2009年03月16日
今日の作業
・ジャガイモのマルチ掛け終了。朝行ったら霜が降りてて、さらに地面がビチャビチャになっていて驚いた。用水が入ったかとあわてたが特にそういう訳ではなくて、一昨日の雨の分が染み出した感じ。昨日は晴天で特に泥沼化はしてなかったのだが、不思議といえば不思議だ。ただ、地面は柔らかくてマルチ掛けはとても楽だった。やはり毎度ぬかるむ場所は同じなので、そこの地下水位とかが問題なのかな?排水溝を掘らないといけない。通路は畳表のおかげで全くぬかるまず快適だった。
・あと、各種種撒いた場所にイカルが4羽も来て何かついばんでいた。種はまず鳥が探して食べられるサイズではないニンジンとかアブラナ科なので追い払う必要はないのだが、大豆とかだったら穿られちゃう。多分マルチ用の籾殻に何かあると期待してきていたのだろうけれど、賢いような憎らしいような。また、そこも凍っていたので、不織布をベタ掛けしてやる事にした。
またベタ掛けでは必要ないのだが、トンネル栽培用にダンポールなる物を買ってみた。ダンポールと言うのはグラスファイバーFRP皮膜ポールの事で、特に織ってはない感じだがかなり柔軟性が高く軽く劣化しづらいメリットがある。安いテントなんかの骨もこれだったりする。ここらへんのトンネルの半数はこいつで作ってあるんじゃないかと思う位だ。さらに言えば結構安くて5.5mmの150cm物で70円弱だから、イボタケと同じぐらい。幸い使ってない農ポリもあるので、トンネル栽培してみるかなー(多分遅い)。どちらにせよ、温室がある>促成苗が出来る>早蒔きが出来る>雑草に先んじて畑を有効活用出来るといいこと尽くめなので、ここらへんで使ってないハウスに声かけてみようか・・・
・それから大豆の促成栽培用に更に奥原系を追加、ポリマルチポットでやってみる。また穂高インゲンも買った。こいつはマルチングして栽培すればいいそうだが・・・
・花の種ではダリアを買った。ダリアといえば球根だと思い込んでいたのだが、種でも栽培できるらしいし、種の産地は地元になっているので、気候的にもいいはずだ。昨年行ったバラクライングリッシュローズガーデンでもバラはイングリッシュローズなので6月を外すと何にも咲いてないが、変わりにムクゲとダリアが満開で楽しかったので、ダリアの栽培にも挑戦してみたい。まあ、球根栽培は一応成功したのだが、特に好きでもなくて放置しちゃったんだけど。一方、アネモネやララナンキュラスは失敗したっぽい(涙)。
・あとはサツマイモの苗取りのための伏せ込み、マルチ回収構造とかマルチャーの製作もしたい所。ああ、石臼も欲しいんだった。昨年買った麦ロールに穂先が何故か混じっていて麦の収穫計画が分かるのだが、噂どおり麦は脱穀がしやすい半面、穂が落ちやすく回転ドラム式脱穀機は使いづらい恐れも感じる。
・ところで最近読んだ様々な本で共通して書かれている事として、日本の食料自給率が低いのはアメリカ政府が戦後日本を色々な形で農産物マーケットとしてアメリカに依存させようとしたから、と言うのを見る。学校給食や食料配給などで欧米型の食習慣を植えつけたのは有名だが、その裏で実は日本の米型食料への偏重政策が取られている。日本では昔から米ばかり作っていたような印象があるが、実の所米は江戸中期ぐらいまでは貨幣の代わりと言うか、貴重品、租税用であり、庶民が食べていたのは雑穀やイモ、豆だったという話がある(地域で違うだろうが)。そして、長野県も実は小麦栽培が結構盛んだったそうだ。蕎麦も含めて粉物(こなもの)と読んでいたそうな。しかし、メリケンからメリケン粉を入れるために小麦の品種改良などが止められたという話がある。実際パンに使える強力粉を国産で探したら、やっと最近になって北海道でハルユタカが出てきた位で、それまでは小麦=中力粉だった。
もちろん、当時米価が高く収益性が高く、構造改善や機械化が最優先であったのもあるだろうし、小麦には関税障壁が少なくて競争相手が強力と言う問題もあった。しかし、最近は米も余るので家畜飼料にして小麦と競争関係にあるなんて話もある。何が言いたいかと言うと、農家なら米食えというのは違うんじゃないかと。私はパンが好きだ。米が嫌いではないが、パンの方が好きだ。ついでに言えば全粒粉のようなブラウンブレッドが好きだ。それには無農薬で果皮も食える国産品になる。それが食べられたら嬉しいな、そんな程度の話だが。
ブログ一覧 |
ガーデニング | 日記
Posted at
2009/03/16 13:46:39
今、あなたにおすすめ