2015年12月31日
煙突効果・今年も終わり
・薪ストーブの煙突ダンパーについて「基本十二分に引く煙突があっての物、マッチ一本で引っ張るぐらい」という指摘があったので、うちのって現状どのぐらい引いてるんだろう?と思って線香を焚いたら煙が引き込まれて行った。当たり前だが線香の温度で煙突が引く訳がない。ちなみに風が吹いていた訳でもない。考えられるのは室温がそのまま煙突効果で引っ張られているって事だろうな。
この煙突ダンパー周辺を調べて居て薪ストーブの炊き方についても一つ勉強になった。これも大前提として強運転じゃないと冷えまくるような断熱が弱い家、極寒地では成り立たない話なんだけど、ある程度温度が上がった状態からはストーブは熾火で燃やす方がいいらしい。炎が見えている状態での燃焼は案外熱効率が低いのだそうだ。まあ、その領域が避けられないから二次燃焼がある訳だが、熾火の方が温度が高いから熱効率が高いのだそうだ。熾火の時は煙も出ないし、吸気を絞っても輻射熱が出ている感じはする。エンジンで喩えれば、低負荷運転ならリーンバーンでもいけるけど問題は負荷運転時の排ガスと熱効率で、そこをハイブリッドでアシストする事でエンジンは高効率のまま回すのか、エンジンの効率落ちるけれどキャタライザーとかEGRで誤魔化すのか、フィルターなんかで一時的にためて後で燃やすのかって感じになる。
・倉庫の屋根塗り、まずソーラーにしない部分は白色塗料の残りで塗る。母屋の塗装の残りで品質はとても良いし、ここは夏場の温度上昇対策。二度塗りしてしっかり白の塗膜を作る。遮蔽力が薄い色なので二度塗りすると色がくっきり変わるけれど、それでほぼ真っ白になるので充分と言えよう。そこから集熱部分だけ黒く塗装、面倒なので塗装用具など全部同じで継ぎ足しで黒に。さすがに正反対の色なのでほぼ黒くなった。まあ、多少灰色になっていた部分も二度塗りすれば真っ黒になるだろう。これも期待より伸びが良くて二度塗りで倉庫全部仕上げるぐらいの量はあった模様。時間が遅くなったので黒の部分の二度目は明日の仕事だな。
・そんな仕事をしていて、そろそろ年越しだから風呂入るかとソーラーからのお湯をお風呂に落としだした。やっぱり今日も凍っていて朝は水が出なかったが、昼間は最初チョロチョロと水が流れてから段々調子良く熱湯が出るようになった。給水側が凍っていて水が上がって溶けたのだと思う。それで風呂を張っていたら突然屋根の方からバシャバシャバシャ!というすごい音がした。出てみたら安全弁から盛大にお湯が出ている。給水側からの水圧が上がったので、水温的に開いていた弁からお湯が飛び出したらしい。冷水も供給されているからすぐ止まるだろうと思っていたのだが、これが一向に止まらない。安全弁のレバーの引っかかりを疑って屋根に登ったが、そこは引っかかってなかった。つまり温度弁の方なのね。出てくるのはまさに熱湯で、触る事も出来ないし、冷水は下の方に入るのでなかなか全体の温度が混じらないみたい。しょうがないので風呂を張ったら元栓の方を閉じて出水を止めたけれど、本当にソーラーの加熱能力の高さにはびっくりさせられた。こんなの夏は絶対使いきれっこないぞ・・・
ところで、水道の凍結防止ってソーラーで出来ない物かな?と思う。これだけ集熱出来るのなら、ヒーターをソーラーのお湯で出来そうな気がする。ソーラーシステムで熱を集めてお湯なり不凍液を作り、それを銅パイプとか適当なホースで循環させるのだ。ポンプなんて小さい物で充分だろうし、水道管も全部とかす必要はなくて詰まってさえいなければいい。ただソーラーは100度を超える事がある一方、ポンプで耐熱の物はあまり無いのでそれがネックか。60度でも溶かすには充分なんだが。
・お湯を大量に出したので車も洗ってやる事に。が、お年取りで家の前はミライースが来ていてミニキャブを入れるスペースがない。しょうがないのでミライースを洗ってやったが、久々に普通車の洗車で面白かった。親父が稀に洗おうとしてワックスを厚塗りして拭き取らないので酷い有様だったので、お湯でまずホコリというか泥を落とし、ひっかき傷などをコンパウンドで、油分があるタールのような付着物を溶剤で除去。驚いた事に、あれだけ傷だらけだったのに、抉られて下地が出ているのはバンパーの1箇所だけで、残りは塗装がしっかり残っていた。磨いても妙にホーローみたいに分厚いこの塗装はいいかも知れない。ソリッドの白系だから粗目コンパウンドでも目立たないし、何のワックス・コーティングもせずにピカピカになる。
他はミライースだけの問題ではないのだろうけれど、エンブレムやウィンカーのボディーとの隙間に泥がかなり詰まっているので歯ブラシで除去、リアのガラスにかなりコケのような汚れがついていたのは気になった。アルトなどパッキンで止める奴はここまで汚れた事がないのだけれど、ミライースは張り付けでもない、パッキンでもない、へんな爪で抱えるような形なので、ボディーとの間に隙間が大きい。またハッチバックの宿命で、ルーフとハッチの間が泥だらけになるので、ここも清掃。ここやらないと、いつまでもリアバンパーに水跡が出てしまう。給油口も結構汚れているし、キャップの脱落防止はこれ給油時なくならないのはいいけど、どこかに引っかかるんだろうか?ボンネットだと排水穴がワイパーの軸部分ってのも気になった。葉っぱとかの大きいゴミが穴に入って取りづらいし、中で腐りそうだ。
さて、傷は1箇所と書いたが、実はサイドシルに2箇所大きな窪みがあって、そこは塗装が脱落してサビサビになってしまっていた。ちなみにステラも親父が運転するようになって同じ所がボコボコに。そういやデミオも同じ側をぶつけてリアクオーターパネルまでベッコリだったな。伯父はもう免許返納したそうだし、うちの親父も免許返納して欲しい。それはともかく、サイドシルは塗装しないとそろそろ錆が深く進行しそうなレベル。形はどうでもいいから、とりあえず錆をグラインダーではがして、防錆塗装をして、下塗りやって、上塗りしないとまずいな。ミライースの色は新色だったらしくタッチペンが当初無かったらしいが、今はソフト99でもあるようなので、これを小さいスプレーガンに入れて吹くのがいいかな。そこまでする義理もないっちゃ無いが。
あとはブリスが終わっていたので、別のコーティング剤を探さないといけない。ケイ素系(シラン系)も大分メジャーになってきて、アマゾンでもそこらへんの店でも手に入るが、逆に多すぎて迷いそう。シュアラスターのゼロウォーターかソフト99のプリズムシールドが一つの候補かな。ただ、撥水性だと未だワックスの方がコロコロ弾いて好きでもある。ロードスターの頃に使っていたワックス類はまだあるはずなんだけど、どこ行ってしまったのだろうか?激防水(ソフト99)はまだあって嬉しい。これはほんと良く弾いて耐久性高かった。
・サイクロン集塵機の作り替えのを残りボチボチと、穴はあっさり空いたが、思ったよりコーンが中に入ってしまった。最初は先端を割って折り曲げて固定しようと思っていたのだが、そうすると差し込み量が減る分固定強度が下がるのと、漏斗が短くなるので分離が減る恐れがあった。まあ、どっちもあまり問題にはならないらしいけどね。うちのは漏斗が長い分トラップ効率はいいが、今後ペール缶の下がすぐに一杯になる恐れは感じる。でも木工所じゃないんだから、そんなペール缶に目一杯ためるって事もないだろうけれど。それに、作っておいてなんだが、スライド丸ノコとかは別に負圧で引っ張らなくても切りくずはすごい勢いで吹き出るので、ホースさえ繋いでおけば大半は勝手に落ちてくる。つまり集塵機を運転しないといけないのはもっと細かい切りくずが出るサンダーとかになるが、サンダーなんか滅多に使わないし集塵機の効率も高くない。
じゃあ何故工場だとサイクロン分離筒を使っているのかと言えば、ゴミを一々集めなくてもいいからなんじゃないだろうか?実際工場で見ると、全てが集塵機に接続してある訳じゃなくて、自動カンナなんかは普通に屑籠に入れていた。まあ集塵機作動させるまでもないという判断なんだろうな、飛ばないし、町工場程度だと一杯になるまで結構掛かるだろうし。逆にああいう目の粗い竹の大きな籠(ドラム缶ぐらいのサイズ)が今は貴重だが。
・そんなこんなで今年も一年が終わりました。皆さん、よいお年を!また来年もよろしくお願いします。
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Posted at
2015/12/31 21:13:02
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