サクションパイプの磨き・塗装

インタークーラーを外してパイピングも外して見ると、だいぶ腐食していて見栄えが悪いので（あまり見えにくい場所ですが）、磨く事にしました。

まずは購入したばかりのランダムアクションサンダーで＃120ペーパーで削ってみましたが、アルミにメッキ（恐らくニッケルメッキ）がしてあり削るのが一苦労でした。

仕方ないのでホームセンターで良い物が無いかと探したところ、ステンレス用ペーパーサンダー＃80を使ってみました。
これが良い具合でメッキもサクサク削れてくれました。

ウレタンサンダー＃180で仕上げた後、手磨き＃240ペーパーで凹凸と傷を取って行きます。

パイピングはHKS製ですが、鋳込みのアルミパイピングでした。
鋳物はどうしても巣（気泡）が発生してしまう事がありますが、それにしても巣が多すぎでした。
恐らく中国辺りで安く作らせたものでしょうか？メッキ前のバフも甘く、良く見るとメッキ面も無数の研磨傷が残っていました。
メッキをしてあるので腐食しないはずですが、巣が多いのでメッキにピンホールが発生しそこから腐食したのでしょう。

手磨き＃240＞＃400＞＃600＞＃800で仕上げました。
写真はまだ＃400です。
アルミなのでサクサク削れて傷を取るのも楽です。

ペーパー磨きをした後、ラビングコンパウンドで磨きました。
もっと顔が映るぐらい磨くことも出来ますが、あまり見えない箇所のパーツなのでこのぐらいで妥協しました。

磨いた後はまたメッキを付けるか、アルマイト処理をするか、塗装するかで悩みましたが、メッキやアルマイトでも巣の状況からまた腐食するだろうと判断し、ウレタンクリアー塗装することにしました。
それに自分でやるからにはあまりお金を掛けたくありません。

手前のパイプは作ってもらったブローオフレス用パイプです。

ウレタンクリアーを吹きましたが、何故か白濁してしまいました．．．
雨の日に塗装したので湿気の為か、古めの缶スプレー（と言っても2～3年物？）の為か、アルミとの相性が悪かったのか分かりませんが、他の色で塗装した方が良かったですねぇ。
ピカピカに磨いた時間が無駄になっちゃいました。
でもガッツリ塗装したので腐食することは無いでしょう。