暖簾のないうどん屋さん

うどん好きな私なもんで、うどん屋さんの話です。

山梨県富士吉田市の名物、吉田のうどん。
かなり歯応えのある固めの麺に、醤油と味噌を合わせた汁に、茹でキャベツに馬肉というのがシンプルな基本、これ一番。
最近はお客さんの要望なのか麺がやわらかくなってきたな～とか、馬肉の高騰のせいもあるのか豚肉を使うお店もと、基本はあるものの、スタイルはお店それぞれ。

市内60軒ほどあるお店のうち今まで訪れたことがあるのはまだ10軒ほど…営業時間も昼の4時間程度と短い店が多いですし、何度も訪れてしまうお店もありますからね～。

うち奥が行ってる地元の美容室に、富士吉田出身の美容師くんがいて(うちでは吉田くんと呼ばれてます)、彼から時おりうちは地元情報を仕入れてるんですが、一昨日かな？髪切りに行ったうち奥が吉田くんに『白須うどん閉めたみたいですよ～』って言われたと。。。

で、調べなきゃと思っていたところ、地元お住まいの方のブログ記事にてご主人が先週亡くなられたのを知りました。
お店は8月末にて健康上の理由で閉店とのこと。

前々から行こう行こうと思いつつ、ようやく実現したのは今年の3月、ちょうど半年前でした。

看板も暖簾もない店先。


玄関というか土間を上がると、すぐ座敷の客席。
厨房は左手の廊下を挟んだところだったかな。


ご主人が自ら打った手打ちの麺。
シンプルながらとても美味しかった。

また行こうと思いつつ。。。。

その後アメとものTさんが相方さんとご一緒に私の記事を読んで?!出かけてくれたのもいい思い出。

で昨日の昼食は先日吉田で買ってきた、麺を茹でて(自分で打ちはしませんよ～)、
吉田のうどん。



細目ながら腰があってなかなか。

具は茹でキャベツのみとシンプルながら、今年の春に白須うどんさんに訪れた時、帰りしなに購入した白須さん特製の辛味噌を添えて。。。


夜、一番搾り山梨づくりでご主人のご冥福を祈って献杯。