ひろ@黒王号のブログ一覧

2015年4月30日で、黒王号が納車されてからまる1年となります。ってな訳で、この1年間で黒王号に変更を加えた点（ってか、もうレストアの域かもです・・・）を時系列でまとめるべく、フォトアルバムを作成してみました。写真を時系列で追っていくと、現在の黒王号のほぼ完成形にどんどん近付いていく様子が分かるようになりました。

結局、1年間で7000kmの走行距離でした。この感じでいくと、あと10年乗ってもまだ15万kmなので、機関も良好だし、まだまだ大切に乗り続けたいと思います。

フォトアルバムに早速いいね！をつけていただき、本当にありがとうございます。フォトアルバムの方が反響が大きいのでしょうか？！

今日、散髪とオートバックス高槻北店に出掛けようと、黒王号の駐車場から右折して幹線道路に出ようとしていた時、1台のイエローのZ33ロードスターが接近してくるのが見えたのです。しかも、オープン状態で！！

「こういう天気の良い日に、オープンのZ33ロードスターで颯爽と走ろうっていう粋なドライバーって、どんな人なんだろう？？？」

って、何だか無性に興味が湧いたので、目の前を通過するのを確認していたら、なんと一瞬、

「内田裕也？？？」」

って思ったくらいの、長髪の白髪でサングラス姿のおじいちゃんでした（汗）。

「えーっ？？？」

って、正直ちょっと驚いたので、すぐさま右折してZ33ロードスターの後ろにつけて、このドライバーが一体全体どんな走り方をするのかって興味が湧いたので、およそ1時間くらいずっと、後ろにつけて走りを観察させていただきました。高齢の方っていうのが理由かどうかは分からないんですけど、何ていうかうまく表現できないんですが、Z33ロードスターをまるでファミリーカーのように運転されるのです！！信号待ちからの発進も非常にゆっくり！！60km/h制限の道路もきっちり60km/ｈで走行されます。もちろん信号も黄色できちんと停車されます。

「全然Z33の本来のポテンシャルが発揮されてないじゃん！！」

って思ったんですけど、そもそもZ33やZ34の対象ターゲットが50代・60代っていうのが通説である限り、結局Z33やZ34っていうのはこういう走りをされながら、Zに乗っているというある意味ノスタルジックな想いに駆られる方々が運転されてるんだなぁって、何か単純にそう思えた出来事でした。こういう方々が、あえてZ32の爆発的な加速力を敬遠されるのも当然なのかなぁって、素直にそう思えたのか実感です。

あともう一つ高齢者の運転について、今日あやうく事故りそうになった出来事を一つ。

オートバックス高槻北店に向かう道すがら、171号線の片側2車線の左側を走行中、右車線前方に高齢者マークを付けたプリウスαが走行していたのです。すると、プリウスαの前方に1台の自動車もない状態で、突然ウインカーの表示もなく僕の黒王号の前に車線変更してきました。

「あー、ガチでヤバい！！」

って咄嗟に判断して黒王号をフルブレーキング！！DZ102とエンドレスのブレーキシステムのおかげで急停止できましたが、万が一女性のドライバーやドラックやったら、確実に追突していたと思える間一髪の状況でした。おそらくサイドミラーに映る後続車を確認しないまま、車線変更してたとしか考えられないと素直に思いました。

若者の自動車離れが叫ばれる昨今、街中でこういう高齢者の運転する自動車に遭遇する機会はかなり増えるんじゃないかなぁって思ったりしています。高齢者マークを付けた自動車が身近にあるときには、ガチで注意しようって、なんか心の底からそう思える1日でした。

年齢を問わず、安全運転には配慮していただきたいです。

1年越しの願いがようやく叶いました。去年の4月30日の納車以降、約1年間に渡って我慢して履き続けてきたエコタイヤ

YOKOHAMA　Earth 1（残り溝　5mm）

から、本日オートバックス高槻北店にて、

DUNLOP　DIREZZA　DZ102

に交換しました。交換しようと思ったきっかけは、今オートバックスで開催されているタイヤのキャンペーンで、18インチのタイヤだと16000円分の現金値引きをしてもらえるってこともあるんですけど、4月に入ってから、雨の日の発進の際に90%以上の割合で、リアタイヤがホイルスピンするようになったってことが1つの理由。あと、東天満の交差点で、左折しながら加速して新御堂筋に乗ろうとした際、予期せぬドリフト状態になってしまい、対向車線にはみ出して、あと5秒あとだったら、トラックがもう少しで運転席側に突っ込んできていたかもという恐怖の体験をしたのがもう1つの理由です。んでもって、こりゃあガチで替えなきゃヤバいじゃんと思い、今日の交換の日を迎えた訳です。

13時から交換作業に入り、13時40分に作業完了。

14時から雨の中、2時間30分ばかりインプレッションのために中央環状線と新御堂筋を走行してきました。

まだ皮がむけてない状態なので、真価は計りかねるんですけど、YOKOHAMA　Earth 1から交換する前と比較すると・・・

〇アイドリング状態で停止している際の、車体の微細な振動がなくなった。
〇強めにアクセルを踏んで、0 - 100km/hまで一気に加速する際も、車体やハンドルのバタバタ暴れる感覚が全くなくなった。ハンドルを強く握り締める必要もなし。
〇走行中、まるで道路の傷探し機のごとく、ゴンゴン突き上げてくるような振動もなくなった。
〇直進での走行安定性が本当に素晴らしい。ハンドルのバタつきが完全になくなった。
〇120km/ｈ程度で高速コーナーを旋回する際、ズルッとというかグニってするような横滑りみたいな感覚が全くなくなった。そのため、センターラインを意識してコーナーを曲がる際に、途中でハンドルを小刻みに修正する必要はなく、ステアリングの舵角通りのコーナリングを見せてくれる。
〇グリップ力が上がったからか、以前と比較するとかなりオーバーステアな感じ。1年間で慣れていた感覚でステアリングを切ると、思っているよりも速くて鋭いコーナリングをする。
〇転がり抵抗が大きくなったのか、以前だと80km/hで走行中にアクセルから足を離すと、結構な距離を惰性で走ってたんですけど、そういう惰性での走行距離が格段に短くなった。
〇上と同じ理由なのか、エンジンブレーキでの減速が強烈。
〇今日はウェット路面でしたが、ブレーキでの減速はかなり強力。ブレーキを目いっぱい踏み込むと、前につんのめるような感じで一気に止まってくれる。

とまあこんな感じです。黒王号に乗るようになってから、やっぱスポーツカーって暴れ馬のごとく、バタバタ暴れる自動車を抑えつけなくちゃいけないんだって思ってたんですけど、今日それが間違いだったってことに気付かされました。どこかのブログに、

「スポーツカーにはそれ相応のきちんとしたタイヤを履かせない限り、その真の力を把握することはできない！」

って書いてあったんですけど、あーなるほどなぁって今日は本当にそう思いました。Z32は本当に素晴らしい自動車だとは思ってましたけど、今日以降からタイヤの皮がきちんと向けてきた頃に、あー本当に本当に素晴らしい自動車だとさらに実感できるんだろうなって、なんかそういう風に思ったりもしています。今日でようやく87000kmを超えました。22年で87000kmって、走行距離としてはかなり少ない方じゃないかなぁって思っています。機関も良好なので、まだまだ大事に乗り続けたいと思います。

（追記）
翌日の深夜に、ドライコンディションで走行した際の感想は下記通りです。

〇とにかく加速がスムーズ。Earth 1の時は、かなりエンジンの回転数を上げながら（6000rpm程度）、シフトアップして加速していくって感じだったのですが、DZ102に履き替えてからは、なんていうかうまく表現できないんですけど、そんなにエンジンを回さなくってもスーッと加速していって、気が付けば120km/h以上のスピードが出てるって感じです。直感的に、無駄にエネルギーを消費せずに爆発的な加速をしてくれるって感じですね。大人なスポーツカーになったなぁってのが印象として強いです。
〇ハンドルのバタつきがなくなったので、コーナーの立ち上がりで瞬時にトラクションを決めることができます。あっという間にハンドルが直線方向でピタリと止まります。ランエボとかR34のGT-Rを追っかけてる時、立ち上がりでトラクションが定まらないために、そこで一気に離されるってのが常だったんですけど、今はそれが本当になくなったのが嬉しいです。
〇ロードノイズが本当に静かです。後方から聞こえてくるFUJITSUBO　レガリスRのサウンドが、ダイレクトにコックピットに伝わってくるのがとても印象的です。

ドライコンディションではまだ30km位しか走ってないので、今のところこんな感じです。また気が付いた点を感じたら、ブログに随時アップいたします。