新品はとっても高いので、会社で使っているのと同じノートパソコンを中古で買いました。
※写真はAmazonから
会社で使っているのは既に4〜5年前のレッツノートなのですが、このパソコンはとても頑丈で、ハードのスペックも手を入れて使う前提であれば必要にして十分。
自宅のデスクトップPCも、もう7年前の機種なんですが同様に手を入れて使っています。通常の使用でいまだに処理速度になんの不満もありません。2年前に会社で購入したデスクトップよりも快適です。購入したレッツノートはこの7年前のデスクトップPCよりも新しいCPUなので、基本的に十分だと判断したわけです。
手を入れるとは、HDDをSSDに換装すること。最近はSSDの値段もかなり下がっているので、費用対効果のすごく高い方法です。
まずは土台となるノートパソコン。
【中古】 Let's note(レッツノート) SX1 CF-SX1GDHYS / Core i5 2540M(2.6GHz) / HDD:250GB / 12.1インチ 29,800円
※画像はAmazonから
交換する部品として新品のSSD。
※画像はAmazonから
Samsung SSD 120GB 850 ベーシックキット V-NAND搭載 2.5インチ 内蔵型 3年保証 日本サムスン正規品(白箱) MZ-7LN120B/EC 4,980円
このノートパソコンの発売当時の搭載OSはWindows7ですが、現在Windows10がインストールされています。但し、Windows7のリカバリエリアは残されているとのことなので、購入してからWindows7に戻して使うつもりです。
私が初めてSSDを使ったのは5年くらい前。その頃は30GBで1万円程でしたので、随分と安くなったものです。
またSSDへのデータの移行が簡単に出来るソフトウェアも、ダウンロードで無料提供されています。当時はこういったものが有料でしかなかったので、SSD移行後はOSやソフトウェアの再インストールが必要で、とーっても時間がかかりましたが今は楽になったみたいです。
そしてデータの移行に必要な外付けHDDケース。
※画像はAmazonから
ORICO 2.5インチ HDDケース USB3.0 TO SATAⅢ UASP超高速データ転送モード 9.5mm/7mm厚両対応 工具不要 簡単着脱 790円
これはSSDを一旦外付けドライブにして、今付いているHDDの中身を全部移植するために必要です。※SSDへの換装後、残ったHDDを外付けUSBドライブとして利用する場合にも使えます。
SSD移行の情報は細かく記載しませんが、一つだけオチがあります。
samsung製SSDのデータ移行ツールが使えませんでした。なのでSSDにはOSの再インストールが必要でした。外付けHDDケースも余計な買い物でした。
移行用ソフトがWindows10に対応していないということが判明して、Windows7にリカバリしてから再挑戦してもやはり上手くいかず、外付けケースに入れたSSDが認識できませんでした。ドライバはちゃんと動いていてもソフト上でSSDを認識できないという結末です。
仕方ないのでリカバリディスクを作って、本体のDVDドライブでインストールしようとしましたがこれも何故か起動出来ません。BIOS上でも起動ディスクの順番を入れ替えたりしましたがダメでした。
その後も色々と試行錯誤したうえで、最終的には外付けUSBのDVDドライブからリカバリディスクでインストール出来ました。
少し古いパソコンってメモリー搭載量が少ないものが多いです。メモリーが少ないパソコンはメモリーの不足分をHDDの一部を使う(スワップするという)ことで補っています。HDDをSSDに置換するという事は、メモリーが足りなくなった際のスワップも高速なSSDが使われるので、あわせて高速化されることになります。
中古のノートパソコンを購入してSSDに換装する場合、気をつけるのはHDDの接続方法がS−ATA(2とか3も含めて)であること。この規格でないとSSDでの速度アップが出来ません。これより古い規格はデータ転送の速度が遅いので、SSDに換えても高速化されません。
何故アップデートされているWindows10を使わないのか?
アップデートしたWindows10の場合、解決できない不具合が多いのも困りものです。
実は7年前から使っているデスクトップPC、Windows 7でしたがアップグレードしてWindows10になっています。SSDのお陰で通常の使用には全く不満がありません。ですが、唯一CD、DVDの書き込みができなくなってしまいました。ネットでも色々調べてみましたがいまだに解決できません。流石にOS2世代前のハードは対応できなくても仕方ないのでしょうね。
なので、PCを延命して使う場合、OSのアップグレードは1世代までにしようと思います。
チラホラと不具合の起こっているデスクトップPCも、この正月休み中にWindows7に戻そうかと考えているくらいです。
最後に、今回の作業で参考に計測してみたノートパソコンのエクスペリエンスの違いは以下の通り
元
↓
SSD化後
ハードディスク部分が圧倒的に速くなってます。
メモリよりもハードディスクの方が速いので、スワップする様な作業だともっと速く感じるかもしれませんね。
※ゲーム用グラフィックが遅くなった理由は不明ですが、ゲームするわけではないので影響ありません。
ちょっと手こずりましたが、起動時間が早くなってブラウザの動きとかもすごく速くなった、中古ノートパソコンの高速化完了しました。
※追記 2018/05/31 仕上げとしてメモリも追加しました。
上記にはスワップすることでSSDの恩恵にあずかると書きましたが、メモリがとても安価(4GB@4150円)だったのでつい購入。また、Samsung SSDには専用のツールとしてSamsung Magicianという高速化ツールが付属していて、これがメインメモリに常駐してメモリを圧迫するらしいとのこと。
増設したメモリ
画像はAmazonから
メモリ増設後
前にも増して快適になりました。
これでハード的には完成形です。
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Posted at
2017/12/31 18:33:11