ここ数年、陸運局や軽自動車協会にて手続きを行う機会が何度かあったので、せっかくなのでまとめておきたいと思います。
今回は車の移転登録、ナンバー変更を伴う名義変更についてです。
まずは必要な書類について。
―事前に用意しておくもの―
①車検証 (車検が残っていること)
②譲渡証明書 (旧所有者の実印を押印)
③新使用者の車庫証明書 発行日から概ね1ヵ月以内のもの
④旧所有者の印鑑証明書 (発行日から3ヵ月以内)
④新所有者の印鑑証明書 (発行日から3ヵ月以内)
⑤委任状 所有者の実印の押印があるもの (これについては後述)
車検証に記載の住所が、旧所有者の印鑑証明と異なる場合、旧所有者の新旧住所がわかる住民票が必要となります。
その他状況によって必要な書類がありますが、基本は以上のものです。
―当日記入するもの―
手数料納付書
税申告書
申請書(1号様式)
委任状についてですが、例えば新使用者が手続きを行う場合には旧所有者の氏名・住所の記入と実印の押印が必要です。旧所有者が手続きを行う場合はその逆。また、どちらでもない第三者が手続きを行う場合、両方の氏名・住所の記入と実印の押印が必要となります(今回はこのパターン)。
普通車の場合、リアのナンバーには封印がされています。この封印をするため、手続き時には当該車両を陸運局に乗っていく必要があります。ちなみにナンバーを外すための±ドライバーは貸してくれます(六角等、違うものに変えてる方は工具を持って行ったほうがよいでしょう)。
それでは実際に陸運局へ行ってみましょう!
茨城運輸支局の航空写真です(googleマップより)
敷地への入り口は黄色い丸のところだけです。6号線の「車検上入り口」交差点を曲がってすぐのところです。
車の名義変更で行くのは写真中央のA棟と、A棟の左下にあるC棟です。
まずはA棟へ行き、申請書と手数料納付書を記入します。
申請書と納付書はA棟の中に置いてあります。自分で取って記載台にて記入しましょう。
また、台上には様々なパターンの申請書・納付書の記入例が置いてあるので、これを参考に書くといいと思います。
実際の申請書1号様式と記入例です。記憶の限り書いただけなので、記入するときは記載台の記入例に従って下さい。
この申請書(1号)は「えんぴつ」で記入します。間違ってボールペンで記入しないように。鉛筆は置いてあります。
続いて手数料納付書
これも置いてある記入例に従って記入してください。
移転登録の手数料は500円です。
手数料納付書は「ボールペン」で記入してください。
記入が終わったらC棟へ行き、手数料分の印紙を購入します。
この時混んでいればA棟を出るときに受付整理券を取ってしまってもよいでしょう。
A棟へ戻り、番号が呼ばれたら申請書、納付書、事前に用意した書類をまとめて受付窓口のおねえさんに渡します。
ここで記入間違い、記入漏れがあれば指摘されてやり直しです。印をつけたりして教えてくれるので、記載台に戻って訂正・追記入します。
この後、もう一度整理券を取る場合と直接窓口に持っていくパターンがあります。指示に従ってください。
問題なく書類が受理されると、ラミネートしたA4サイズの番号札が渡されます。
しばらくすると新しい車検証が出来上がり、交付窓口にて番号が呼ばれます。記載事項に間違いがないことを確認して再びC棟へ行きます。
C棟の税申告窓口にて申告書をもらい、記入します。
m(__)m すみません、画像がありません。
C棟の記入台に記入例があるのでそれに従って記入し、税申告窓口に提出します。
税申告が終わったら古いナンバープレートを外して、C棟のナンバー返納窓口に渡します。
後ろの封印はドライバー突き立てて叩けば壊れます。
古いナンバーを記念に持ち帰りたい方は、返納窓口で渡す際に申し出れば穴をあけてもらえます。
特に記入するものはありません。穴あけ代として200円かかります(おそらく1枚100円)。
ナンバーを返納したら新しいナンバーを交付してもらいます。
希望ナンバーを予約した方は交付窓口後ろの端末にて、希望番号予約済証を発券します。
ナンバー返納済証、車検証と合わせて交付窓口に提出し、新しいナンバープレートとビス、封印台座をもらいます。
車に戻って新しいナンバープレートを取り付けます。前後取り付けが終わったら封印担当の方がその辺にいるので声を掛けます。
封印をする前に車体番号の確認をされるので、ボンネットを開けるなど刻印が見えるようにして待機してください。
係員が確認後に封印をして、車検証が返されます。
以上で手続きは終了となります。終わりがあっけないですが、あとは帰るだけです。
家に帰るまでが移転登録です。気を付けて帰りましょう。
Posted at 2019/02/19 21:04:51 | |
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