2015年02月26日
前回のブログで簡単に紹介しました、
撮った後にピント調整が出来るデジタルカメラ、
「LYTRO ILLUM (ライトロ イルム)」ですが、
このカメラ本当に凄いです。(((o(*゚▽゚*)o)))
まずは簡単にカメラの仕様紹介を
◯センサーは、1/1.2インチCMOSの4000万画素。出力画素数は400万画素。
◯ボディ一体型のズームレンズは、焦点距離 30mm〜250mm(35mm換算)f/2.0固定。
◯シャッタースピードは、32〜1/4000秒
◯ISO感度は、80〜3200
◯ボディは、マグネシウム+アルミニウム
◯最短撮影距離は、レンズ前面から0mm
◯ファインダーはなく、4インチ液晶モニターでの撮影スタイルになります。
◯ホットシュー有り、専用ストロボは今後発売との事。
◯連写は出来ないようですね。
◯絞りはf/2.0固定ですから、当然、絞り優先モードはありません。
◯代わりにISO感度優先モードがあります。
◯f/2.0という明るいレンズであるのは良いですが、意図的にシャッタースピードを落としたい時は困りものです。そのため、NDフィルターも付属してます。
とまぁこんなところでしょうか?
センサーサイズにしろ、ズームレンズの焦点距離にしろ、チョット微妙な感じかな?(ーー;)
さて肝心のピント調整はどうなっているかと言うと。。。。
当初、勝手に色々と想像してみました。!?(・_・;?
。。。ピントのずれた複数枚の画像を連写して合成している????
ブー!!不正解!! (>_<)
ちゃんとワンショットで可能となってます。
。。。パンフォーカスで撮って、後からソフト上でボケを演出している????
ブー!!不正解!! (>_<)
f/2.0固定です。いくらセンサーが小さめでも、パンフォーカスは無理です。
ヒントは、4000万画素センサーで、400万画素出力という点にありました。
けして誤入力ではなかったんです。
このカメラ、レンズとセンサーの間に「マイクロレンズアレイ」と言う特殊なマイクロレンズの集合体が存在します。(;゜0゜)
このマイクロレンズ1つに、複数の画素が1グループとして対になっています。
この一対を、ひとつの目としてそれが、縦横に複数存在しています。
それぞれの目の位置によって、視差が生じるので、ステレオカメラのごとく立体的に像を捉えることができるのだそうです。(; ̄O ̄)
また、特殊マクロレンズの特徴として、光の入射角を記録できることから、その入射角で結像した光〜惚けた光、惚け具合を判別でき、ピント調整が可能となるとの事。。。。。
。。。。自分なりに解釈して噛み砕いたつもりですが、合っているかな?よーわからんですよね。(;´Д`A
とにかくすごい技術です。d(^_^o)
撮った写真は、カメラ本体でもピント調整が可能。
液晶モニター上のスライダーをなぞると、リアルにピントが動いていきます。
すごい不思議な感覚です。*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
また、PC上であれば、被写界深度(ピントが合っているように見える範囲)の調整も可能です。
で、肝心の価格はと言うと、21万〜24万円程度、((((;゚Д゚)))))))
仕様だけを見ると高級コンパクトデジタルカメラ並みだけど、価格は2倍以上。(−_−#)
で、二次元画像として出力表示すると400万画素という並以下の画素数。~_~;
今時、ピントをそんなに大きく外すカメラもなく、(u_u)
手前か、後ろかどっちにピントを合わせるか悩んだら、両方撮っておけば良いし、(-。-;
被写界深度だって迷えば、何枚か撮って於けば良いし、(ーー;)
......
これだけだと、ピンボケを救済するためだけに、そんな値段を払うのは馬鹿らしい!となってしまいます。。。。。\(゚д゚lll)
が、このカメラ、それだけではありません。
ライトロ イルムの、と言うか、ライトロ イルムの撮影データの最大の肝は、
ネットにアップしたデータを、閲覧者が特殊なソフトやアプリを使用することなく、画像のピント位置調整を体感できることです。(;゜0゜)
下記Webのヨドバシカメラさんのサンプルがわかりやすいと思います。
http://photo.yodobashi.com/gear/lytro/camera/lytro_illum/
画像の任意の箇所をクリックか、タッチしてみてください。
スルスルとピントが動いて行くのがわかると思います。
面白いでしょ!?(((o(*゚▽゚*)o)))
また仕組みの説明も有りますので、合わせて読んでみてください。
じゃ、これを購入したいかというと、今は見送りですね。σ(^_^;)
これだけ持ち上げておいて、なんじゃい!と言われそうですが、
だって、どう活用すれば良いのか思いつかないんですもん!(^人^)
なんかスゲーな!とか、おもしろそーだな!とか直感的に感じたんですが、
私の固い頭では、どー考えてもいいアイデアが思いつきません。
逆に、既存の撮影スタイルや写真の表現方法に熟知していない人の方が、
型に縛られることもなく、面白いアイデアが浮かぶかもしれません。
そう言う思いもあって、場違いなブログながら、この「ライトロ イルム」というカメラを紹介させていただきました。
どなたか、良い使い道を思いついたら、教えてちょーだいなo(^_-)O
Posted at 2015/02/27 02:04:31 | |
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