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ぼくの職場の長期休暇取得は、1年間のうち好きな時に5日分取得できます。だから、お盆に取る必要もないし、なるべく他の社員と被らないように調整します。
たまたま今年は10月末から11月頭に取りました。

娘は小学生なので出来れば夏休みに合わせたいのですが、そういう社員は多いので譲った結果、この時期です。
僕的には、娘に邪魔されず有意義に時間を使えると思っていました。

蓋を開けたら、月曜は振替休日、金曜は文化の日、この1週間、娘は3日しか学校に行ってません。
娘はとても喜んでいます。うーん、パパもうれしいよ。

というわけで、以上が言い訳です。

ものすごく秋晴れで天気のいい1週間でした。

ママが言います。
「とりあえず、どこか行くよ！」

「えー、穴開けやらなきゃいけないのに」

「天気もいいし、ジャックも年でいつ歩けなくなるかわからないから、どこか行きますよ」

「どこかって、どこだよ。ついこの間、銚子に行ったじゃん」

「私は海よりも山が好きだ。とはいえ登山は嫌いだ。紅葉の山と川、それを跨ぐ鉄橋が好きだ。無骨で赤いトラス構造がたまらない。吊り橋も好きだ。そんなところがいい」

「東名走ってるとそういう景色あるよ」

「寸又峡ってところが近くて楽しめそうだ。そこに行こう。パパの好きな御前崎灯台にも寄ればいいじゃん」

というわけで、寸又峡に行ってきました。

つい3日前の銚子は、娘のための旅行。今日はママとジャックのための旅行です。ついでに、御前崎灯台のゲットを目指します。

朝5時出発。連休初日なので混雑が見込まれます。朝一で吊り橋渡って、早々に灯台へ向かう計画を陰ながら立てたわけです。

寸又峡に向かう道路は細くて対向車がきたらどうするのか困るほどです。
セブンで来たら楽しかっただろうなぁ。でも怖いなぁ。景色も見れないしなぁ。とか思いながら進みます。



ニホンカモシカが有名らしい。ツノが鹿っぽくなきゃフォルムは牛だね。



こんな感じの吊り橋が行く手にあるらしい。高所恐怖症にはたまらないスポットだね。
紅葉には少し早かったかな。



トンネルにビビるマイドッグ。音が響くのが嫌なのだろうか。



ダムがあるんだけど、全景を見れるスポットがない。
この河川事務所は分かっていない。
このダムの上流すぐのところに有名な吊り橋があるのだから、ダム下流側に展望デッキを作って、吊り橋をアオりで撮れるようにすれば、ダムと吊り橋という構図を作れるはずなのに。残念だ。ダムと吊り橋だなんて、カツとカレーを合わせたような最高のカップリングなはずだ。よだれ出ちゃう。
あ、別に、僕はダムカード収集家ではありませんよ。



ヤッホーが響きます。

「いやー、山はいいよねぇー」歩くの嫌いだけど。



川の水色か、エメラルドグリーンになっています。とても素敵だ。

あ、吊り橋の写真はありません。
撮り忘れちゃって。
怖くて手すりに掴みっぱなしで、カメラ握ることができなかった訳じゃないですよ。

ジャックはもう15歳なので、歩くのが遅くなってきています。
行程90分くらいの散歩道なのに、お昼ご飯も食べて、寸又峡を後にしたのは、14時になってました。

ここから御前崎をめざします。

静岡県ってのは、横に長い県で、東名走らせてると静岡の横幅にうんざりします。横方向の移動はわかりやすいのですが、縦方向の移動はあまり得意でないみたいです。
御前崎は寸又峡から地図上でほぼ真下にあるはずなのに、素直にまっすぐ行ける道がありません。
グーグル先生に案内をお願いしたところ、なんかクネクネしながら進んで行きます。

御前崎灯台の近くまで来たのですが、普通な住宅街が広がっています。グーグル先生は、あと800mとおしえてくれていますが、住宅が立ち並んでいます。

普通、灯台近辺ていうのは、海水浴場とか、お土産物屋とか、漁港とか、海が広がってるとか、そういう最果てな感じがあるはずなのに、なぜか住宅街です。

住宅地の角を曲がると見えて来ました、御前崎灯台。
2丁目と3丁目の角を曲がったら、出て来た感じです。


日没は過ぎましたが、かろうじて夕暮れに間に合いました。

デザインは、犬吠埼のものと全く同じです。OEMかしら。
高台にあるから、こちらは犬吠埼よりも低い灯台です。ちょっとずんぐりした体型なので、あまり美しくありません。



駿河湾を眺めると、なかなかの景色です。暗いからパノラマも撮れない。

おみやげ屋さんも閉まってるし、住宅街だから周りに食堂もないし、先っちょ感をあまり感じられず、御前崎を後にするのでした。

という訳で、モディファイはなんもできませんでした！

もう、文明の利器を使う！