもあります。
肝心の重さなんですが、たぶん2kgもないと思います。


一通り見終わったところで外に出ると、ケージの中にトキがいました。
トキは非常に臆病というか神経質というか・・・・・・昔色々あって人見知りになったそうですので、大声を出すのはもちろんのこと、日傘などの傘をさすだけでも驚いてしまいます。
というわけで静かに抜き足差し足忍び足で見て回ります。
こちらはハダダトキ。


同じケージの中にいたクロトキ。



次に向かったのは特殊なガラス越しにトキを見ることができる『トキふれあいプラザ』。


ここまで向かう道の脇にはトキを描いた石が並べられています。


ここのガラスは中にいるトキからは外が見えないような加工を施されています。
そのため、(うるさくしない限りは)トキに気づかれることなくトキを観察することができます。
まるで怪しいお店で従業員を盗み見るシステムみたいだと思ったのは自分だけでいいと思います。


また、建物の中にはトキの紙風船と千羽鶴・・・・・・


もとい、千羽トキが飾られていました。


係員さんいわく、トキは卵を最大で4個まで一度に産むそうです。
ということは、その時々によって産む個数が変わるんだなぁと思って話を聞いていたのですが、ここ数年間はどうやら4個まで溜まらないと産まなくなったそうです。
なぜかは不明です。



見終わった後は世界遺産の登録に向けて取組を進めている佐渡金山に向かいます。

ここでは道遊坑や宗太夫坑などを見て回ることができます。
道遊坑と宗太夫坑の入場料は大人900円、もう一つある江戸坑道探検コースは1400円となっています(小中学生はそれぞれ半額)。
道遊坑と宗太夫坑のどちらがオススメか係員さんに聞くと、宗太夫坑とのことだったのでそちらを選んでいざ入場。
それぞれの入り口は2ヶ所あり、道遊坑の入り口は向かって左、宗太夫坑は入り口正面となっています。(※画像は出口です)


入り口に入るとすぐに冷たい空気が辺りを包みます。
明らかに外より寒い。
ひょっとしたら坑道内は20度を下回っていたかもしれません。
説明用の看板を見ながらさらに奥へ進むと、やけにリアルな人形がいました。






宗太夫坑を出てからは隣の博物館へそのまま移動。
ここでは石の中に含まれている砂金や大判小判、昔の金山で使用されていた道具などどを見ることができます。






奥に進んでいくと、ショーケースの中に金の延べ棒(時価6200万円)が入っていました。
ショーケースには腕を入れる穴が一箇所空いており、その穴から片手を入れて延べ棒を触ったり、持ち上げることができます。
また、その穴から30秒以内に素手で延べ棒を取り出せると純金箔の記念カードがもらえるそうですよ(*^ω^)


他の方々にならって自分も手を入れて持ち上げようとしますが、これがまたほとんど持ち上がらない。
前にチャレンジした方も持ち上げることができていませんでした。
なぜだと思っていたところ、金についてのアレコレを思い出しました。

・金の延べ棒のサイズは20cm×10cm×3cm
・重さは12.5kg
・金の比重は鉄や銅の約2倍=見た目以上に重い=頭と体の感覚が一致しない=持ち上げにくい


「なるほどそういうカラクリか」と理解し、全力で一気に持ち上げようとしましたが、ふと落としたり壊したりした時のことを考えたら恐ろしくなったので、貧民の自分はそっと置くことにしました。
他の地域のことは知りませんが、6200万円ともなると秋田市で新築の一戸建てが2~3軒買えちゃうほどの値段ですからね(´・ω・`)


見終わった後は金箔ソフトを購入&チケットに記念スタンプを押印。
そうそう、佐渡ヶ島行きのフェリーをネットで予約すると、佐渡ヶ島の様々なお店や観光スポットで使える回数無制限の割引チケット(有効期限あり)を受付の窓口でもらうことができます。
どこで使えるかは付属のプリントに書かれており、ここ佐渡金山の売店もその対象となっています(^ω^)





ソフトを食べたら道が狭く、きついカーブが連続する大佐渡スカイラインを通ってぶらぶら。
大佐渡スカイラインは最高地点で標高900m以上まで登るため、途中から雲の中を通ることになります。
また、佐渡金山から登った場合、下りの道路はアスファルトではなく、デコボコとした頑丈なコンクリートの道路になっています。
なぜかというと、頂上付近にはおそらく領空侵犯を見張るためのレーダーがある&麓には空自の基地があるためだと思います。
有事の際はこのコンクリートの道路を装甲車や警戒車(13~15トンくらい)が走行するのを想定しているのでしょう。


休憩がてら白雲台で土産を物色。



この後も色々と見て回りましたが、長くなるので後編へ続きます(・ω・)
Posted at 2016/09/04 04:12:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旅行記 | 日記
2016年08月09日 イイね!
【祝】東北道の駅制覇【今さら】




どうもこんばんは。
書くペースが遅いため、日々ネタばかりが溜まる一方の自分です。
今回はスタンプラリー岩手編最終日&福島走破(ダイジェスト版)で簡単に書いていきます。







岩手編3日目の朝は区界高原からスタート。


紫波。


宮沢賢治ゆかりの種山ヶ原。


寄り道で中尊寺。






見終わった後は岩手最後の厳美渓へ。



岩手を終わらせた次の日、東北スタンプラリーにケリをつけるために福島へ出発。
まずはそうま。




続いて南相馬。


次の目的地である楢葉に向かおうと国道6号線を南下していくと、なにやら浪江町の手前あたりから脇道へ抜ける道路が全てフェンスやガードレールなどで封鎖されています。
自分が見た限りだと、脇道や店に入る歩道など、道路沿いの家に通じるところ余すところなく全てでした。
それもそのはず、国道沿いの看板には『帰宅困難区域』や『居住制限区域』と書かれており、(おそらく今も)まだ地震によって損壊した建物の一部がほとんど手付かずの状態で残っています。
また、南相馬から楢葉あたりまでガソリンスタンドも全て閉鎖されています。


ショックを受けつつも、現在は双葉警察署となっている楢葉の道の駅に到着。
ここではスタンプは押せませんが、相馬から南下した場合は手前にある楢葉町役場で押すことができます。


楢葉に寄った後は、

よつくら港→はなわ→ふるどの→ひらた→たまかわ→季の里天栄→羽鳥湖高原→しもごう→たじま→番屋→きらら289→からむし織の里しょうわ→尾瀬街道みしま宿

とスタンプを押していきます。
その道中、『奥会津かねやま』に向かうため国道252号線を通っていたところ、道路からジブリの『耳をすませば』で有名なカントリーロードが聴こえてきました。


どうやらこの区間は東北で唯一のメロディーロードとなっていたようです。
ただし、聴けるのは『みしま宿』から金山町へ向かう方向のみとなっています。



それからは、

奥会津かねやま→会津柳津→にしあいづ→あいづ 湯川・会津坂下→ばんだい→喜多の郷→裏磐梯→つちゆ→安達→川俣→ふくしま東和→さくらの郷

の順でスタンプを押して終了。
今まで子グマを轢いたり、シカと戯れたり、マイナス10℃以下の中で車中泊したりと色々ありましたが、ようやく東北の道の駅全てに行くことができました。
ただし、のんびり3年ほどかけての完走なので、期間内に走破するともらえる完走証明書や完走賞はありませんけどね・・・・・・(;^ω^)



~おまけ~
なぜか裏磐梯で展示されていたMGミジェット。



Posted at 2016/08/09 03:18:15 | コメント(1) | トラックバック(0) | 旅行記 | 日記
2016年07月02日 イイね!
空き時間に少しずつ書き足していましたが、Undertaleとかやってて
遅くなりました。



のんびり強行スケジュールで行くスタンプラリー岩手編2日目は『やまびこ館』にて起床。
5月に入ったばかりだったというのに息が白くなるほど寒い。


着いた時には夜だったため気がつきませんでしたが、ここの入り口前にはディズニーに出てくるような7人の小人がいます。


小人がいたということはどこかに白雪姫や魔女などがいるかもしれないと思って探してみましたが、結局見つけることはできませんでした。
自分の探し方が足りなかったせいかもしれませんが、ひょっとしたらどこかにいるのかもしれません(^ω^)
残念ながら毒リンゴは売られていなかったので、代わりに特産品のドラゴン麺を買おうとしましたが、保冷バッグを持ってくるのを忘れていました。
仕方ないので見るだけにおさめて手早くスタンプを押し、寄り道である某所に向けて出発。


昨日来た道を戻り、目的地へ。
実は昨日『いわいずみ』に寄った後ここに来ていたのですが、ちょうど終業時間ギリギリだったため次の日に持ち越していました。
どうやら普段は5時までの営業で、5月の頭くらいからは営業時間が6時まで延びるようです。


初めに見に行った龍泉新洞。
中の鍾乳洞には原始人とその家族がいますが、彼らは写真を撮られるのは嫌いなようです。
そのため、中での撮影は禁止されています。
また、天井が石によって低くなっている箇所があるので頭上には十分注意しましょう。
一応クッションがあるとはいえ、当たると痛いです(経験談)


チケットの両端は切り取り式になっており、それぞれ一枚ずつを使って龍泉新洞と龍泉洞に入ることができます。
また、どちらも一度入ったら再び入ることはできませんので注意してください。


いざ龍泉洞内部へ。
龍泉洞の中はライトアップされており、青や赤、緑などで鍾乳洞が彩られています。
また、タイミングによっては照明がピンク色になることもあります。
奥のほうまで進むと階段があるのですが、なかなかに急なので体調が優れない方やお年寄りはそこから引き返したほうがよさそうです。


内部にある水の透明度は40%以上となっているため、かなり深くまで見通すことができます。
水が冷たいので内部は外より涼しいですが、龍泉洞の中は人の熱気もあるので涼しさはそこそこでした。




通路を少し進んだ所ハートマークがあります。
龍泉洞は恋人の聖地(ロマンティックスポット的な意味で)として認定されているため、このような物があるのかもしれません。
今になって思い返すと、そういえばカップルとか夫婦の姿をよく見かけたような気がします。


洞窟ビーナス。


ぱっと見だと見つけられないかもしれませんが、たぶんここがビーナス像のように見える・・・のかな?
一応拡大したらそれっぽく見えてくるかも・・・?


その他の風景。






見終わった後は売店でヨーグルト味のソフト(初恋ソフト)を食べて次へ。


『たろう』。


津波によって損壊したため、新しく建て直した『みやこ』。
そろそろ新しくなってから丸3年を迎えるそうです。(オープン日:2013年7月6日)


がれき(廃木材)を利用したボードに描かれたマスコットキャラクターの『うにねこ』。
ドヤ顔ならぬドニャ顔かな?


『やまだ』。


『遠野風の丘』。
県内・県外問わず、多くのどぶろくが売られています。
また、レジ付近にはカッパの起き上がり小法師?が売られています。
遠野といえばカッパが有名ですので、ここに寄られた際は旅の思い出におひとついかがでしょうか(^ω^)


カッパをフロントボードに乗せて倒さないようにしながら『仙人釜石峠』へ到着。
この道の駅は去年できたため、自分のナビのように古いものだと表示されないかもしれませんが、近くにある釜石高校を目的地に設定すると簡単に見つけることができます。
また、遠野からだとバイパスを降りてすぐ目の前にあるので見つけるのは簡単でした。
中に入って気のいいおっちゃんから試食ついでに味噌ゆべしを買い、もちゃもちゃ食べながら次へ。
中にある食堂では釜石ラーメンや釜石藤勇醤油ソフトを食べることができるようです。


『さんりく』。


地震で休業中の『高田松原』。
近くには奇跡の一本松があります。
ここも宮古の道の駅のように海がすぐそばにあるため、建物の上の方まで津波が来たのでしょう。
経年変化もあるかもしれませんが、中の天井があったと思わしき所は崩落し、一部から日光が漏れ出ています。
また、道の駅向かいには献花台があり、海外の方からのメッセージが書かれた横断幕も供えられていました。


いまだに津波で吹き抜けになっていた小学校を見てショックを受けつつ『かわさき』へ到着。
この日はこれで打ち止め・・・といきたいところでしたが、また次の日も寄り道をする予定でいたので24時間スタンプが押せる道の駅を冊子で探して再び出発。


『みずさわ』。
カプチーノの隣にテントを張って寝ていた方を起こさないように静かにスタンプを押します。


たくさんのキャンパーがいた『とうわ』。


メガネ橋がある『みやもり』。
時間によっては橋がライトアップされているそうですが、日付が変わるくらいのド深夜に着いたため見ることはできませんでした。




スタンプ台にあった道の駅の駅長の紹介通り閑静な『はやちね』。
近くに店がないのが少し不便ですが、車通りが少ないので車中泊する際にはゆっくり寝れそうな場所です。
どのくらい静かかというと、青森の川内湖と同じくらい寝やすいと思います。
ただし、川内湖は行く時期を間違えると大変な思いをするので注意が必要です(※体感には個人差があります)


ここはワインが特産品なことから街灯がブドウになっています。


ぶらぶら辺りを見ていると、なにやらネコのような何かの像を発見。
これを見て自分はなぜかキングボンビーを連想してしまいました。


正体がよくわからないので調べてみると、花巻市大迫町にはダムがあるそうです。
そして、そのダム湖は早池峰山にちなんで早池峰湖(はやちねこ)と名付けられているそうです。
ということは、このネコのような何かは『はやち“ねこ”』という名前にちなんだ像なのかもしれません。
本当のところは調べてもわかりませんでした(´・ω・`)
Posted at 2016/07/02 04:54:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旅行記 | 日記
プロフィール
「先月オープンした猪苗代の道の駅に到着(`・ω・´)
あ、やっと・・・道の駅ラリーが終わったんやな・・・」
何シテル?   12/04 07:25
涙目インプワゴン(E型、MT)に乗っています 趣味がぶらり旅なので、どこかに突然出没するかもしれません 基本マイペースで更新します
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