■チャリンコ時代
おそらく、30~33までスカイラインを乗り継ぐ様な父親の影響だろうが、気がついたら車が好きだった。車というか機械が好きだった。
週末両親はテニスに行くのがだ、一緒について行ってテニスもしないのに一日車の取扱説明書を読んだり、毎週洗車手伝わされたり。
もちろん、運転できるわけ無いけど運転席に座って気分だけでも楽しんでいた。
当時は自転車ばかり乗っていて、工具引っ張り出しては何かいじっていた。
跳んだり跳ねたり、ウイリーしたりジャックナイフしたり・・・
フロントフォーク?が折れたこともあった(笑)
メカドックが全巻そろったのはこの頃だろうか?
何度読んだか覚えてないほど読んだ。
■バイク時代
バイクの免許を取ってよい学校だったので、中免を取得。
すぐにSUZUKI BANDIT250を買う。なんとなく、レプリカよりネイキッド派でした。
お店からドキドキしながら走り出したのを今でも覚えてます。
バイトしてバイク乗っていぢってコケて直して・・・が全てだった時代。
もっぱら峠で膝スリ小僧でした。
でも、やっぱりレプリカは速くて悔しかった。
ツーリングより攻めるのが好きだった。
後半は毎週のように第三京浜に行ってチューニングされたリッターバイクをよだれ垂らして見てたっけ。その後大黒PAに行ったりして。
■180SX(埠頭ドリフト)時代
高3の時に車の免許を取る。
2週間で父親の32Mを中破。卒業式は車で行くってのが夢だったのに、車は修理中・・・(笑)
こっそりHKSの毒キノコをつけたりして怒られる。
この頃から横浜の埠頭でドリフトの練習を始める。もちろん32Mで。
当時は初級者・中級者・上級者って感じでコースが分かれてて、片側2車線の道でUターンから始める。
さすがに自分の車が欲しくなって色々探す。
ドリフトがしたかったので、候補は全てFR・ターボ車。
ランタボ・FC・Z31とか色々探したけど、結局は180SXに決定。何となくリトラが候補に挙がるのはメカドックのセリカXXの影響と思われる(笑)
フルノーマルの180SXで初めてサイドを引いたときは足の震えが止まらなかった(笑)
先輩からRS-Rのダウンサス+タナベのジムカーナ?を貰ったときはこんなに車の動きが違う物かと感動。
無理してレカロのSR2を買ったときも感動。
当時、埠頭ではそこそこのレベルだった(自称)
■180SX(峠ドリフト)時代
たまたま先輩に連れられて行った峠のドリフトでレベルの違い、楽しさに驚く。
そして、もちろん、ハマる。
やっぱり直角コーナー+直ドリより、峠の振り替えしが楽しい。
でも、今までほとんどぶつけなかったが(縁石に弱ヒットとかはあったけど)振り替えしでスピード乗りすぎて大クラッシュ。危うく廃車になるところだった。
もちろん懲りずに直して通う。
もっとパワーが欲しくてタービン交換。ちょうどパルサーGTI-Rのタービンを移植するのが流行ってて、地元のショップがキット出すのに試作車になって欲しいと言われ部品代のみであこがれのタービン交換。
でも、低回転でパワーが出なくて苦労する(笑)
タービン交換したらエンジン本体がもたず、タナ落ちブロー。
O/Hついでに、フルバランス取り、ポート研磨、フライホイール半分削り、F-CON等々でかなりパワーアップ。
トップスピードはそれなりに出るようになったけど、ボディーがぼろぼろで怖かった。今思えば死ぬほど怖かったけど、230キロ位しか出てなかった気がする(笑)
■180SX(峠グリップ)時代
スタンドのバイト仲間で結成?した「箱根の会」で毎週のように箱根に通う。
主にR1旧道を上って芦ノ湖を通過し、十国峠までのルート。
1カ所を行ったり来たりしないで、上って、だべって、下る。何となくFun to Driveって感じ(笑)
■R33TypeM(なんちゃって走り屋仕様)時代
爆音・ガチガチ足・激重クラッチにうんざりしてきた頃、父親が乗っていた33Mを下取りに出すと言うので貰う。
180SXは個人売で売ったのだが、最後の別れの時は涙が滲んだことを忘れない。
33MはATなので本気走りはしなかったなんちゃって仕様。
みっともないので車高落としてホイール換えてマフラー換えただけ。
車高もバネだけ換えただけじゃなかったかな。
箱根の会には行ってたけどね。そこそこ楽しかったけど、重い。
180SXでは死ぬほど怖かった200キロオーバーが全然怖くない。社格の違いに驚く。
ATでも雪道ではスタッドレス履いてドリドリ。
■R34GT-R時代
今思えば、なんで買ったんだろう?
そんなにGT-Rに昔からあこがれていたわけでも無い。もちろん、速い車には興味はあったけど、NSXとかGT-Rが欲しいとかは思ったことが無かった。そもそも自分が乗ると言うことに現実味が無かった(金銭的に?)
180SXは楽しかったし、33Mは楽ちんだったし、満足だった。
たまたま金銭的に買えそうなときにこの車が出た。正直言ってこれが34Rを買った理由だと思う。
でも、この車に出会ってサーキットにも行くようになったし、走りのステージ・次元が変わった。
車を超えて付き合える友達もたくさん出来た。
この車に乗って8年が過ぎた。走行距離も10万キロを超えている。(ほとんどは最初の3年だけど。)
最近はめっきり乗る機会も減ったけど最初の公言通り?10年は乗ろうと思う。他に乗りたい車もないし。
でも、いつかこの車と別れが来るとき、180SXみたいに涙が滲むのであろうか・・・
この記事は、
たとえばこんな昔話 について書いています。
Posted at 2007/09/10 02:34:25 | |
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