2013年03月01日
・エアクリ交換してフルパワー化(?)したVTで峠を攻めてみて思った事。サスセッティングは難しいなぁ。今はフロント・リアのエア圧が2.5kgでプリは4段目。タイヤが冷えているとリアがちょっと危うい動きをするけれど、アクセルを開けて荷重していくと、リアがしっかり反発するので気持ちよく走れる。乗り心地も悪くないし、8の字でもその傾向があった。簡単に言えばリアを持ち上げるので、フロントの初期旋回は良くなるし、アクセルを開けてからはアンチスクワットがあるのでリアが路面を蹴飛ばす感じが強く、これはどんどんその方向で強めてもそれほど乗りづらくはならなかった・・・下りになるまでは。
・下りでも、VTは大型マルチほどフロントが過荷重にはならないので、リアが浮いたり前輪だけで下っている感じがするほど手に負えない訳ではないが、それでも登りとの落差がとても大きく感じられた。まあブレーキローターの歪みがあるので、高い速度からフロントブレーキをガンガン使う訳にはいかなかったのもあるのだけれど、もう少しリアを大人しめにした方がよさそう。あと、シート表皮がちょっと滑るのは気になった。前後方向はニーグリップで耐えられるけど、横方向にツルッと滑る時がある。まあオーバーパンツはナイロンだからなおさら滑るけどね。
・あと、前回のエア圧セットでほぼ特性を掴んだフロントはかなり良かった。フォークの動作で圧側がもう少し減衰があるといいかな?という気はするけれど。そして16インチの良さにもう一つ気がついた。セルフステアが細かくて早いのだ。前回のセッティングでも分かった事だが、セルフステアは単に曲がる時にだけ仕事をするのではなく、常にバイクの車体のバンクや速度に合わせて自立的に切れるように出来ている。エア圧が高くトレッドのRがしっかりしており、ステムベアリングが軽くて、ホイールの慣性が少ないと、この動作がかなり細かい周期でも反応しているのが分かる。GSXだとまあ2~5Hzぐらいだったと思うが(転倒するほどの状況ならもっと早いかも知れないけど)、VTだと10~20Hzぐらいの振幅でバランスを取っている気がする。悪く言うならフロントの落ち着きがちょっと足りないとも言えるのだが、運転していてそれを不安には感じない。よく16インチはクイックと言われるが、実際の特性はキャスターやトレールで決まっていて、落ち着く場所は17インチとも変わらないのだろうと思う。ただ、そこに行くまでの時間が16インチは早いんじゃないか?
・あとはバイク屋でブレーキシューを注文し、汎用のスクリーンをもらう。どうせ捨てるそうなのでもらったが、これを欲しがっているパン屋さんがこれの趣味があうか?そして固定を自分で出来るかだよな。お金払えば別にパン屋さんだってバイク屋に持ち込めば出来るような事な訳やし。
Posted at 2013/03/01 20:08:58 | |
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