2017年06月17日
・仕事はC園とB園潅水、特にB園は今年はジベ後の潅水を増やしたため、粒の肥大がいいように見える。毎年ギリギリにバラくなるのに今年は少し摘粒しないと厳しそうだ。C園は草刈りしたのでホース引き回すのが楽。
次にA園のパープル・ピオーネのジベ処理、若干遅れている房もあったが、数えるほどだったのでマーキングせずそのまま処理、駄目なら捨ててもいい。パープルはここ一番最初に房作ったのに前々伸びなかったな。今年は低温時期に作業がかかった所で成績が悪い。人の所だとデラのジベ2回目を早くやった人達が肥大で悩んでいる。うちはまあB園は被覆なのでそんな事ないけど。今年はパープルでクロロフェニホルで奇形果になるならないの話があるので抜いて作っている。
午後はA園のデラのジベ処理で背負いを使って見たが、隣りの人にノズルを借りて試したが、これは省力化ではあるが微妙だな。高橋さんの本でも書いてあったので、一応書いておくと
噴霧処理 ジベ液 70~80ppm 薬量 1反30~40リットル 処理時間2時間
カップ処理 ジベ液 100ppm 薬量 1反10リットル 処理時間 4時間
カップ処理はジベを5袋ぐらい使う計算だが、噴霧処理は11袋から16袋使う計算になる。ジベ一袋が代替850円ぐらいとして、差額が5100円~9350円ぐらいになる。だから時給で2500円~4700円ぐらい稼いでいるなら噴霧処理もいいんだろうけどって感じになる。実際は隣りの人はジベ濃度についての研究を知らないで単純に100ppmで散布してたので、40リットルは20袋で作っていた。ただ、背負いは身体的負担がかなり軽いので、それは魅力。逆に咲きガラを飛ばす効果が無い。私は房作りが終わってない所だけ背負いでやって、作ってある所はカップ処理にする事にした。万一成績が悪くても許せるし、作業性もいい所だけ選んでやれるからだ。まあ大前提として普通はこの時は房作り終わっているはずだけどね。ノズルは昔昔の霧吹きノズルなので、ちょっと普通の先端チップではない。ハンドルから交換する事になるだろうが、あまりレバーを握るのは疲れるので出しっぱなしが楽。この作業してたら体力的に辛くなったので30分早く上がった。というか、今日は週末でもう一週間たったのかって思う。
・近所のアイガモ農法の水田行ったら何もいなかった・・・どこかに移動させる時期ではないし、電柵ではないので、やっぱりやられたか・・・って感じ。古野さんの本はネットで注文したのが届いた。正直、電柵設置はそれほど大変ではないと思うし、草管理も今年の感じだと楽だが、隣りの人の水田との間の問題と、ペットの猫がいる地域が大変そう。てか、電柵ってあれ水田の中に立てた方が楽じゃないか?
・ちょっと微妙な話なのでぼかして。とある作業で薬剤を使うのだが、その作業は本来は薬剤は使わない別の物である。と言ってもちゃんとした登録のある物で消費者には全く問題はない。しかし、これ、作業者はそれ用の装備でやる訳じゃないのが気になる。全部を把握している訳ではないが、中にはあまり健康によろしくないであろう成分のもあるんじゃなかろうか。私は比較的マシだと分かっているものを使っているが、あるいはもっと最終段階で使えるような物を選ぶべきなのかもしれない。今の段階なら連続使用も避けられるし。
・昼間はレストランの限定ランチ、実は行く直前まで忘れてて、「そういや限定ランチじゃん!」と思ったら、予約で一杯で無理だった。ま、明日もやっていてそっちで予約したので食べられますけどね。スタッフやる気が高いし、予約ではけるなんて人気だ。食材もちょっと普段やらないメニューだしね。私はソロなので明日は一番で食べるように予約、ええ客やってるなぁ。メニューはちょっと見たら金額食い違いがあったので指摘しておいた。メニュー刷新が早いとズレが出ちゃうよね。
・潅水しようと思ったら水路に水がないでござる。そろそろ取水している河川の水量が減っているという話もあり、水不足が割と深刻化してきた。まあ、水門管理などの問題で用水路によってはまだ充分な所(うちの水田は平気)もあるのだけど。
・明日 デラの房作りをしてからジベ処理の残りをカップでやる。消毒もそろそろ考えないといけない。順番からするとA園とC園かな。B園は次ぎのは飛ばしてオールインワンやって終わりにしたい。やっぱり被覆は全く病気でないもんな。大粒種園は天気が悪くなる前まで引きつけてやりたい。レストランで食事忘れない。午後はパープルの潅水、水路の水あるかなぁ?
Posted at 2017/06/17 20:25:33 | |
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