異音との闘い・死闘編

前回のブログで触れた「ある事」とは、赤線で囲んだ部分に関係が有ります。このトリムは上面4個、前方側面2個のプッシュリベットと、後方からウェザーストリップに挟まれる様にして固定されているのが本来の姿です。

視線を落とした際に何気なくこの部分を見たところ、上側4個のリベットのロックが何故か解除されていて、特に一番左の赤で塗り潰した部分のリベットはただ乗っかってるだけで、軽くトリムが浮き上がった様な状態でした。そこに触れると確かに「カチッカチッ」と音が。

異音の原因は、走行中に路面の凹凸を拾った際に、トリムのガタつきとそれに呼応してグラグラのリベットが、トリムとハッチの間で上下に動いていたからかも？と推測。

元々ボディー後半から雑多な音が聴こえて来るので、それらにかき消されていただけで実は以前から鳴っていたのかも知れないです。実際に辛うじてリベットが効いていた右端とグラグラの左端を裏側から比べると、左端は埃を噛んで擦れた様な跡が顕著です。

リベットはドライバーの先等で押さないとロックが解除されない構造なので、こんな緩み方をするものなのか疑問ですが、それはさておき場所と言い音の感じと言い、ここが原因としか考えられず。であるならば、ここを外してしまえば音は鳴り様が無い筈で、試しにこの状態でいつもの道をいつもと同じ様に走ってみました。

ウチの近所は舗装がツギハギだらけなので、見当違いの見立てだったら速攻で鳴り始める筈ですが・・・結果細心の注意を払って耳を傾けてもウンともスンとも言わずビンゴ！でした。「音が小さくなった」とか「しない時も有る」ではなくて、音源そのものが消え去りました。まあ消え去っても素の状態で「ドゴーン」とか「ゴシャァァ」とか賑やかなんですけどね（笑）

外す際に壊してしまう事を想定して、新しいリベットを用意しておいたものの、予想に反して上手く外れたので再利用出来なくもない感じですが、爪に曲がり癖が付いているのが気になり、折角なので新しい物に付け替えます。

そのままトリムを付けてオシマイ！でも良かったんですが、外したトリムの裏側を見るうちに余計な事を閃きました（笑）