こんにちは!
運転席横、センターにどでかく構えているのがオーディオです。
・音楽をとにかく大音量で聴く
・音楽はソコソコでエンジン音も楽しむ
・音楽は一切聴かず純粋にエンジン音のみを楽しむ
色々な方々がいらっしゃると思います。
恐らく私は限りなく1番目に近い2番目なのですが、330iのエンジン音が大きすぎるが故にオーディオの音量も大きくせざるを得ないというのが実情です笑
そこで、今回は音楽の聴き方がどのように変わってきたのか、様々な方法を比較してみながら紹介していきたいと思います。
・CD全盛期(W124 300E, W210 E320, E46 330i(前期), E53 X5の頃)
E46までの3台にはカセットプレイヤーが、E53にはCDプレイヤーが装備されていました。
またメルセデスのW124とW210には12連奏CDオートチェンジャーが、BMWのE46とE53には6連奏CDオートチェンジャーが別途装備されていました。E46までは専らCDオートチェンジャーに頼りっきり、E53からはこまめにCDを入れ替えできるシングルCDプレイヤーをちょくちょく使っていました。E70になってからはCDオートチェンジャーをオプションで選ばなくなりましたが、シングルCDプレイヤーはもちろん装備されているので、F48になった今でも父はよく使っているスタンダードな聴き方です。
○
・音質の劣化がない
・取り込み等の作業が不要
・目的のアルバムが見つけやすい
×
・差し替えが面倒
・かさばる
・FMトランスミッター(E53 X5の頃)
2006年頃にiPodを初めて購入し、こちらの方法をしばらく使っていました。
送信機の値段によって変わってくるのかもしれないですが、やはり音質がどうしても不利になってしまう点、選曲をするのにどうしても小さい画面を見なくてはならないという面倒さからすぐにCD主流の聴き方に戻ってしまいました。
○
・導入が簡単、安価
・ラジオを聴ける車ならどの車でも対応できる
×
・音質がなかなか安定しない
・選曲がしにくいかも
・圧縮音源をCDに書き込む(E53 X5の頃)
2009年頃にE53へ初めてナビをつけてみようとなったとき、2DINのオールインワンのシステムを導入することによりiPodを直接繋げるのではと考えました。
私も当時このあたりの知識は全くなかったですし、導入にかかる費用も今に比べたらかなり高額。結局ポータブルナビになったので、いかにしてiTunesに保存した楽曲を聴こうか検討しました。
そこで思いついたのが、iTunesでCDに書き込む方法です。圧縮されたAAC音源なので、ざっと2,30曲ぐらい入ったと思います。
○
・CDプレイヤーのある車なら導入は容易
・圧縮音源も聴ける
×
・取り込み作業、書き込み作業が面倒
・差し替えが面倒
・かさばる
・圧縮音源が本格的に台頭してくる(E70 X5の頃から現在に至るまで)
2011年6月、E53 X5からE70 X5へ乗り換えました。
この頃にはBMWも全車種ナビが標準で装備されるようになっており、このE70にもCIC iDriveが装備されていました。
のちにE70でも標準装備化されたUSBオーディオインターフェイス(後述)も用意されていましたが、こちらは装備されていなかったのでMusicコレクションのみでした。
MusicコレクションはいわゆるHDDミュージックサーバーのようなもので、CD或いはUSBから内蔵のHDDに楽曲を保存の後にiDrive上で再生できるという機能です。CDからの取り込みだとWMA 128kbpsへと圧縮されてしまいますが、USBからの場合はファイルのフォーマットやビットレートが維持されたまま取り込まれるのでiTunes上ではStoreの楽曲と同じくAAC 256kbpsに設定してる私には後者の方が好都合でした。
しかし、最新のNBTやNBT evoの場合はどうなのかよくわかりませんが、CIC時代のMusicコレクションには少しクセがあり、例えば
①かきくけこ
②あいうえお
③たちつてと
④なにぬねの
⑤さしすせそ
という楽曲順に並んでいるアルバムは、五十音順に楽曲が並んでしまい、
あいうえお
かきくけこ
さしすせそ
たちつてと
なにぬねの
と再生されてしまうので、
01 かきくけこ
02 あいうえお
03 たちつてと
04 なにぬねの
05 さしすせそ
などといったように、楽曲のタイトルにの先頭にアルバム内での番号を振る必要がありました。これは私のE46の1DINデッキ(carrozzeria DEH-7100のMusicコレクション機能)も同様で、これが結構面倒なんですよね。まぁ、iTunesでエンコードした楽曲の場合はタイトルとは違うファイル名の先頭に予め番号が振られているのでタグ編集ソフトでコピーして貼り付ければいいのですが、なんせ楽曲数が多いもんでもの凄く時間のかかる作業でした。そしてCIC iDrive時代のUSB端子は非常に低速で、取り込みでもハンパなく時間がかかっていました。
F48 X1では後述のUSBオーディオインターフェイスが装備されていたので、現在はiTunes Storeで購入したハワイの楽曲のみ取り込んで使っています。
○
iDrive上で選曲できるので楽で安全
HDDのサイズの大きさだけたくさん楽曲が取り込める
×
どうしてもCDよりは音質が劣る
タグの編集が面倒
取り込みに時間がかかる
・デバイスを車載システムに繋いでみる(E70 X5の頃)
Musicコレクションは大変便利な機能なのですが、CIC iDrive時代のMusicコレクションには内蔵されているHDDのうちの8GB程度しか割り当てられず(現行のNBTやNBT evoの場合は20GB程度割り当てられているようです)、父の好みの曲を全て取り込んだ時点でほぼ一杯になってしまっていました。
そこで、私が運転するときはどうしていたかというと、手持ちのiPhoneやAndroidをAUXケーブルやBluetoothで繋いでいました。
ところが、AUXケーブルの場合だとアナログ出力になってしまうので音質が落ちますし(ケーブルの性能にもよると思いますが、普通のビクターあたりのケーブルでもノイズが入ってしまっていました)、Bluetoothの場合も理論上どうしても音質が落ちるので、あまり恒常的には使っていませんでした。
○
色々な機器に対応した形式で、導入が簡単
×
音質が落ちる
デバイスをいちいち接続するのに手間がかかる
イグニッションOFFにしても再生は継続されてしまう(AUXの場合)
・現在最も使っている方式(F48 X1/E46 330i(後期)より)
iDriveのMusicコレクション、carrozzeria DEH-7100のUSBダイレクト機能、私が今一番使っている機能です。USBメモリーを接続する場合もUSBケーブルでデバイスを接続する場合も総称した機能です。前者のUSBの場合は、いわゆるMusicコレクション機能から取り込み作業を省いたような感覚ですが、こちらの場合は楽曲順もしっかり認識してくれるのでMusicコレクションのような番号を振る作業までもが不要になりかなり楽になります。
ですが、個人的にはデバイスを有線USBケーブルで繋ぐ方法を推したいです。特にiPhoneの場合は尚更で、iTunesから同期しているプレイリストまでしっかり認識してくれるのでより好みに合った選曲が出来ます(←CMの謳い文句みたい笑)
ところが、いちいちスマホを抜いたり挿したりしていては面倒くさがりの私にとってこれさえ面倒。理想は、カギをかけて何もせずエンジンをかけ、勝手に音楽が流れてくれるのが理想です笑
USBメモリーだとこれが出来るのですが、正直なところまだちょっと煮詰めが甘い上に(違うアルバム名なのに同じアルバム内の楽曲として認識されてしまう)プレイリストを使うことが出来ないのでやはりデバイスを使うのが賢明です。
そこでオススメなのが、スマホではなく使わなくなったiPodを使う方法。この時代、音楽はスマホで聴く人も多いと思うので、昔使っていたiPodが余っている人も多いと思います。これを車内に据え置きしておけばいちいち抜き差しする必要もないですし、楽曲の同期もパソコンに繋ぐだけなので一番楽な方法だと思っています。
しかしながら、私が持っているiPod Shuffle 2ndは1GB、iPod nano 4thは8GBしかなく、iPod touch 4th 64GBは既に売却してしまい、父の使っていたiPod Video 30GBは電池の寿命でダメになってしまっていたので、中古の安いiPod Classic 120GBを落札。今年の2月ぐらいからiPodを据え置きする方式をずっと使っています。
○
同期、取り込み、再生まで全て楽
デバイスの場合、プレイリストが使える
音質が圧縮音源以上に劣化しない
×
デバイスの導入に少しコストがかかる
車内に置きっぱなしなのは安全面、温度面で少し心配?
イコライザの設定次第では音が歪んでしまう(オフにすればオッケー)
以上、自分なりにまとめてみましたが、改めて私のオススメは...
「iPodを車内に据え置きにしてUSBケーブルで接続する」
です!