今日はスカッと晴れたらサイクリングに行こうかと思って早起きすると、
ドンより曇り空でした。
桜の撮影以降、デジイチは夜の活動にしか使っていなかったし、バイクも
長距離乗っていなかったので、予定を変更してLEADで撮影行に出かけました。
本来なら、4月20日前後に、例の夕暮れの棚田の写真を撮りに来たかった
のですが、私の都合と天気が良い時が合わずに、5月になってしまいました。
この時期には、海が近い棚田では田植えが終わっているので、あの夕日を
反射する水を張った田んぼが今ひとつになります。
夕日の棚田は諦めて、朝の棚田と、まだ行ったことのなかった場所を入れ、
GWの渋滞を避けるようなコースを設定して7時過ぎにスタートしました。
バイクで風をきるのが気持ち良い季節で、車が少ない道を快調に飛ばして、
最初の目的地に8時半に到着。
唐津市北波多町志気という場所で、1月に鏡山の帰りに近くを通っています。
今回は国道の東にある大シャクナゲがお目当です。
現地に着くと誰もおらず、場所を間違えたかと思いましたが、よく見るとほとんどの花が散っていました。
少しだけ残った花を、望遠ズームで撮ります。
帰宅して調べると4月20日前後が見頃だそうです。先週土曜のサイクリングのときに、星野村では見頃だったので
よく調べずに来てしまいました。ツツジは満開だったので、そちらを。
さて、気を取り直して、次の目的地へ移動します。
北上して、肥前町の棚田を目指します。その前に、いろは島展望台によってパノラマを。
曇っているのが、ちと残念ですが、この向かいにある福島(長崎県)にも、後で行きます。
この少し北にある「瓜ヶ坂の棚田」に行きます。駐車場はないので、路肩の広いところにバイクを止めて。
この辺りには海に面した棚田が多く、ここは規模は小さい方で、中ほどに民家があるのが特徴的です。
下の写真の奥の方の海が、上のいろは島展望台の正面になります。
次の目的地は、南下していろは島展望所を過ぎたところにある同じ肥前町の「大浦の棚田」です。
こちらのブログでも何度か登場した大規模な棚田で、サイクリングでもよく訪れます。今回は田植え直後でした。
引いた構図です。
棚田が2つ続いた後は、今回初となる「切木(きりご)のボタン」を見に行きます。この近くは、自転車やバイクでよく通って
いますが、国道から少し入ったところにある民家の庭先に立派なボタンが咲いているというので、ナビに場所をセットして
来ました。
残念ながら、こちらも見頃は終わっていて、残り少ない大柄なボタンの花を撮ります。
400年の歴史があるそうで、看板の解説を読むと秀吉がらみのストーリーが書いてありました。
ご関心のある方は、ネットで調べてみてください。
次に向かったのは、いろは島展望台から海を挟んで向かい側にあった福島です。
この島には、夕暮れ時の風景が有名な「土谷(どや)の棚田」があります。国道204号を少し南下して橋を渡って島に上陸。
棚田の南端からの眺望です。今の時期、ちょうどこの奥の海に夕日が沈みます。
三年前の画像ですが、こんな感じです。
その棚田の脇に咲くアザミ。
そこから少し北に移動すると、展望所があり、別角度から棚田がみられます。
その駐車場の横では、はやくもアジサイが。
棚田だけだと物足りないので、この島の高いところにある大山展望所に寄ります。
その展望台から東を見ると、海越しに先ほど行ってきた瓜ヶ坂が見えます。ちょっと霞んでいますが。
同じように、大浦も。
福島は長崎県ですが、島に架かる橋を渡った所は佐賀県伊万里市です。南下して伊万里市内に向かい、市街地に入る
手前で伊万里湾大橋を渡って西側の山を登ります。最後の目的地は、この山の中にある「竹の古場公園」です。
ツツジで有名で、一度来てみたかったところです。いつでも行けると思っていて、なかなか行く機会がありませんでした。
駐車場にバイクを停めて、公園に入って見上げると、斜面がツツジで覆われています。
ツツジの写真を撮りながら斜面を登っていきます。
登りつめると芝生の広場があって、そこを抜けたところに展望所があります。
ここからは伊万里湾が一望できます。
帰りは別の道を通って、ツツジの斜面を上から撮ってみます。
この写真を最後に帰路につきました。
帰りの道は有田に往来する車が通る国道を避けて、13時過ぎには帰宅しました。
久しぶりに写真三昧のバイクツーリングでした。