昨日、騎手時代にダービー2勝を成し遂げた小島貞博師が急死しました。60歳。
私が競馬好きになったころ、「小島騎手」というと「サクラ」馬の主戦だった小島太騎手(現調教師)を連想することが多かったのですが、ミホノブルボンという名馬の主戦となり、皐月賞・ダービーを危なげなく勝ち、無敗のダービー馬になりました。
競馬を始めたばかりでしたので、逃げ馬はそのうち潰れて後ろから追い越されて終わるもの、と勝手に思い込んでいました。
同じ時期に活躍していたメジロパーマーとともに、強い逃げ馬もいるんだなあと思い知らされたものです。
父マグチュードという血統からして、どうみても不向きな菊花賞にコマを進め、3冠を目指しましたが、最後はダービー2着のライスシャワーに逆転を許し、2着に終わりました。
動画のとおり、逃げ馬のキョウエイボーガンが思いっきり飛ばしたので気分よく走れなかったのか、距離の限界があったのか、ちょっとギクシャクした感じではありました。
最後は余力がなくなったと思いきや、マチカネタンホイザを抜き返して2着に入るのはさすが2冠馬です。ボーガンがいない展開を見たかったなあと思います。追いすがるライス、逃げるブルボン、どちらにも勝たせてあげたいような気分でした。
その後ジャパンカップ・有馬記念などを走る予定でしたが、故障のためこれが最後のレースになりました。
色々悩まれていたそうで、とても残念です。
ご冥福をお祈りします。
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競馬 | 日記
Posted at
2012/01/24 21:52:23