先週の話になってしまいますが、レンタカーで借りたキューブについて。
グレードは多分15X Vセレクションと思われます。
(スペック) 右側は私のカングーの数値です
メーカー希望小売価格 \1,701,000 / \2,298,000
トランスミッション CVT / 4AT
10・15モード燃費(km/L) 20.00 / na
全長(mm) 3890 / 4215
全幅(mm) 1695 / 1830
全高(mm) 1650 / 1830
ホイールベース(mm) 2530 / 2700
車両重量(kg) 1180 / 1460
最低地上高(mm) 160 / na
最小回転半径(m) 4.6 / na
総排気量(cc) 1498 / 1598
エンジン種類 直列 4 気筒 / 同じ
最大出力(kW[ps]/rpm) 80[109]/6000 / 78[105]/5750
最大トルク(Nm[kg-m]/rpm) 148[15.1]/4400 / 148[15.1]/3750
タイヤサイズ 175/65R15 / 195/65R15
普段フランス車しか乗っていない人のインプレですので、その辺は割り引いて読んでいただければと思います。
左リアから見た造形は10年経っても色あせないのではと思います。
楕円というか陸上のトラックの形をモチーフとしているようですね。窓や内装のあちこちに見ることができます。
楕円をモチーフにして内外装に・・・・というくだりでルノー乗りが連想してしまうのが
初代メガーヌの前期型。やはりルノー・日産アライアンスは強固なようです(と勝手に解釈)。
後から見てみるとミラーまでその形。合掌集落で無理やり撮ってみました。
こちらのインパネはゴーグルみたいな形で、イグニッションオンとともに針が一瞬振り切れる仕組みになっています。スポーツカーでもないのになかなか洒落ています。
カップホルダーもゴーグル形。フランス車っぽくて私は好きなデザインです。
トランスミッションは日産お得意のCVT。
踏み込まない限り2000回転強を維持していくのは見ていて不思議ですが、ギアチェンジが無いので山道の登りは息切れすることなくリニアな加速をしていくのはとても気持ち良かったです。
ウチのカングーは登り坂では4速ギアですぐ息切れ→でもなかなかシフトダウンしない→減速→やっとシフトダウンというアホなプログラミングのため、この辺の差は顕著です。(通常はこの癖を理解しているので自分でシフトダウンして対応)
コラムシフトの上にボタンがあり、これで回転数が3000回転くらいに上がりエンブレがかかりやすくなります。CVTはいい出来ですが、何故かバックギアが入りにくくて最後まで慣れませんでした。
インテリジェントキーという未来の鍵を体感しました。
鍵を車に差し込むことなく、鍵を車の中に置いた状態でスタートボタンを押すとエンジンがかかりビックリ。
外に出るときは鍵を服のポケットに入れて、この黒いボタンを押すと鍵の開け閉めが出来ます。これもビックリ。
リモコンキーがあまり賢くないカングーに取り入れてもらいたいと思いました。
シートは国産車としては破格の出来で、このシートだけでこの車を買うセールスポイントになるのではないでしょうか。他の部分のデザインが冴えているので、黒一色なのはちょっと残念ですね。
リアシートは全長4mを切る割には大人2人でも十分広いです。今回は息子2人が座りましたが、国産では軽視される真ん中席のヘッドレストがあり、さすが輸出対応だと思います。
燃費は以前ご報告の通り、350kmで21.9Lとリッター16くらいととても優秀でした。レギュラーですので、ちょっとうらやましい。あと、セルフ給油する際に蓋の開け方がわからず、GSで店員さんに教えてもらいました。私の車は鍵であけるしくみなので、ちょっと戸惑いました。
最後に運転してみての印象を。
・トヨタ車のコンパクトカーのようにハンドルが異様に軽いこともなく、フワフワした足回りではない
・回転数が低いままのため、静か
・ロールは国産としてはやや大きめで、フランス車っぽくて私は好き
・車重が軽いせいか高速の合流などでの急加速がラク
・スクエアな形状ゆえ車幅が把握しやすい(カングーもしかりですが)、狭い道でのすれ違いも怖くない
・カングーより座高が低いせいか、メーター数値よりも出ているように感じる
・登り坂の息切れがなく、ストレスなく走れる
・クラクションの音には萌えました(威圧感を求める人には×)
といい意味でルノーらしさがチラチラ見えて私は嬉しかったです。
Posted at 2011/05/15 17:18:52 | |
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くるまインプレ | 日記