ケーブルテレビで古い映画をやっていたので見ました。
タイトルは「深く静かに潜航せよ」1958年製作のアメリカ映画です。
タイトル通り、潜水艦が出てくる戦争映画です。
出演は「風と共に去りぬ」のクラーク・ゲーブルとバート・ランカスター。
簡単にストーリーを説明すると、日本軍駆逐艦に自分の潜水艦を撃沈されたクラーク・ゲーブル艦長は新しい潜水艦「ナーカ号」の艦長になり、バート・ランカスター副長をはじめとする乗組員とぶつかりあいながらも、駆逐艦「秋風」に復習を誓う。
という話でした。
潜水艦映画の古典で、名作と言われているので一度見たかった作品です。
古い作品なので、しょぼい部分もありますが、逆に本物の潜水艦が出てきたり1958年ならではのスゴい部分もあります。
上の港に入港するシーンや、この潜航するシーンなんか、明らかに本物なんですが記録映像なんでしょうかね?
逆に日本軍駆逐艦が出てくるシーンなんかは、完全に模型です(笑)
ちょっと話がずれますが、自分は潜水艦映画が大好きです。
「潜水艦映画にはずれなし」ってことわざ?があるんですが、まあほぼ当たってると思います。
潜水艦って海に潜ってしまうと、外に出られず、外が見えず、酸素が減って、電池も減って、深く潜りすぎると水圧で潰れてしまう。
というサスペンス映画の舞台としては、これ以上無い舞台装置です。
これでハラハラドキドキさせられないなら、よっぽど作り手が下手ですよね(笑)
で、この映画なんですが、1958年ですでに艦長と副長の対立、急速潜航から爆雷攻撃に水中で耐える描写、水深限度を超えて圧壊の恐怖、油や衣服などをばらまいて沈没に見せかける作戦など、現在の映画でもよく出てくる潜水艦映画の基本は全て押さえられてるのに驚きました。
まあ、でも自分の中で潜水艦映画No.1は「Uボート」ですけどね。
これよりリアルな潜水艦映画は未だに見たことないです。
ただしディレクターズカット版で3時間半以上あるので、人には勧めませんけどね(笑)
Posted at 2017/04/23 01:42:42 | |
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