懲りずにパッシブ弄り

「よし！このセッティングで完璧だ！」

となる事が無く、性懲りもなくパッシブ弄り。
最近のパッシブ値を書いてみます。
因みに僕の車、スピーカーはツィーター、ウーファー共に8Ωの物を使っています。
基本的にカットオフは一次で作ります。

まず、埼玉のオフ会参加時
ウーファー0.68mH ツィーター3.3μF アッテネーターは-6db。
この状態で鳴らすと何故かすごい被って聞こえます。
計算上2000hzと6000hzなので、結構離し気味だと思うんですがね(^^;;
で、ツィーターを逆相にして中域をヘコましてフラットっぽく誤魔化しました(^^;;
ちょっと人に聞いて貰うにはどうなんだろ？っていう状態でしたが、どうなんでしょね(^^;;
気が付いて心の中で笑っていた方も居たかもしれません。

で、次は静岡でのプチオフ時

ツィーターを正相に戻し、ツィーターの角度を調節してピークを誤魔化そうとしました。が、女性ヴォーカルの上辺りで結構なピークが有ります。
ピアノ曲なんかを聞いても、「そんなタッチでそういう音量は出ないだろ・・・」ってな感じの音になってしまいました(^^;;。

で、数日後にアッテネータを弄って擬似的にツィーターのインピーダンスを上げてクロスを変更してみたり、コンデンサーを3.3μFから1.8μFに変えてみたりしましたが、それでもキツいピークが残ります。

仕方がないので一旦ツィーターだけで鳴らしたり、ウーファーだけにしてみたり、取っ替え引っ換え部品を変えながら周波数特性を色々測ってみました。
結果、どうやらディッピングフィルターが要る感じです。

で、色々試してみた結果、コイルに対して並列に0.2μF程コンデンサを入れると周波数特性的には、ほぼフラットになる事が判明したので、写真の様に変則的なパッシブとなりました(^^;;

見た目だけで言ってしまうとウーファー側に入っているのはハイカットではなく特定の帯域を落とすディッピングフィルター。

・・・音を聞いた感じ、キツさが和らぎ良い感じ。
しかし、何故か独特の緊張感みたいな物がある音になってしまいました。
慣らしで治れば良いですが、暫くはパッシブの沼でもがきそうです。