トミカ番外編　HONDA創立50周年記念車

毎日暑い日が続きますね。

トミカ番外編、今日の1台はコチラ。

トミカPREMIUM ホンダS2000 TypeS

S2000はホンダ創立50周年を記念して企画された車です。

第31回東京モーターショウへ出品されたSSM(スポーツスタディモデル)をルーツに持つこの車は2リッター直列4気筒DOHCの
FR車として99年に誕生しました。

ホンダ車としては久々のFRオープン2シーターであり、9000回転まで回ると言われるVTECエンジンは当時の注目を集めました。

TypeSはその後のマイナーチェンジ時に2リッターから2.2リッターへと切り替わった際に追加されたモデルです。

個人的には2リッターエンジンで250PSという強烈なスペックを捨ててドライバビリティを重視した2.2リッターへとスイッチした事には疑問がありました。

こんな車(悪い意味ではありません)に中低速での扱いやすさなんて不要だろうと思っていましたので。9000回転までブチ回り、突き抜けるような感性の性格の方がこの車には合っているのだと。

初期型はテールハッピーで初心者には扱い辛い乗り手を選ぶ車でしたが、改良の度に扱いやすさを増していき、最終的にはハンドリングの良い車になっていました。

そしてS2000最後を飾るスペシャルモデルTypeSが追加されました。

純粋な速さという点では同じホンダのシビックTypeRに及ばなかったかも知れませんが
ポルシェを慌てさせたこの車はまさに日本が誇るスポーツカーの一台と言えるでしょう。