「お疲れ様でした」
男は同僚のクルマの助手席に座る社長に挨拶をする
そう 今日は社長との「呑みにケーション」(フル だったのだ
「ふぅ~」 男は深く息を吐き、愛車に乗り込む
「さて いくか」 ステリングをぽんとたたき、シフトレバーを「D」にいれる
男の愛車はするすると動き出した
しばらくして 男の愛車は某・JRの駅前に差し掛かる
駅前の「UFO」のオブジェがあやしい光を放っていた・・・
男は右にウィンカーを出したが、愛車は直進した
そう駅前の本線道路は直角に近い左カーブを描いている
直進ではあるが、男の愛車は右折になるのだ
男は愛車を駐車スペースに停め、歩き出す
ここ最近は夜も気温も低めであり、歩くのが気持ちいい
歩き出して1分もしないうちに 男の前には
とあるラーメン屋さんの看板が
「こだわりの塩ラーメン」 『あご汐』の文字にこころが惹かれる男
そう ここは
JR羽咋駅前にある
「麺’s じむり」さん
塩ラーメン 『あご汐』
透き通ったスープがいい感じ
まずスープをすするとあごダシの優しい香りが鼻腔を抜けていく
塩も地元・輪島産のお塩を使っているとのこと
麺も細麺だが、しっかりとした触感もあり、少し甘い香りがなんともおいしい
スープとのマッチングも絶妙である
チャーシューはとろとろではないが、厚みがありしかも炙ってあるので香ばしくておいしい
味は濃い目である
能登でアゴ出汁のラーメンはたぶんこのお店だけだろう
男は羽咋でこれだけのラーメンが食べられるとは思っていなかった・・・
実はこの男、例の単気筒4ヴァルブエンジン・エンスト寸前事件以来、ラーメンから
ほんの少し 距離を置いていた
まったく食べない訳ではないが、以前の様に「朝・昼・晩・晩」ラーメンという訳にはいかない
ただ、あごダシのラーメンはほんとうに ここ数年食べていなかった
男はとてもおいしいラーメンに感動していた
実は このお店 去年の6月は「麺屋まる」というお店で、醤油と豚骨のラーメンであった。
そのラーメンは男の「口」といおうか「趣向」とおうか とにかくあわなかった
いままでいろいろ食べてきた中でも、飛騨高山や高崎で行列ができるお店で食べた味がどうも・・
決してまずい訳ではない
当然そのお店お店でこだわって作っているだろうし、それそれのお店は行列ができていたのに である。
「麺’sじむり」さんのマスターは「麺屋まる」のときからマスターとしてお店を切り盛りされていたそうだ。
そこから独立して、オリジナルのラーメンで再出発されたとのこと。
すごいことである
麺屋まるさんは高山系の牛骨をベースにした醤油だったらしい・・・
男の口にはあわなかった訳がようやく分かった
どうも男には「牛骨」スープはあわないようだ
男はお店に入ってすぐに「みんカラ」ユーザーであることを伝えた
男のみん友さんのブログにUPされていたことがあるからだ
いろいろとラーメンのお話をさせていただいたが、男のみんカラでのHN伝えるの忘れた
/(^o^)\ナンテコッタイ
次はしっかり伝えよう 男はそう心に誓った
男は満足感を漂わせ、愛車を走らせていた
つづく
Posted at 2017/08/31 01:16:21 | |
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