2013年03月17日
・昨日は先日から書いてある某団体の総会があった。出席者10団体のうち5名。で、決算書や予算書についてさんざケチつけて書き直させた理事が、訂正した書類についてまたケチをつける・・・というか、最初提出した書類のレイアウトに戻せってな事を言い出して、いい加減下っ端で温厚な私も切れて、総会の後他の理事と事務局に残って貰って会計はやめさせてもらう事を宣言。他の理事も事情が分かっているので「今回のは酷いよね」って事で、無事にやめさせてもらう事は承諾してもらった。ほんと、下手な事務用品代金(コピー代金)とかはいらんけど、忙しい時期にエクセルシートを何度もいじる気にはならんわ。この感覚、どっかで味わったと思ったら、義理の祖母だった。こいつもボケちゃって遺産目当てとかちゃらい友人とかが甘やかすので、リフォームでメチャクチャな事を言い出すので、私の中の死んだ人リストに入れて見てない。老人はこうなったらもうダメだと思っている。
・という事で一つ肩の荷がおりてお仕事。ブドウも全部植え終わり、ピオーネの剪定でとりあえずの作業は終わる。まあ、ここからちゃんと成長するかが問題なんだけどね。さて、植木をする時は大抵の人は水をジャンジャンやってその上に土を盛って植えると思う。これは水突きとか言う方法で、根巻きした植木なんかでは良くやる。水をやる事は水分補給の意味合いももちろんあるのだけれど、本質的には土と根の密着のために泥を流し込んでいると理解している。幼木を植える場合は、本来の根のサイズを持っているので水を過剰にやる必要はないし、休眠期であればなおさら。それに傾斜地に水なんか持って登るのは大変困難だ。そういう山の植樹のような場合は土突きとか言って植えた所を充分に踏みしめてやる。太い木なんかの場合は棒なんかで土を押し込む事もあるそうな。土が固まって良く無さそうだが、根が密着するメリットが大きい。同様に地下水位が上がってきやすくなるって事も多少はあるかもね。
・植えた場所で感じた事は、地形より植生の方が土壌水分の参考になるという事。うちの借りている中で最大傾斜の畑だが、意外とみずっぽい下草が生えていて「ここは土壌水分が多いのではないか?」と思っていた。最大傾斜で尾根筋っぽいので、なんでそうなのかは分からないが、掘ってみたら実際水分が多かった。逆にすぐ隣ではそれほどでもない場所もある。そうなると、畑単位での水分調整が難しくなりコントロールが出来なくなる。そういう事考えると、どんどん平坦地の施設栽培がいいような気もしてくる、特に生食では。
一方加工用、とくにワインの場合はどうだろう?単純に性能を追求するなら、やっぱり同じ方向性になるだろうと思う。でも、そういう工業製品的なアプローチはともすれば画一的な方向になって、それこそチリで作ればいいじゃないかと言う事にならないだろうか?欠点や困難も含めてその土地の味があるのではないか?という疑問が出てくる。とは言え、農薬とか肥料を全く使わない自然農法はブドウでは難しく、結経程度問題ではとも思う。
・子山羊ははじめてロープに繋いでみた。これ、以前他の子山羊でもやって経験したのだが、山羊ってのは繋がれるという概念がほとんどないので、引っ張られている事を極端にいやがるのが多い。引っ張られている=何かに引っかかっている=逃げなくては!と言う本能だろう。だから、繋いであっても足下の草を食べずロープ可動域ギリギリのを食べようとする。そして、色々トラブルも起こしやすい。大抵山羊ってのは一番やってほしくないトラブルを絶対にやらかす家畜である。「わざわざこんな事しないだろう」って事を絶対するので、繋ぐ時には絶対の注意が必要だが、その原因も大まかに言えば山羊が馬鹿だという事に起因し、それには繋ぐという事を山羊に学習してもらう必要があるって訳だ。
Posted at 2013/03/17 19:06:21 | |
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