2016年12月04日
最新ロータス試乗、そしてついに『380』が~!!!
先日、「エキシージV6」と「エヴォーラ400」を試乗したので報告します~♪
【エキシージV6】
ハッキリ言って、ヤバイ、超ヤバイ、こんなに影響されたのは超久しぶりである~!!!
なぜかって、6年前に試乗した570馬力の「フェラーリ・458」 や2年前に試乗した610馬力の「ランボルギーニ・ウラカン」 のギンギンなNAエンジンを搭載した第一級のスーパースポーツでさえも、心の底から湧き出るドキドキ&ワクワク感が出なかったからなのだ~!!!
もちろん、458もウラカンも凄く速いし、安定しているし、快適だし、だから素晴らしくない訳がない!のだが、どうしても昔感じたあのときめく『ドキドキ感やワクワク感』が感じられないのが、今のフェラーリやランボルギー二の実態なのである~;;
ところが最近のロータスは予想に反して?!素晴らしい程にワクワクさせてくれるのである~♪♪♪
では、何でフェラーリやランボで得られなくて、ロータスなら得られるのか?
何でそんなにのドキドキ&ワクワクするのか?!何がオレの予想をこれほどまでに覆しているのか?!
そこんところを出来るだけ詳しく報告します~^^♪
今回、オレが試乗した2台のロータスは、以下の2台である~!!
(それぞれ最新モデルに違いないが、直近発表された極最新のモデルではない。最近のロータスは新型が直ぐに出てくる!!)
① エキシージS V6_[Exige S V6]
サイズ:4,080x1,800x1,130 mm WB 2,370mm
エンジン:V6-3.5L+Supercharger
パワー:350ps/7,000rpm
トルク:40.8kgm/4,500rpm
車重:1,180kg
0-100km/h:4.0sec
最高速度:274km/h
② エヴォーラ400 [Evora400]
サイズ:4,390x1,850x1,240 mm WB 2,575mm
エンジン:V6-3.5L+Supercharger
パワー:406ps/7,000rpm
トルク:41.8kgm/3,000-7,000rpm
車重:1,395kg
0-100km/h:4.2sec
最高速度:300km/h
●そして、V6エキシージが発表されて以来、いつかは必ず試乗してやろうと思っていたことが、先日ついに実現したのである~^^♪
場所は、都内西方の比較的に静かな所にある正規ディーラーLCI『ロータス東京(太田区)』である~!!
で、先ず最初に試乗したのは、「エキシージV6」の方からである~!!!
乗り込みはエスプリで慣れているオレ、しかもエリーゼには何度か試乗しているし、ヨーロッパやエランの乗降も経験しているのだが、やっぱり実際の乗降性が悪いことを再認識させられた。
と、いうよりも…、そう、オレの身体の方がついて行ってないのかも…。
つまり、高く幅広のサイドシルに向かって尻を入れ、シートに落としたところで、足を入れる順序にしているのだが、最後の足先を入れるのに手の介助が要るのである~^^;;
で、そんなことよりも、肝心な試乗の感想の方を~!!
先ず、オレが運転する前に、走り易い道路まで出ることを兼ねて、数百メートルだけ営業が運転することになった。
乗り込んで走り出すと、勢いよく加速した~!!!
実際に体感加速はかなりのレベル(この時点で、オレのエスプリより断然速い!!)であるが、営業曰く『いまので、まだアクセルを舐めるように踏んだだけですよ~』と、
へ、あの凄い加速で『舐めるように少し踏んだだけ…』とは~??どういうこと~。。
あ、よく万人向け車雑誌の試乗レポートに出てくるように、凄く速い車なんだぞと大げさに言っているのでは~?!
そこでオレが思っていたのは「結構、踏み込んでいるに違いない! だって2名乗車であの加速をするには、舐めるように少しだけ踏んでいるだけでは到底ムリだろう~!!」と。
そして、直ぐにオレが運転することになり、さっきの言葉が“よくある試乗文句”であることを確認すべく、オレは“アクセルを舐めるように少しだけ踏み込んだ…”
その瞬間、ワーーーーーーープした~!!! (あれ、オレの方が大げさかも~^^;;;)
あれ、何じゃこりゃ~???
ホントに「舐めるように少しだけ踏み込んだ」だけなのに、なぜか超速い!!!~^^;;;
え~、マジマジマジマジマジ…!!!?
営業は全く大げさに言ってないじゃん!!、本当に舐めるだけでも速いじゃん~!!!!!
その瞬間ヤバイと思った~♪♪
しかもしかも、音がまた素晴らしいのである~♪♪
あれ~?!“このエンジン、トヨタのV6だよね~!!”こんなにイイ音してたっけ~???
そしてそして、シフトダウンでヒールトゥで吹かした時~!!!
ファン!!!とイッキに凄いレスポンス~!!!
ウソ~!!このエンジン”トヨタのV6“だよね~^^;;
こんなに吹けが良かったかな~???
その瞬間、さらにヤバイと思った~♪♪♪
そしてさらに素晴らしいのが、エスプリ以上のダイレクトハンドリングと超素晴らしい人馬一体感 、ある程度のスピードを乗せて走るれば、車が多い都内の道路で車線変更をする際にも感じる、手の入力に対するハンドル(舵)の呼応と車体の向きが変わることが全て精密にリンクしていて且つ速いということ~!!!
それに、それに、ある程度のスピードを乗せて走ると、低速でゴツゴツと伝わってきていた硬めのサスと車体が、スッとに変化して、程よいシャシーのしなり具合に絶妙なサスの動きが相成って、もう目からウロコ状態~^^!!!
これは、これは、超ヤバイでしょ~♪♪♪ ホントにヤバ過ぎるよ~!!!!!!
◆実際に試乗する前に、オレが勝手に思い込んでいたことを告白します~^^;
【思い込んでいたこと①】:350馬力で1.2t足らずの車重スペックなら、当然速いとは思うが、もしかしてそれほどではないのでは?!
⇒なぜなら、最近試乗したフェラーリやランボは約600馬力で超速かったが、その600馬力の感覚からすれば、350馬力のロータスはたぶんそれほどでもないだろうと。。
【思い込んでいたこと②】:エンジン音や排気音も、やっぱり大したことのない音質&音量だろうなぁ?!
⇒なぜなら、オレはエスプリのオーナーだし、以前にエリーゼなども試乗したことあるので、“ノーマルマフラー”のロータスの排気音や4気筒であるが故のエンジン音は、ハッキリ言ってショボイ音~;;V6エンジンも所詮トヨタのクラウンでしょう~^^;
つまり、上記のようなことが頭の片隅にあるオレとしては、試乗する前は思い込みが先行していたし、実際にも、いつもロータス(オーナー自身も)はそういうものだろうと思っていたのも事実だった。
なのに!!
今回初めてエキシージV6を試乗して解ったことは、「進化の凄さ」や「変わらぬ軽さへの拘り」、それと新しい新機軸である「排気音やエンジン音とレスポンス」への挑戦に対する獲得~!!!
全てが融合して最高に素晴らしいスポーツカーへ昇華していることに、本当に本当に感動したのである~^^♪♪
そして、オレが何度も「ヤバイ」と思ったその「ヤバさ」とは~?!
そう!!!要するに、心の底から「欲しい」 という純粋な要求が湧いて出たことにより、オレの心までも動かされてしまったことなのである~!!!
もっと凄い車、つまりフェラーリ・458(570馬力)やランボのウラカン(610馬力)も試乗して、その世界最高のパフォーマンスを体感した にも関わらず、ハッキリ言って感動できず(ワクワクせず&ときめかず、もちろん超速いけどね) 、だけど最新のロータスには、ワクワクしドキドキして完全に心がときめいた ことは自分自身でも驚嘆するほどの超越感なのであった~^^☆
あ、そうそう!!
【エヴォーラ400】の感想も述べねば…^^;
実は、エキシージV6を乗った後なのに、コイツに乗ったらまたもや驚きがあったので報告します~♪(たぶん、気になるヲタな方が居ると思いますので♪)
その前に、オレの【思い込んでいたこと③】:いくら400馬力(正確には406馬力)とはいえ、結局エンジンはV6エキと同じだし、V6エキの方が軽いし、やっぱりGTカーっぽいんだろうなぁ~^^;
そんな感じで期待半分もない冷めた気持ちで、エンジンを掛けてもらったら…!!!
え~~~~~!!!!!!!!
マジマジマジ、オ~イマジかよ~!!!!!!!
何なの、このアイドリングから凄い音~♪♪♪
これ、もうロータスじゃないよ~!!!
V6エンジンじゃないよ~!!!
そう!!、もうこれフェラーリ458の音だよ~!!!!!
目を瞑っていたら、フェラーリだと勘違いするよコレ!!!マジで!!
ウソだよコレ、だって、V6エキと同じエンジンなはず…;;
で、営業から一言、『今度のエヴォーラ400は、スーパーカーを目指して作ったものです』と…。。。
『確かに最初のエヴォーラはNAだったし、最近までのエヴォーラSでも、こんな凄い音はしてませんでした』
『でも、この400からはハッキリとスーパーカーを目指して完成させていますので、スーパーカーとして排気音は非常に大事なものなので、エキマニから全て作り変えてます』とのこと~^^!!!
またもや、ヤバイモードに突入していくオレは自分でも、何が何だか解らないくらい自分の予想が外れる(イイ方向に)のが信じられないのである~^^;;;
で、肝心の走りの方だが、これがまたもや素晴らしいのである~!!
いわゆる、車高が10cmほどエキシージV6より高い分、目線が普通のスポーツカーに戻った感じになるし、乗り降り自体が簡単に出来てしまうこは当然としても、豪華?で厚みのあるシート(あくまでもエキシージと比較して)に座ればまた快適そのものなのだが、
エヴォーラ400の乗り心地の良さの真骨頂は、そんな上辺だけのことではない~!!!
要するに車体の骨格であるロータス製アルミモノコックシャシーが、エリーゼ/エキシージのものとは違い、新に開発されたエヴォーラ専用のシャシーだからこそ味わえる更なる強さとしなやかさの最高の調和に由来するものであると思う~^^♪
なので、ハッキリ言ってエヴォーラ400 の場合、もうエリーゼ/エキシージとは全く違い、現代のポルシェやフェラーリに相当近いという車である~!!!
また、実はこの試乗車のエヴォーラ400は「AT」なのである~!!!
つまりレクサス(トヨタ)同様に、アイシン製のトルコンなのだが、これまたビックリで、
オレが知っているトルコンATとは全く違い、瞬時のシフトアップ&ダウンは勿論のこと全てがDCTとほぼ同じくらいのダイレクト性能で、言われなければ決してトルコンだとは思えない程、実に素晴らしい制御なのである~!!!!!
これを経験した上で言えば、なぜ?!トヨタがDCTに行かずトルコンで頑張っているのかが非常によく理解できたぞ~!!!
逆に熟成&熟成されたトルコンだからこそ、またトヨタ(アイシン)だからこそ、もう絶対に壊れないこのトルコンは、また一つの究極的なミッションであることに間違いないのである~!!!
エヴォーラ400の車格や性格であれば、「AT」を選択する方がむしろ最良 かもしれない~♪♪♪
【じゃあ、結論は?】
「結論」、そう!何の結論かと言えば、今回最新のロータス2台を試乗出来たことにより、オレ自身の中で、ある変化が生じたことを報告したいと思う~♪
要するに、幼少の頃からスーパーカーに憧れ、第一次スーパーカーブームである最盛期に小学生だったオレに衝撃を与えてくれたのは「カウンタック」や「365BB」であり、もちろん今までもスーパーカーの王者に輝く主役を心の中で追い駆けて、現実的にはもう少し身近な90年代までのフェラーリを目指しながら、ポルシェ(944S2、968、964)やロータス(エスプリSE延べ3台)を乗り継いできた訳だが、肝心のフェラーリまでは今のところ届かず、かと言って最近(今後)のフェラーリには興味が無く…、
逆に自分の中では熱が入り過ぎ 、妄想の中では“レーシングフェラーリ”(312T4、330P4、250LM)にまで行き着いてしまい、もう収拾がつかず…^^;;
つまり、最近ではフェラーリ狂も冷めてしまっている状況の中で、今後の目標たる車を見いだせない状況にあったのである~^^;
もちろん、現所有エスプリは手放せないので終着車なのだが…、
贅沢だが、エスプリばかり乗っていると色々と弊害?!が出てくる、やはり四半世紀を過ぎた車に違いなく、当然だが故障&修理や整備が多くなるのである~;;
やっぱり、自分にとっては大事な車であるし、あまり頻繁に乗るのではなく、今後は特別な時に乗るだけにして、2,000km/年以下に抑えて、コンディションを最良に維持するような動かし方にしたいと…。。
そうなると、もう一台趣味車が必要となってくるのだが、普通なら?!エスプリと同世代の趣味車が好みなのは間違いないのであるが、それはそれでまたメンテや安心して走らせることにナーバスになってしまい、本来の走りを楽しむことが置き去りになってまたストレスが溜まるという悪循環??になりかねない…^^;;
それはそれで仕方ないし、それも真の楽しみのうちということも解ってはいるのだが…。。
やっぱり、何の気兼ねなく(故障の心配なく)純粋に走りを楽しみたい となると、次の車の方向性は異なってくるのである~!!
ただし、何でもイイなら国産スポーツの適度な車でイイのであるが、やっぱりそれでは満足できず、エスプリを引っ張り出してまた多く乗ってしまうことになりかねない(本末転倒)
そんな混沌した心の中で、今回一つの光が差し込んだのだ~!!!
そう、つまり、今回の最新ロータスの試乗で、オレの理想とする趣味車展開が見えてきたのである~^^♪♪
で、結論から言えば、今後のオレの趣味車展開は…↓↓↓となる~♪
① エスプリ(現所有車)
② エキシージV6(増車)
だが、一つ悔しいというか、エキシージV6に「無く」て、エヴォーラ400に「有る」ものがある~!!!
それは、非常にイイ音のエキシージV6よりも、更に更に突き抜けるかのような勇ましく甲高い排気音(まるでフェラーリ458)がエヴォーラ400には付いているのである~!!!!
単独で聞けば、エキシージV6の排気音も素晴らしいのだが、エヴォーラ400の排気音を聞いてしまうと、若干だが、聞き劣りするのは明らかなところ…(エヴォーラSまでは良くないが、エヴォーラ400のは凄いイイ音)
しかも、同じエンジンなのに、マネージメントの違いから50馬力もの差 があるのも事実なのである~!!!
そうなると、本当の理想は異なる…
オレの勝手な理想を言えば、↓↓↓になる~^^
現エキシージV6に対し、『エキマニ~マフラーの排気系を全てをエヴォーラ400のものに換え、更にマネージメントもエヴォーラ400のもの換える』と、オレの理想とするエキシージV6が出来上がるのである~^^
題して、【エキシージ 400】の完成である~^^♪♪
これなら、本当に思い切り走れて且つ最高に楽しめるオレの理想の趣味車ということになる~!!!!!
そして、もうご存知の方も多いと思うので、紹介してしまうが、今回の試乗をしてから数日後に、何と!!神様がオレの為に?!用意してくれたサプライズ~!!!
何と何と!!!、ロータスがエキシージV6の新型を発表したのである~^^
それが、『エキシージスポーツ380』 なのである~!!!!!
エキシージスポーツ380_[Exige Sports 380]
パワー:380ps (通常モデル350ps)
車重:1,066kg (通常モデル1,180kg)
つまり、『+30馬力 & -114kg軽量』となった凄いモデル~!!!
排気系もフルチタン になったようなので、もしかしたら排気音もエヴォーラ400と同じ音色の音質音量になっているかもしれない~^^♪♪
もう、何も文句の付けようがない最高のモデルに間違いない~!!!!
ロータスが公言した「スーパーカーキラー」 それは絶対的な速さをロータスが自信を持って保証し世に送り出している証拠である~^^!!!
あ~!!!!!もう、ガマン出来ない くらい欲しい~!!!!!
あ、いまの今は、先立つもの が………………、無いなぁ~^^;;
でもでも、いつか必ず~♪
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試乗記 | 日記
Posted at
2016/12/04 21:55:31
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