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2016年10月17日 イイね!

今年も代官山HERITAGE Auto Garden

今年も代官山HERITAGE Auto Garden











今年も代官山T-SITEで「HERITAGE Auto Garden」が開催されていたので、SBK167さん・t808さんと覗いてまいりました。



「行ってきました!」と言う割に、マトモに撮ったのはわずかに数枚。ま、HERITAGEって名乗る割に、ヘリテージ感の希薄な車種ばかりだから仕方ない(笑)



ランボルギーニの何か(車名忘れた)は、給油リッドまで六角形モチーフで徹底されていてオシャレ。



コレツィオーネ商品車のアルファロメオSZも特別展示。ナンバープレート向かって右側ににみピンホールが空いてましたが、海外仕様車のナンバープレート取付穴かな?

ちなみにもう売れたっぽい。
相変わらずSZは回転早いな〜。



最近話題のアバルト・スパイダー。

MiTo乗りのSBK167さん曰く、「エンジンはMiTo QVと同じ1.4L MultiairTB。MiToQVの170HPに対して、スパイダーは180HP。車重は200kgくらい軽量化されてるから、俺が乗ると特に楽しく感じるハズ!」と。

ナルホドなぁ。
原型のマツダ・ロードスターとの比較でばかり話されるけど、同系統エンジンからの切り口も面白いですよね。

うん、早く買いましょう(笑)<SBK167さん



帰りしなリンドバーグでお買い物。
アウトデルタ本。
NADAなのでイタリア語文献。
せめて英訳本が出ないものか……
2016年10月16日 イイね!

ツインスパークエンジンって???(後編)

ツインスパークエンジンって???(後編)














アルファロメオの「ツインスパークエンジン」を大まかに振り返るこのシリーズ記事、前編中編とお付き合い頂いておりますが、今回はようやっと後編であります。ノンビリペースでお恥ずかしい限りです。


1954年に誕生したアルファツインカムエンジンは、フィアット買収の翌1987年に近代化改修(8バルブツインプラグ化)を実施。

アルファロメオの車種ラインナップにおいて、上位モデルはV型6気筒、中位モデルは8バルブツインプラグヘッドの直列4気筒、下位モデルはスッド系の水平対向4気筒と住み分けがなされます。

と、大雑把な書き方をしていますが、実際のところ各エンジンモデルごとに細かい仕様の違い・省略などもあるようで、その辺りはGGVKさんのサイトをご覧頂くことを強くオススメ致します。


さて、始まりがあれば終わりがある。
戦後アルファロメオ社のほぼ全ての車種(ノルド系だけですが)に搭載されたアルファツインカムエンジンは、1995年に行われた155フェイスリフトを以ってまずは2,000ccモデルが退役。翌年1996年には1,800ccモデルも生産終了となり、42年間に渡った現役生活を終えます。この年数は、大メーカー トヨタを支えたA型エンジンの34年間を上回るロングライフであり、おそらく量産エンジンとして屈指の長寿命を誇ることかと思います。


量産メーカーの屋台骨を担うミドルレンジの直列4気筒エンジンをこのまま空けておくハズはありません。この跡を継いだのは、親会社フィアット製の最新鋭エンジン「The Fiat Pratola Serra modular engines」でした。

この鋳鉄ブロックに、アルファロメオ独自の16バルブツインスパークヘッドが組み合わされました。

つまり、155後期・GTV/Spider以降に搭載された「16バルブのツインスパークエンジン」とは、正しく表現するならば「アルファロメオ製16バルブツインプラグヘッドを載せた、フィアット製Pratola Serra modular engine」と言う訳です。


ここで関連するエンジンのブロック/ヘッドを時系列で整理し直すと下記の通り。


[A期]1954年〜1986年
 通称:   アルファツインカムエンジン
 ブロック: アルファ製アルミ合金ブロック
 ヘッド:  アルファ製アルミ合金

[B期]1987年〜1995年
 通称:   ツインスパークエンジン(8V)
 ブロック: アルファ製アルミ合金ブロック
 ヘッド:  アルファ製アルミ合金 8バルブツインプラグ

[C期]1995年〜2010年
 通称:   ツインスパークエンジン(16V)
 ブロック: フィアット製Pratola Serra modular engineブロック
 ヘッド:  アルファ製アルミ合金 16バルブツインプラグ


A期〜B期はアルファツインカムエンジンとその近代化改修ver、C期はフィアット製エンジンのアルファロメオローカライズver。これを指して「16Vのツインスパーク(C期)はアルファ純血に非ず」と揶揄する声が当時から有りましたが、これは流石に忘恩の誹りを受けても仕方ない言い掛かりでありましょう。

経営破綻しつつあったアルファロメオを、1986年に17.5億ドルの資金投下で買収して再生させたのは紛れもなくフィアットの力であり、あのままフォードに組み込まれていたら今とは全く違ったブランドになっていたハズです(まぁ、結局またグダグダになっちゃってますが……)。






さてさて、「夏休みの宿題」レベルの拙いブログ記事をお届けしてまいりました。ここまでお付き合いを頂きありがとうございました。RB26DETTとか13B-REWのようにエンジン型式が明示的であれば非常に理解しやすいのですが、アルファロメオはどうもそうした切り口で語られる事が少なく、搭載車種・搭載グレードで語らざるを得ない点が色々とストレスに感じますね。この辺り、GGVKさんのサイトではかなり細かく紹介されていまして、どんな資料で把握されてらっしゃるのか興味をそそられます。


なお、前編で言い訳的に前置きしておりますが、しょせんはWikipedia英語版の情報をベースで書いておりますので、情報の正確さについては100%の信頼がおけるものではないこと、改めて申し添えておきます。

とは言え、あれやこれやと調べるのは非常に楽しいものでして、16バルブのツインスパークに使われたエンジンブロックに一つの疑問が持ち上がりました。これは日を改めて記事にできればと考えております。
Posted at 2016/10/16 20:57:34 | コメント(1) | トラックバック(0) | アルファロメオ | クルマ

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